JP2532875Y2 - 自動二輪車のフロントフォーク - Google Patents
自動二輪車のフロントフォークInfo
- Publication number
- JP2532875Y2 JP2532875Y2 JP736491U JP736491U JP2532875Y2 JP 2532875 Y2 JP2532875 Y2 JP 2532875Y2 JP 736491 U JP736491 U JP 736491U JP 736491 U JP736491 U JP 736491U JP 2532875 Y2 JP2532875 Y2 JP 2532875Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caliper
- front fork
- outer tube
- caliper bracket
- axle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は自動二輪車のフロントフ
ォークに関し、特にキャリパブラケットを備えたフロン
トフォークに関する。
ォークに関し、特にキャリパブラケットを備えたフロン
トフォークに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動二輪車のフロントフォークに
おいては、ディスクブレーキのキャリパを装着するキャ
リパブラケットをアウターチューブ或いはアクスルホル
ダに固定するか、これらと一体的に設けるようにしてい
る。。
おいては、ディスクブレーキのキャリパを装着するキャ
リパブラケットをアウターチューブ或いはアクスルホル
ダに固定するか、これらと一体的に設けるようにしてい
る。。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ディスクブ
レーキのブレーキディスクは車輪に対して平行に取付け
なければならならないので、キャリパブラケットのキャ
リパ取付け面もブレーキディスクに対して平行になるよ
うに取付けなければならない。
レーキのブレーキディスクは車輪に対して平行に取付け
なければならならないので、キャリパブラケットのキャ
リパ取付け面もブレーキディスクに対して平行になるよ
うに取付けなければならない。
【０００４】そのため、上述した従来のフロントフォー
クのようにキャリパブラケットをアウターチューブに固
定した場合には、前輪を取り外す時に、ブレーキキャリ
パのシリンダが邪魔になり簡単に外すことができない
為、キャリパをキャリパブラケットから取り外して前輪
を前方に取り出したり、前輪を左右に振ってアウタチュ
ーブを無理に外側に曲げて取り出し空間を作ったり、或
いはフェンダを外して取り出す等の作業をしていたので
作業性が悪い。
クのようにキャリパブラケットをアウターチューブに固
定した場合には、前輪を取り外す時に、ブレーキキャリ
パのシリンダが邪魔になり簡単に外すことができない
為、キャリパをキャリパブラケットから取り外して前輪
を前方に取り出したり、前輪を左右に振ってアウタチュ
ーブを無理に外側に曲げて取り出し空間を作ったり、或
いはフェンダを外して取り出す等の作業をしていたので
作業性が悪い。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の課題を解
決するため、キャリパブラケットをアクスルホルダと別
体にして、アウターチューブ外周面に回動可能に嵌装し
た。
決するため、キャリパブラケットをアクスルホルダと別
体にして、アウターチューブ外周面に回動可能に嵌装し
た。
【０００６】
【作用】キャリパブラケットはアウターチューブに回動
可能であるので、キャリパブラケットにキャリパを取付
けた状態でキャリパとアウターチューブを相対回動でき
て、前輪の取り付け、取り外しが容易であり、作業中に
車軸にも無理がかからない。
可能であるので、キャリパブラケットにキャリパを取付
けた状態でキャリパとアウターチューブを相対回動でき
て、前輪の取り付け、取り外しが容易であり、作業中に
車軸にも無理がかからない。
【０００７】
【実施例】以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで図１は本考案を適用したフロントフォ
ークの半断面図、図２は同フロントフォークを備えた自
動２輪車の前輪側面図、図３は同前輪の上面図である。
説明する。ここで図１は本考案を適用したフロントフォ
ークの半断面図、図２は同フロントフォークを備えた自
