JP2532612B2 - 回転式方向制御弁 - Google Patents

回転式方向制御弁

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JP2532612B2
JP2532612B2 JP26112688A JP26112688A JP2532612B2 JP 2532612 B2 JP2532612 B2 JP 2532612B2 JP 26112688 A JP26112688 A JP 26112688A JP 26112688 A JP26112688 A JP 26112688A JP 2532612 B2 JP2532612 B2 JP 2532612B2
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    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
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    • B62D5/083Rotary valves
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転式方向制御弁に係わり、より詳しくは、
例えば、自動車等のパワーステアリング用のシリンダの
二つの室への圧油の給排を切り替える際に用いられるよ
うな回転式方向制御弁に係わる。
[従来の技術] 第9図及び第10図はトーシヨンバーのみを用いた従来
の回転式方向制御弁の第1の例を示す。
第9図及び第10図中、101は外周面102に形成された凹
部103がインナーバルブとして働く筒状の入力軸であ
る。該入力軸101の入力端104にはトーシヨンバー105の
一端106がピン107を介して固定されている。トーシヨン
バー105は入力軸101の筒中を貫通して伸長しており、貫
通・突出したその他端108が出力軸109の一端110に圧入
又はピン等により固定されている。111は入力軸101の他
端112側に嵌装されたアウターバルブである。アウター
バルブ111は、ピン114を介して一端113で出力軸109の端
部110に固定されている。115はアウターバルブ111に対
するインナーバルブ101のA,B方向の回転乃至回動変位を
支持する軸受、116,117はバルブ101,111及びケーシング
118によつて規定される室140,141,142,143を液密に封止
するオイルシールである。
125はアウターバルブ111の溝部121に通じたケーシン
グ118の入口ポート126に接続されたポンプであり、127
はアウターバルブ111の溝部122(第10図)に通じたケー
シング118の出口ポート128に接続されたリザーバであ
る。129は油圧シリンダであり、ピストン130によつて画
成されたシリンダ129の一方のシリンダ室132はアウター
バルブ111の溝123に通じたケーシング118のポート133
に、他方のシリンダ室134はアウターバルブ111の溝部12
4に通じたケーシング118のポート135に接続されてい
る。第9図では図面の簡明化のために分離して示した
が、シリンダ装置129のピストンロツド136は、出力軸11
0と一体的なピニオン137と噛合するラツク歯138が形成
されたラツクバー139と同軸かつ一体的である。
入力軸101及びトーシヨンバー105が中立位置にある際
トーシヨンバー105が第12図の実線Cで示す状態にある
とする。例えば、トーシヨンバー105の弾性に抗して入
力軸101の一端104側に所定値以上のA方向の捩り力を加
えると、入力軸101がA方向に回転され、第10図の破線
で示す状態Dになる。従つて、ポンプ125からの圧油
は、ポート126から溝121,室140,インナーバルブ部103
(第9図)につながつたオリフイス部145,室142,溝123,
ポート133を通つてシリンダ室132に供給される。このと
き、シリンダ室134の油は、ポート135,溝124,室143,オ
リフイス部146,室141,溝122及びポート128を通つてリザ
ーバ127に戻される。従つてピストンロツド136にE方向
移動力が加えられラツクバー139のE方向移動を助け
る。一方、トーシヨンバー105の弾性に抗して入力軸101
の一端104側に所定値以上のB方向の捩り力を加える
