JPS5826871Y2 - フロントフオ−ク - Google Patents
フロントフオ−クInfo
- Publication number
- JPS5826871Y2 JPS5826871Y2 JP9280577U JP9280577U JPS5826871Y2 JP S5826871 Y2 JPS5826871 Y2 JP S5826871Y2 JP 9280577 U JP9280577 U JP 9280577U JP 9280577 U JP9280577 U JP 9280577U JP S5826871 Y2 JPS5826871 Y2 JP S5826871Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer tube
- bearing member
- tube
- front fork
- inner tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は二輪車等のフロントフォークに関し、更に詳し
くはアウターチューブが溶接歪で多少変形しても、イン
ナーチューブのピストンがスムースに摺動できるように
した二輪車、三輪車用等の使用に好適なフロントフォー
クに関する。
くはアウターチューブが溶接歪で多少変形しても、イン
ナーチューブのピストンがスムースに摺動できるように
した二輪車、三輪車用等の使用に好適なフロントフォー
クに関する。
一般に二、三輪車では車体側と車輪側間にフロントフォ
ークと称する油圧緩衝器を架設し、車輪にでこぼこした
道路上からの衝撃荷重をこのフロントフォークで吸収緩
和して乗心地を良くしている。
ークと称する油圧緩衝器を架設し、車輪にでこぼこした
道路上からの衝撃荷重をこのフロントフォークで吸収緩
和して乗心地を良くしている。
しかもこのフロントフォークのアウターチューブ外周に
はディスクブレーキを取り付けるブラケットを一つもし
くは複数個溶接で固定させているのが知られている。
はディスクブレーキを取り付けるブラケットを一つもし
くは複数個溶接で固定させているのが知られている。
しかしながらこのディスクブレーキ用のブラケットヲ溶
接で一体的に固定する時アウターチューブ側に溶接歪が
発生してその形状が熱変形し、この変形は特にアウター
チューブの内周面に凹凸が出来てしまうものである。
接で一体的に固定する時アウターチューブ側に溶接歪が
発生してその形状が熱変形し、この変形は特にアウター
チューブの内周面に凹凸が出来てしまうものである。
この凹凸がアウターチューブ内面にあるとインナーチュ
ーブのピストンがアウターチューブ内を摺動するときイ
ンナチューブの外周面やピストンの外周面がこの凹凸面
とこすれてインナーチューブやピストンを破損させたり
、摺動運動に作動抵抗が増大してスムースにいかず減衰
力にも悪影響を及ぼすものである。
ーブのピストンがアウターチューブ内を摺動するときイ
ンナチューブの外周面やピストンの外周面がこの凹凸面
とこすれてインナーチューブやピストンを破損させたり
、摺動運動に作動抵抗が増大してスムースにいかず減衰
力にも悪影響を及ぼすものである。
この為従来はアウターチューブを軽合金で型底すること
によってディスクブレーキの取付部をアウターチューブ
と１体成形するのが一般的であるが、この場合には高価
な材料を使用することからコスト的に不利である。
によってディスクブレーキの取付部をアウターチューブ
と１体成形するのが一般的であるが、この場合には高価
な材料を使用することからコスト的に不利である。
従って本考案の目的は軸受部材をアウターチューブとイ
ンナーチューブとの間に介在せしめ、この軸受部材には
切欠き溝を形成し、ディスクブレーキの取付ブラケット
等を溶接してアウターチューブが熱変形してもインナー
チューブの伸縮作動に影響を与えないように、コストの
安価なフロントフォークを提供することである。
ンナーチューブとの間に介在せしめ、この軸受部材には
切欠き溝を形成し、ディスクブレーキの取付ブラケット
等を溶接してアウターチューブが熱変形してもインナー
チューブの伸縮作動に影響を与えないように、コストの
安価なフロントフォークを提供することである。
以下本考案の実施の一例を図面について説明する。
アウターチューブ１内にインナーチューブ２がピストン
２ａを介して摺動自在に挿入されアウターチューブの下
部中央からはロッド３が起立固定されている。
