JP3293315B2 - ペダルの回転をドライブシャフトを通じて後輪に伝達する構造の折りたたみ自転車 - Google Patents
ペダルの回転をドライブシャフトを通じて後輪に伝達する構造の折りたたみ自転車Info
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- JP3293315B2 JP3293315B2 JP7711694A JP7711694A JP3293315B2 JP 3293315 B2 JP3293315 B2 JP 3293315B2 JP 7711694 A JP7711694 A JP 7711694A JP 7711694 A JP7711694 A JP 7711694A JP 3293315 B2 JP3293315 B2 JP 3293315B2
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- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はペダルの回転をドライブ
シャフトを通して後輪に伝達する構造の折りたたみ自転
車に関するものである。
シャフトを通して後輪に伝達する構造の折りたたみ自転
車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より自転車においては、ペダルの回
転を後輪に伝達するための手段としてチェーンを使用し
たものが主流となってる。
転を後輪に伝達するための手段としてチェーンを使用し
たものが主流となってる。
【０００３】一方、ペダルの回転を後輪に伝達するため
のチェーンの代わりに、ベベルキヤとドライブシャフト
とを組み合わせた構造のものが実用化されているが、回
転伝達部分が重量的にも、回転フィーリング的にも重
く、自転車全体として重くなってしまっていた。
のチェーンの代わりに、ベベルキヤとドライブシャフト
とを組み合わせた構造のものが実用化されているが、回
転伝達部分が重量的にも、回転フィーリング的にも重
く、自転車全体として重くなってしまっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題に鑑みなされたもので、ペダルの回転をドライブシャ
フトを通して後輪に伝達する構造の自転車において、軽
量化、柔軟化が図れるようにすることを目的とする。
題に鑑みなされたもので、ペダルの回転をドライブシャ
フトを通して後輪に伝達する構造の自転車において、軽
量化、柔軟化が図れるようにすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、ペダルシャフトを回転自在に保持するペダ
ル保持部を有するとともにサドルが取り付けられる本体
フレームと、この本体フレームの前部に保持されかつ下
部に前輪を回転自在に保持するとともに上部にハンドル
が取り付けられる前部フレームと、前記本体フレームの
ペダル保持部に一端が取り付けられかつ他端に後輪のシ
ャフトが片持ち状態で回転自在に保持される後部フレー
ムと、前記本体フレームを前輪が取り付けられる前部と
ペダル保持部との間で蝶番手段を介して折りたたみ可能
とするとともに、使用時に蝶番手段を固定し折りたたむ
ときに蝶番手段を開閉可能とするための固定手段を設け
た折りたたみ自転車であって、前輪及び後輪は、中心部
にシャフトが取り付けられる円盤状のホィールとこのホ
ィールの外周に取り付けられるタイヤとにより構成し、
かつ前記ホィールの折りたたむ方向とは反対側の面を外
側に湾曲する曲面とした、ペダルの回転をドライブシャ
フトを通じて後輪に伝達する構造の折りたたみ自転車で
ある。
に本発明は、ペダルシャフトを回転自在に保持するペダ
ル保持部を有するとともにサドルが取り付けられる本体
フレームと、この本体フレームの前部に保持されかつ下
部に前輪を回転自在に保持するとともに上部にハンドル
が取り付けられる前部フレームと、前記本体フレームの
ペダル保持部に一端が取り付けられかつ他端に後輪のシ
ャフトが片持ち状態で回転自在に保持される後部フレー
ムと、前記本体フレームを前輪が取り付けられる前部と
ペダル保持部との間で蝶番手段を介して折りたたみ可能
とするとともに、使用時に蝶番手段を固定し折りたたむ
ときに蝶番手段を開閉可能とするための固定手段を設け
た折りたたみ自転車であって、前輪及び後輪は、中心部
にシャフトが取り付けられる円盤状のホィールとこのホ
ィールの外周に取り付けられるタイヤとにより構成し、
かつ前記ホィールの折りたたむ方向とは反対側の面を外
側に湾曲する曲面とした、ペダルの回転をドライブシャ
フトを通じて後輪に伝達する構造の折りたたみ自転車で
ある。
【０００６】
【作用】この構成により、ペダルの回転をドライブシャ
フトを通じて後輪に伝達する構造の自転車において、後
