JPH07157010A - クレーンのケーブル格納装置 - Google Patents

クレーンのケーブル格納装置

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Publication number
JPH07157010A
JPH07157010A JP30365093A JP30365093A JPH07157010A JP H07157010 A JPH07157010 A JP H07157010A JP 30365093 A JP30365093 A JP 30365093A JP 30365093 A JP30365093 A JP 30365093A JP H07157010 A JPH07157010 A JP H07157010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
stacker crane
rack
space
crane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30365093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Wakabayashi
正敏 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP30365093A priority Critical patent/JPH07157010A/ja
Publication of JPH07157010A publication Critical patent/JPH07157010A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッカクレーンと電力供給部との間を接続
するケーブルがスタッカクレーンの走行時に絡まないよ
うに収納しておくスペースを、デッドスペースを有効に
利用して得るようにする。 【構成】 自動倉庫の格納室B内のスタッカクレーンS
と格納室外Aとの間で電力の供給や信号の送受を行うケ
ーブル2を、二次元方向に曲折可能なケーブルガイド9
に一体的に付設するとともに、自動倉庫のラックR最上
部の荷物Wの格納に邪魔にならない空間にケーブル溜ま
りEを構成し、該ケーブル溜まりEに前記ケーブルガイ
ド9を収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタッカクレーンと電力
供給部を接続するケーブルの格納構成に関する。
【0002】
【従来の技術】危険物を格納する自動倉庫は、防爆クレ
ーンと呼ばれるタイプのものが使用される。このような
自動倉庫においては、スタッカクレーンに電力の供給や
制御信号の送受を行う場合、集電子を用いることができ
ない。つまり、天井に架設した給電線に集電子を接触さ
せて電力の供給を行うと、スタッカクレーンの走行時に
火花が生じて爆発のおそれが生じる。よって、危険物の
格納・搬出を行う自動倉庫においては、電源側とスタッ
カクレーンとの間はケーブルによって連結して、火花が
発生しないように電力の供給や制御信号等の送受を行っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような危険物を取
り扱う自動倉庫では図6に示すように、危険域外である
格納室外Aの電力供給等の制御盤1と危険域内である格
納室BのスタッカクレーンSの間はケーブル2によって
接続されるが、スタッカクレーンSは入・出庫ステーシ
ョンCとラックRの間を走行するために、ケーブル2は
スタッカクレーンSがラックRの奥側に位置する時に伸
びきり、スタッカクレーンSが入・出庫ステーションC
に位置しているときにケーブル溜まりDで手繰り寄せて
収納している。このケーブル溜まりDにはある程度のス
ペースが必要であるが、ケーブル以外の機器は何もない
ので、床上では無駄なスペースとなっていた。そこで、
本発明は上記のようなデッドスペースをなくすようなケ
ーブルの収納スペースをラックに設けようとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するために次のように構成したものである。即
ち、自動倉庫の危険域である格納室内のスタッカクレー
ンと危険域外の格納室外との間で電力の供給や信号の送
受を行うケーブルを、二次元方向に曲折可能なケーブル
ガイドに一体的に付設するとともに、自動倉庫のラック
最上部の荷物の格納に邪魔にならない空間にケーブル溜
まりを構成し、該ケーブル溜まりに前記ケーブルガイド
を収納するように構成したものである。
【0005】
【作用】このような手段を用いることによって、自動倉
庫のスタッカクレーンと格納室外との間の距離を短くす
ることができて、ラック最上部のケーブル溜まりにケー
ブルを付設したケーブルガイドが載置されて、スタッカ
クレーンが往復走行するときには、ケーブルガイドがケ
ーブル溜まり上で曲折して、ケーブルが絡まったり、捩
れたりしない。
【0006】
【実施例】本発明の解決しようとする課題及び解決手段
は以上の如くであり、添付した図面に従い実施例の構成
を説明する。図1はスタッカクレーンとラックの正面
図、図2はケーブル収納部を示す平面図、図3は同じく
他の実施例を示す平面図、図4は同じく正面図、図5は
ケーブルガイド一部平面図である。
【0007】防爆型の自動倉庫は図1、図2に示すよう
に、危険域である格納室Bの床上にラックRと平行に走
行レール14が敷設され、天井部に該走行レール14と
平行に配設した上ガイドレール15と、走行レール14
との間でスタッカクレーンSが前後に走行できるように
配設されている。該スタッカクレーンSは走行レール1
4上に走行体8を載置して、該走行体8の前後にマスト
12・12を立設し、該マスト12・12上端に上部フ
レーム16を固設して枠組し、該走行体8前部上には操
作ボックス13を載置し、後部上には駆動ボックスを載
置して走行モーターや昇降台10を昇降駆動する昇降モ
ーターを収納し、前記マスト12・12の間に昇降台1
0を昇降可能に配置して、該昇降台10中央上には荷物
Wを載せるスライドフォークを横設してスライドモータ
ーにて左右にスライド可能としている。
【0008】そして、前記走行レール14の両側にはラ
ックR・Rが平行に配設されており、該ラックRの構成
は、支柱4・4・・・を所定間隔をあけて床上に立設
し、該左右の支柱4と支柱4の間に水平方向に棚受5・
5・・・が上下所定間隔をあけて横設している。このよ
うに構成したラックは通常、ラックの最上部にはデッド
スペースとなっている。つまり、スタッカクレーンSの
最上部は上ガイドレール15に沿って走行できるよう
に、上部フレーム16が設けられており、荷物Wの最上
段での出し入れ時にはこの上部フレーム16には荷物W
が当接しないようにしているので、ラック最上部には上