と、入力軸101がB方向に回転され、第10図の想像線で
示す状態Fになり、可変オリフイスを介する油の流れに
よりラツクバー139のG方向移動を助けるG方向の油圧
力がロツド136に対して加えられる。
この回転式方向制御弁148の初期設定においては、ピ
ン107は装着されておらず、入力軸101の入力端104とト
ーシヨンバー105の入力側端部106を適当な治具などで相
対角度調整可能に仮固定し、この仮固定端部104,106に
A,B方向の回転トルクH(出力軸109が実質的に固定され
ている場合出力軸に対する回転角に一致する)を加え
て、ポンプ125とケーシング126との間の流路149におけ
る油圧Jの変化をトルクHの変化に応じて測定し、例え
ば、第11図に示すような結果を得る。第11図における入
力トルクHの変化は仮固定位置に関する入力軸101の回
転角に比例しているから、前記仮固定を解いた後、第11
図中のA,B方向の回転角に対するアンバランスを解消す
るに必要な角度分だけ入力軸101をアウターバルブ111に
対してB方向に回転して、第12図に示すごとく左右両方
向の入力トルクH対力J特性が対称になるように位置調
整し、調整位置において入力軸101の端部104及びトーシ
ヨンバー105の端部106に貫通穴147を明けて、ピン107な
どで入力軸101とトーシヨンバー105とを永久的に固定す
る。
次に、入力軸と出力軸との相対回転を拘束する拘束機
構を有する従来の回転式方向制御弁150について、第13
図から第14図に基づいて説明する。尚、第13図から第14
図において、第9図から第12図の場合と同様な部材乃至
要素には同一の符号が付されている。
第13図乃至第14図の例では、入力軸101aにはインナー
バルブ部103に対して所定の角度位置にできるかぎり正
確にボール151が入る溝152が形成されている。一方、ア
ウターバルブ111aの一方の端面にはボール153を支持す
るカム面154が、ランド室163に対してA,B方向の所定角
度位置にできるだけ正確に形成されている。ランド室16
3は、第10図に示したような相対回転の際、インナーバ
ルブ部103と協働して可変オリフイス145のサイズを規定
する。155はリングであり、このリング155にはボール15
1が入る溝156が形成されており、ボール151によつてこ
のリング155の入力軸101aに対する半径方向の位置が規
定され且つA,B方向の相対回転が禁止されている。リン
グ155には、更にボール153に対面する位置にカム面157
が形成されている。尚、158はバネ、159,160はバネ受
け、161は入力軸101aに係止されたストツパリング、162
は支持リングであり、圧縮バネ158の伸長力によつてリ
ング155のカム面157をボール153に押し付け、更にボー
ル153をアウターバルブ111aのカム面154に押し付けてい
る。
この回転式方向制御弁150では、入力軸101aがアウタ
ーバルブ111aに対してA,B方向に相対回転される場合、
カム面157のボール153に対する相対位置が変化してリン
グ155がバネ158の伸長力に抗してK方向に変位せしめら
れる必要があるため、リング155のアウターバルブ111a
に対するA,B方向の相対回転、即ち入力軸101aのアウタ
ーバルブ111aに対するA,B方向の相対回転が拘束され
る。尚、このバネ158による拘束力に対する反力とし
て、油圧などの制御圧力Qを、ボール153に係合したカ
ム面155のところに付与することにより、拘束力の大き
さを変え得る。すなわち、制御圧力Qの大きさを、車
速、舵角等に応じて制御することによつて、拘束力を制
御し得る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この弁装置150の場合、拘束機構の位
置(カム面157,154の相対回転に関する)とアウターバ
ルブ111aに対するインナーバルブ103(入力軸101a)の
位置とが同時に規定されるから、拘束機構が中立位置に
なる状態で第12図に示したようなバランスを有する特性
にするためには、入力軸101aにおいて溝152とインナー
バルブ部103とのA,B方向の相対的角度位置を極めて正確
に規定する必要があるのみならず、アウターバルブ111a
においてランド室部163とカム面154とのA,B方向の相対
的角度位置を極めて正確に規定する必要がある。この要
