JPH1016803A - 操舵力調整装置 - Google Patents
操舵力調整装置Info
- Publication number
- JPH1016803A JPH1016803A JP8171383A JP17138396A JPH1016803A JP H1016803 A JPH1016803 A JP H1016803A JP 8171383 A JP8171383 A JP 8171383A JP 17138396 A JP17138396 A JP 17138396A JP H1016803 A JPH1016803 A JP H1016803A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjusting
- steering force
- control valve
- steering
- power cylinder
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/08—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
- B62D5/083—Rotary valves
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワーシリンダ制御バルブの組立後において
操舵力の調整を容易に行い得るようにすること。 【解決手段】 ステアリングホイール５２が中立位置に
ある際の操舵力を調整する調整手段（リング部材３１，
ボールリテーナ３２，ボール３３，スプリングリテーナ
３４，スプリング３５，調整ねじ３６等）がパワーシリ
ンダ制御バルブ２０に設けられてなる動力舵取装置にお
いて、前記調整手段の調整部（調整ねじ３６）を前記パ
ワーシリンダ制御バルブのハウジング（ハウジング本体
２１，ハウジングキャップ２３）外に設けた。
操舵力の調整を容易に行い得るようにすること。 【解決手段】 ステアリングホイール５２が中立位置に
ある際の操舵力を調整する調整手段（リング部材３１，
ボールリテーナ３２，ボール３３，スプリングリテーナ
３４，スプリング３５，調整ねじ３６等）がパワーシリ
ンダ制御バルブ２０に設けられてなる動力舵取装置にお
いて、前記調整手段の調整部（調整ねじ３６）を前記パ
ワーシリンダ制御バルブのハウジング（ハウジング本体
２１，ハウジングキャップ２３）外に設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の動力舵取装
置においてステアリングホイールが中立位置にある際の
操舵力を調整するために設けた操舵力調整装置に関す
る。
置においてステアリングホイールが中立位置にある際の
操舵力を調整するために設けた操舵力調整装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ステアリングホイールが中立位置にある
際の操舵力を調整する調整手段がパワーシリンダ制御バ
ルブ（操舵力をアシストするパワーシリンダの作動を操
舵トルクに応じて制御するバルブ）に設けられてなる動
力舵取装置は、例えば特開平７−２０５８２５号公報に
示されている。
際の操舵力を調整する調整手段がパワーシリンダ制御バ
ルブ（操舵力をアシストするパワーシリンダの作動を操
舵トルクに応じて制御するバルブ）に設けられてなる動
力舵取装置は、例えば特開平７−２０５８２５号公報に
示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報の動力舵
取装置においては、操舵力を調整する調整手段の全ての
構成部材がパワーシリンダ制御バルブの構成部材である
バルブロータとバルブスリーブ間に配設されていて、バ
ルブロータ及びバルブスリーブとともにハウジング内に
収容されるようになっている。したがって、パワーシリ
ンダ制御バルブが組立られた状態では操舵力を調整する
ことができず、パワーシリンダ制御バルブの組立後にお
ける操舵力の調整に際しては当該制御バルブの分解、調
整手段による操舵力調整及び当該制御バルブの再組立が
必要である。
取装置においては、操舵力を調整する調整手段の全ての
構成部材がパワーシリンダ制御バルブの構成部材である
バルブロータとバルブスリーブ間に配設されていて、バ
ルブロータ及びバルブスリーブとともにハウジング内に
収容されるようになっている。したがって、パワーシリ
ンダ制御バルブが組立られた状態では操舵力を調整する
ことができず、パワーシリンダ制御バルブの組立後にお
ける操舵力の調整に際しては当該制御バルブの分解、調
整手段による操舵力調整及び当該制御バルブの再組立が
必要である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、その課題はパワーシ
リンダ制御バルブの組立後において操舵力の調整を容易
に行い得るようにすることにあり、ステアリングホイー
ルが中立位置にある際の操舵力を調整する調整手段がパ
ワーシリンダ制御バルブに設けられてなる動力舵取装置
において、前記調整手段の調整部を前記パワーシリンダ
制御バルブのハウジング外に設けたことに特徴がある。
この場合において、前記調整部が前記ハウジングを貫通
