JPH0638865Y2 - 無人荷役車両の自動荷役装置 - Google Patents
無人荷役車両の自動荷役装置Info
- Publication number
- JPH0638865Y2 JPH0638865Y2 JP2387089U JP2387089U JPH0638865Y2 JP H0638865 Y2 JPH0638865 Y2 JP H0638865Y2 JP 2387089 U JP2387089 U JP 2387089U JP 2387089 U JP2387089 U JP 2387089U JP H0638865 Y2 JPH0638865 Y2 JP H0638865Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cargo handling
- backrest
- fork
- luggage
- unmanned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はバックレストが荷物の大きさに応じて自動的
に前後動するようにした無人荷役車両の自動荷役装置に
関する。
に前後動するようにした無人荷役車両の自動荷役装置に
関する。
従来無人にて荷役作業を行う無人荷役車両には、荷物を
自動的に荷役する荷役装置が装着されている。
自動的に荷役する荷役装置が装着されている。
上記荷役装置は荷物を持ち上げるフォークの後方にバッ
クレストが設けられていて、フォーク上に荷物を乗せた
状態でマストをチルトしても荷物が落下したり、荷崩れ
を起こさないようにしているが、バックレストからフォ
ーク先端までの長さは、荷役可能な最大荷物の奥行に合
せて設定されている。
クレストが設けられていて、フォーク上に荷物を乗せた
状態でマストをチルトしても荷物が落下したり、荷崩れ
を起こさないようにしているが、バックレストからフォ
ーク先端までの長さは、荷役可能な最大荷物の奥行に合
せて設定されている。
このため、レース上の前部に置かれた荷物をフォーク先
端で突かずに整然と並べる場合、レーンの前後方向のピ
ッチは荷物の最大寸法に合せたピッチＰとなり、第８図
に示すように、小さな荷物の場合荷物の間に無駄なスペ
ースＷが生じて、平面利用効率が低下する不具合があっ
た。
端で突かずに整然と並べる場合、レーンの前後方向のピ
ッチは荷物の最大寸法に合せたピッチＰとなり、第８図
に示すように、小さな荷物の場合荷物の間に無駄なスペ
ースＷが生じて、平面利用効率が低下する不具合があっ
た。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、荷物の大きさに応じてバックレストが自動的に前後
に移動するようにした無人荷役車両の自動荷役装置を提
供しようとするものである。
で、荷物の大きさに応じてバックレストが自動的に前後
に移動するようにした無人荷役車両の自動荷役装置を提
供しようとするものである。
この考案は上記目的を達成するために、自走自在な車体
の前部に自動荷役装置が装着された無人荷役車両におい
て、リーチ機構によりフォークに沿って前後動自在なバ
ックレストを設けると共に、上記バックレストに荷物が
フォーク上に載置されたのを検出する実荷スイッチと、
荷物の大きさを検出するバックレストスイッチを設けた
ことにより、荷物の大きさに応じて上記バックレストが
前後動できるようにして、小さな荷物をレーン上に並べ
る場合大きな荷物より小さいピッチで並べられるように
した無人荷役車両の自動荷役装置を提供するものであ
る。
の前部に自動荷役装置が装着された無人荷役車両におい
て、リーチ機構によりフォークに沿って前後動自在なバ
ックレストを設けると共に、上記バックレストに荷物が
フォーク上に載置されたのを検出する実荷スイッチと、
荷物の大きさを検出するバックレストスイッチを設けた
ことにより、荷物の大きさに応じて上記バックレストが
前後動できるようにして、小さな荷物をレーン上に並べ
る場合大きな荷物より小さいピッチで並べられるように
した無人荷役車両の自動荷役装置を提供するものであ
る。
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において１は車輪２により自走自在な無人荷役車両の
車体で、前部に立設されたマスト３にフィンガボード４
が上下動自在に設けられており、このフィンガボード４
に一対のフォーク５とフォークキャリッジ６が取付けら
れている。
車体で、前部に立設されたマスト３にフィンガボード４
が上下動自在に設けられており、このフィンガボード４
に一対のフォーク５とフォークキャリッジ６が取付けら
れている。
そして上記フォークキャリッジ６にはリーチ機構７を介
してバックレスト８が前後動自在に取付けられている。
してバックレスト８が前後動自在に取付けられている。
上記リーチ機構７は交差部が枢支された一対のリンク7
a,7bより構成されていて、一方のリンク7aの後端側がフ
ォークキャリッジ６の下部に枢着されていると共に、他
方のリンク7bの後端はローラ９を介してフォークキャリ
ッジ６の上部に上下動自在に支承されている。
a,7bより構成されていて、一方のリンク7aの後端側がフ
ォークキャリッジ６の下部に枢着されていると共に、他
方のリンク7bの後端はローラ９を介してフォークキャリ
ッジ６の上部に上下動自在に支承されている。
また一方のリンク7aの前端はローラ10を介してバックレ
スト８に上下動自在に支承されており、他方のリンク7b
の前端はバックレスト８の下部に枢着されていて、図示
しないリーチ手段で直立状態を維持しながら前後動自在
となっていると共に、バックレスト８の下部に設けられ
たガイド溝8a内にフォーク５の両側に設けられたガイド
レール5aが第４図に示すように嵌挿されていて、フォー
ク５上に荷物10を載置した場合に生じるフォーク５のた
わみを上記バックレスト８が支持するようになってい
る。
スト８に上下動自在に支承されており、他方のリンク7b
の前端はバックレスト８の下部に枢着されていて、図示
しないリーチ手段で直立状態を維持しながら前後動自在
となっていると共に、バックレスト８の下部に設けられ
たガイド溝8a内にフォーク５の両側に設けられたガイド
レール5aが第４図に示すように嵌挿されていて、フォー
ク５上に荷物10を載置した場合に生じるフォーク５のた
わみを上記バックレスト８が支持するようになってい
る。
一方バックレスト８の下部前面にフォーク５上に載置さ
れた荷物10の荷物により動作する実荷スイッチ11と、荷
物10の背面に当接することにより動作するバックレスト