請を満たすように加工することは極めて難しく、あえて
かかる加工を行おうとすると極めて高価なものになつて
しまう。
本発明は前記諸点に鑑み成されたものであり、その目
的とするところは、カム面による回転拘束乃至規制機能
を有しているのみならず、拘束機構の中立位置とアウタ
ーバルブに対するインナーバルブの中立位置とが夫々確
実に調整実現され得、容易に製造され得る回転式方向制
御弁を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、前記した目的は、 リング機構が、前記カム面を一端面に有し入力軸に対
して周方向に回転可能なリング手段からなり、入力軸を
アウターバルブに対して所定角度位置に設定した状態で
前記リング手段を入力軸に固定する固定手段を更に有す
る回転式方向制御弁によつて達成される。
[作用及び効果] 本発明の回転式方向制御弁では、前記リング機構が、
前記カム面を一端面に有し入力軸に対して周方向に回転
可能なリング手段からなる故に、アウターバルブにおけ
るランド室部とカム面との相対的角度位置、及び入力軸
における溝とインナーバルブ部との相対的角度位置をあ
まり正確には規定しなくても、固定手段によるリング手
段の固定前に、リングの位置に係わりなく、アウターバ
ルブに対する入力軸の相対角度位置を調整し得、他方拘
束機構の中立位置にリング手段を独立に設定し得るか
ら、拘束機構の中立位置とアウターバルブに対するイン
ナーバルブの中立位置とが夫々確実に調整実現され得
る。しかも、これらの位置決めに際しては、アウターバ
ルブ及び入力軸の加工が厳密な精度で行われていなくて
もよいから、各部材が容易且つ比較的低コストで加工さ
れ得る。
[実施例] 次に、本発明による好ましい第一実施例の回転式方向
制御弁を第1図から第6図に基づいて説明する。
この第一実施例の回転式方向制御弁1の場合、入力軸
2には第一のボールとしてのボール3の径方向の位置の
みを規定する環状溝4が形成されている。すなわち、環
状溝4の底面5は入力軸2及びトーシヨンバー6の中心
軸線7から半径一定の円筒面上に位置する。入力軸2に
は前記弁150の場合と同様なインナーバルブ部8が形成
されている。9は後述のカシメの際に利用される穴であ
る。アウターバルブ10は前述のアウターバルブ111aと同
様に構成されており、内周にインナーバルブ部8と協働
して可変オリフイスを形成するランド室部11を有し端面
の周方向の所定位置にカム面12を有する。
第一のリング13にはボール3が嵌め合わされる溝14が
形成されており、リング13の入力軸2に対する径方向位
置は、この溝14でのボール3との係合により、正確に規
定されている。リング13は、更に、その端面15の周方向
の所定位置に前記リング155と同様なカム面16を有す
る。この場合、リング13は、ボール3を介して入力軸2
に対する径方向位置は一意的に規定されているが、周方
向A,Bには入力軸2に対して相対回転可能である。尚、1
8はカム面16,12間に配置される第二のボールである。
第二のリング19は、入力軸2の外径と実質的に同じ内
径を有しており、このリング19の一端側にはリング13の
溝14と同じ角度間隔でボール3の直径と等しい幅の溝20
が形成されている。従つて、このリング19は、溝20がボ
ール3に係合されるように入力軸2に嵌装される。リン
グ19の装着時点においては、リング19は、A,B方向の回
転に関してはリング13と一体的であるけれども、入力軸
2に対してはA,B方向に回転可能である。
前記弁150の場合と同様に、21はバネ、22はバネ受
け、23はシール機能を有するバネ受け、24は入力軸2に
係止されたストツパリング、25はシール機能を有する支
持リングである。また、第13図の弁の場合と同様に、26
は出力軸、27は出力軸26の一端28とアウターバルブ10と
を固定しているピンであり、第1図から第4図に図示し
ていないが、第9図の弁の場合と同様なケーシングが設
けられており、このケーシングは例えば第9図の場合と
同様にポンプ及びシリンダ装置に接続されており、出力
軸26の他端は例えば第9図の場合と同様にラツク歯に噛
合されたピニオンを有する。
以上の如き構成を有する回転式方向制御弁1では、入
力軸2とトーシヨンバー6との間を仮固定しておいて第
11図のような弁特性を測定した後、入力軸6とトーシヨ