輪のシャフトが片持ち状態で回転自在に保持される後部
フレームとしたため、ドライブシャフトを使用した自転
車の軽量化、柔軟化が図れることとなる。また、ペダル
の回転をドライブシャフトを通じて後輪に伝達する構造
の自転車を折りたたむ際、前輪と後輪のホィールがほぼ
球状となるように作業することとなり、使用者が折りた
たむ方向を間違えて操作しようとすることがなくなる。
フトを通じて後輪に伝達する構造の自転車において、後
輪のシャフトが片持ち状態で回転自在に保持される後部
フレームとしたため、ドライブシャフトを使用した自転
車の軽量化、柔軟化が図れることとなる。また、ペダル
の回転をドライブシャフトを通じて後輪に伝達する構造
の自転車を折りたたむ際、前輪と後輪のホィールがほぼ
球状となるように作業することとなり、使用者が折りた
たむ方向を間違えて操作しようとすることがなくなる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例による自転車につい
て、図１〜図８の図面を用いて説明する。
て、図１〜図８の図面を用いて説明する。
【０００８】図において、１はパイプ状の金属製の本体
フレーム、２はこの本体フレーム１の前部に保持される
パイプ状の金属製の前部フレーム、３は本体フレーム１
の後部に保持されるパイプ状の金属製の後部フレームで
ある。前記本体フレーム１の上部にはサドル４が取り付
けられるとともに、下部にはペダルに結合されるペダル
シャフト５を回転自在に保持するペダル保持部６が設け
られている。また、前部フレーム２の下部には、前輪７
のシャフト８が片持ち状態で回転自在に保持され、上部
にはハンドル９が取り付けられている。さらに後部フレ
ーム３は、前記本体フレーム１のペダル保持部６に一端
が回動可能な状態で取り付けられ、他端には後輪１０の
シャフト１１が片持ち状態で回転自在に保持されてい
る。
フレーム、２はこの本体フレーム１の前部に保持される
パイプ状の金属製の前部フレーム、３は本体フレーム１
の後部に保持されるパイプ状の金属製の後部フレームで
ある。前記本体フレーム１の上部にはサドル４が取り付
けられるとともに、下部にはペダルに結合されるペダル
シャフト５を回転自在に保持するペダル保持部６が設け
られている。また、前部フレーム２の下部には、前輪７
のシャフト８が片持ち状態で回転自在に保持され、上部
にはハンドル９が取り付けられている。さらに後部フレ
ーム３は、前記本体フレーム１のペダル保持部６に一端
が回動可能な状態で取り付けられ、他端には後輪１０の
シャフト１１が片持ち状態で回転自在に保持されてい
る。
【０００９】１２は本体フレーム１と後部フレーム３の
中間部との間に配設した金属製のスプリングよりなるサ
スペンション手段で、図２に示すように、両端部がそれ
ぞれ本体フレーム１と後部フレーム３の取付け部１３
に、ボルトとナット等よりなる固定具１４によって結合
されている。すなわち、このサスペンション手段１２に
よって、後輪１０を通して後部フレーム３に加えられる
衝撃が吸収される。
中間部との間に配設した金属製のスプリングよりなるサ
スペンション手段で、図２に示すように、両端部がそれ
ぞれ本体フレーム１と後部フレーム３の取付け部１３
に、ボルトとナット等よりなる固定具１４によって結合
されている。すなわち、このサスペンション手段１２に
よって、後輪１０を通して後部フレーム３に加えられる
衝撃が吸収される。
【００１０】１５は前記後部フレーム３に配置されたド
ライブシャフトで、このドライブシャフト１５の両端に
は、図３に示すように、前記ペダルシャフト５に結合し
たベベルギヤ１６及び後輪１０のシャフト１１に結合し
たベベルギヤ１７にそれぞれ噛み合うベベルギヤ１８，
１９が取り付けられ、ペダルシャフト５の回転を後輪１
０に伝達する。
ライブシャフトで、このドライブシャフト１５の両端に
は、図３に示すように、前記ペダルシャフト５に結合し
たベベルギヤ１６及び後輪１０のシャフト１１に結合し
たベベルギヤ１７にそれぞれ噛み合うベベルギヤ１８，
１９が取り付けられ、ペダルシャフト５の回転を後輪１
０に伝達する。
【００１１】図５，図６に示すように、本体フレーム１
のペダル保持部６には、後部フレーム３の一端に取り付
けたギヤボックス２０が鋼球２１により回動可能な状態
で取り付けられ、そしてこのギヤボックス２０にペダル
シャフト５がべアリング２２ａ、鋼球２２ｂにより回転
自在に保持されている。なお、２３は一方のベアリング
２１の球を押しつけるための球押し、２４はギヤボック
ス２０をペダル保持部６に取り付けるためのリンクであ
る。従ってギヤボックス２０は、ペダル保持部６に対
し、回動自在に取り付けられており、これにより後部フ
レーム３は揺動可能な構成となっている。
のペダル保持部６には、後部フレーム３の一端に取り付
