JPH0556815U - スタッカクレーン - Google Patents
スタッカクレーンInfo
- Publication number
- JPH0556815U JPH0556815U JP390892U JP390892U JPH0556815U JP H0556815 U JPH0556815 U JP H0556815U JP 390892 U JP390892 U JP 390892U JP 390892 U JP390892 U JP 390892U JP H0556815 U JPH0556815 U JP H0556815U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stacker crane
- battery
- charging device
- origin position
- stacker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 停電等に関係なく、常にスタッカクレーンが
一連の搬送動作を完了できるようにする。 【構成】 スタッカクレーン11に駆動源となるバッテ
リ29を搭載する。地上に充電装置32を設置し、移動
経路端の原点位置に位置したスタッカクレーン11に係
合する充電装置のプラグ32を設ける。スタッカクレー
ン11が原点位置に復帰する度にバッテリ29は充電さ
れ、スタッカクレーン11は常にバッテリ29からの電
力によって走行および入出庫動作を行う。
一連の搬送動作を完了できるようにする。 【構成】 スタッカクレーン11に駆動源となるバッテ
リ29を搭載する。地上に充電装置32を設置し、移動
経路端の原点位置に位置したスタッカクレーン11に係
合する充電装置のプラグ32を設ける。スタッカクレー
ン11が原点位置に復帰する度にバッテリ29は充電さ
れ、スタッカクレーン11は常にバッテリ29からの電
力によって走行および入出庫動作を行う。
Description
【0001】
本考案は自動倉庫に設けられるスタッカクレーンに関し、特にスタッカクレー ンの駆動源の構成に関する。
【0002】
従来、ユニット式ラックを有する自動倉庫として、スタッカクレーンがラック 列の間の通路を走行し、ラックに対する荷物の入出庫を行うように構成されたも のが知られている。スタッカクレーンは、その移動経路端の原点位置において一 連の搬送動作を開始し、地上に設けられた制御コンピュータから入力された指令 データに従い、ラックに対する荷物の入出庫を行う。
【0003】
従来のスタッカクレーンは、天井のガイドレールに設けられたトロリーを介し て外部から電気が供給されるようになっており、停電等の電気的事故が起きると 、制御コンピュータから入力された指令データが消滅してしまう。このためスタ ッカクレーンがラック列の途中に位置している状態で停電が発生した場合、停電 が復旧した時に、作業者がマニュアル操作でスタッカクレーンを操作して一連の 動作を完了させ、スタッカクレーンを原点位置まで復帰させる必要があった。
【0004】 本考案は、停電等の復帰後にこのようなマニュアル操作をする必要性をなくし 、スタッカクレーンが常に一連の搬送動作を完了できるように構成することを目 的としてなされたものである。
【0005】
本考案に係るスタッカクレーンは、スタッカクレーンに駆動源となるバッテリ を設けるとともに、移動経路端の原点位置に位置するスタッカクレーンに対して 係合して上記バッテリを充電させる充電装置を地上側に設置したことを特徴とし ている。
【0006】
以下図示実施例により本考案を説明する。 図1において、スタッカクレーン11は、地上の走行レール13及び天井のガ イドレール14に案内され、図の左右方向に移動せしめられる。スタッカクレー ン11は、昇降可能に支持された搬送用昇降台16と、この搬送用昇降台16上 に水平方向(図では、手前から奥の方向前後)に移動可能に支持されたスライド フォーク17とを備え、これら昇降台16とスライドフォーク17とを制御する ことにより、倉庫内に上下方向に多段に設けられた図示しないラック(収納棚) に対して荷物19の入出庫が行われる。
【0007】 スタッカクレーン11のフレームの一方を構成するリヤ側マスト21(図では 、左側)の外側の下端部には、防護フェンス23で両側を被われた機上制御盤2 5が設けられ、フレームの他方を構成するフロント側マスト27の外側の下端部 には、バッテリ29が設けられる。バッテリ29はスタッカクレーン11の駆動 源であり、このバッテリ29から得られる電力により、スタッカクレーン11の 走行および入出庫動作が行われる。
【0008】 図において、走行レール13の右端部には、スタッカクレーン11を原点位置 に停止させるためのストッパ31が設けられる。このストッパ31には、充電装 置(図示せず)のプラグ32が設けられる。このプラグ32は、原点位置に位置 するスタッカクレーン11のバッテリ29に係合し、これによりバッテリ29は 充電される。すなわちバッテリ29は、原点位置に復帰する度に充電される。な お、ストッパ31に充電装置を設けるようにしてもよい。
