JP2532647Y2 - 作業機におけるロータリーカバーの取付装置 - Google Patents

作業機におけるロータリーカバーの取付装置

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JP2532647Y2
JP2532647Y2 JP1994007884U JP788494U JP2532647Y2 JP 2532647 Y2 JP2532647 Y2 JP 2532647Y2 JP 1994007884 U JP1994007884 U JP 1994007884U JP 788494 U JP788494 U JP 788494U JP 2532647 Y2 JP2532647 Y2 JP 2532647Y2
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JP
Japan
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rotary cover
transmission case
rotary
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cover
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JP1994007884U
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昭博 久保
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は作業機におけるロータリー
カバーの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ミッションケースにロータリーカ
バーを取り付けるものとして、例えば実公昭46−25
045号公報、実公昭35−15218号公報、実開昭
61−56806号公報で示すものがある。実公昭46
−25045号公報のものは、ミッションケースの上下
面にロータリーカバーを取り付けるための突状部を形成
し、ロータリーカバーに垂直取付板を設けて取り付けて
いる。又、実公昭35−15218号公報のものは、ミ
ッションケースを固装した台枠にロータリーカバーを取
り付けている。そして、実開昭61−56806号公報
のものは、L字型ステーでミッションケースにロータリ
ーカバーを取り付けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ものでは、部品点数が多く、コスト高になるという不具
合がある。又、L字型ステーでミッションケースとロー
タリーカバーを連結しているものは、L字型ステーが捩
れて簡単に変形してしまう欠点がある。そこで、本案は
以上のような問題点を解消するために、部品点数の少な
い、コスト安なロータリーカバーの取付装置をうること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本案は以上のような目的
を達成するために、次のような作業機におけるロータリ
ーカバーの取付装置を提供するものである。すなわち、
ミッションケース中途部左右両側面に、該ミッションケ
ースと一体成形により左右外側方へ張出状に形成したロ
ータリーカバー取付部を設ける一方、前記ロータリーカ
バーの前部左右略中央箇所に切欠部を設け、該切欠部を
介して前記ロータリーカバーをミッションケースに嵌合
し、該切欠部の周縁部を前記ロータリーカバー取付部に
上下方向で重合した状態で、前記ロータリーカバーを該
ロータリーカバー取付部に固定手段を介して固定したこ
とを特徴とする作業機におけるロータリーカバーの取付
装置であり、前記ミッションケースと一体成形したロー
タリーカバー取付部に、固定手段に係合する係合部を形
成するとともに、該係合部には横外側方に略U字状に開
口した係合孔を形成したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】ロータリーカバー前部左右略中央箇所に設けた
切欠部を介してロータリーカバーをミッションケースに
嵌合し、この切欠部の周縁部をミッションケース中途部
左右両側面に設けたロータリーカバー取付部に上下方向
で重合した状態で固定する。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例について説明する。
先ず、作業機としての耕耘機、特にロータリーを一体に
構成した小型耕耘機について図2をもとにして説明す
る。(1)はフレームであり、これにエンジン(2)が
搭載されており、そのエンジンプーリー(3)からベル
ト(4)を介して軸(5a)に軸架された入力プーリー
(5)に動力が伝達され、L字型ミッションケース
(6)の直立部における伝動歯車を介して軸(7a)に
軸架された車輪(7)を駆動する。又、ミッションケー
ス(6)の傾斜部における伝動歯車を介してロータリー
(8)が駆動される。車輪(7)上のボンネット(9)
には、変速レバー(10)のガイド溝(11)があり、
テンションローラー(12)はミッションケース(6)
の傾斜部に取り付けられたハンドル部材(13)のクラ
ッチレバー(14)で操作される。ロータリー(8)に
はロータリーカバー(15)があり、このリヤカバー
(16)は支持板(26)でロータリー車軸(8a)を
中心として上下に回動するようになっている。なお、リ
ヤカバー(16)にはゴム垂れ(27)がある。又、ロ
ータリーカバー(15)を車軸(8a)に取り付けるブ
ーツ型締結部材(17)には抵抗棒(18)と耕深調節
棒(19)とが上下動調節自在に取り付けられ、締結部
材(17)の固定ピン(20)(21)に中心が捲回さ
れたトルクバネ(22)(23)に抗して各棒を傾斜せ
しめることにより、各棒の切欠(24)(25)が固定
ピン(20)(21)より離れロック状態を解放できる
ようになっている。
【0007】本案は以上のような作業機におけるロータ
リーカバーの取付装置の改良にかかるものである。すな