けたギヤボックス２０が鋼球２１により回動可能な状態
で取り付けられ、そしてこのギヤボックス２０にペダル
シャフト５がべアリング２２ａ、鋼球２２ｂにより回転
自在に保持されている。なお、２３は一方のベアリング
２１の球を押しつけるための球押し、２４はギヤボック
ス２０をペダル保持部６に取り付けるためのリンクであ
る。従ってギヤボックス２０は、ペダル保持部６に対
し、回動自在に取り付けられており、これにより後部フ
レーム３は揺動可能な構成となっている。
【００１２】そして、ペダルシャフト５にはベベルギヤ
１６が固定され、ドライブシャフト１５のベベルギヤ１
８に噛み合っている。２５はドライブシャフト１５の一
端をギヤボックス２０の中で回転自在に保持するための
ベアリングである。
１６が固定され、ドライブシャフト１５のベベルギヤ１
８に噛み合っている。２５はドライブシャフト１５の一
端をギヤボックス２０の中で回転自在に保持するための
ベアリングである。
【００１３】また、後輪１０側についても後部フレーム
３の一端にはギヤボックス２６が取り付けられ、このギ
ヤボックス２６に後輪１０のシャフト１１が回転自在に
保持されているとともに、そのシャフト１１にベベルギ
ヤ１７が後輪１０の前方への回転時のみ回転伝達可能と
なるラチェット機構を介して結合されている。そして、
ベベルギヤ１７に噛み合うベベルギヤ１９を取り付けた
ドライブシャフト１５の後端がベアリング２７によりギ
ヤボックス２６の中で回転自在に保持されている。
３の一端にはギヤボックス２６が取り付けられ、このギ
ヤボックス２６に後輪１０のシャフト１１が回転自在に
保持されているとともに、そのシャフト１１にベベルギ
ヤ１７が後輪１０の前方への回転時のみ回転伝達可能と
なるラチェット機構を介して結合されている。そして、
ベベルギヤ１７に噛み合うベベルギヤ１９を取り付けた
ドライブシャフト１５の後端がベアリング２７によりギ
ヤボックス２６の中で回転自在に保持されている。
【００１４】すなわち、ペダルシャフト５の回転によ
り、ドライブシャフト１５が回転して後輪１０のシャフ
ト１１に回転が伝達され、またこの際シャフト１１への
回転の伝達はラチェット機構により一方向のみとなり、
通常のチェーンを使用した自転車と同様な操作を行うこ
とができる。
り、ドライブシャフト１５が回転して後輪１０のシャフ
ト１１に回転が伝達され、またこの際シャフト１１への
回転の伝達はラチェット機構により一方向のみとなり、
通常のチェーンを使用した自転車と同様な操作を行うこ
とができる。
【００１５】２８は折りたたみ機構部で、図７，図８に
示すように、前記本体フレーム１を前輪７が取り付けら
れる前部フレーム２とペダル保持部６との間に設けら
れ、折りたたみ可能とする蝶番手段２９と、使用時に蝶
番手段２９を固定し折りたたむときに蝶番手段２９を開
閉可能とするための固定手段３０とにより構成されてい
る。 ここで、前輪７及び後輪１０は、中心部にシャフ
ト８，１１が取り付けられる円盤状のホィール７ａ，１
０ａと、このホィール７ａ，１０ａの外周に取り付けら
れるタイヤ７ｂ，１０ｂとにより構成され、しかも前記
ホィール７ａ，１０ａは、折りたたむ方向とは反対側の
面が外側に湾曲する曲面としている。
示すように、前記本体フレーム１を前輪７が取り付けら
れる前部フレーム２とペダル保持部６との間に設けら
れ、折りたたみ可能とする蝶番手段２９と、使用時に蝶
番手段２９を固定し折りたたむときに蝶番手段２９を開
閉可能とするための固定手段３０とにより構成されてい
る。 ここで、前輪７及び後輪１０は、中心部にシャフ
ト８，１１が取り付けられる円盤状のホィール７ａ，１
０ａと、このホィール７ａ，１０ａの外周に取り付けら
れるタイヤ７ｂ，１０ｂとにより構成され、しかも前記
ホィール７ａ，１０ａは、折りたたむ方向とは反対側の
面が外側に湾曲する曲面としている。
【００１６】すなわち、折りたたみ機構部２８を操作し
て自転車を折りたたむ際、前輪７と後輪１０のホィール
７ａ，１０ａがほぼ球状となるように作業することとな
り、使用者が折りたたむ方向を間違えて操作しようとす
ることがなく、また折りたたんだ状態では前後輪が合
い、前より見ると半球状となる。
て自転車を折りたたむ際、前輪７と後輪１０のホィール
７ａ，１０ａがほぼ球状となるように作業することとな
り、使用者が折りたたむ方向を間違えて操作しようとす
ることがなく、また折りたたんだ状態では前後輪が合
い、前より見ると半球状となる。
【００１７】また、本実施例においては、前部フレーム
２の前輪７とハンドル２の間にも、サスペンション手段
３２を配置しており、前輪７からの衝撃も緩和すること
ができる。
２の前輪７とハンドル２の間にも、サスペンション手段
３２を配置しており、前輪７からの衝撃も緩和すること
ができる。
【００１８】図９に本発明の他の実施例を示している。