【0009】 ストッパ31から所定距離離れた地上には、スタッカクレーン11の動作を統 括的に制御するための制御盤33が設けられる。この制御盤33は充電装置32 に適宜指令を送出し、スタッカクレーン11が原点位置に位置した時にスタッカ クレーン11のバッテリ29を充電させるようになっている。また制御盤33は 、スタッカクレーン11の機上制御盤25と光通信を行い、スタッカクレーン1 1の作動のための各種のデータ等の送受信を行う。
【0010】 スタッカクレーン11は、制御盤33から送信される指令データに基づいて動 作するが、機上制御盤25には、制御盤33内部の制御コンピュータ(図示せず )の作動電源のON/OFF状態も入力される。機上制御盤25は、制御コンピ ュータの作動電源が停電等のためにOFF状態となった場合、一連の入出庫動作 を完了させ、すなわち所定の入出庫を終了させて原点位置へスタッカクレーン1 1を復帰させる。またこの場合、機上制御盤25は制御コンピュータの作動電源 がON状態となった時、一連の入出庫動作が完了したことを示す信号を、制御コ ンピュータに出力する。
【0011】 以上のように本実施例は、スタッカクレーン11がバッテリ29から供給され る電力によって駆動されるように構成されているので、スタッカクレーン11が ラック列の途中に位置し、入出庫動作が完了していない状態において停電が発生 したとしても、スタッカクレーン11はこの停電に関係なく入出庫動作を完了さ せることができる。したがって、従来のように停電の復旧時にスタッカクレーン 11をマニュアル操作によって原点位置まで復帰させる必要がなくなり、スタッ カクレーン11の運転操作が非常に簡単になる。
【0012】 なお充電装置は、スタッカクレーン11が原点位置に復帰する度にバッテリ2 9に対する充電を行う必要はなく、例えばバッテリ29の電圧を計測し、電圧が 所定値以下になっている場合のみ、充電するようにしてもよい。
【0013】
以上のように本考案によれば、停電に関係なく、常にスタッカクレーンの一連 の搬送動作を完了させることができる。
【図1】本考案のスタッカクレーンの一実施例の側面図
である。
である。
11 スタッカクレーン 19 荷物 25 機上制御盤 29 バッテリ 31 ストッパ 32 充電装置
Claims (1)
- 【請求項1】 スタッカクレーンに駆動源となるバッテ
リを設けるとともに、移動経路端の原点位置に位置する
スタッカクレーンに対して係合して上記バッテリを充電
させる充電装置を地上側に設置したことを特徴とするス
タッカクレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP390892U JPH0556815U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | スタッカクレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP390892U JPH0556815U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | スタッカクレーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556815U true JPH0556815U (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11570291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP390892U Pending JPH0556815U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | スタッカクレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0556815U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013010633A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Okamura Corp | 物品搬送装置 |
CN105253506A (zh) * | 2014-07-08 | 2016-01-20 | 村田机械株式会社 | 自动仓库的输送车 |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP390892U patent/JPH0556815U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013010633A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Okamura Corp | 物品搬送装置 |
CN105253506A (zh) * | 2014-07-08 | 2016-01-20 | 村田机械株式会社 | 自动仓库的输送车 |
CN105253506B (zh) * | 2014-07-08 | 2019-06-14 | 村田机械株式会社 | 自动仓库的输送车 |
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