JP2533952Y2 - 無人車における手動操作装置の収納構造 - Google Patents

無人車における手動操作装置の収納構造

Info

Publication number
JP2533952Y2
JP2533952Y2 JP1989050581U JP5058189U JP2533952Y2 JP 2533952 Y2 JP2533952 Y2 JP 2533952Y2 JP 1989050581 U JP1989050581 U JP 1989050581U JP 5058189 U JP5058189 U JP 5058189U JP 2533952 Y2 JP2533952 Y2 JP 2533952Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manual operation
operation device
cover plate
manual
storage space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989050581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02143607U (ja
Inventor
謙二 長谷川
永 北村
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社豊田自動織機製作所 filed Critical 株式会社豊田自動織機製作所
Priority to JP1989050581U priority Critical patent/JP2533952Y2/ja
Publication of JPH02143607U publication Critical patent/JPH02143607U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2533952Y2 publication Critical patent/JP2533952Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、無人車に搭載される手動操作装置の収納技
術に関する。
(従来の技術) 一般に、無人搬送車は外部に設けたコンピュータから
の指令によりピックアップコイルが走行路に敷設された
電磁線を検知して走行する。そして無人搬送車の故障時
や不調時あるいは搬送作業の内容に応じて、無人車に搭
載された手動操作装置を操作することにより、外部コン
ピュータからの信号を無能化させ、手動操作装置からの
信号に基く走行制御を行なうようになっている。
すなわち、第7図に示すように外部装置からの指令信
号に従い走行路上を自動運行する無人搬送車31の上部に
は平面方形状をなす収納ボックス32が固設され、この内
部には手動操作装置33がそのケーブル34をまとめた状態
で収容されている。そして、無人搬送車31を手動走行さ
せるときには、二点鎖線で示すようにケーブル34の先端
のコネクタ35を無人搬送車31のコネクタ36に接続し、接
続のロック部材を回転させて確実にロックする。する
と、コネクタ36からの信号に従って、無人搬送車31内に
設けたコントローラ(図示せず)が外部コンピュータか
ら入力される指令信号を無効化するとともに、手動操作
装置33のスイッチ37等の操作に基づく信号に従って無人
搬送車31の手動運行制御を行う。
ところが、無人搬送車31はその運搬物、作業内容等の
条件により、手動操作及び自動操作を繰り返して行うこ
とがあり、その都度両コネクタ35,36を接続及び離脱さ
せることは煩雑を極めるばかりか、作業効率の低下を招
来する。
そこで、本出願人はこのような不具合に鑑みて、手動
操作装置を収納部から取出すだけで自動運転モードから
手動運転モードへの切換えが行なわるように改良された
無人車の手動切換装置を提案した(特願昭63−200766
号)。この先願発明の無人車の手動切換装置は、詳しく
は無人フォークリフトにおいて車体の後部上方に設けら
れた操作パネルに前方へ窪む箱形の収納空所を形成し、
この収納空所内の隅に手動操作装置の有無を検知する検
出手段としてのスイッチを設け、手動操作装置が収納空
所から取出されたときには、このスイッチからの検出信
号に基づいてコントローラにより自動運転モードから手
動運転モードに切換わるようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上述した先願発明の場合は、前方へ窪む箱
形の収納空所に手動操作装置を収納する構成であって、
収納空所の4隅に板バネからなる保持片を設け、これに
よって手動操作装置を弾性的に保持する構成としている
ため、保持片の間隔が狭いときは、手動操作装置が収納
し難く、かつ取出し難いものであり、従って車両の調整
時等のように頻繁に使用する場合にあってはすこぶる煩
わしい。また保持片の間隔が広すぎると、保持力が甘く
なって車両の振動等で手動操作装置が脱落するという問
題がある。
そこで本考案は、以上の問題に鑑み、手動操作装置の
収納及び取出しの容易な無人車における手動操作装置の
収納構造を提供することを、その目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本考案は手動運転のため
の手動操作装置を搭載した無人車において、車両には前
記手動操作装置を入れるに十分な広さの収納空所を形成
する一方、同収納空所を覆い得るように蓋板を開閉操作
可能に取付け、同蓋板の内側には前記手動操作装置を収
納する収納箱を設け、さらに手動操作装置を収納箱から
出すことによって手動運転モードになり、手動操作装置
を収納箱に入れることによって自動運転モードになり、
又は蓋板を開けることによって手動運転モードになり、
蓋板を閉じることによって自動運転モードになるよう
に、自動運転と手動運転の運転モード切換信号を出力す
る検出手段を備えたことを特徴としている。
(作用) 本考案は上述のように構成したものであり、従って収
納空所を閉鎖している蓋板を開放操作すれば、手動操作
装置が同蓋板と共に収納空所から引出されて表に現れる
ため、この状態においては手動操作装置を蓋板の収納箱