この実施例では、前輪７及び後輪１０の支持構造を両持
ち構造としたものである。すなわち、前部フレーム２の
下部に二股部２ａを設けて、その二股部２ａで前輪７の
シャフト８を回転自在に保持し、また後部には後部フレ
ーム３とは別に、ギヤボックス２０に一端を取り付けた
後部フレーム３１を後部フレーム３と平行に配置して、
後輪１０のシャフト１１を２つの後部フレーム３，３１
で回転自在に保持している。
この実施例では、前輪７及び後輪１０の支持構造を両持
ち構造としたものである。すなわち、前部フレーム２の
下部に二股部２ａを設けて、その二股部２ａで前輪７の
シャフト８を回転自在に保持し、また後部には後部フレ
ーム３とは別に、ギヤボックス２０に一端を取り付けた
後部フレーム３１を後部フレーム３と平行に配置して、
後輪１０のシャフト１１を２つの後部フレーム３，３１
で回転自在に保持している。
【００１９】また、図１０，図１１に蝶番手段としての
他の実施例を示しており、この実施例では、ペダル保持
部６の上方に立パイプ３３を設け、この立パイプ３３に
本体フレーム１の前輪７が取り付けられる前部フレーム
２の軸支パイプ３４と、サドル４が取り付けられるとと
もに、サスペンション手段３２が取り付けられる上パイ
プ３５を嵌合させている。軸支パイプ３４は、ペダル保
持部６と上パイプ３５の間で回転可能に立パイプ３３に
軸支されている。そして、軸支パイプ３４の上下端に設
けた凹凸部３６を、ペダル保持部６側と上パイプ３５側
の相手部品の対応する部分に設けた凹凸部３７に嵌合さ
せるとともに、立パイプ３３に取り付けた押圧座３８で
押し付け、さらに軸支パイプ３４と縮径し、立パイプに
固定している。この場合、フレーム角度を凹凸位置で設
定し、６角穴３８ａを有する押圧座３８の内径部の雌ネ
ジと立パイプ３３上端の雄ネジ３３ａを螺合させて押圧
を加えることにより固定し、安全装置としている。立パ
イプ３３と上パイプ３５の嵌合を軸方向スライドのみの
形状とすれば、固定力はより向上する。さらに、軸支パ
イプ３４は、縦溝３４ａの幅を調節するためのボルト座
３４ｂにボルト３９を嵌合させ、軸支パイプ３４を縮径
させることにより立パイプ３３に圧接して固定してい
る。このように２種の固定手段を併用しているため、確
実であり、また個々の部品にかかる強度は小さく、軽量
化が図れる。また、サスペンション手段３２は上方ａ方
向に負荷しているため、押圧座３８を緩めると、上パイ
プ３５は上方へスライドし、凹凸嵌合は解除され、本体
フレーム１の折りたたみを容易に行うことができる。
他の実施例を示しており、この実施例では、ペダル保持
部６の上方に立パイプ３３を設け、この立パイプ３３に
本体フレーム１の前輪７が取り付けられる前部フレーム
２の軸支パイプ３４と、サドル４が取り付けられるとと
もに、サスペンション手段３２が取り付けられる上パイ
プ３５を嵌合させている。軸支パイプ３４は、ペダル保
持部６と上パイプ３５の間で回転可能に立パイプ３３に
軸支されている。そして、軸支パイプ３４の上下端に設
けた凹凸部３６を、ペダル保持部６側と上パイプ３５側
の相手部品の対応する部分に設けた凹凸部３７に嵌合さ
せるとともに、立パイプ３３に取り付けた押圧座３８で
押し付け、さらに軸支パイプ３４と縮径し、立パイプに
固定している。この場合、フレーム角度を凹凸位置で設
定し、６角穴３８ａを有する押圧座３８の内径部の雌ネ
ジと立パイプ３３上端の雄ネジ３３ａを螺合させて押圧
を加えることにより固定し、安全装置としている。立パ
イプ３３と上パイプ３５の嵌合を軸方向スライドのみの
形状とすれば、固定力はより向上する。さらに、軸支パ
イプ３４は、縦溝３４ａの幅を調節するためのボルト座
３４ｂにボルト３９を嵌合させ、軸支パイプ３４を縮径
させることにより立パイプ３３に圧接して固定してい
る。このように２種の固定手段を併用しているため、確
実であり、また個々の部品にかかる強度は小さく、軽量
化が図れる。また、サスペンション手段３２は上方ａ方
向に負荷しているため、押圧座３８を緩めると、上パイ
プ３５は上方へスライドし、凹凸嵌合は解除され、本体
フレーム１の折りたたみを容易に行うことができる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ドライブ
シャフトを使用した自転車の軽量化が可能になる。ま
た、折りたたみ機構を設けることにより、ドライブシャ
フトとによる回転伝達機構との組合せで、自転車を折り
たたんで持ち運ぶとき、チェーンを使用した自転車のよ
うに汚れるという問題もなく、さらに、サスペンション
手段を設けていることにより、乗りごごちがよくなると
ともに、ドライブシャフトを回転させるギヤ部分に加わ
る衝撃も緩和されることにより良好なギヤの噛み合い状
態を維持することができ、堅さがとれ、柔軟で円滑な操