ンバー7との間の仮固定を解き、該特性によつて示唆さ
れる所定角度だけアウターバルブ10に対して入力軸2を
相対回転させることによつて第12図の如き特性が得られ
るようにアウターバルブ10のランド室部11に対して入力
軸2のインナーバルブ部8の相対角度位置を合わせ(バ
ルブ10,8間の中立位置調整)、入力軸2をトーシヨンバ
ー6にピンなどで固定する。次に、リング19をリング13
と共に入力軸2(従つてアウターバルブ10)に対して相
対回転させてリング13のカム面16をアウターバルブ10の
カム面12に対して正確に位置合せする(拘束機構の中立
位置調整)。ここで、リング手段は、リング13及び19か
らなる。この位置合せが完了すると、リング19を入力軸
2の穴9のところで第3図の想像線で示す如くカシメて
固定手段としてのカシメ部9aを形成し、このカシメ部9a
によってリング19を入力軸2に対して永久的に固定す
る。
この回転式方向制御弁1では、バルブ間の中立位置調
整と拘束機構の中立位置調整とが独立に行われ得るか
ら、アウターバルブ10のカム面12とランド室11との相対
角度位置、及び入力軸2のインナーバルブ部8と溝部4
との相対角度位置(この場合溝4が環状溝であるから)
を正確にしておかなくてもよい故、加工・製造コストを
低く抑え得る。
尚、第3図の如く入力軸2の周方向の数箇所にカシメ
部形成用の穴9を設ける代わりに溝を形成してもよく、
更に、第5図に示す如く、入力軸の一部に溝(又は穴)
29を形成すると共にこの溝29から周方向に離れた位置に
粗面部30を形成して溝部29に対応する位置でリング19を
カシメて固定手段としてのカシメ部29aを形成し、この
カシメ部29aによってリング19を入力軸2に対して固定
するようにしてもよい。尚、リング19と入力軸2との永
久的固定は、カシメの代わりに、レーザー溶接等の溶
接、ピン、接着もしくはネジによる固定、又はテーパー
キー等の圧入による固定などの他の手段でもよい。
また、この弁1の場合においてもバネ21による拘束力
に対する反力として、油圧などの制御圧力Qをボール18
に係合したカム面16のところに付与することにより、拘
束力の大きさを変え得る。すなわち、制御圧力Qの大き
さを、車速、舵角等に応じて制御することによつて、拘
束力を制御し得る。
第6図から第8図には本発明による好ましい第二実施
例の回転式方向制御弁41が示されている。この制御弁41
において第一実施例の制御弁1と同様な部材乃至要素に
は制御弁1の場合と同様な符号が付されている。
制御弁41の場合、周方向に所定角度間隔で溝42を有す
るリング43は、周方向に所定角度間隔で入力軸2の外周
面に形成された溝44に嵌め込まれた第一のボールとして
のボール3と係合して入力軸に対する周方向A,Bの相対
回転が禁止されている。リング43の筒状部46の内周面47
は入力軸2の外周面と相補的形状を有しており、入力軸
2の外周に丁度嵌装されている。43aは第二のボールと
してのボール18よりも大きい凹部である。
もう一つのリング48は、リング43の溝部42に対応する
突出部49の外周面50と相補的形状の内周面51の筒状部52
と、リング43の筒状部46の外周面53と相補的形状の内周
面54を有する突起部55とを有している。尚、リング43の
突起部49間の角度間隔乃至周方向の間隔は、リング48の
突起55の周方向の間隔よりも大きく、リング43とリング
48とは装着時点ではある程度の角度範囲に亘つて周方向
に相対回転可能である。
リング48には、弁1のリング13のカム面16と同様なカ
ム面56が周方向に所定間隔で形成されており、カム面56
はバネ21による弾性負荷のもとでボール18に押し付けら
れる。尚、70はボール18の脱落防止のためにリング48の
小径部に嵌着されたリングである。
以上の如く構成された回転式方向制御弁41では、入力
軸2に対してトーシヨンバー6を仮固定しておいて第11
図のような弁特性を測定した後、入力軸2とトーシヨン
バー6との間の仮固定を解き、該特性によつて示唆され
る所定角度だけアウターバルブ10に対して入力軸2を相
対回転させることによつてアウターバルブ10のランド室
部11に対して入力軸2のインナーバルブ部8の相対角度
位置を合わせ、入力軸2をトーシヨンバー6にピンなど
で固定する。次に、リング48をリング43及び入力軸2
(従つてアウターバルブ10)に対して相対回転させてリ