して前記ステアリングホイールに連結される入力軸に同
軸的に組付けられて同入力軸の外周にねじ結合された調
整ねじを備える構成とするのが望ましい。
に対処すべくなされたものであり、その課題はパワーシ
リンダ制御バルブの組立後において操舵力の調整を容易
に行い得るようにすることにあり、ステアリングホイー
ルが中立位置にある際の操舵力を調整する調整手段がパ
ワーシリンダ制御バルブに設けられてなる動力舵取装置
において、前記調整手段の調整部を前記パワーシリンダ
制御バルブのハウジング外に設けたことに特徴がある。
この場合において、前記調整部が前記ハウジングを貫通
して前記ステアリングホイールに連結される入力軸に同
軸的に組付けられて同入力軸の外周にねじ結合された調
整ねじを備える構成とするのが望ましい。
【０００５】
【発明の作用・効果】本発明による操舵力調整装置は、
調整手段の調整部がパワーシリンダ制御バルブのハウジ
ング外に設けられているため、パワーシリンダ制御バル
ブの組立後において当該制御バルブを分解することなく
操舵力の調整を容易に行うことができる。したがって、
パワーシリンダ制御バルブを車体に組付ける前でも後で
も同様に操舵力を容易に調整でき、車両組立後の最終的
な特性確認時にも容易に操舵力を調整できて、出荷時の
操舵力特性のばらつきを容易に小さくすることができる
とともに、出荷後においてユーザーの好みに応じて操舵
力を容易に調整することができる。
調整手段の調整部がパワーシリンダ制御バルブのハウジ
ング外に設けられているため、パワーシリンダ制御バル
ブの組立後において当該制御バルブを分解することなく
操舵力の調整を容易に行うことができる。したがって、
パワーシリンダ制御バルブを車体に組付ける前でも後で
も同様に操舵力を容易に調整でき、車両組立後の最終的
な特性確認時にも容易に操舵力を調整できて、出荷時の
操舵力特性のばらつきを容易に小さくすることができる
とともに、出荷後においてユーザーの好みに応じて操舵
力を容易に調整することができる。
【０００６】また、調整手段の調整部が前記ハウジング
を貫通してステアリングホイールに連結される入力軸に
同軸的に組付けられて同入力軸の外周にねじ結合された
調整ねじを備える構成とした場合には、入力軸を有効に
活用して調整手段をコンパクトに構成することができる
とともに、目視しながら調整作業を行うことができて作
業を容易かつ的確に行うことができる。
を貫通してステアリングホイールに連結される入力軸に
同軸的に組付けられて同入力軸の外周にねじ結合された
調整ねじを備える構成とした場合には、入力軸を有効に
活用して調整手段をコンパクトに構成することができる
とともに、目視しながら調整作業を行うことができて作
業を容易かつ的確に行うことができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図１は本発明による操舵力調整
装置をラック・ピニオン式の動力舵取装置に実施した実
施形態を示していて、図１に示した動力舵取装置におい
ては、操舵力をアシストするパワーシリンダ１０の作動
を操舵トルクに応じて制御するパワーシリンダ制御バル
ブ（以下、単に制御バルブという）２０に本発明による
操舵力調整装置３０が組付けられている。
面に基づいて説明する。図１は本発明による操舵力調整
装置をラック・ピニオン式の動力舵取装置に実施した実
施形態を示していて、図１に示した動力舵取装置におい
ては、操舵力をアシストするパワーシリンダ１０の作動
を操舵トルクに応じて制御するパワーシリンダ制御バル
ブ（以下、単に制御バルブという）２０に本発明による
操舵力調整装置３０が組付けられている。
【０００８】制御バルブ２０は、ハウジング本体２１に
回転自在に組付けた出力軸２２に連結ピン（ダルマピ
ン）２９を介して連結され出力軸２２と一体回転可能な
バルブスリーブ２２ａと、このバルブスリーブ２２ａに
回転自在に組付けられてハウジングキャップ２３を貫通
してハウジング外に突出する入力軸２４に一体的に形成
したバルブロータ２４ａと、入力軸２４と出力軸２２を
連結するトーションバー２５を主要構成部材としてい
て、操舵トルクによりトーションバー２５を捩ることに
よって生じる入力軸２４と出力軸２２の相対回転、すな
わちバルブロータ２４ａとバルブスリーブ２２ａの相対
回転によって、周知のように油圧ポンプ４１からリザー
バ４２に向けて流れる作動油のパワーシリンダ１０への
給排を制御するようになっている。
回転自在に組付けた出力軸２２に連結ピン（ダルマピ
ン）２９を介して連結され出力軸２２と一体回転可能な
バルブスリーブ２２ａと、このバルブスリーブ２２ａに
回転自在に組付けられてハウジングキャップ２３を貫通
してハウジング外に突出する入力軸２４に一体的に形成
したバルブロータ２４ａと、入力軸２４と出力軸２２を
連結するトーションバー２５を主要構成部材としてい
て、操舵トルクによりトーションバー２５を捩ることに
よって生じる入力軸２４と出力軸２２の相対回転、すな
わちバルブロータ２４ａとバルブスリーブ２２ａの相対
回転によって、周知のように油圧ポンプ４１からリザー
バ４２に向けて流れる作動油のパワーシリンダ１０への
給排を制御するようになっている。
【０００９】出力軸２２は、そのピニオン２２ｂにてハ
