JP2545150Y2 - アコーディオンドア装置 - Google Patents
アコーディオンドア装置Info
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- JP2545150Y2 JP2545150Y2 JP1991111662U JP11166291U JP2545150Y2 JP 2545150 Y2 JP2545150 Y2 JP 2545150Y2 JP 1991111662 U JP1991111662 U JP 1991111662U JP 11166291 U JP11166291 U JP 11166291U JP 2545150 Y2 JP2545150 Y2 JP 2545150Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accordion door
- frames
- accordion
- door device
- door body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、アコーディオンドア装
置に関するものである。
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のアコーディオンドア装置として
は、特開昭５７−３６２８３号公報及び実開昭５７−３
７３８７号公報に示されるものがある。特開昭５７−３
６２８３号公報に示されるものは、アコーディオン状に
形成された表装材よりなるアコーディオンドア本体と、
アコーディオンドア本体の前端部にこれの上下方向全長
に渡って一体に設けられる扉と、アコーディオンドア本
体の後端部にこれの上下方向全長に渡って一体に設けら
れる内側支持板と、一側面が開口された断面略コの字状
の形状を有する格納庫と、格納庫の上端より開口側に一
体に突設されている鴨居と、鴨居の下面に格納庫に入り
込ませて嵌め込まれている走行レールと、を有し、格納
庫及び鴨居は、あらかじめ壁面などに着脱不可能に固定
されており、内側支持板は、壁面などに固定された格納
庫内に挿入されてコの字の奥面と連結されることにより
アコーディオンドア本体の後端部を格納庫内に連結し、
扉は、アコーディオンドア本体の前端部と一体に格納庫
方向に移動することにより、アコーディオンドア本体を
折り畳んで格納庫内に収納していき、アコーディオンド
ア本体が完全に格納庫内に収納された際に、格納庫の開
口部に連結されて、開口部を閉じるように構成されてい
る。また、実開昭５７−３７３８７号公報に示されるも
のは、特開昭５７−３６２８３号公報に示されるアコー
ディオンドア装置において、アコーディオンドア本体の
下面にランナーを設けるとともに、格納庫の底面にラン
ナーに対応する走行ガイドを設け、アコーディオンドア
本体が格納庫に収納される際に、ランナーが走行ガイド
に案内されてアコーディオンドア本体が格納庫の内壁に
接触することなく収納されるようにしたものである。
は、特開昭５７−３６２８３号公報及び実開昭５７−３
７３８７号公報に示されるものがある。特開昭５７−３
６２８３号公報に示されるものは、アコーディオン状に
形成された表装材よりなるアコーディオンドア本体と、
アコーディオンドア本体の前端部にこれの上下方向全長
に渡って一体に設けられる扉と、アコーディオンドア本
体の後端部にこれの上下方向全長に渡って一体に設けら
れる内側支持板と、一側面が開口された断面略コの字状
の形状を有する格納庫と、格納庫の上端より開口側に一
体に突設されている鴨居と、鴨居の下面に格納庫に入り
込ませて嵌め込まれている走行レールと、を有し、格納
庫及び鴨居は、あらかじめ壁面などに着脱不可能に固定
されており、内側支持板は、壁面などに固定された格納
庫内に挿入されてコの字の奥面と連結されることにより
アコーディオンドア本体の後端部を格納庫内に連結し、
扉は、アコーディオンドア本体の前端部と一体に格納庫
方向に移動することにより、アコーディオンドア本体を
折り畳んで格納庫内に収納していき、アコーディオンド
ア本体が完全に格納庫内に収納された際に、格納庫の開
口部に連結されて、開口部を閉じるように構成されてい
る。また、実開昭５７−３７３８７号公報に示されるも
のは、特開昭５７−３６２８３号公報に示されるアコー
ディオンドア装置において、アコーディオンドア本体の