動２輪車の前輪側面図、図３は同前輪の上面図である。
【０００８】フロントフォークは２本の正立型緩衝器
１，１にて構成され、この正立型緩衝器１はアウターチ
ューブ２内に上方からインナーチューブ３を摺動自在に
嵌挿し、アウターチューブ２内下部にはインナーチュー
ブ３内に臨むダンパーシリンダ４を立設し、インナーチ
ューブ２の上端部に基端部を固定した中空ロッド５をダ
ンパーシリンダ４内に臨ませ、中空ロッド５の先端部に
はダンパーシリンダ３内周面に摺接する図示しない減衰
力発生用油孔を形成したバルブ等を装着したピストンを
固着している。
１，１にて構成され、この正立型緩衝器１はアウターチ
ューブ２内に上方からインナーチューブ３を摺動自在に
嵌挿し、アウターチューブ２内下部にはインナーチュー
ブ３内に臨むダンパーシリンダ４を立設し、インナーチ
ューブ２の上端部に基端部を固定した中空ロッド５をダ
ンパーシリンダ４内に臨ませ、中空ロッド５の先端部に
はダンパーシリンダ３内周面に摺接する図示しない減衰
力発生用油孔を形成したバルブ等を装着したピストンを
固着している。
【０００９】アウターチューブ２の下端部には車軸を取
付けるアクスルホルダ６を螺着し、またアウターチュー
ブ２の外周面にはアクスルホルダ６と別体のキャリパブ
ラケット７を回動自在に装着し、アクスルホルダ６とキ
ャリパブラケット７との間には緩衝材としてのラバー８
を介在して、アクスルホルダ６とキャリパブラケット７
の寸法誤差を吸収するようにしている。更に、キャリパ
ブラケット７は、アウターチューブ２側の内周面７ａは
上下部を除いて肉抜きし、また周囲は切り欠いて窓部７
ｂを形成し、加工工数の削減と重量軽減を図っている。
またアウターチューブ２の外周にはキャリパブラケット
７の上端部に当接してキャリパブラケット７の上方への
移動を規制する段部２ａを形成している。
付けるアクスルホルダ６を螺着し、またアウターチュー
ブ２の外周面にはアクスルホルダ６と別体のキャリパブ
ラケット７を回動自在に装着し、アクスルホルダ６とキ
ャリパブラケット７との間には緩衝材としてのラバー８
を介在して、アクスルホルダ６とキャリパブラケット７
の寸法誤差を吸収するようにしている。更に、キャリパ
ブラケット７は、アウターチューブ２側の内周面７ａは
上下部を除いて肉抜きし、また周囲は切り欠いて窓部７
ｂを形成し、加工工数の削減と重量軽減を図っている。
またアウターチューブ２の外周にはキャリパブラケット
７の上端部に当接してキャリパブラケット７の上方への
移動を規制する段部２ａを形成している。
【００１０】そして、このフロントフォーク１のアクス
ルホルダ６で前輪１０の車軸１１を支承し、またキャリ
パブラケット７にはディスクブレーキ１２のブレーキデ
ィスク１３を挟み込むキャリパ１４を装着し、更に左右
一対のフロントフォーク１間にはフェンダ１５を配設し
ている。
ルホルダ６で前輪１０の車軸１１を支承し、またキャリ
パブラケット７にはディスクブレーキ１２のブレーキデ
ィスク１３を挟み込むキャリパ１４を装着し、更に左右
一対のフロントフォーク１間にはフェンダ１５を配設し
ている。
【００１１】以上においてフロントフォークを組立てる
には、前輪１０の車軸１１にアクスルホルダ６を取付け
仮止めし、一方、キャリパブラケット７にはディスクブ
レーキ１２のブレーキディスク１３を挟み込んだ状態で
キャリパ１４を取付け、次いでこのキャリパ１４をキャ
リパブラケット７に取付ける。この時、キャリパブラケ
ット７を相対回動してブレーキディスク１３が前輪１０
に平行になるように調整する。
には、前輪１０の車軸１１にアクスルホルダ６を取付け
仮止めし、一方、キャリパブラケット７にはディスクブ
レーキ１２のブレーキディスク１３を挟み込んだ状態で
キャリパ１４を取付け、次いでこのキャリパ１４をキャ
リパブラケット７に取付ける。この時、キャリパブラケ
ット７を相対回動してブレーキディスク１３が前輪１０
に平行になるように調整する。
【００１２】上記の組立てにおいて、キャリパブラケッ
ト７がアウターチューブ２に対して回動可能であるの
で、車軸１１を抉るような無理がかからない。また、ア
ウターチューブ２、アクスルホルダ６及びキャリパブラ
ケット７が別体であるので、それぞれの部品を変更する
ことが可能になる。更に、キャリパブラケット７をアウ
ターチューブ２に対して回動できるので、図３に示すよ
うにアクスルホルダ６から車軸１１を取り外す時、ブレ
ーキディスク１３がキャリパ１４から外れた位置まで移
動すれば、キャリパブラケット７をキャリパ１４を付け