ング48のカム面56をアウターバルブ10のカム面12に対し
て正確に位置合せする。ここで、リング手段は、リング
43及び48からなる。この位置合せが完了すると、リング
48の筒状部52を第7図に想像線で示す如くカシメて固定
手段としてのカシメ部52aを形成し、このカシメ部52aに
よってリング48を入力軸2に対して固定する。
この回転式方向制御弁41では、ばね負荷されたカム面
56,12とボール18との係合により回転が規制され得る。
尚、この弁41の場合においても、バネ21による拘束力
に対する反力として、油圧などの制御圧力Qを、ボール
18に係合したカム面56のところに付与することにより、
拘束力の大きさを変え得る。すなわち、制御圧力Qの大
きさを、車速、舵角等に応じて制御することによつて、
拘束力を制御し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による好ましい第一実施例の回転式方向
制御弁の断面説明図、第2図は第1図のII-II線断面説
明図、第3図は第1図のIII-III線断面説明図、第4図
は第1図の弁の入力軸との弁の各種リングとアウターバ
ルブの一部との展開斜視説明図、第5図は第3図の例の
変形例の説明図、第6図は本発明による好ましい第二実
施例の回転式方向制御弁の断面説明図、第7図は第6図
のVII-VII線断面説明図、第8図は第7図の弁の入力軸
の一部と弁の各種リングとの展開斜視説明図、第9図は
従来の回転拘束機構を有しない回転式方向制御弁を車両
のパワーステアリングに適用した例を示す断面説明図、
第10図は第9図の弁の動作を説明するための該弁の模式
的断面説明図、第11図は回転式方向制御弁が左右の回転
方向に対してアンバランスな状態にある場合の動作説明
用の模式的グラフ、第12図は回転式方向制御弁が左右の
回転方向に対してバランスの採れた状態に調整された場
合の動作説明用の模式的グラフ、第13図は従来の回転拘
束機構を有する回転式方向制御弁の断面説明図、第14図
は第13図の弁の入力軸とトーシヨンバーと各種リングと
アウターバルブの一部の展開斜視説明図である。 2……入力軸、3,18……ボール、4……環状溝、6……
トーシヨンバー、8……インナーバルブ部、10……アウ
ターバルブ、11……ランド室、12,16,56……カム面、1
3,19,43,48……リング、14,42……溝、20……溝、26…
…出力軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面の一部にボール装着溝(4;44)を有
    しており、外周面のうちボール装着溝(4;44)から軸方
    向に離れた部分にインナーバルブ(8)が形成された筒
    状の入力軸(2)と、入力軸(2)の一端側に嵌装さ
    れ、一端が出力軸(26)の一端に固定され、他端にカム
    面(12)が形成されたアウターバルブ(10)とを有して
    おり、アウターバルブ(10)に対する入力軸(2)の回
    転に応じてインナーバルブ(8)とアウターバルブ(1
    0)との間に形成される可変オリフィスによって油の流
    れ方向及び圧力を変える回転式方向制御弁であって、内
    周面に設けられたボール装着溝(14;42)が入力軸
    (2)のボール装着溝(4;44)と協働して第一のボール
    (3)を介して入力軸(2)に対する径方向の相対位置
    を規定し、端面に設けられたカム面(16:56)がアウタ
    ーバルブ(8)のカム面(12)と協働して第二のボール
    (18)を介してアウターバルブ(8)に対する入力軸
    (2)の周方向回転を拘束するように構成されたリング
    機構(13,19;48,43)を有するものにおいて、 前記リング機構(13,19;43,48)が、前記カム面(16:5
    6)を一端面に有し入力軸(2)に対して周方向に回転
    可能なリング手段(13,19;43,48)からなり、入力軸
    (2)をアウターバルブ(8)に対して所定角度位置に
    設定した状態で前記リング機構(13,19;43,48)を入力
    軸(2)に固定する固定手段(9a;29a;52a)を更に有す
    る回転式方向制御弁。
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