下面にランナーを設けるとともに、格納庫の底面にラン
ナーに対応する走行ガイドを設け、アコーディオンドア
本体が格納庫に収納される際に、ランナーが走行ガイド
に案内されてアコーディオンドア本体が格納庫の内壁に
接触することなく収納されるようにしたものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭５７−３６２８３号公報及び実開昭５７−３７３８
７号公報に示されるアコーディオンドア装置ではとも
に、アコーディオンドア本体を収納する収納部は、アコ
ーディオンドア本体に一体に設けられる扉と、アコーデ
ィオンドア本体とは別体に設けられる格納庫とにより構
成され、このうち格納庫には取付位置の寸法に合わせて
構成された鴨居が一体に設けられており、格納庫及び鴨
居は、壁面などを工事して容易に外すことができないよ
うに固定される。このため、アコーディオンドア装置を
設置する際に、施工現場での作業が多くなり、施工が面
倒である。また、アコーディオンドア装置の取付位置を
変更しようとすると、壁面などを工事して格納庫及び鴨
居を取り外し、また別の場所で取付工事を行わなければ
ならないとともに、格納庫及び鴨居の寸法は最初の取付
位置に合わせて構成されているため、同じ寸法の場所で
ないと取付けることができないため、アコーディオンド
ア装置の取付位置を容易に変更することができないとい
う問題がある。さらには、アコーディオンドア本体を梱
包及び運搬する際に、アコーディオンドア本体を折り畳
んでもこれの両端部に扉と内側支持板が設けられている
だけであり、表装材が露出したままであるため、表装材
が汚れたり破損したりする場合がある。本考案は、この
ような課題を解決するためのものである。
開昭５７−３６２８３号公報及び実開昭５７−３７３８
７号公報に示されるアコーディオンドア装置ではとも
に、アコーディオンドア本体を収納する収納部は、アコ
ーディオンドア本体に一体に設けられる扉と、アコーデ
ィオンドア本体とは別体に設けられる格納庫とにより構
成され、このうち格納庫には取付位置の寸法に合わせて
構成された鴨居が一体に設けられており、格納庫及び鴨
居は、壁面などを工事して容易に外すことができないよ
うに固定される。このため、アコーディオンドア装置を
設置する際に、施工現場での作業が多くなり、施工が面
倒である。また、アコーディオンドア装置の取付位置を
変更しようとすると、壁面などを工事して格納庫及び鴨
居を取り外し、また別の場所で取付工事を行わなければ
ならないとともに、格納庫及び鴨居の寸法は最初の取付
位置に合わせて構成されているため、同じ寸法の場所で
ないと取付けることができないため、アコーディオンド
ア装置の取付位置を容易に変更することができないとい
う問題がある。さらには、アコーディオンドア本体を梱
包及び運搬する際に、アコーディオンドア本体を折り畳
んでもこれの両端部に扉と内側支持板が設けられている
だけであり、表装材が露出したままであるため、表装材
が汚れたり破損したりする場合がある。本考案は、この
ような課題を解決するためのものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、アコーディオ
ンドア本体の両側端部に箱形のフレームを取り付けるこ
とによって上記課題を解決する。すなわち、本考案のア
コーディオンドア装置は、アコーディオン状に形成され
た表装材からなるアコーディオンドア本体と、折り畳ま
れた状態のアコーディオンドア本体の幅よりも大きい幅
の互いに対向する開口部を有する断面略コの字状の形状
を有する２つのフレームと、を有しており、前記それぞ
れのフレーム間の距離を変更することにより前記アコー
ディオンドア本体が伸縮するように、該アコーディオン
ドア本体の両側端部が前記それぞれのフレームの断面略
コの字状の内側奥面にそれぞれ一体に連結されており、
前記それぞれのフレームの互いに対向する開口部同士が
接する際に、該それぞれのフレーム同士により形成され
る箱の中に、折り畳まれた前記アコーディオンドア本体
が収納されるように構成されており、前記２つのフレー
ムのうちの一方又は両方は、柱などに着脱自在に取付け
られるように構成されていることを特徴とする。また、
前記２つのフレームを一体に連結可能な連結機構を設け
ることもできる。また、前記２つのフレームは対向する
接触部ではまり合い可能とすることもできる。
ンドア本体の両側端部に箱形のフレームを取り付けるこ
とによって上記課題を解決する。すなわち、本考案のア
コーディオンドア装置は、アコーディオン状に形成され
た表装材からなるアコーディオンドア本体と、折り畳ま
れた状態のアコーディオンドア本体の幅よりも大きい幅
の互いに対向する開口部を有する断面略コの字状の形状
を有する２つのフレームと、を有しており、前記それぞ
れのフレーム間の距離を変更することにより前記アコー
ディオンドア本体が伸縮するように、該アコーディオン
ドア本体の両側端部が前記それぞれのフレームの断面略
コの字状の内側奥面にそれぞれ一体に連結されており、
前記それぞれのフレームの互いに対向する開口部同士が
接する際に、該それぞれのフレーム同士により形成され
る箱の中に、折り畳まれた前記アコーディオンドア本体
が収納されるように構成されており、前記２つのフレー
ムのうちの一方又は両方は、柱などに着脱自在に取付け
られるように構成されていることを特徴とする。また、
前記２つのフレームを一体に連結可能な連結機構を設け
ることもできる。また、前記２つのフレームは対向する
接触部ではまり合い可能とすることもできる。
【０００５】
【作用】このように、アコーディオンドア本体と、これ
を収納するとともに柱などに着脱自在に取付可能な２つ
のフレームと、が一体に構成されているため、２つのフ
レームのうち一方のフレームを柱などに着脱自在に取付
けるだけでアコーディオンドア装置の取付け作業が終了
するので、施工が容易である。また、フレームは柱など
に着脱自在であるため、アコーディオンドア装置の持ち
運びが可能になるとともに、アコーディオンドア装置の
取付位置の変更を容易に行うことができる。さらには、
アコーディオンドア本体を２つのフレーム内に収納して
運ぶことができるので持ち運びが便利であるとともに、
表装材がフレームに覆われて露出することがないので、
梱包時や運搬時に表装材が汚れたり破損したりすること
が防止される。また、施工が容易で、部品点数も少な
く、梱包や輸送が容易になるため、コストを安価にする
ことができる。また、２つのフレームを連結機構で一体
に連結したり、２つのフレームを対向する接触部ではま
り合わせたりすることにより、フレーム同士が離れてア
コーディオンドア本体が伸長することを防止することが
できる。
を収納するとともに柱などに着脱自在に取付可能な２つ
のフレームと、が一体に構成されているため、２つのフ
レームのうち一方のフレームを柱などに着脱自在に取付
けるだけでアコーディオンドア装置の取付け作業が終了
するので、施工が容易である。また、フレームは柱など
に着脱自在であるため、アコーディオンドア装置の持ち
運びが可能になるとともに、アコーディオンドア装置の
取付位置の変更を容易に行うことができる。さらには、
アコーディオンドア本体を２つのフレーム内に収納して
運ぶことができるので持ち運びが便利であるとともに、
表装材がフレームに覆われて露出することがないので、
梱包時や運搬時に表装材が汚れたり破損したりすること
が防止される。また、施工が容易で、部品点数も少な
く、梱包や輸送が容易になるため、コストを安価にする
ことができる。また、２つのフレームを連結機構で一体
に連結したり、２つのフレームを対向する接触部ではま
り合わせたりすることにより、フレーム同士が離れてア
コーディオンドア本体が伸長することを防止することが
できる。
【０００６】
【実施例】図１に本考案のアコーディオンドア装置の全
体の概要を示す斜視図を示す。アコーディオンドア装置
１０は、アコーディオンドア本体１２、及びこれの両側
端部が連結されているフレーム１４及び１５によって構
成されている。フレーム１４及び１５は、方形断面の中
空部材の一側面が開口された断面コの字形の形状をして
おり、コの字の内側奥面にアコーディオンドア本体１２
の側端部の連結部２４及び２６がそれぞれ連結されてい
る。フレーム１４及び１５は同一の形状をしている。フ
レーム１４及び１５の材質として、アルミニウムが用い
られている。フレーム１４及び１５のコの字の奥面の外
側にはフレーム固定用マグネット１６が設けられてい
る。フレーム１４及び１５のどちらか一方のフレーム固
定用マグネット１６が、図示していない柱に設けられて
いる鉄片と連結されることにより、アコーディオンドア
装置１０の一方の側端部が柱に固定される。アコーディ
オンドア本体１２は、ジグザグ状の２枚の長方形の表装
材１８のそれぞれの裏面に形状保持部材２０が貼り付け
られて、対向する２枚の表装材１８の山同士及び谷同士
は対向した位置に保持された構成となっている。形状保
持部材２０は、アコーディオンドア本体１２を折り畳む
と平面状になる。表装材１８の対向する谷の頂点の間に
は所定間隔があけられており、この部分に設けられてい
る形状保持部材２０の上端に走行用ランナ２２が取り付
けられている。走行用ランナ２２は、アコーディオンド
ア本体１２の一方の側端部とフレーム１４との連結部２
４及び他方の側端部とフレーム１５との連結部２６の上
端にも設けられている。
体の概要を示す斜視図を示す。アコーディオンドア装置
１０は、アコーディオンドア本体１２、及びこれの両側
端部が連結されているフレーム１４及び１５によって構
成されている。フレーム１４及び１５は、方形断面の中
空部材の一側面が開口された断面コの字形の形状をして
おり、コの字の内側奥面にアコーディオンドア本体１２
の側端部の連結部２４及び２６がそれぞれ連結されてい
る。フレーム１４及び１５は同一の形状をしている。フ
レーム１４及び１５の材質として、アルミニウムが用い
られている。フレーム１４及び１５のコの字の奥面の外
側にはフレーム固定用マグネット１６が設けられてい
る。フレーム１４及び１５のどちらか一方のフレーム固
定用マグネット１６が、図示していない柱に設けられて
いる鉄片と連結されることにより、アコーディオンドア
装置１０の一方の側端部が柱に固定される。アコーディ
オンドア本体１２は、ジグザグ状の２枚の長方形の表装
材１８のそれぞれの裏面に形状保持部材２０が貼り付け
られて、対向する２枚の表装材１８の山同士及び谷同士
は対向した位置に保持された構成となっている。形状保
持部材２０は、アコーディオンドア本体１２を折り畳む
と平面状になる。表装材１８の対向する谷の頂点の間に
は所定間隔があけられており、この部分に設けられてい
る形状保持部材２０の上端に走行用ランナ２２が取り付
けられている。走行用ランナ２２は、アコーディオンド
ア本体１２の一方の側端部とフレーム１４との連結部２
４及び他方の側端部とフレーム１５との連結部２６の上
端にも設けられている。
【０００７】図２にアコーディオンドア装置１０を開い
た状態の平面図を示す。連結部２４にストッパ２８が設
けられている。ストッパ２８は、連結部２６方向に向か
って突出して設けられている。連結部２６には、ストッ
パ２８に対向してマグネット３０が設けられている。ス
トッパ２８は、後述のようにフレーム１４とフレーム１
５とを閉じたときにマグネット３０と接触する長さを有
している。ストッパ２８は、マグネット３０にこれの磁
力によって連結されるように鉄で形成されている。スト
ッパ２８及びマグネット３０によって、フレーム１４及
びフレーム１５を連結した状態に保持する連結機構が構
成される。
た状態の平面図を示す。連結部２４にストッパ２８が設
けられている。ストッパ２８は、連結部２６方向に向か
って突出して設けられている。連結部２６には、ストッ
パ２８に対向してマグネット３０が設けられている。ス
トッパ２８は、後述のようにフレーム１４とフレーム１
５とを閉じたときにマグネット３０と接触する長さを有
している。ストッパ２８は、マグネット３０にこれの磁
力によって連結されるように鉄で形成されている。スト
ッパ２８及びマグネット３０によって、フレーム１４及
びフレーム１５を連結した状態に保持する連結機構が構
成される。
【０００８】図３にアコーディオンドア装置１０を閉じ
た状態の上下方向中央部付近の断面図を、図４に図３と
同様の状態のものの斜視図をそれぞれ示す。アコーディ
オンドア本体１２は折り畳まれており、フレーム１４及
び１５の開口端部３２及び３４同士が接触している。こ
れにより、アコーディオンドア本体１２はフレーム１４
及び１５によって形成された箱の中に収納された状態に
なる。このとき、ストッパ２８はマグネット３０と接触
するため又は非常に接近するため、両者は磁力によって
互いに連結される。これにより、フレーム１４及び１５
がアコーディオンドア本体１２の弾性力によって開かれ
ることが防止され、アコーディオンドア装置１０は図３
の状態に維持される。アコーディオンドア装置１０は、
フレーム１４及び１５のどちらか一方をマグネット３０
の連結力以上の力で開く方向へ引くと、ストッパ２８と
マグネット３０とが離れるため、開くことができる。
た状態の上下方向中央部付近の断面図を、図４に図３と
同様の状態のものの斜視図をそれぞれ示す。アコーディ
オンドア本体１２は折り畳まれており、フレーム１４及
び１５の開口端部３２及び３４同士が接触している。こ
れにより、アコーディオンドア本体１２はフレーム１４
及び１５によって形成された箱の中に収納された状態に
なる。このとき、ストッパ２８はマグネット３０と接触
するため又は非常に接近するため、両者は磁力によって
互いに連結される。これにより、フレーム１４及び１５
がアコーディオンドア本体１２の弾性力によって開かれ
ることが防止され、アコーディオンドア装置１０は図３
の状態に維持される。アコーディオンドア装置１０は、
フレーム１４及び１５のどちらか一方をマグネット３０
の連結力以上の力で開く方向へ引くと、ストッパ２８と
マグネット３０とが離れるため、開くことができる。
【０００９】このように、アコーディオンドア本体１２
の両側端部に、アコーディオンドア本体１２が折り畳ま
れた際にこれを収納可能な収納部を構成する２つのフレ
ーム１４及び１５をそれぞれ一体に連結し、フレーム１
４及び１５のどちらか一方にフレーム固定用マグネット
１６を設け、柱に鉄片を設けて、フレーム１４及び１５
のどちらか一方と柱とを着脱自在に連結させるようにし
たため、２つのフレーム１４及び１５のうち一方のフレ
ーム固定用マグネット１６を柱の鉄片に吸着させるだけ
でフレーム１４又は１５の柱への取付が終了するので、
施工が容易である。また、フレーム１４又は１５は柱に
対して着脱自在であるので、アコーディオンドア装置１
０の持ち運びが可能になるとともに、アコーディオンド
ア装置１０の取付位置の変更を簡単に行うことができ
る。さらには、アコーディオンドア本体１２を２つのフ
レーム１４及び１５内に収納して運ぶことができるの
で、持ち運びが便利であるとともに、表装材１８がフレ
ーム１４及び１５に覆われて露出することがないので、
梱包時や運搬時に表装材１８が汚れたり破損したりする
ことが防止される。また、施工が容易で、部品点数も少
なく、梱包や輸送が容易になるため、コストを安価にす
ることができる。また、フレーム１４及び１５は、これ
らのうちのいずれの側も固定側又は可動側とすることが
できるので、左右どちらにでも開閉可能とすることがで
きる。なお、アコーディオンドア装置１０を開閉すると
きのために、フレーム１４及び１５の外周の両側面に把
手を設けてもよい。また、フレーム１４及び１５自体の
両側面に凹凸を形成して、これを持って開閉してもよ
く、この場合、把手を取り付ける必要がなくなる。ま
た、フレーム１４及び１５の形状においては、上記実施
例では、フレーム１４及び１５の形状を同一のものにし
たが、これに限る必要はなく、アコーディオンドア装置
１０を閉じたときに、アコーディオンドア本体１２がフ
レーム１４及び１５によって形成される箱の中に収納さ
れれば、どのような形状でもよく、また、フレーム１４
及び１５の開口部同士が互いにはまり合うかたちで閉じ
るようにしてもよい。さらには、上記実施例では、フレ
ーム１４及び１５の材料としてアルミニウムを使用した
が、これに限るものではなく、アコーディオンドア装置
１０を使用する部屋の雰囲気に合わせて、例えば、木や
樹脂材などを使用してもよい。上記実施例では、ストッ
パ２８の材質を鉄にしたが、ストッパ２８はマグネット
３０に接触する部分だけに鉄を使用すれば、他の部分は
他の材質にしてもよい。また、連結機構は、ストッパ２
８とマグネット３０によるものだけに限らず、例えば、
フレーム１４及び１５にこれらを互いに連結する部材を
設けるのではなく、フレーム１４及び１５の開口部を互
いにはめあわせ可能に成形し、これらをはめ合わせて連
結するかたちにしてもよい。
の両側端部に、アコーディオンドア本体１２が折り畳ま
れた際にこれを収納可能な収納部を構成する２つのフレ
ーム１４及び１５をそれぞれ一体に連結し、フレーム１
４及び１５のどちらか一方にフレーム固定用マグネット
１６を設け、柱に鉄片を設けて、フレーム１４及び１５
のどちらか一方と柱とを着脱自在に連結させるようにし
たため、２つのフレーム１４及び１５のうち一方のフレ
ーム固定用マグネット１６を柱の鉄片に吸着させるだけ
でフレーム１４又は１５の柱への取付が終了するので、
施工が容易である。また、フレーム１４又は１５は柱に
対して着脱自在であるので、アコーディオンドア装置１
０の持ち運びが可能になるとともに、アコーディオンド
ア装置１０の取付位置の変更を簡単に行うことができ
る。さらには、アコーディオンドア本体１２を２つのフ
レーム１４及び１５内に収納して運ぶことができるの
で、持ち運びが便利であるとともに、表装材１８がフレ
ーム１４及び１５に覆われて露出することがないので、
梱包時や運搬時に表装材１８が汚れたり破損したりする
ことが防止される。また、施工が容易で、部品点数も少
なく、梱包や輸送が容易になるため、コストを安価にす
ることができる。また、フレーム１４及び１５は、これ
らのうちのいずれの側も固定側又は可動側とすることが
できるので、左右どちらにでも開閉可能とすることがで
きる。なお、アコーディオンドア装置１０を開閉すると
きのために、フレーム１４及び１５の外周の両側面に把
手を設けてもよい。また、フレーム１４及び１５自体の
両側面に凹凸を形成して、これを持って開閉してもよ
く、この場合、把手を取り付ける必要がなくなる。ま
た、フレーム１４及び１５の形状においては、上記実施
例では、フレーム１４及び１５の形状を同一のものにし
たが、これに限る必要はなく、アコーディオンドア装置
１０を閉じたときに、アコーディオンドア本体１２がフ
レーム１４及び１５によって形成される箱の中に収納さ
れれば、どのような形状でもよく、また、フレーム１４
及び１５の開口部同士が互いにはまり合うかたちで閉じ
るようにしてもよい。さらには、上記実施例では、フレ
ーム１４及び１５の材料としてアルミニウムを使用した
が、これに限るものではなく、アコーディオンドア装置
１０を使用する部屋の雰囲気に合わせて、例えば、木や
樹脂材などを使用してもよい。上記実施例では、ストッ
パ２８の材質を鉄にしたが、ストッパ２８はマグネット
３０に接触する部分だけに鉄を使用すれば、他の部分は
他の材質にしてもよい。また、連結機構は、ストッパ２
８とマグネット３０によるものだけに限らず、例えば、
フレーム１４及び１５にこれらを互いに連結する部材を
設けるのではなく、フレーム１４及び１５の開口部を互
いにはめあわせ可能に成形し、これらをはめ合わせて連
結するかたちにしてもよい。
【００１０】
【考案の効果】本考案によれば、アコーディオンドア本
体と、これを収納可能であるとともに柱などに着脱自在
に取付可能な２つのフレームと、が一体に構成されてい
るため、２つのフレームのうち一方のフレームを柱など
に取付けるだけでアコーディオンドア装置の取付け作業
が終了するので、施工が容易である。また、フレームは
柱などに着脱自在であるため、アコーディオンドア装置
の持ち運びが可能になるとともに、アコーディオンドア
装置の取付位置の変更を容易に行うことができる。さら
には、アコーディオンドア本体を２つのフレーム内に収
納して運ぶことができるので、持ち運びが便利であると
ともに、表装材がフレームに覆われてが露出することが
ないので、梱包時や運搬時に表装材が汚れたり破損した
りすることが防止される。また、施工が容易で、部品点
数も少なく、梱包や輸送が容易になるため、コストを安
価にすることができる。
体と、これを収納可能であるとともに柱などに着脱自在
に取付可能な２つのフレームと、が一体に構成されてい
るため、２つのフレームのうち一方のフレームを柱など
に取付けるだけでアコーディオンドア装置の取付け作業
が終了するので、施工が容易である。また、フレームは
柱などに着脱自在であるため、アコーディオンドア装置
の持ち運びが可能になるとともに、アコーディオンドア
装置の取付位置の変更を容易に行うことができる。さら
には、アコーディオンドア本体を２つのフレーム内に収
納して運ぶことができるので、持ち運びが便利であると
ともに、表装材がフレームに覆われてが露出することが
ないので、梱包時や運搬時に表装材が汚れたり破損した
りすることが防止される。また、施工が容易で、部品点
数も少なく、梱包や輸送が容易になるため、コストを安
価にすることができる。
【図１】本考案のアコーディオンドア装置の全体の概要
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】アコーディオンドア装置を開いた状態の平面図
である。
である。
【図３】アコーディオンドア装置を閉じた状態の断面図
である。
である。
【図４】アコーディオンドア装置を閉じた状態の斜視図
である。
である。
１０ アコーディオンドア装置 １２ アコーディオンドア本体 １４、１５ フレーム １６ フレーム固定用マグネット １８ 表装材 ２８ ストッパ（連結機構） ３０ マグネット（連結機構）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 江上 賢一朗 神奈川県愛甲郡愛川町中津4061−６ 株 式会社ニチベイ開発内 (56)参考文献 実開 昭57−37387（ＪＰ，Ｕ)
Claims (3)
- 【請求項１】 アコーディオン状に形成された表装材か
らなるアコーディオンドア本体と、折り畳まれた状態の
アコーディオンドア本体の幅よりも大きい幅の互いに対
向する開口部を有する断面略コの字状の形状を有する２
つのフレームと、を有しており、 前記それぞれのフレーム間の距離を変更することにより
前記アコーディオンドア本体が伸縮するように、該アコ
ーディオンドア本体の両側端部が前記それぞれのフレー
ムの断面略コの字状の内側奥面にそれぞれ一体に連結さ
れており、 前記それぞれのフレームの互いに対向する開口部同士が
接する際に、該それぞれのフレーム同士により形成され
る箱の中に、折り畳まれた前記アコーディオンドア本体
が収納されるように構成されており、 前記２つのフレームのうちの一方又は両方は、柱などに
着脱自在に取付けられるように構成されている ことを特
徴とするアコーディオンドア装置。 - 【請求項２】 前記２つのフレームを一体に連結可能な
連結機構が設けられている請求項１記載のアコーディオ
ンドア装置。 - 【請求項３】 前記２つのフレームは対向する接触部で
はまり合い可能である請求項１又は２記載のアコーディ
オンドア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991111662U JP2545150Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | アコーディオンドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991111662U JP2545150Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | アコーディオンドア装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552182U JPH0552182U (ja) | 1993-07-09 |
| JP2545150Y2 true JP2545150Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=14567011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991111662U Expired - Lifetime JP2545150Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | アコーディオンドア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2545150Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9120572B2 (en) * | 2011-09-13 | 2015-09-01 | B/E Aerospace, Inc. | Aircraft crew cabin changing area |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55115937A (en) * | 1979-03-02 | 1980-09-06 | Furukawa Electric Co Ltd:The | High-tensile electrically-conductive copper alloy |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP1991111662U patent/JP2545150Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0552182U (ja) | 1993-07-09 |
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