JP2534147B2 - 車両管理情報システム - Google Patents
車両管理情報システムInfo
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- JP2534147B2 JP2534147B2 JP2019481A JP1948190A JP2534147B2 JP 2534147 B2 JP2534147 B2 JP 2534147B2 JP 2019481 A JP2019481 A JP 2019481A JP 1948190 A JP1948190 A JP 1948190A JP 2534147 B2 JP2534147 B2 JP 2534147B2
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- Japan
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- vehicle
- management
- facility
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入出荷作業等を行う車両が入出場する施設
において、入出場する車両毎に管理案内情報を提供する
車両管理情報システムに関する。
において、入出場する車両毎に管理案内情報を提供する
車両管理情報システムに関する。
例えば流通センターや工場等の車両の入出場が頻繁な
施設では、入出場する車両に対してゲートやそれぞれの
場所において誘導員や指示者がいて、行き先等の指示を
行っている。
施設では、入出場する車両に対してゲートやそれぞれの
場所において誘導員や指示者がいて、行き先等の指示を
行っている。
しかし、施設の規模が大きくなり、また入出場する車
両の数が多くなると、誘導員や指示者に他からの情報が
迅速に入らない等の問題がある。そのため、管理が行き
届かず、適切な誘導、指示が与えられず、誘導員や指示
者、ドライバーに過大な負担がかかってしまう。しか
も、安全運転やバース捜しに労力と時間を消費し、燃料
等のコストも増えて無駄が多く、地域交通の混雑等も引
き起こす要因となる。
両の数が多くなると、誘導員や指示者に他からの情報が
迅速に入らない等の問題がある。そのため、管理が行き
届かず、適切な誘導、指示が与えられず、誘導員や指示
者、ドライバーに過大な負担がかかってしまう。しか
も、安全運転やバース捜しに労力と時間を消費し、燃料
等のコストも増えて無駄が多く、地域交通の混雑等も引
き起こす要因となる。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、車両
の運転者に行き先の誘導や必要な情報の伝達を効率的に
行う車両管理情報システムの提供を目的とする。
の運転者に行き先の誘導や必要な情報の伝達を効率的に
行う車両管理情報システムの提供を目的とする。
そのために本発明は、入出荷作業を行う施設へ入出す
る車両毎に管理案内情報を提供する車両管理情報システ
ムであって、各車両毎に用意され識別データを記録した
識別データ記憶手段と、各車両毎に用意され管理案内情
報のメッセージを表示するメッセージ表示手段と、施設
内に設置され前記識別データ記憶手段から識別データを
受信する識別データ受信手段と、施設内に設置され前記
メッセージ表示手段に表示する管理案内情報を送信する
管理案内情報送信手段と、車両誘導の案内指示や伝言に
係る施設内管理情報や管理案内情報を記憶する管理情報
記憶手段と、前記識別データ受信手段から受信した識別
データを読み取り前記管理案内情報送出手段に管理案内
情報を送出する施設内管理手段とを備え、該施設内管理
手段は、前記識別データ受信手段を介して読み取った識
別データから車両の施設内位置を認識し、前記管理情報
記憶手段に記憶された施設内管理情報に基づき管理案内
情報を選択し前記管理案内情報送信手段を介してメッセ
ージ表示手段に送信するように構成したことを特徴とす
る。
る車両毎に管理案内情報を提供する車両管理情報システ
ムであって、各車両毎に用意され識別データを記録した
識別データ記憶手段と、各車両毎に用意され管理案内情
報のメッセージを表示するメッセージ表示手段と、施設
内に設置され前記識別データ記憶手段から識別データを
受信する識別データ受信手段と、施設内に設置され前記
メッセージ表示手段に表示する管理案内情報を送信する
管理案内情報送信手段と、車両誘導の案内指示や伝言に
係る施設内管理情報や管理案内情報を記憶する管理情報
記憶手段と、前記識別データ受信手段から受信した識別
データを読み取り前記管理案内情報送出手段に管理案内
情報を送出する施設内管理手段とを備え、該施設内管理
手段は、前記識別データ受信手段を介して読み取った識
別データから車両の施設内位置を認識し、前記管理情報
記憶手段に記憶された施設内管理情報に基づき管理案内
情報を選択し前記管理案内情報送信手段を介してメッセ
ージ表示手段に送信するように構成したことを特徴とす