たままでアウタ−チューブ２の廻りに回動できるので、
前輪１０の取り付け、取り外しが容易にできる。
ト７がアウターチューブ２に対して回動可能であるの
で、車軸１１を抉るような無理がかからない。また、ア
ウターチューブ２、アクスルホルダ６及びキャリパブラ
ケット７が別体であるので、それぞれの部品を変更する
ことが可能になる。更に、キャリパブラケット７をアウ
ターチューブ２に対して回動できるので、図３に示すよ
うにアクスルホルダ６から車軸１１を取り外す時、ブレ
ーキディスク１３がキャリパ１４から外れた位置まで移
動すれば、キャリパブラケット７をキャリパ１４を付け
たままでアウタ−チューブ２の廻りに回動できるので、
前輪１０の取り付け、取り外しが容易にできる。
【００１３】
【考案の効果】以上に説明したように本考案によれば、
キャリパブラケットをアクスルホルダと別体にして、ア
ウターチューブ外周面に回動可能に嵌装したので、キャ
リパブラケットにキャリパを取付けた状態でキャリパと
アウターチューブを相対回動でき、キャリパの取付けが
容易になり、或いは前輪の取り付け、取り外しが容易に
なり車軸にも無理がかからない。
キャリパブラケットをアクスルホルダと別体にして、ア
ウターチューブ外周面に回動可能に嵌装したので、キャ
リパブラケットにキャリパを取付けた状態でキャリパと
アウターチューブを相対回動でき、キャリパの取付けが
容易になり、或いは前輪の取り付け、取り外しが容易に
なり車軸にも無理がかからない。
【図１】本考案を適用したフロントフォークの半断面図
【図２】同フロントフォークを備えた自動２輪車の前輪
側面図
側面図
【図３】同前輪の上面図
１…フロントフォーク、２…アウターチューブ、３…イ
ンナーチューブ、６…アクスルホルダ、７…キャリパブ
ラケット、１０…前輪、１１…車軸、１２…ディスクブ
レーキ、１４…キャリパ、１５…フェンダ。
ンナーチューブ、６…アクスルホルダ、７…キャリパブ
ラケット、１０…前輪、１１…車軸、１２…ディスクブ
レーキ、１４…キャリパ、１５…フェンダ。
Claims (1)
- 【請求項１】 ディスクブレーキのキャリパを装着する
キャリパブラケットを備えた自動二輪車のフロントフォ
ークにおいて、前記キャリパブラケットは、アクスルホ
ルダと別体にして、アウターチューブ外周面に回動可能
に嵌装したことを特徴とする自動二輪車のフロントフォ
ーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP736491U JP2532875Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 自動二輪車のフロントフォーク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP736491U JP2532875Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 自動二輪車のフロントフォーク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0499188U JPH0499188U (ja) | 1992-08-27 |
| JP2532875Y2 true JP2532875Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=31739169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP736491U Expired - Lifetime JP2532875Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 自動二輪車のフロントフォーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532875Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP736491U patent/JP2532875Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0499188U (ja) | 1992-08-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961204 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |