JP2534309Y2 - 小型電動車 - Google Patents

小型電動車

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JP2534309Y2
JP2534309Y2 JP2487792U JP2487792U JP2534309Y2 JP 2534309 Y2 JP2534309 Y2 JP 2534309Y2 JP 2487792 U JP2487792 U JP 2487792U JP 2487792 U JP2487792 U JP 2487792U JP 2534309 Y2 JP2534309 Y2 JP 2534309Y2
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JP
Japan
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vehicle body
small electric
battery
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battery holding
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JP2487792U
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次郎 倉本
将弘 市原
昭男 江間
八郎 安井
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、前部車体と後部車体と
を分離及び連結可能に構成した小型電動車に関する。
【0002】
【従来の技術】小型電動車にあっては、これを自動車等
に搭載して持ち運びし易くするために、車体をその車体
フレームのほぼ中間部で分離できるようにして、前輪を
備えた前部車体と後輪を備えた後部車体とに2分割可能
に構成したものが従来より周知であり、分割したものを
自動車等に搭載する際には、重量物でありかつ電解液が
漏出しないようにするためにバッテリーを車体から取り
外していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものにあっては、分割した後の前部車体や後部
車体は、前車輪や後車輪で地面と接触しているだけであ
って不安定なものとなっており、分割した後で手で支え
ていないと車体が倒れてしまい扱いにくいとともに、倒
れることで連結箇所が地面と接触して土等がその連結箇
所に付着し易く、その付着した土等が再連結の阻害をす
る虞れがあるので、付着した土等を除去したりしなけれ
ばならず煩わしいものであった。本考案は、上記実情に
鑑みてなされたものであって、車体に備えた部品を、分
割した状態の車体が倒れないよう支持する部材に兼用で
きるようにした小型電動車の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案にかかる小型電動
車は、上記目的を達成するために、前部車体と後部車体
とを分離及び連結可能に構成した小型電動車であって、
前記前部車体又は後部車体に搭載したバッテリーを固定
保持可能なバッテリー押さえ部材を取り付け並びに取り
外し自在に設けるとともに、前記バッテリー押さえ部材
に、このバッテリー押さえ部材を地面に立てた状態で前
記前部車体又は後部車体を受け止め支持可能な受け止め
部を備えてあることを特徴構成とする。かかる特徴構成
による作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、バッテリー押さえ部材に設けた受け止め
部によって、前部車体又は後部車体を受け止め支持でき
るので、車体を前部車体と後部車体とに分割する際に先
ずバッテリーを車体から取り外して、バッテリー押さえ
部材を前部車体又は後部車体の支持に用いれば、分割さ
れた後の前部車体又は後部車体を人手により保持しなく
ても倒れないようにできる。
【0006】
【考案の効果】従って、バッテリー押さえ部材を分割さ
れた後の前部車体又は後部車体を支持する部材に兼用で
きるので、前部車体又は後部車体を人手により倒れない
よう保持する煩わしい作業が解消できて、作業能率の向
上を図ることができるとともに、その支持部材を専用の
部品でまかなうなくても良く、経済的なものともなるに
至った。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図2に、高齢者や障害者等の歩行困難者用のスク
ータ形式の小型電動車を示している。この小型電動車
は、操縦ハンドル1で操向操作される1つの前輪2と、
電動モータ3で駆動される左右一対の後輪4,4とを車
体フレーム5に支持させているとともに、後輪4,4の
上方に、座席6、バッテリー7,7及び電動モータ駆動
用の制御装置8を搭載して構成している。
【0008】図2及び図3に示すように、座席6は、車
体フレーム5に立設された座席支持用支柱9に取り付け
られるとともに、この座席支持用支柱9を間に位置させ
た状態で2個の前記バッテリー7,7を左右に振り分け
配置しており、これらバッテリー7,7をバッテリー押
さえ部材10で固定保持している。このバッテリー押さ
え部材10は、細長板金部材を側面視L字状に屈折形成
したものであって、車体フレーム5に立設したスタッド
ボルト11を挿通可能な透孔12をその長手方向中間部
に穿設しているとともに、その長手方向一端部には、後
述するボルト13をレンチ操作するための六角孔14を
穿設し、かつ、後述するように小型電動車を前後に分離
したときの前部車体15A又は後部車体15Bを地面に
対して支持するための受け止め部16を、その側面視L
字状側壁部の外側面に連結して構成している。この受け
止め部16については後で詳述する。そして、バッテリ
ー押さえ部材10を、左右のバッテリー7,7間に受け
止め部16を入り込ませた状態でバッテリー押さえ部材
10をバッテリー7,7上に載置して、透孔12をスタ
ッドボルト11に挿通させた状態でナット17で締め付
けることでバッテリー7,7を保持する。更に、バッテ
リー7,7及び制御装置8を覆う状態で車体カバー18
を車体フレーム5に開閉着脱自在に取りつけている。