る。
本発明の車両管理情報システムでは、施設内の複数カ
所で識別データ記録手段に記録した識別データを読み取
るので、その読み取り位置から車両の施設内位置を認識
することができる。そして、メッセッージ表示手段から
車両とその位置に応じてその車両の行き先を決定し車両
誘導の案内指示や伝言等の情報を車両側へ与えることが
できる。しかも、人手によるよりも迅速且つ的確に車両
を誘導することができ、バース捜しをするような無駄が
なく、短時間に入出荷作業を終了させることができる。
所で識別データ記録手段に記録した識別データを読み取
るので、その読み取り位置から車両の施設内位置を認識
することができる。そして、メッセッージ表示手段から
車両とその位置に応じてその車両の行き先を決定し車両
誘導の案内指示や伝言等の情報を車両側へ与えることが
できる。しかも、人手によるよりも迅速且つ的確に車両
を誘導することができ、バース捜しをするような無駄が
なく、短時間に入出荷作業を終了させることができる。
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第１図は本発明に係る車両管理情報システムの１実施
例を示す図である。図中、１はRF−ID発信器、２はペー
ジング装置、３と５はアンテナ、４は受信装置、６は送
信装置、７は施設内管理装置、８は記憶装置を示す。
例を示す図である。図中、１はRF−ID発信器、２はペー
ジング装置、３と５はアンテナ、４は受信装置、６は送
信装置、７は施設内管理装置、８は記憶装置を示す。
第１図において、RF−ID発信器１は、各車両毎に用意
され、車両に取り付け又は車両内に置かれ、車両の識別
信号を発信する識別データ記憶手段であり、受信装置４
は、施設内のゲートやバース、待機場等に設置され、ア
ンテナ３を通してRF−ID発信器１から発信される車両の
識別信号を受信する識別データ受信手段である。送信装
置６は、施設内のゲートやバース、待機場等に設置さ
れ、アンテナ５を通して車両毎の管理案内情報を送信す
る管理案内情報送信手段であり、ページング装置２は、
各車両毎に用意され、車両に取り付け又は車両内に置か
れ、アンテナ５から車両毎の管理案内情報を受信し、例
えばNo.×××バースに着床して下さい．○○待機
場に移動して下さい．貴社の見込み待ち時間は今から
20分です．会社に電話連絡して下さい．……のような
メッセージを表示するメッセージ表示手段である。記憶
装置８は、各車両の行き先バース、空き具合、待機場の
状況その他の車両誘導の案内指示や伝言に係る施設内管
理情報や管理案内情報を記憶する管理情報記憶手段であ
り、施設内管理装置７は、受信装置４で受信した車両の
識別信号から車両とその位置を識別し、その車両の行き
先バース、空き具合、待機場の状況等の施設内管理情報
に基づきその車両に与える管理案内情報を選択し、送信
装置６に送る施設内管理手段である。
され、車両に取り付け又は車両内に置かれ、車両の識別
信号を発信する識別データ記憶手段であり、受信装置４
は、施設内のゲートやバース、待機場等に設置され、ア
ンテナ３を通してRF−ID発信器１から発信される車両の
識別信号を受信する識別データ受信手段である。送信装
置６は、施設内のゲートやバース、待機場等に設置さ
れ、アンテナ５を通して車両毎の管理案内情報を送信す
る管理案内情報送信手段であり、ページング装置２は、
各車両毎に用意され、車両に取り付け又は車両内に置か
れ、アンテナ５から車両毎の管理案内情報を受信し、例
えばNo.×××バースに着床して下さい．○○待機
場に移動して下さい．貴社の見込み待ち時間は今から
20分です．会社に電話連絡して下さい．……のような
メッセージを表示するメッセージ表示手段である。記憶
装置８は、各車両の行き先バース、空き具合、待機場の
状況その他の車両誘導の案内指示や伝言に係る施設内管
理情報や管理案内情報を記憶する管理情報記憶手段であ
り、施設内管理装置７は、受信装置４で受信した車両の
識別信号から車両とその位置を識別し、その車両の行き
先バース、空き具合、待機場の状況等の施設内管理情報
に基づきその車両に与える管理案内情報を選択し、送信
装置６に送る施設内管理手段である。
上記の構成により、まず、車両が入門する際に、アン
テナ３を通して受信装置４で車両の識別信号を受信し、
施設内管理装置７に転送されると、施設内管理装置７
は、記憶装置８に予め記録された当該車両の行き先バー
スの空き具合から、行き先がそのバースか待機場かを決
定して案内情報を送信装置６に送る。この案内情報が送
信装置６からアンテナ５を通してページング装置２に受
信されると、ページング装置２にその車両の行き先が表
示される。アンテナ３と受信装置４は、待機場や各バー
スの入出ゲートにも配置されるので、施設内管理装置７
は、車両の識別信号を受信したアンテナ３と受信装置４
の配置位置からその車両の位置を知ることができ、車両
とその位置からその車両に与える管理案内情報を選択す