作性を持たせることができる。また、ペダルの回転をド
ライブシャフトを通じて後輪に伝達する構造の自転車を
折りたたむ際、前輪と後輪のホィールがほぼ球状となる
ように作業することとなり、使用者が折りたたむ方向を
間違えて操作しようとすることがなくなる。
シャフトを使用した自転車の軽量化が可能になる。ま
た、折りたたみ機構を設けることにより、ドライブシャ
フトとによる回転伝達機構との組合せで、自転車を折り
たたんで持ち運ぶとき、チェーンを使用した自転車のよ
うに汚れるという問題もなく、さらに、サスペンション
手段を設けていることにより、乗りごごちがよくなると
ともに、ドライブシャフトを回転させるギヤ部分に加わ
る衝撃も緩和されることにより良好なギヤの噛み合い状
態を維持することができ、堅さがとれ、柔軟で円滑な操
作性を持たせることができる。また、ペダルの回転をド
ライブシャフトを通じて後輪に伝達する構造の自転車を
折りたたむ際、前輪と後輪のホィールがほぼ球状となる
ように作業することとなり、使用者が折りたたむ方向を
間違えて操作しようとすることがなくなる。
【図１】本発明の一実施例による自転車を示す側面図
【図２】同じく自転車の要部構造を示す拡大図
【図３】同じく自転車の要部構造を示す断面図
【図４】同じく要部構造を示す断面図
【図５】同じく要部構造を示す断面図
【図６】同じく要部構造を示す分解斜視図
【図７】同じく要部構造を示す斜視図
【図８】同じく要部構造を示す斜視図
【図９】本発明の他の実施例による自転車を示す平面図
【図１０】本発明の他の実施例による自転車を示す側面
図
図
【図１１】同じく要部構造を示す分解斜視図
１ 本体フレーム ２ 前部フレーム ３，３１ 後部フレーム ５ ペダルシャフト ６ ペダル保持部 ７ 前輪 ８，１１ シャフト １０ 後輪 １２，３２ サスペンション手段 １５ ドライブシャフト １６，１７，１８，１９ ベベルギヤ ２０，２６ ギヤボックス ２８ 折りたたみ機構部 ２９ 蝶番手段 ３０ 固定手段 ３３ 立パイプ ３４ 軸支パイプ ３４ａ 縦溝 ３４ｂ ボルト座 ３５ 上パイプ ３６，３７ 凹凸部 ３８ 押圧座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−137680（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−151590（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−230878（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−54185（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−88858（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−10656（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−5986（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭48−5651（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭26−9022（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭50−14278（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B62K 15/00 B62K 19/00 B62K 25/00
Claims (5)
- 【請求項１】ペダルシャフトを回転自在に保持するペダ
ル保持部を有するとともにサドルが取り付けられる本体
フレームと、 この本体フレームの前部に保持されかつ下部に前輪を回
転自在に保持するとともに上部にハンドルが取り付けら
れる前部フレームと、 前記本体フレームのペダル保持部に一端が取り付けられ
かつ他端に後輪のシャフトが片持ち状態で回転自在に保
持される後部フレームと、 前記本体フレームを前輪が取り付けられる前部とペダル
保持部との間で蝶番手段を介して折りたたみ可能とする
とともに、使用時に蝶番手段を固定し折りたたむときに
蝶番手段を開閉可能とするための固定手段を設けた折り
たたみ自転車であって、 前輪及び後輪は、中心部にシャフトが取り付けられる円
盤状のホィールとこのホィールの外周に取り付けられる
タイヤとにより構成し、かつ前記ホィールの折りたたむ
方向とは反対側の面を外側に湾曲する曲面とした、ペダ
ルの回転をドライブシャフトを通じて後輪に伝達する構
造の折りたたみ自転車。 - 【請求項２】前記後部フレームの一端を本体フレームに
回動可能に取り付けるとともに、後部フレームと本体フ
レームの間にサスペンション手段を介して結合したこと
を特徴とする請求項１に記載の折りたたみ自転車。 - 【請求項３】本体フレームを前輪が取り付けられる前部
とペダル保持部との間で蝶番手段を介して折りたたみ可
能とするとともに、使用時に蝶番手段を固定し折りたた
むときに蝶番手段を開閉可能とするための固定手段を設
けた請求項２記載の折りたたみ自転車。 - 【請求項４】前部フレームに前輪をサスペンション手段
を介して取り付けた請求項１または２記載の折りたたみ
自転車。 - 【請求項５】本体フレームが、ペダル保持部の上方に設
けた立パイプに、前輪が取り付けられる前部フレームの
パイプ部分を回転可能に軸支し、この軸支したパイプの
上方にサスペンション手段を取り付けかつサドルが取り
付けられる上パイプを配置したものである請求項３記載
の折りたたみ自転車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7711694A JP3293315B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | ペダルの回転をドライブシャフトを通じて後輪に伝達する構造の折りたたみ自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7711694A JP3293315B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | ペダルの回転をドライブシャフトを通じて後輪に伝達する構造の折りたたみ自転車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07277257A JPH07277257A (ja) | 1995-10-24 |
| JP3293315B2 true JP3293315B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=13624825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7711694A Expired - Fee Related JP3293315B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | ペダルの回転をドライブシャフトを通じて後輪に伝達する構造の折りたたみ自転車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3293315B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102975806A (zh) * | 2011-09-02 | 2013-03-20 | 上海信兴实业有限公司 | 折叠式自行车 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19702764A1 (de) * | 1996-01-26 | 1997-08-21 | Markus Weber | Haltevorrichtung für ein Hinterrad eines Fahrrades |
| US5975550A (en) * | 1998-03-27 | 1999-11-02 | Schonfeld; Carl W. | Torsional shock absorber for bicycle |
| JP4685258B2 (ja) * | 2001-03-09 | 2011-05-18 | 睦技研株式会社 | サスペンション付き自転車 |
| US20020167151A1 (en) * | 2001-05-10 | 2002-11-14 | Merida Industry Co., Ltd. | Foldable bicycle |
| CN104229034B (zh) * | 2014-10-11 | 2017-02-01 | 三明学院 | 无链折叠自行车 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP7711694A patent/JP3293315B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102975806A (zh) * | 2011-09-02 | 2013-03-20 | 上海信兴实业有限公司 | 折叠式自行车 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07277257A (ja) | 1995-10-24 |
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