JPS5939087Y2 - 衝突緩衝器の取付装置 - Google Patents
衝突緩衝器の取付装置Info
- Publication number
- JPS5939087Y2 JPS5939087Y2 JP10398280U JP10398280U JPS5939087Y2 JP S5939087 Y2 JPS5939087 Y2 JP S5939087Y2 JP 10398280 U JP10398280 U JP 10398280U JP 10398280 U JP10398280 U JP 10398280U JP S5939087 Y2 JPS5939087 Y2 JP S5939087Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- snap ring
- fitted
- stay
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は四輪車等におけるバンパー用緩衝器の取付装置
に関する。
に関する。
このような衝突緩衝器は一般に内筒と外筒とを摺動自在
に嵌合し、それらの内部に空気ばねと油圧緩衝機構とを
形成したもので、この緩衝器を車体に取付けるために従
来は外筒に筒状のゴム座を嵌合して、それらを焼付等に
より固着し、更にゴム座の夕Ｈ則に取付ステーを嵌合す
る等の取付装置が用いられていた。
に嵌合し、それらの内部に空気ばねと油圧緩衝機構とを
形成したもので、この緩衝器を車体に取付けるために従
来は外筒に筒状のゴム座を嵌合して、それらを焼付等に
より固着し、更にゴム座の夕Ｈ則に取付ステーを嵌合す
る等の取付装置が用いられていた。
しかしこのような装置は製作工程が煩雑でかつ所要部品
数も多い等の欠点がある。
数も多い等の欠点がある。
本考案は上述の欠点を除去し、極めて簡単に製作するこ
とのできる取付装置を提供するものである。
とのできる取付装置を提供するものである。
第１図は本考案の実施例、また第２図はその一部を拡大
した図で、緩衝器は内筒１を外筒２に摺動自在に嵌合し
て内筒の底面に形成したオリフィス３に外筒の底面に固
定したピン４をゆるく嵌合し、前記内筒に嵌合したフリ
ーピストン３と外筒２の底面との間に油６を充填すると
共に上記フリーピストン５と内筒１の先端との間に高圧
気体７を封入して空気ばねを形成しである。
した図で、緩衝器は内筒１を外筒２に摺動自在に嵌合し
て内筒の底面に形成したオリフィス３に外筒の底面に固
定したピン４をゆるく嵌合し、前記内筒に嵌合したフリ
ーピストン３と外筒２の底面との間に油６を充填すると
共に上記フリーピストン５と内筒１の先端との間に高圧
気体７を封入して空気ばねを形成しである。
なお上記ピン４はその先端側を次第に細く形成し、また
内筒１およびピストン５にＯリング８を嵌合しで、外筒
２４の先端には内筒の脱出を防止するスナップリング９
を設けである。
内筒１およびピストン５にＯリング８を嵌合しで、外筒
２４の先端には内筒の脱出を防止するスナップリング９
を設けである。
このような緩衝器における外筒２の先端にお・ける外側
面に環状の凹溝１０を形成して、該凹溝にスナップリン
グ１１を嵌合すると共に上記スナップリングの外筒底面
側に板状の取付ステー１２を嵌合して、該スナップリン
グ１１とステー１２との接触面をほぼ全周に亘って溶接
部１３となしたもので、この溶接は点溶接あるいはろう
溶接等によって行われる。
面に環状の凹溝１０を形成して、該凹溝にスナップリン
グ１１を嵌合すると共に上記スナップリングの外筒底面
側に板状の取付ステー１２を嵌合して、該スナップリン
グ１１とステー１２との接触面をほぼ全周に亘って溶接
部１３となしたもので、この溶接は点溶接あるいはろう
溶接等によって行われる。
上述の緩衝器における外筒の底面に例えば突起１４を形
成し、その突起にゴム筒１５を嵌装して車体１６の孔に
嵌合すると共にステー１２をボルト１７で該車体の他の
部分に固定して、内筒１の先端の金具１８にバンパーを
取付ける。
成し、その突起にゴム筒１５を嵌装して車体１６の孔に
嵌合すると共にステー１２をボルト１７で該車体の他の
部分に固定して、内筒１の先端の金具１８にバンパーを
取付ける。
上述の装置において内筒の先端に取付けたバンパーに矢
印Ｐの力が加わると、この力はスナップリング１１およ
びステー１２を介して車体１６に加わる。
印Ｐの力が加わると、この力はスナップリング１１およ