スイッチ12がそれぞれ設置されている。
れた荷物10の荷物により動作する実荷スイッチ11と、荷
物10の背面に当接することにより動作するバックレスト
スイッチ12がそれぞれ設置されている。
次に作用を説明すると、大型の荷物10をレーン上に一列
に並べる場合は、バックレスト８をフォーク５の最後部
まで移動させて従来通り荷役作業を行うが、小型の荷物
10′をレーン上に一列に並べる場合は、リーチ機構７に
よりバックレスト８を荷物10′の奥行に合せて第５図に
示すように前進させる。
に並べる場合は、バックレスト８をフォーク５の最後部
まで移動させて従来通り荷役作業を行うが、小型の荷物
10′をレーン上に一列に並べる場合は、リーチ機構７に
よりバックレスト８を荷物10′の奥行に合せて第５図に
示すように前進させる。
そしてこの状態で荷役作業を開始するもので、フォーク
５の先端が荷物10′の載置されたパレット13内へ挿入さ
れると共に、荷物10′の背面がバックレストスイッチ12
を動作させたところで、フォーク５の挿入が停止され
る。
５の先端が荷物10′の載置されたパレット13内へ挿入さ
れると共に、荷物10′の背面がバックレストスイッチ12
を動作させたところで、フォーク５の挿入が停止され
る。
その後リフトアップシーケンスへ移行されてフォーク５
が上昇されると、荷物10′の荷重が第６図に示すように
実荷スイッチ11に加ってこれを動作させるため、実荷ス
イッチ11からの信号によりフォーク５上へ荷物10′が載
置されたのが確認される。
が上昇されると、荷物10′の荷重が第６図に示すように
実荷スイッチ11に加ってこれを動作させるため、実荷ス
イッチ11からの信号によりフォーク５上へ荷物10′が載
置されたのが確認される。
以後は大型荷物10の荷役時と同様にレーン上へ荷物を一
列に並べる作業を行うことにより、第７図に示すように
大型荷物10のピッチＰに対して、これより小さいピッチ
ｐで荷物10′をレーン上へ並べることができるようにな
る。
列に並べる作業を行うことにより、第７図に示すように
大型荷物10のピッチＰに対して、これより小さいピッチ
ｐで荷物10′をレーン上へ並べることができるようにな
る。
この考案は以上詳述したように、荷役すべき荷物の大き
さに応じてバックレストが前後方向へ移動できるように
したことから、小型の荷物をレーン上に並べる場合、大
型荷物より小さいピッチで並べることができ、従来の荷
物の大きさに関係なく一定ピッチで並べていた場合に比
べて平面利用効率を大幅に改善できる効果がある。
さに応じてバックレストが前後方向へ移動できるように
したことから、小型の荷物をレーン上に並べる場合、大
型荷物より小さいピッチで並べることができ、従来の荷
物の大きさに関係なく一定ピッチで並べていた場合に比
べて平面利用効率を大幅に改善できる効果がある。
また、前後動自在なバックレストの下部でフォークのた
わみを支持するようにしたことにより、フォークの先端
側に荷物を載置しても、フォークのたわみを最小限に抑
制することもできる。
わみを支持するようにしたことにより、フォークの先端
側に荷物を載置しても、フォークのたわみを最小限に抑
制することもできる。
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は荷役車両の
平面図、第２図は同側面図、第３図はバックレスト下部
の拡大側面図、第４図は第３図IV−IV線に沿う断面図、
第５図ないし第７図は作用説明図、第８図は従来の説明
図である。 １は車体、５はフォーク、７はリーチ機構、８はバック
レスト、10は荷物、11は実荷スイッチ、12はバックレス
トスイッチ。
平面図、第２図は同側面図、第３図はバックレスト下部
の拡大側面図、第４図は第３図IV−IV線に沿う断面図、
第５図ないし第７図は作用説明図、第８図は従来の説明
図である。 １は車体、５はフォーク、７はリーチ機構、８はバック
レスト、10は荷物、11は実荷スイッチ、12はバックレス
トスイッチ。
Claims (2)
- 【請求項１】自走自在な車体１の前部に自動荷役装置が
装着された無人荷役車両において、リーチ機構７により
フォーク５に沿って前後動自在なバックレスト８を設け
ると共に、上記バックレスト８に荷物10がフォーク５上
に載置されたのを検出する実荷スイッチ11と、荷物10の
大きさを検出するバックレストスイッチ12を設けてなる
無人荷役車両の自動荷役装置。 - 【請求項２】上記バックレスト８の下部でフォーク５の
たわみを支持してなる請求項１記載の自動荷役装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2387089U JPH0638865Y2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 無人荷役車両の自動荷役装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2387089U JPH0638865Y2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 無人荷役車両の自動荷役装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02115394U JPH02115394U (ja) | 1990-09-14 |
| JPH0638865Y2 true JPH0638865Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31243230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2387089U Expired - Lifetime JPH0638865Y2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 無人荷役車両の自動荷役装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638865Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-03 JP JP2387089U patent/JPH0638865Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02115394U (ja) | 1990-09-14 |
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