部フレーム16に相当する高さの空間が必ず存在する。
【0009】そこで本発明はこのラックRの最上部と天
井との間の空間がデッドスペースとなっているので、本
発明のケーブル溜まりEをこの空間に形成するものであ
り、該ケーブル溜まりEは一側のラックR上端の最上段
の荷物Wの格納・取出に邪魔にならない。その上側位置
に、天井と平行にケーブル載置棚6が横設され、該ケー
ブル載置棚6の上面には表面が摩擦抵抗の小さいプレー
ト7が貼設されており、後述するケーブルガイド9を載
せておき、スタッカクレーンSが走行するとケーブルガ
イド9はその走行とともに引きずられるが、プレート7
では良く滑り引っ掛かったり、摩耗したりしないのであ
る。
【0010】また、ケーブル2は電線や信号線が可撓性
の部材によって覆われており、その一端は格納室外(危
険域外)Aの制御盤のターミナル20と接続し、他端は
格納室(危険域)B内のスタッカクレーンSのターミナ
ル21と接続されスタッカクレーンSに電力を供給した
り、制御信号を送受したりするものである。そして、該
ケーブル2を引っ張りながらスタッカクレーンSが往復
走行すると、ケーブル2が捩じれたり、引っ掛かったり
して切断等の可能性もあるので、該ケーブル2は図5に
示すようにケーブルガイド9に付設されて、図2または
図3に示すように、前記ケーブル載置棚6上に載置され
る。
【0011】前記ケーブルガイド9はチェーンの如く構
成されて長手方向に対して2次元方向(例えば水平方
向)のみ曲がるようにしており、ケーブル2がケーブル
ガイド9の中心上に位置するように配設して、ケーブル
ガイド9の曲折に応じてケーブル2も曲折するように
し、該ケーブルガイド9は図2に示すように、スタッカ
クレーンS上部のターミナル21とケーブル載置棚6上
の入・出庫ステーションC上方に設けた固定部22との
間に接続されて「の」字状にケーブル載置棚6上に載せ
ておき、スタッカクレーンSが走行レール14上を往復
走行しても、ケーブル2及びケーブルガイド9は引っ張
り出したり、巻き戻したりするだけで絡まず、ケーブル
載置棚6上で滑り摩耗等も生じないようにしている。
【0012】また、ケーブルガイド9は図3、図4に示
すように、ケーブル載置棚6上面の前後方向中央部外側
に固定部22’を設けて、この固定部22’とスタッカ
クレーンSの前後方向中央部の側面との間にケーブルガ
イド9を接続するように構成することも可能であり、こ
の場合、ラックRの内側の支柱4上部が邪魔になるので
取り除いており、スタッカクレーンSが走行レール14
上を往復走行したときには、ケーブルガイド9は「S」
字状に曲折することになり絡まることはなく、前記実施
例のケーブルガイド9よりも短くできるのでコスト低減
化も図れるのである。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので次の
ような効果を奏するものである。即ち、ケーブル溜まり
をラック最上部に設けるので、自動倉庫の一部にケーブ
ル溜まりのスペースを設けて自動倉庫のスペースを大き
くとる必要がなく、デッドスペースを有効に利用するこ
とができ、ケーブルはスタッカクレーンの走行によって
もケーブル溜まりに収納されて絡むこともないのであ
る。また、ケーブルはケーブルガイドで保護されている
ので、ケーブルが傷付くことがなく、スタッカクレーン
の走行の抵抗となることもないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタッカクレーンとラックの正面図である。
【図2】ケーブル収納部を示す平面図である。
【図3】同じく他の実施例を示す平面図である。
【図4】同じく他の実施例を示す正面図である。
【図5】ケーブルガイド一部平面図である。
【図6】従来の防爆型の自動倉庫側面図である。
【符号の説明】
S スタッカクレーン R ラック A 格納室外 B 格納室(危険域) E ケーブル溜まり 2 ケーブル 6 ケーブル載置棚 9 ケーブルガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動倉庫の格納室内のスタッカクレーン
    と格納室外との間で電力の供給や信号の送受を行うケー
    ブルを、二次元方向に曲折可能なケーブルガイドに一体
    的に付設するとともに、自動倉庫のラック最上部の荷物
    の格納に邪魔にならない空間にケーブル溜まりを構成
    し、該ケーブル溜まりに前記ケーブルガイドを収納する
    ことを特徴とするクレーンのケーブル格納装置。
JP30365093A 1993-12-03 1993-12-03 クレーンのケーブル格納装置 Pending JPH07157010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30365093A JPH07157010A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 クレーンのケーブル格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30365093A JPH07157010A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 クレーンのケーブル格納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07157010A true JPH07157010A (ja) 1995-06-20

Family

ID=17923565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30365093A Pending JPH07157010A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 クレーンのケーブル格納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07157010A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001301915A (ja) * 2000-04-24 2001-10-31 Nippon Yusoki Co Ltd スタッカークレーン
JP5975166B2 (ja) * 2013-02-15 2016-08-23 村田機械株式会社 搬送設備と自動倉庫

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001301915A (ja) * 2000-04-24 2001-10-31 Nippon Yusoki Co Ltd スタッカークレーン
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