わち、図1に示す如く、ミッションケース(6)の中途
部左右両側面に、ロータリーカバー(15)の円弧面に
適合する円弧状のロータリーカバー取付部(28)をミ
ッションケース(6)と一体成形によって左右外側方へ
張出状に形成し、この下方に円弧状のロータリーカバー
(15)が装着できるように、ロータリーカバー(1
5)の前部左右略中央箇所に切欠部(32)を設ける。
なお、切欠部(32)の周縁部には、固定手段の一例で
あるボルト(31)が挿入されるボルト孔(33)が穿
設されている。一方、ロータリーカバー取付部(28)
にはボルト(31)で固定するための係合部(29)が
前後に形成され、この係合部(29)には横外側方に略
U字状に開口した係合孔(30)が形成されている。そ
して、この係合孔(30)中にボルト(31)が挿通で
きるようになっている。したがって、ロータリーカバー
(15)の切欠部(32)をミッションケース(6)に
嵌合し、切欠部(32)の周縁部をロータリーカバー取
付部(28)の下側に配置して上下方向で重合した状態
にし、ボルト(31)をU字状に開口した係合孔(3
0)とロータリーカバーのボルト孔(33)とに挿し込
んで図3のように固定する。図3は図1のA−A断面で
あり、図4は図1のB−B断面である。
【0008】以上のようにロータリーカバー(15)を
ミッションケース(6)にセットすると、図4のように
ミッションケース(6)とロータリーカバー(15)の
切欠部(32)の隙間をロータリーカバー取付部(2
8)で埋めることができ、作業中、カバーの隙間より土
のもれが生じない。又、従来の例えば図5に示すような
ロータリーカバー(15)の切欠部(32)をミッショ
ンケース(6)に嵌め込み、切欠部(32)の左右のL
字型ブラケット(34)のボルト孔(35)とミッショ
ンケース(6)のタップ加工された突起(36)のネジ
穴(37)とにボルトをねじ込んでロータリーカバー
(15)をミッションケース(6)に取り付けるもので
は、図6の如くロータリーカバー(15)とミッション
ケース(6)との間に突起(36)の高さ分だけ隙間
(a)ができて、この隙間から土もれを生じるが、本案
のものによればその欠点がない。
【0009】以上何れにしても本案のものは、ミッショ
ンケース中途部左右両側面に、ミッションケースと一体
成形により左右外側方へ張出状に形成したロータリーカ
バー取付部を設け、このロータリーカバー取付部と、ロ
ータリーカバーの前部左右略中央箇所に設けた切欠部の
周縁部とを上下方向で重合し、ロータリーカバー取付部
に形成した係合部の横外側方に略U字状に開口した係合
孔とロータリーカバーに穿設したボルト孔とをボルトで
連結するような固定手段によって固定することを特徴と
するものである。
【0010】
【考案の効果】本案のものによれば、ミッションケース
中途部左右両側面に、該ミッションケースと一体成形に
より左右外側方へ張出状に形成したロータリーカバー取
付部を設ける一方、前記ロータリーカバーの前部左右略
中央箇所に切欠部を設け、該切欠部を介して前記ロータ
リーカバーをミッションケースに嵌合し、該切欠部の周
縁部を前記ロータリーカバー取付部に上下方向で重合し
た状態で、前記ロータリーカバーを該ロータリーカバー
取付部に固定手段を介して固定したため、従来に比べ、
部品点数を少なくすることができ、組立工数を少なくす
ることができ、組立が容易で、コスト的にも安くでき、
堅固に固定することができる。又、左右外側方へ張出状
に形成したロータリーカバー取付部とロータリーカバー
に設けた前部切欠部の周縁部を前記ロータリーカバー取
付部に上下方向で重合した状態で、前記ロータリーカバ
ーを該ロータリーカバー取付部に固定手段を介して固定
したため、従来に比べ、作業中ミッションケースとロー
タリーカバーの隙間から土がロータリーカバーの上面側
に飛散することが少ない。又、ミッションケースと一体
成形したロータリーカバー取付部に、固定手段に係合す
る係合部を形成するとともに、該係合部には横外側方に
略U字状に開口した係合孔を形成したため、型で係合孔
を形成できるので孔開け等の追加工が簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案装置の分解斜面図
【図2】作業機の全体構造の正面図
【図3】図1のA−A断面図
【図4】図1のB−B断面図
【図5】従来のミッションケースにロータリーカバーを
取り付ける説明図
【図6】同上の断面図
【符号の説明】
6 ミッションケース 15 ロータリーカバー 28 ロータリーカバー取付部 29 係合部 30 係合孔 31 ボルト 32 切欠部 33 ボルト孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミッションケース中途部左右両側面に、該
    ミッションケースと一体成形により左右外側方へ張出状
    に形成したロータリーカバー取付部を設ける一方、前記
    ロータリーカバーの前部左右略中央箇所に切欠部を設
    け、該切欠部を介して前記ロータリーカバーをミッショ
    ンケースに嵌合し、該切欠部の周縁部を前記ロータリー
    カバー取付部に上下方向で重合した状態で、前記ロータ
    リーカバーを該ロータリーカバー取付部に固定手段を介
    して固定したことを特徴とする作業機におけるロータリ
    ーカバーの取付装置。
  2. 【請求項2】ミッションケースと一体成形したロータリ
    ーカバー取付部に、固定手段に係合する係合部を形成す
    るとともに、該係合部には横外側方に略U字状に開口し
    た係合孔を形成したことを特徴とする請求項1記載の作
    業機におけるロータリーカバーの取付装置。
JP1994007884U 1994-07-01 1994-07-01 作業機におけるロータリーカバーの取付装置 Expired - Lifetime JP2532647Y2 (ja)

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