びステー１２を介して車体１６に加わる。
従って高圧気体７が圧縮されて内筒１が図の右方へ移動
し、オリフィス３を油が流通してその流動抵抗で衝撃エ
ネルギを吸収する。
し、オリフィス３を油が流通してその流動抵抗で衝撃エ
ネルギを吸収する。
かつピン４は先端程細く形成されているから、上述のエ
ネルギ吸収によっで内筒の移動速度が小さくなる程、油
の流通抵抗が増大して全行程に亘りほぼ均等にエネルギ
を吸収する。
ネルギ吸収によっで内筒の移動速度が小さくなる程、油
の流通抵抗が増大して全行程に亘りほぼ均等にエネルギ
を吸収する。
このように本考案は外筒にスナップリングを嵌合して、
そのスナップリングと取付ステーとを溶接したもので、
衝突による力は」二記溶接強度に関係なくステーに加わ
るから充分大きい力に耐えることができる。
そのスナップリングと取付ステーとを溶接したもので、
衝突による力は」二記溶接強度に関係なくステーに加わ
るから充分大きい力に耐えることができる。
しかも振動等で緩衝器が図の左方へ移動しようとすると
、スナップリングとステーが溶接されているためにこの
移動が阻止される。
、スナップリングとステーが溶接されているためにこの
移動が阻止される。
かつステーを外筒に直接溶接することなく、スナップリ
ングに溶接しであるから、外筒に歪を生じて内筒の摺動
が阻害されるようなおそれがないと共にスナップリング
を圧縮して溶接することにより、該スナップリングの収
縮によって緩衝器の回転も防止される。
ングに溶接しであるから、外筒に歪を生じて内筒の摺動
が阻害されるようなおそれがないと共にスナップリング
を圧縮して溶接することにより、該スナップリングの収
縮によって緩衝器の回転も防止される。
しかも所要部品数が少なく、工作も極めて容易である。
第１図は本考案実施例の一部を縦断した側面図、第２図
は第１図の一部を拡大した図である。 なお図において、１は内筒、２は外筒、１０は凹溝、１
１はスナップリング、１２は取付ステー、１３は溶接部
である。
は第１図の一部を拡大した図である。 なお図において、１は内筒、２は外筒、１０は凹溝、１
１はスナップリング、１２は取付ステー、１３は溶接部
である。
Claims (1)
- 内筒と外筒とを摺動自在に嵌合してそれらの内部に油圧
緩衝機構を設けた衝突緩衝器における上記外筒の外側面
に環状の凹溝を形成して該凹溝にスナップリングを嵌合
し、かつ上記外筒に嵌合した板状の取付ステーを前記ス
ナップリングの外筒底面側に配置して、上記ステーとス
ナップリングとを溶接した衝突緩衝器の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10398280U JPS5939087Y2 (ja) | 1980-07-24 | 1980-07-24 | 衝突緩衝器の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10398280U JPS5939087Y2 (ja) | 1980-07-24 | 1980-07-24 | 衝突緩衝器の取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5728046U JPS5728046U (ja) | 1982-02-13 |
| JPS5939087Y2 true JPS5939087Y2 (ja) | 1984-10-31 |
Family
ID=29465367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10398280U Expired JPS5939087Y2 (ja) | 1980-07-24 | 1980-07-24 | 衝突緩衝器の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939087Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-24 JP JP10398280U patent/JPS5939087Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5728046U (ja) | 1982-02-13 |
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