に対して容易に取出し及び収納することができる。
また、本考案では手動操作装置を収納箱に出入したと
き又は蓋板を開閉操作したとき、それに応じて無人車の
運転モードが自動から手動又は手動から自動に切り換え
られる。
(実施例) 以下、本考案を無人フォークリフトに具体化した実施
例を図面に基づいて具体的に説明する。
〈実施例1〉 まず、第1図〜第5図に基づいて実施例1を説明す
る。第4図及び第5図は無人フォークリフトの概略を示
しており、前部にはフォーク1を支持するための左右一
対のマスト2が設けられている。マスト2の下端部を支
持するレッグ部3の前下部にはピックアップコイル4が
取付けられ、これが走行路内に敷設された誘導線5に地
上局の外部コンピュータ(図示省略)から流される誘導
信号を検知し、コントローラ(図示省略)にて誘導線5
に対する車両の偏位を検出する。またピックアップコイ
ル4は同じく外部コンピュータから誘導線5に誘導信号
に重畳させて流される走行指令信号を検出し、コントロ
ーラで始動・停止等の走行指令の内容を判別するように
なっている。
このような無人フォークリフトにおいて、車両の後部
上方には操作パネル6が設けられ、同操作パネル6には
手動操作装置7の収納部が設けられている。なお、手動
操作装置7は同装置を作業者が操作してフォークリフト
を走行させたり、荷役動作させる場合に使用されるもの
であって、直方体状に形成され、その表面操作面上に
は、走行操作のための各種スイッチ群や荷役操作のため
の各種スイッチ群あるいはその他のスイッチ類が装備さ
れている。
つぎに、第1図〜第3図に基づいて手動操作装置7の
収納部について詳述する。図示のように、操作パネル6
には手動操作装置7が入るに十分な広さと奥行きを有す
る横に長い箱形状の収納空所8が前方に窪むように形成
されており、この収納空所8の開口部には同収納空所8
を覆うための蓋板9がその下縁部をヒンジ10を介して開
閉操作可能に取付けられている。蓋板9は内面上縁部に
左右2個の吸着片11を備えており、この吸着片11を収納
空所8内の上壁に取付けられた左右2個のマグネット12
に吸着させることによって収納空所8を覆う閉鎖位置に
保持されるようになっている。
そして、蓋板9の内面には手動操作装置7を収納する
ための収納箱13が形成されており、この収納箱13は手動
操作装置7の外形に対応し、かつ蓋板の開放状態におい
て水平方向から出入れできるような形状に形成されてい
る。すなわち、収納箱13は具体的には蓋板9自体と、該
蓋板9の内面下部側(開放状態では前側)に固着されて
手動操作装置7の長手方向の両端部を受けるアングル状
をなす左右の支持枠13aと、これら両支持枠13aを相互に
結合するとともに、手動操作装置7の長手方向の一面を
受ける底板13bとから構成されており、そして蓋板9の
開放状態において手動操作装置7が後側から出入され
る。
また、収納箱13の横には手動操作装置7の収納の有無
を検知する検知手段としてのリミットスイッチ14が取付
けられており、このリミットスイッチ14の接触子14aが
一方の支持枠13aに形成された開口部を通して収納箱13
の隅に臨設されている。
なお、手動操作装置7のケーブル15は長手方向の端部
から車両内を通ってケーブル収納部16へと延びており、
そして他方の支持枠13aにはケーブル15との干渉を回避
するための切欠17が形成されている。
このように構成された本実施例において、フォークリ
フトの手動運転を行なう場合には、蓋板9を手前に開放
操作すると、該蓋板9の収納箱13に納められている手動
操作装置7は操作パネル6の収納空所8から外側へ出さ
れる。この状態において手動操作装置7を収納箱13から
手前へ引出すと、リミットスイッチ14の接触子14aに対
する押圧が解除され、該リミットスイッチ14からコント
ローラへの出力が中止されため、コントローラは自動運
転モードから手動運転モードに変換され、外部コンピュ
ータからの指令信号を無能化する。従って、この状態に
おいて、作業者による手動操作装置7の操作信号に基づ
くフォークリフトの走行あるいは荷役動作を行なうこと
が可能となる。
なお、手動運転完了後は手動操作装置7を蓋板9の収
納箱13内に収納すれば、リミットスイッチ14の接触子14
aが手動操作装置7の端面によって押圧されるため、リ
ミットスイッチ14からコントローラへ出力され、再び自
動運転モードに変換される。そしてその後、蓋板9を閉
鎖すれば、手動操作装置7は操作パネル6の収納空所8
内に納められるとともに、蓋板9は吸着片11がマグネッ
ト12に吸着されることで閉鎖位置に保持される。
上記したように、本実施例にあっては操作パネル6の
蓋板9を開放操作して手動操作装置7を操作パネル6の
収納空所8から外側へ引出した状態で同蓋板9の収納箱
13に対して手動操作装置7の出入れを行なうので、同出
入れがすこぶる簡便となる。
〈実施例2〉 つぎに、第6図に基づいて本考案の実施例2を説明す
る。この実施例は手動操作装置7の収納の有無を検知す
るために蓋板9側に設けられたリミットスイッチ14の接
触子14aを操作パネル6の収納空所8側に設けた突起18
によって作動するようにしたものであり、その他の構成
については前述の実施例1と全く同一となっている。従
って、この実施例によるときは、蓋板9を開放操作する
だけでリミットスイッチ14の接触子14aが突起18から離
れて手動運転モードに切換えられるので、手動操作装置
7を収納箱13に収納したままの状態で手動操作すること
が可能である。そのため、車両が規定の軌道から外れた
ときの簡単な復帰操作を行なうような場合に、短時間で
これを行なうことができ、非常に便利である。
なお、本考案は上述した実施例1,2に限定されるもの
ではなく、たとえば手動操作装置7の収納の有無を検知
する検出手段としてリミットスイッチに変えて近接スイ
ッチあるいはその他の適当な検出器を利用することが可
能であり、また検出手段は蓋板9に設ける代りに収納空
所8側に設けても差支えない。また蓋板9の開閉方向に
関しては上下方向の開閉式に限らず、左右方向に開閉す
る構成であっても差支えなく、さらには無人フォークリ
フト以外の各種無人車に適用することが可能である。ま
た、実施例2におけるリミットスイッチ14と突起18とは
