JP2532839Y2 - 柱状体のマスキング材 - Google Patents

柱状体のマスキング材

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JP2532839Y2
JP2532839Y2 JP5591891U JP5591891U JP2532839Y2 JP 2532839 Y2 JP2532839 Y2 JP 2532839Y2 JP 5591891 U JP5591891 U JP 5591891U JP 5591891 U JP5591891 U JP 5591891U JP 2532839 Y2 JP2532839 Y2 JP 2532839Y2
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JP
Japan
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masking material
pillar
columnar body
fitting portion
flange
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JP5591891U
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JPH052761U (ja
Inventor
清之助 堀木
礼二 牧野
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Nagoya Oil Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nagoya Oil Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば自動車の窓のピラ
ー等の柱状体のマスキング材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車の車体を二色塗装する時に
は一つの色の塗料を塗装する際には他の色の塗料を塗装
する部分をマスキング材で保護しておく。従来、図5に
示すように例えば自動車のピラー(1) にはマスキング材
として粘着テープ(2) が巻付けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし粘着テープを使
用するとピラーへの取付け取りはずしが極めて面倒であ
り、また塗膜キュアー後に粘着テープを取りはずす場合
には粘着剤がピラー表面に焼付いてしまって、非常には
がしにくくなると云う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の課題
を解決するための手段として、柱状本体(11)C の両側壁
(11)D,(11)D 下縁に沿ってフランジ(11)E を差出した柱
状体(11)のマスキング材(12)であって、可撓性シートか
らなり、内側に柱状本体嵌合部(12)B を形成した本体(1
2)A と、該本体両側壁(12)C,(12)C 下縁に沿って形成さ
れたフランジ嵌合部(12)D,(12)D と、更に該フランジ嵌
合部(12)D,(12)D から延設された裏当て部(12)E,(12)E
とからなる柱状体(11)のマスキング材(12)を提供するも
のである。
【0005】
【作用】本考案のマスキング材(12)は本体(12)A の本体
嵌合部(12)B に柱状体(11)の柱状本体(11)C を嵌合し、
該マスキング材(12)のフランジ嵌合部(12)D,(12)D に柱
状体(11)のフランジ部(11)E,(11)E を嵌合する。
【0006】このようにして、マスキング材(12)を柱状
体(11)に仮止めしておいてから、該マスキング材(12)の
裏当て部(12)E,(12)E を折返して柱状体(11)の裏面に当
て、該裏当て部(12)E,(12)E の重合部分を粘着テープや
タッカー等で止着する。
【0007】このようにして、マスキング材(12)は柱状
体(11)に取付けてから、塗装、メッキ等の表面処理を施
す。
【0008】
【実施例】本考案を図1〜図4に示す一実施例によって
説明すれば、マスキング材(12)は内側に柱状体(11)の柱
状本体(11)A の嵌合部(12)B を形成した本体(12)A と、
該本体(12)A の両側壁(12)C,(12)C の下縁に沿って形成
された該柱状体(11)のフランジ(11)E,(11)E を嵌合する
フランジ嵌合部(12)D,(12)D と、該フランジ嵌合部(12)
D,(12)D から延設された裏当て部(12)E,(12)E と、上部
に延設された上当て部(12)F とからなり、本体(12)A の
周囲には補強リブ(12)G が形成されている。
【0009】該マスキング材(12)はポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレンープロピレン共重合体、エチレン
ー酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリ弗化ビニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリス
チレン、ポリアミド、ポリエステル等の可撓性シートか
らなり、該可撓性シートに真空成形、プレス成形等を施
すことによって成形される。
【0010】上記可撓性シートからなるマスキング材(1
2)には、炭酸カルシウム、タルク、石膏、カーボンプラ
ック、木粉、クルミ粉、ヤシ粉、小麦粉、米粉等の充填
剤、顔料、染料、難燃剤、防炎剤、防虫剤、防腐剤、老
化防止剤、紫外線吸収剤、ワックス類やDBP、DO
P、ジシクロヘキシルフタレートのようなフタール酸エ
ステル系可塑剤やその他のトリクレジルホスフェート等
の可塑剤、化学発泡剤またはカプセル型発泡剤のような
発泡剤等を添加してもよい。これら成分は一種または二
種以上相互に混合して添加せられてもよい。
【0011】上記マスキング材(12)は柱状体であるピラ
ー(11)に取付けられるが、該ピラー(11)はアウタパネル
(11)A とインナパネル(11)B とにより構成され、柱状本
体(11)C と、該柱状本体(11)C の両側壁(11)D,(11)D の
下縁に沿って形成されるフランジ(11)E,(11)E とからな
る。
【0012】上記マスキング材(12)は図2に示すように
まずピラー(11)の柱状本体(11)C を該マスキング材(12)
の本体嵌合部(12)B に嵌合し、該ピラー(11)のフランジ
(11)E,(11)E を該マスキング材(12)のフランジ嵌合部(1
2)D,(12)D に嵌合して仮止めを行う。
【0013】上記仮止めの後、図3に示すように該マス
キング材(12)の裏当て部(12)E,(12)E を折返してピラー
(11)の裏面に当て、該裏当て部(12)E,(12)E の重合部分
を粘着テープ(13)やタッカー等で止着する。
【0014】このようにして図4に示すようにピラー(1
1)にマスキング材(12)を取付けた後、塗装、メッキ等の
表面処理を施す。該ピラー(11)はマスキング材(12)の裏
当て部(12)E,(12)E によって裏面まで保護されているか
ら、裏面に表面処理が回り込むことがない。表面処理後
は粘着テープ(13)を剥離してマスキング材(12)をピラー
(11)から引剥がす。
【0015】
【考案の効果】本考案はしたがって柱状体に対するマス
キング材の取付け取りはずしが極めて容易に出来、自動
車工業、電子工業等の大量生産工程に対して極めて有用
である。
【0016】
【図面の簡単な説明】
図1〜図4は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】斜視図
【図2】仮止め状態断面図
【図3】取付け状態断面図
【図4】取付け状態正面図
【図5】従来例の斜視図
【符号の説明】
(11)・・・・・・・・・ ピラー (11)D ・・・・・・・・側壁 (11)E ・・・・・・・・フランジ (12)・・・・・・・・・ マスキング材 (12)A ・・・・・・・・本体 (12)B ・・・・・・・・本体嵌合部 (12)C ・・・・・・・・側壁 (12)D ・・・・・・・・フランジ嵌合部 (12)E ・・・・・・・・裏当て部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱状本体の両側壁下縁に沿ってフランジを
    差出した柱状体のマスキング材であって、可撓性シート
    からなり、内側に柱状本体嵌合部を形成した本体と、該
    本体両側壁下縁に沿って形成されたフランジ嵌合部と、
    更に該フランジ嵌合部から延設された裏当て部とからな
    ることを特徴とする柱状体のマスキング材
JP5591891U 1991-06-22 1991-06-22 柱状体のマスキング材 Expired - Lifetime JP2532839Y2 (ja)

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JPH052761U JPH052761U (ja) 1993-01-19
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