２ａを介して摺動自在に挿入されアウターチューブの下
部中央からはロッド３が起立固定されている。
アウターチューブ１とインナーチューブ２内にはそれぞ
れ圧力室４．５．６区画され、インナーチューブ２に穿
ったオリフィスＩを介して圧力室４．６は通じており、
インナーチューブ２の伸縮作動時にオリフィス７で伸び
側の減衰力を発生させるようになっている。
れ圧力室４．５．６区画され、インナーチューブ２に穿
ったオリフィスＩを介して圧力室４．６は通じており、
インナーチューブ２の伸縮作動時にオリフィス７で伸び
側の減衰力を発生させるようになっている。
アウターチューブ１の下端には取り付はアイ１０が一体
的に取り付けられ、この取り付はアイ１０は車輪側の車
輪に連結されるようになっている。
的に取り付けられ、この取り付はアイ１０は車輪側の車
輪に連結されるようになっている。
次にアウターチューブ１の下方は外方に拡管する拡管部
１ａを形成し、この拡管部内には樹脂等からなる軸受部
材１１が嵌入されている。
１ａを形成し、この拡管部内には樹脂等からなる軸受部
材１１が嵌入されている。
軸受部材１１の外側面に於て、ディスクブレーキのブラ
ケットと対向する位置に任意中の環状の切欠き溝１３が
形成され、この切欠き溝１３はアウターチューブ１と軸
受部材１１の熱変形に対応できるようになっている。
ケットと対向する位置に任意中の環状の切欠き溝１３が
形成され、この切欠き溝１３はアウターチューブ１と軸
受部材１１の熱変形に対応できるようになっている。
軸受部材１１の内周はアウターチューブ１の上方部内周
と同一径となってインナーチューブ２をガイドするよう
になっている。
と同一径となってインナーチューブ２をガイドするよう
になっている。
アウターチューブ１の上端内側には軸受を兼ねたストッ
パー１８がスナップリング１９を介して固定され、この
ストッパー１８はインナーチューブ１の最伸長時にピス
トン２ａが当接するようになっている。
パー１８がスナップリング１９を介して固定され、この
ストッパー１８はインナーチューブ１の最伸長時にピス
トン２ａが当接するようになっている。
液室４はアウターチューブ１とインナーチューブ２とピ
ストン２ａとストッパー１８によって区画されている。
ストン２ａとストッパー１８によって区画されている。
第１図の場合に於て、アウターチューブ１の外周にはデ
ィスクブレーキの取り付は用ブラケット１５．１６とフ
ェンダ−の取り付は用ブラケット１７が溶接されている
。
ィスクブレーキの取り付は用ブラケット１５．１６とフ
ェンダ−の取り付は用ブラケット１７が溶接されている
。
この場合フェンダ−のブラケット１７を溶接する時アウ
ターチューブ１に溶接時の熱変形があってその内周面に
凹凸ができるが、インナーチューブ２が下降してもその
間には液室４が形成されていることからインナーチュー
ブ２の外周がこの熱変形した凹凸面に当接せずインナー
チューブ１の作動に影響を与えない。
ターチューブ１に溶接時の熱変形があってその内周面に
凹凸ができるが、インナーチューブ２が下降してもその
間には液室４が形成されていることからインナーチュー
ブ２の外周がこの熱変形した凹凸面に当接せずインナー
チューブ１の作動に影響を与えない。
又ディスクブレーキのブラケット１５．１６と対応する
位置には軸受部材１１に切欠き溝１３が形成されてかり
、この為ディスクブレーキのブラケット１５．１６をア
ウターチューブ１に溶接する時アウターチューブ１に熱
変形がありその内周に凹凸ができてもこの凹凸はあく寸
でも切欠き溝１３内に位置しており、しかも切欠き溝１
３があることから軸受部材１１には溶接時の熱の影響を
受けず、この軸受部材１１の内面は変形せず、このこと
からインナーチューブ２が軸受部材１１に案内されて伸
縮作動してもその外周面に凹凸部が当接することなくス
ムースに作動させることが可能である。
位置には軸受部材１１に切欠き溝１３が形成されてかり
、この為ディスクブレーキのブラケット１５．１６をア
ウターチューブ１に溶接する時アウターチューブ１に熱
変形がありその内周に凹凸ができてもこの凹凸はあく寸
でも切欠き溝１３内に位置しており、しかも切欠き溝１
３があることから軸受部材１１には溶接時の熱の影響を
受けず、この軸受部材１１の内面は変形せず、このこと
からインナーチューブ２が軸受部材１１に案内されて伸
縮作動してもその外周面に凹凸部が当接することなくス
ムースに作動させることが可能である。
尚、インナーチューブ１上端と中空シリンダ上端間には
スプリング１８が介在されている。
スプリング１８が介在されている。
以上のように本考案のフロントフォークではインナーチ
ューブ２とアウターチューブ１間に於て、アウターチュ
ーブ１の拡管部１ａ内に軸受部材１１を介在させ、又こ
の軸受部材１１の外周に切欠き溝１３を形成したことに
よりディスクブレーキの取り付けるブラケツＮ５，１６
を溶接してアウターチューブ１側に熱変形を起立させて
もインナーチューブ２の作動には何んら悪影響を与えず
、又アウタ−チューブ１自体には高価な材質を使用する
必要がないことからコスト的にも有利である。
ューブ２とアウターチューブ１間に於て、アウターチュ
ーブ１の拡管部１ａ内に軸受部材１１を介在させ、又こ
の軸受部材１１の外周に切欠き溝１３を形成したことに
よりディスクブレーキの取り付けるブラケツＮ５，１６
を溶接してアウターチューブ１側に熱変形を起立させて
もインナーチューブ２の作動には何んら悪影響を与えず
、又アウタ−チューブ１自体には高価な材質を使用する
必要がないことからコスト的にも有利である。
添附図面は本考案の実施の１態様に係り、第１図はフロ
ントフォークの一部切欠き縦断側面図、第２図は軸受部
材の部材拡大断面図である。 １・・・・・・アウターチューブ ２・・・・・・イン
ナーチューブ、２ａ・・・・・・ピストン、１１・・・
・・・軸受部材、１３・・・・・・切欠き溝。
ントフォークの一部切欠き縦断側面図、第２図は軸受部
材の部材拡大断面図である。 １・・・・・・アウターチューブ ２・・・・・・イン
ナーチューブ、２ａ・・・・・・ピストン、１１・・・
・・・軸受部材、１３・・・・・・切欠き溝。
Claims (2)
- （１） アウターチューブ内にインナーチューブがピ
ストンを介して摺動自在に挿入され、ピストンは上方の
液室と下方の液室を区画し、アウターチューブの下方に
は外方に拡大する拡管部を形成し、この拡管部内には軸
受部材を嵌入し、この軸受部材の外周にはブラケットの
取付位置と対応する環状の切欠き溝を形成したフロント
フォーク。 - （２） 切欠き溝に対応する位置に溶接されたブラケ
ットにディスクブレーキを取付けるようにした実用新案
登録請求の範囲第１項記載のフロントフォーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9280577U JPS5826871Y2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | フロントフオ−ク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9280577U JPS5826871Y2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | フロントフオ−ク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5420453U JPS5420453U (ja) | 1979-02-09 |
| JPS5826871Y2 true JPS5826871Y2 (ja) | 1983-06-10 |
Family
ID=29023305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9280577U Expired JPS5826871Y2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | フロントフオ−ク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826871Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60124585A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-03 | 株式会社ショーワ | 二輪車用フロントフオ−ク |
-
1977
- 1977-07-13 JP JP9280577U patent/JPS5826871Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5420453U (ja) | 1979-02-09 |
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