ることができる。また、バースでは、その車両が入る時
に識別信号を受信した時刻と出る時に識別信号を受信し
た時刻から作業時間を求めることができ、作業位置に設
けた計量装置の計量値から積載荷重のデータを読み取る
ことができる。
テナ３を通して受信装置４で車両の識別信号を受信し、
施設内管理装置７に転送されると、施設内管理装置７
は、記憶装置８に予め記録された当該車両の行き先バー
スの空き具合から、行き先がそのバースか待機場かを決
定して案内情報を送信装置６に送る。この案内情報が送
信装置６からアンテナ５を通してページング装置２に受
信されると、ページング装置２にその車両の行き先が表
示される。アンテナ３と受信装置４は、待機場や各バー
スの入出ゲートにも配置されるので、施設内管理装置７
は、車両の識別信号を受信したアンテナ３と受信装置４
の配置位置からその車両の位置を知ることができ、車両
とその位置からその車両に与える管理案内情報を選択す
ることができる。また、バースでは、その車両が入る時
に識別信号を受信した時刻と出る時に識別信号を受信し
た時刻から作業時間を求めることができ、作業位置に設
けた計量装置の計量値から積載荷重のデータを読み取る
ことができる。
次に、本発明が適用される車両誘導システムの全体の
構成例を説明する。
構成例を説明する。
第２図は車両の移動フローを示す図、第３図は車両誘
導システムの構成例を示す図、第４図は各サブシステム
の構成例を示す図、第５図は車両誘導システムのハード
ウエア構成例を示す図である。
導システムの構成例を示す図、第４図は各サブシステム
の構成例を示す図、第５図は車両誘導システムのハード
ウエア構成例を示す図である。
まず、車両の移動パターンは、例えば次のようにな
る。
る。
第２図に示すように入門した車両には、入荷又は出荷
の作業のため予め登録指定されたバースに行くように指
示（、′）するが、そのバースの状況から空いてい
ない場合には、予め用意した待機場へ移動するように指
示（）する。そして、バースが空くと、待機場から指
定のバースへ移動するように指示（）し、作業が終了
すると出門する。
の作業のため予め登録指定されたバースに行くように指
示（、′）するが、そのバースの状況から空いてい
ない場合には、予め用意した待機場へ移動するように指
示（）する。そして、バースが空くと、待機場から指
定のバースへ移動するように指示（）し、作業が終了
すると出門する。
車両誘導システムは、取引業者コード等のRF−ID（デ
ータキャリア）発信器を車両に取り付けるか或いは車内
に置き、また、各車両毎に管理案内情報のメッセージを
表示するページング装置（メッセージ表示手段）を持た
せる。そして、入門、入出荷バース、待機場でアンテナ
を通してRF−IDを読み取って車両を識別し、行き先を表
示板やページング装置により指示するものであり、その
ために、第３図に示すような各サブシステムを有する。
ータキャリア）発信器を車両に取り付けるか或いは車内
に置き、また、各車両毎に管理案内情報のメッセージを
表示するページング装置（メッセージ表示手段）を持た
せる。そして、入門、入出荷バース、待機場でアンテナ
を通してRF−IDを読み取って車両を識別し、行き先を表
示板やページング装置により指示するものであり、その
ために、第３図に示すような各サブシステムを有する。
入門処理サブシステムは、第４図（ａ）に示すように
アンテナ11を通してRF−IDデータを読み取り、運転者に
表示板13で行き先を指示するものである。このとき運転
者がRF−ID発信器及びページング装置を持っていない場
合にはその都度対応付けがなされたRF−ID発信器及びペ
ージング装置を渡す。入出荷バースシステムは、第４図
（ｂ）に示すように入出荷作業をしている車両のRF−ID
データをアンテナ15を通して読み取り、作業終了後の行
き先をページング装置25で運転者に指示するものであ
る。待機場サブシステムは、第４図（ｃ）に示すように
アンテナ18を通して待機場の車両のRF−IDデータを読み
取り、目的のバースが空くと表示板17又はページング装
置25で運転者に行き先を指示するものである。出門処理
サブシステムは、第４図（ｄ）に示すようにアンテナ21
を通してRF−IDデータを読み取って作業が終了し出門す
る車両を確認するものである。ここで入門時に渡したRF
−ID発信器及びページング装置25を運転者から回収し、
表示板20で出門OKの表示を行う。ページングサブシステ
ムは、第４図（ｆ）に示すようにアンテナ23を通してペ
ージング装置25に行き先情報や待ち時間、緊急連絡等を
表示することによって車両の運転者に様々な情報を提供
するものであり、ページング装置は、先に述べたように
頻繁に来場する運転者には予め支給しておくが、そうで
ない者に対しては入門時に運転者に渡され出門時に回収
される。データ処理サブシステムは、第４図（ｅ）に示
すように当日の取引業者や入出荷バース番号等の入出荷
予定ファイルを登録、RF−IDデータのリアルタイム読み
取り、ページング装置や表示板への行き先表示、作業時
間や待ち時間等の各種データ収集、ページング装置への
メッセージ出力等を行うものである。
アンテナ11を通してRF−IDデータを読み取り、運転者に
表示板13で行き先を指示するものである。このとき運転
者がRF−ID発信器及びページング装置を持っていない場
合にはその都度対応付けがなされたRF−ID発信器及びペ
ージング装置を渡す。入出荷バースシステムは、第４図
（ｂ）に示すように入出荷作業をしている車両のRF−ID
データをアンテナ15を通して読み取り、作業終了後の行
き先をページング装置25で運転者に指示するものであ
る。待機場サブシステムは、第４図（ｃ）に示すように
アンテナ18を通して待機場の車両のRF−IDデータを読み
取り、目的のバースが空くと表示板17又はページング装
置25で運転者に行き先を指示するものである。出門処理
サブシステムは、第４図（ｄ）に示すようにアンテナ21
を通してRF−IDデータを読み取って作業が終了し出門す
る車両を確認するものである。ここで入門時に渡したRF
−ID発信器及びページング装置25を運転者から回収し、
表示板20で出門OKの表示を行う。ページングサブシステ
ムは、第４図（ｆ）に示すようにアンテナ23を通してペ
ージング装置25に行き先情報や待ち時間、緊急連絡等を
表示することによって車両の運転者に様々な情報を提供
するものであり、ページング装置は、先に述べたように
頻繁に来場する運転者には予め支給しておくが、そうで
ない者に対しては入門時に運転者に渡され出門時に回収
される。データ処理サブシステムは、第４図（ｅ）に示
すように当日の取引業者や入出荷バース番号等の入出荷
予定ファイルを登録、RF−IDデータのリアルタイム読み
取り、ページング装置や表示板への行き先表示、作業時
間や待ち時間等の各種データ収集、ページング装置への
メッセージ出力等を行うものである。
次に上記車両誘導システム全体のハードウエア構成を
第５図で説明する。
第５図で説明する。
第５図において、アンテナ11と送受信器12は、入門車
両のRF−IDデータを読み取るものであり、表示板13は、
入門車両に対する行き先を表示するものである。そし
て、入門処理端末14は、バーコードリーダやキーボード
を備えたものであり、RF−ID発信器を持たない車両に対
してRF−ID発信器を交付し、車両の入門登録を行う。ア
ンテナ15と送受信器16は、各バースに設置され、入出荷
作業をしている車両のRF−IDデータを読み取るものであ
り、表示板17とアンテナ18と送受信器19は、待機場に設
置され、表示板20とアンテナ21と送受信器22は、出口に
設置され、それぞれRF−IDデータの読み取りと行き先を
表示するものである。アンテナ23と送信器24は、ページ
ング装置25に情報を送信するものである。そして、これ
らの入出力情報を管理するのが管理ワークステーション
26であり、プリンタ27やバーコードリーダ28を持ってい
る。
両のRF−IDデータを読み取るものであり、表示板13は、
入門車両に対する行き先を表示するものである。そし
て、入門処理端末14は、バーコードリーダやキーボード
を備えたものであり、RF−ID発信器を持たない車両に対
してRF−ID発信器を交付し、車両の入門登録を行う。ア
ンテナ15と送受信器16は、各バースに設置され、入出荷
作業をしている車両のRF−IDデータを読み取るものであ
り、表示板17とアンテナ18と送受信器19は、待機場に設
置され、表示板20とアンテナ21と送受信器22は、出口に
設置され、それぞれRF−IDデータの読み取りと行き先を
表示するものである。アンテナ23と送信器24は、ページ
ング装置25に情報を送信するものである。そして、これ
らの入出力情報を管理するのが管理ワークステーション
26であり、プリンタ27やバーコードリーダ28を持ってい
る。
上記構成のハードウエアでは、車両が入門すると、ア
ンテナ11と送受信器12を通してその車両のRF−IDデータ
を読み取り、入門登録を行う。この入門登録により、管
理ワークステーション26は、その車両を認識して行き先
を表示板13に表示させる。この場合、その車両の入出荷
バースが空いていないときには、待機場を行き先として
指示する。待機場では、アンテナ18と送受信器19を通し
て車両が認識され、その車両の入出荷バースが空くと、
表示板17に入出荷バースを行き先として指示する。そし
て、入出荷バースで作業が終了して例えば作業終了スイ
ッチ（図示せず）を操作すると、管理ワークステーショ
ン26がこれを認識してページング装置25で次の行き先を
指示する。出門する車両の認識は、アンテナ21と送受信
器22を通してRF−IDデータを読み取ることによって行わ
れ、表示板20で出門OKの表示がなされる。つまり、入門
登録から出門OKまでの間、管理ワークステーション26で
各車両毎にRF−IDデータを読み取り行き先指示を行うこ
とによって管理がなされる。
ンテナ11と送受信器12を通してその車両のRF−IDデータ
を読み取り、入門登録を行う。この入門登録により、管
理ワークステーション26は、その車両を認識して行き先
を表示板13に表示させる。この場合、その車両の入出荷
バースが空いていないときには、待機場を行き先として
指示する。待機場では、アンテナ18と送受信器19を通し
て車両が認識され、その車両の入出荷バースが空くと、
表示板17に入出荷バースを行き先として指示する。そし
て、入出荷バースで作業が終了して例えば作業終了スイ
ッチ（図示せず）を操作すると、管理ワークステーショ
ン26がこれを認識してページング装置25で次の行き先を
指示する。出門する車両の認識は、アンテナ21と送受信
器22を通してRF−IDデータを読み取ることによって行わ
れ、表示板20で出門OKの表示がなされる。つまり、入門
登録から出門OKまでの間、管理ワークステーション26で
各車両毎にRF−IDデータを読み取り行き先指示を行うこ
とによって管理がなされる。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例で
は、表示板で文字放送を行うようにしたが、ディスプレ
イ等を用いて所望の情報を提供するように構成してもよ
いことはいうまでもない。また、RF−ID発信器を用いア
ンテナを通してRF−IDデータを読み取るものとしては、
トランスポンダとセンサーアクセサーで構成し、センサ
ー検知部より発信される極めて低い電磁波をトランスポ
ンダと共振させてコードを識別するシステムでよいが、
磁気ストライプカード、パンチカード、バーコードカー
ド、ICメモリカードその他の記録カードで記録し、アン
テナと送受信器に代えてこれらの読み取り装置を用いて
車両の識別信号を読み取るように構成してもよい。さら
に、ページング装置に予め表示するメッセージを登録し
ておき、メッセージの番号を送信することによって、ペ
ージング装置でメッセージ選択し表示出力するように構
成してもよい。
なく、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例で
は、表示板で文字放送を行うようにしたが、ディスプレ
イ等を用いて所望の情報を提供するように構成してもよ
いことはいうまでもない。また、RF−ID発信器を用いア
ンテナを通してRF−IDデータを読み取るものとしては、
トランスポンダとセンサーアクセサーで構成し、センサ
ー検知部より発信される極めて低い電磁波をトランスポ
ンダと共振させてコードを識別するシステムでよいが、
磁気ストライプカード、パンチカード、バーコードカー
ド、ICメモリカードその他の記録カードで記録し、アン
テナと送受信器に代えてこれらの読み取り装置を用いて
車両の識別信号を読み取るように構成してもよい。さら
に、ページング装置に予め表示するメッセージを登録し
ておき、メッセージの番号を送信することによって、ペ
ージング装置でメッセージ選択し表示出力するように構
成してもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、各
車両を人為的でなく機械を用いて自動的に認識し、その
認識に基づきバースの空き具合に応じて行き先を設定し
各車両毎に指示をするので、誘導員や指示者を施設内の
各所に配置しなくてもよく、省力化を図ることができ
る。また、管理ワークステーションでバースの空き状況
を把握して車両の誘導を行うので、バース捜しやバース
での待ちによる混乱、無駄等を少なくすることができ、
施設内での滞在時間の短縮を図ることができる。また、
施設内で各車両に対して必要な情報をメッセージとして
提供することができる。
車両を人為的でなく機械を用いて自動的に認識し、その
認識に基づきバースの空き具合に応じて行き先を設定し
各車両毎に指示をするので、誘導員や指示者を施設内の
各所に配置しなくてもよく、省力化を図ることができ
る。また、管理ワークステーションでバースの空き状況
を把握して車両の誘導を行うので、バース捜しやバース
での待ちによる混乱、無駄等を少なくすることができ、
施設内での滞在時間の短縮を図ることができる。また、
施設内で各車両に対して必要な情報をメッセージとして
提供することができる。
第１図は本発明に係る車両管理情報システムの１実施例
を示す図、第２図は車両の移動フローを示す図、第３図
は車両誘導システムの構成例を示す図、第４図は各サブ
システムの構成例を示す図、第５図は車両誘導システム
のハードウエア構成例を示す図である。 １…RF−ID発信器、２…ページング装置、３と５…アン
テナ、４…受信装置、６…送信装置、７…施設内管理装
置、８…記憶装置。
を示す図、第２図は車両の移動フローを示す図、第３図
は車両誘導システムの構成例を示す図、第４図は各サブ
システムの構成例を示す図、第５図は車両誘導システム
のハードウエア構成例を示す図である。 １…RF−ID発信器、２…ページング装置、３と５…アン
テナ、４…受信装置、６…送信装置、７…施設内管理装
置、８…記憶装置。
Claims (2)
- 【請求項１】入出荷作業を行う施設へ入出する車両毎に
管理案内情報を提供する車両管理情報システムであっ
て、 各車両毎に用意され識別データを記録した識別データ記
憶手段と、 各車両毎に用意され管理案内情報のメッセージを表示す
るメッセージ表示手段と、 施設内に設置され前記識別データ記憶手段から識別デー
タを受信する識別データ受信手段と、 施設内に設置され前記メッセージ表示手段に表示する管
理案内情報を送信する管理案内情報送信手段と、 車両誘導の案内指示や伝言に係る施設内管理情報や管理
案内情報を記憶する管理情報記憶手段と、 前記識別データ受信手段から受信した識別データを読み
取り前記管理案内情報送出手段に管理案内情報を送出す
る施設内管理手段と を備え、該施設内管理手段は、前記識別データ受信手段
を介して読み取った識別データから車両の施設内位置を
認識し、前記管理情報記憶手段に記憶された施設内管理
情報に基づき管理案内情報を選択し前記管理案内情報送
信手段を介してメッセージ表示手段に送信するように構
成したことを特徴とする車両管理情報システム。 - 【請求項２】前記施設内管理手段は、識別データから各
車両を識別して車両毎に施設内の作業に係るデータを前
記管理情報記憶手段に記録することを特徴とする請求項
１記載の車両管理情報システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019481A JP2534147B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 車両管理情報システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019481A JP2534147B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 車両管理情報システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03222531A JPH03222531A (ja) | 1991-10-01 |
| JP2534147B2 true JP2534147B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=12000538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019481A Expired - Lifetime JP2534147B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 車両管理情報システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2534147B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004345862A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-09 | Daimler Chrysler Ag | 自動化運搬場 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7203158B2 (en) | 2000-12-06 | 2007-04-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | OFDM signal transmission system, portable terminal, and e-commerce system |
| JP6124065B2 (ja) * | 2013-06-18 | 2017-05-10 | 清水建設株式会社 | 運搬管理システム |
| CN109896218A (zh) * | 2019-04-23 | 2019-06-18 | 苏州倍力杰自动化技术有限公司 | 一种物流配送特大型智能穿梭车动力轮轴及其加工工艺 |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP2019481A patent/JP2534147B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004345862A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-09 | Daimler Chrysler Ag | 自動化運搬場 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03222531A (ja) | 1991-10-01 |
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