【0009】次に小型電動車を分離及び連結する構造に
ついて説明する。図2及び図3に示すように、操縦ハン
ドル1及び前輪2を支承する支承部19から後方に向け
て前部車体フレーム5Aを延設して前部車体15Aを構
成しているとともに、左右後輪4,4、電動モータ3、
座席6、バッテリー7,7及び制御装置8等を後部車体
フレーム5Bに支持して後部車体15Bを構成してい
る。前部車体フレーム5Aと後部車体フレーム5Bと
は、バッテリー7,7搭載箇所の前部箇所より前後に2
分割されたものであり、前部車体フレーム5Aの後端部
に角パイプ製の横フレーム部22を架設しているととも
に、この横フレーム部22の左右中央箇所の後部側面に
開口して前後方向に沿って矩形筒部23を設けている。
そして、後部車体フレーム5Bの前端部には、角パイプ
製の横フレーム部24を架設しているとともに、この横
フレーム部24の左右中央箇所の前部側面には円柱状の
連結部材25を前方に突出した状態で設けており、横フ
レーム部24の左右両端部には、連結部材25が矩形筒
部23に挿入されるときに、前部車体フレーム5Aの左
右後端部の下面に接当して位置保持する板状の車体固定
座26,26を前方に突設している。前後の車体を連結
する際は、連結部材25を矩形筒部23内に差し込み係
合し、連結ピン27を矩形筒部23と連結部材25とに
わたって係合させることで互いの連結保持がなされるよ
うにしている。
【0010】そして、この小型電動車を自動車等に搭載
するために、車体を分割する際には、座席6並びにバッ
テリー7,7を後部車体15Bから取り外し、次いで、
前記連結ピン27を矩形筒部23と連結部材25とから
抜き出して、前部車体15Aと後部車体15Bとを離間
させることで矩形筒部23から連結部材25が抜け出し
分離されることになる。この前部車体15Aと後部車体
15Bとを離間させる際には、図1に示すように、バッ
テリー押さえ部材10を地面に立てた状態で前記受け止
め部16で後部車体15Bの後部車体フレーム5Bの前
端部を受け止め保持しておいた状態で行うと、分離した
状態で人手で支えなくても後部車体15Bが前のめりに
傾きその前端部が地面に接当することはない。逆に前部
車体15Aと後部車体15Bとを連結するときでも、後
部車体15Bを地面に立てたバッテリー押さえ部材10
の受け止め部16で受け止め保持した状態で連結する
と、作業者が一人で連結する際でも後部車体15Bを支
えなくても良いからその連結作業が楽にかつ迅速に行え
る。
【0011】次に、操縦ハンドル1の屈折構造について
簡単に説明する。図4及び図5に示すように、操縦ハン
ドル1のハンドルシャフト28は、上部シャフト28A
と下部シャフト28Bとに分割構成され、上部シャフト
28Aの板部材からなる下端部を、下部シャフト28B
の板部材からなる上端部に横軸芯Q周りで揺動自在に枢
支している。この枢支構造は、下部シャフト28Bに螺
着されたボルト29の頭部に、上部シャフト28Aに穿
設した透孔30を外嵌させて、ボルト29の頭部の外周
面に透孔30内縁が案内されて上部シャフト28Aが揺
動するようにしている。そして、上部シャフト28Aを
下部シャフト28Bに対して前記横軸芯Q周りでの適宜
な揺動姿勢で固定保持できるようにするために、図4に
示すように、上部シャフト28Aの下端部に形成した前
記軸芯Qを中心とする円弧を描く長孔31を形成し、こ
の長孔31を通してボルト13を下部シャフト28Bの
上端部に螺着している。このボルト13の頭部は六角柱
状のものであって、前記バッテリー押さえ部材10の六
角孔14を嵌めて回すことでバッテリー押さえ部材10
をレンチとして使用できるようにしており、ボルト13
を緩めた状態で上部シャフト28Aを下部シャフト28
Bに対して適宜な前後姿勢にして、その後ボルト13を
締結することで上部シャフト28Aが固定される。尚、
上部シャフト28Aと下部シャフト28Bとの連結箇所
を蛇腹部材32で被覆している。
【0012】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリー押さえ部材で支持した後部車体と前
部車体とを連結する状態を示す側面図
【図2】小型電動車を示す一部破断側面図
【図3】バッテリー等を後部車体に搭載する状態を示す
分解奢侈図
【図4】操縦ハンドルの姿勢変更構造を示す側面図
【図5】操縦ハンドルの姿勢変更構造を示す縦断後面図
【符号の説明】
7 バッテリー 10 バッテリー押さえ部材 15A 前部車体 15B 後部車体 16 受け止め部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安井 八郎 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 実開 平3−91327(JP,U) 実開 平3−24125(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部車体(15A)と後部車体(15
    B)とを分離及び連結可能に構成した小型電動車であっ
    て、前記前部車体(15A)又は後部車体(15B)に
    搭載したバッテリー(7)を固定保持可能なバッテリー
    押さえ部材(10)を取り付け並びに取り外し自在に設
    けるとともに、前記バッテリー押さえ部材(10)に、
    このバッテリー押さえ部材(10)を地面に立てた状態
    で前記前部車体(15A)又は後部車体(15B)を受
    け止め支持可能な受け止め部(16)を備えてある小型
    電動車。
JP2487792U 1992-04-20 1992-04-20 小型電動車 Expired - Lifetime JP2534309Y2 (ja)

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JPH0582632U JPH0582632U (ja) 1993-11-09
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JPH0582632U (ja) 1993-11-09

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