その位置を置換しても差支えない。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案は収納空所の蓋板側に手
動操作装置を収納するようにしたので、手動操作装置を
収納空所から表側へ引出した状態で収納箱に対する取出
し及び収納を行なうことができるものであり、このこと
は操作パネルの収納部に直接出入れするような場合に比
べると、その作業がすこぶる容易となり、作業効率の向
上に大きく役立つものである。
また、本考案によれば、手動操作装置の出入に応じて
又は蓋板の開閉に応じて無人車の運転モードが自動から
手動又は手動から自動に切り換えられるため、運転モー
ドを切換えるための特別の操作を行う必要がなく、操作
上の便利さが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例1を示し、第1図は手
動操作装置の収納部を示す側断面図、第2図は第1図の
II−II線断面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、
第4図は無人フォークリフトの概略側面図、第5図は同
じく背面図である。また、第6図は本考案の実施例2を
示す斜視図、第7図は従来例を示す斜視図である。 6…操作パネル、7…手動操作装置 8…収納空所、9…蓋板 13…収納箱

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動運転のための手動操作装置を搭載した
    無人車において、車両には前記手動操作装置を入れるに
    十分な広さの収納空所を形成する一方、同収納空所を覆
    い得るように蓋板を開閉操作可能に取付け、同蓋板の内
    側には前記手動操作装置を収納する収納箱を設け、さら
    に手動操作装置を収納箱から出すことによって手動運転
    モードになり、手動操作装置を収納箱に入れることによ
    って自動運転モードになり、又は蓋板を開けることによ
    って手動運転モードになり、蓋板を閉じることによって
    自動運転モードになるように、自動運転と手動運転の運
    転モード切換信号を出力する検出手段を備えた無人車に
    おける手動操作装置の収納構造。
JP1989050581U 1989-04-28 1989-04-28 無人車における手動操作装置の収納構造 Expired - Lifetime JP2533952Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989050581U JP2533952Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 無人車における手動操作装置の収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989050581U JP2533952Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 無人車における手動操作装置の収納構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02143607U JPH02143607U (ja) 1990-12-05
JP2533952Y2 true JP2533952Y2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=31569249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989050581U Expired - Lifetime JP2533952Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 無人車における手動操作装置の収納構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2533952Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5946069U (ja) * 1982-09-18 1984-03-27 株式会社富士通ゼネラル 電気機器のリモコン送信器の収納装置
JPS6168535U (ja) * 1984-10-08 1986-05-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02143607U (ja) 1990-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2533952Y2 (ja) 無人車における手動操作装置の収納構造
CN205621779U (zh) 可兼容不同尺寸电池的电动托盘车电池箱体
JP2570824B2 (ja) 無人車の手動運転切換装置
EP0514892A3 (en) Electromagnetic relay assembly with test actuator
GB2261006A (en) Road blocker
JP3666539B2 (ja) ファイルホルダの自動格納設備
JPH0711101Y2 (ja) 電動捲上装置
KR200296037Y1 (ko) 서랍식 버스 화물 적재함
JP2003095595A (ja) ピッキングリフト
JP2545150Y2 (ja) アコーディオンドア装置
JPH01169511U (ja)
JP2529426Y2 (ja) 高所作業車の操作部構造
JP2004352029A (ja) 産業車両におけるバッテリ用ガイド
JPH053442Y2 (ja)
JPH07157010A (ja) クレーンのケーブル格納装置
JPS5835828Y2 (ja) 扉の開閉構造
JPH0218241B2 (ja)
JP2506011Y2 (ja) 搬送用パレット
JPH0446779Y2 (ja)
JPH0547123Y2 (ja)
JP3243205B2 (ja) ドア付き間仕切りにおけるドアロック装置
JPS6215138Y2 (ja)
JPS6346243U (ja)
JP2019163004A (ja) 移動体
JPH0632945Y2 (ja) 産業車両のシートパレット検出装置