ウジング本体２１に組付けた周知のラックバー５１のラ
ック歯５１ａに噛合していて、ラックバー５１を介して
操舵輪（図示省略）に連結されている。一方、入力軸２
４は、図１の上端にて中間軸及びステアリングメインシ
ャフト（共に図示省略）を介してステアリングホイール
５２に一体回転可能に連結されている。
ウジング本体２１に組付けた周知のラックバー５１のラ
ック歯５１ａに噛合していて、ラックバー５１を介して
操舵輪（図示省略）に連結されている。一方、入力軸２
４は、図１の上端にて中間軸及びステアリングメインシ
ャフト（共に図示省略）を介してステアリングホイール
５２に一体回転可能に連結されている。
【００１０】操舵力調整装置３０は、ステアリングホイ
ール５２が中立位置にある際の操舵力を調整するための
ものであり、図１及び図２〜図４に示したリング部材３
１と、図１及び図５〜図７に示したボールリテーナ３２
と、ボールリテーナ３２の取付孔３２ａに転動可能に組
付けられてリング部材３１に形成したＶ字状溝３１ａに
係合するボール３３と、ボール３３をスプリングリテー
ナ３４を介してＶ字状溝３１ａに付勢するスプリング３
５を備えるとともに、スプリング３５のばね力を調整す
る調整手段としての調整ねじ３６とロックねじ３７を備
えている。
ール５２が中立位置にある際の操舵力を調整するための
ものであり、図１及び図２〜図４に示したリング部材３
１と、図１及び図５〜図７に示したボールリテーナ３２
と、ボールリテーナ３２の取付孔３２ａに転動可能に組
付けられてリング部材３１に形成したＶ字状溝３１ａに
係合するボール３３と、ボール３３をスプリングリテー
ナ３４を介してＶ字状溝３１ａに付勢するスプリング３
５を備えるとともに、スプリング３５のばね力を調整す
る調整手段としての調整ねじ３６とロックねじ３７を備
えている。
【００１１】リング部材３１は、図１に示したように内
周にねじ（図２〜図４では省略されている）が形成され
ていて、バルブスリーブ２２ａの先端にねじ結合（他の
結合手段、例えば、かしめ，溶接等でも実施可能）によ
り一体的に組付けられており、図１の上端面には、図２
〜図４にて詳細に示したように、周方向にて１２０度の
間隔で３個のＶ字状溝３１ａが形成されるとともに、周
方向にて１２０度の間隔で３個のコ字状溝３１ｂが形成
されている。なお、コ字状溝３１ｂは、リング部材３１
がバルブスリーブ２２ａに組付けられるときに締付工具
（図示省略）が係合する溝であり、また制御バルブ２０
からリザーバ４２へ排出される作動油の流路としても機
能する。
周にねじ（図２〜図４では省略されている）が形成され
ていて、バルブスリーブ２２ａの先端にねじ結合（他の
結合手段、例えば、かしめ，溶接等でも実施可能）によ
り一体的に組付けられており、図１の上端面には、図２
〜図４にて詳細に示したように、周方向にて１２０度の
間隔で３個のＶ字状溝３１ａが形成されるとともに、周
方向にて１２０度の間隔で３個のコ字状溝３１ｂが形成
されている。なお、コ字状溝３１ｂは、リング部材３１
がバルブスリーブ２２ａに組付けられるときに締付工具
（図示省略）が係合する溝であり、また制御バルブ２０
からリザーバ４２へ排出される作動油の流路としても機
能する。
【００１２】ボールリテーナ３２は、図１及び図５〜図
７に示したように、周方向にて１２０度の間隔で軸方向
に貫通する３個の取付孔３２ａを有する環状のフランジ
部３２ｂと、このフランジ部３２ｂの内周に一体的に形
成した筒部３２ｃによって構成されていて、筒部３２ｃ
にて入力軸２４の外周に嵌合され、筒部３２ｃの一部を
入力軸２４にかしめ固定（他の固定手段にて実施するこ
とも可能）すること（図示省略）により入力軸２４に一
体的に組付けられている。なお、ボールリテーナ３２の
入力軸２４への固定は、制御バルブ２０の油圧中立調整
後に、リング部材３１に位相を合わせて行われるもので
ある。
７に示したように、周方向にて１２０度の間隔で軸方向
に貫通する３個の取付孔３２ａを有する環状のフランジ
部３２ｂと、このフランジ部３２ｂの内周に一体的に形
成した筒部３２ｃによって構成されていて、筒部３２ｃ
にて入力軸２４の外周に嵌合され、筒部３２ｃの一部を
入力軸２４にかしめ固定（他の固定手段にて実施するこ
とも可能）すること（図示省略）により入力軸２４に一
体的に組付けられている。なお、ボールリテーナ３２の
入力軸２４への固定は、制御バルブ２０の油圧中立調整
後に、リング部材３１に位相を合わせて行われるもので
ある。
【００１３】調整ねじ３６は、スプリング３５の図１上
端を保持する環状のフランジ部３６ａと、このフランジ
部３６ａの内周に一体的に形成されて入力軸２４にＯリ
ング３８を介して液密的かつ軸方向へ移動可能に組付け
られるとともにオイルシール２５を介してハウジングキ
ャップ２３を貫通してハウジング外に突出する筒部３６
ｂによって構成されていて、筒部３６ｂの図１上端内周
には入力軸２４に設けたねじ部２４ｂに螺合するねじ部
３６ｃが形成され、また図１上端外周には当該調整ねじ
３６がその軸方向位置を調整されるときに締付工具（図
示省略）が係合する切欠３６ｄが形成されている。ロッ
クねじ３７は、調整ねじ３６を入力軸２４に対して固定
するためのものであり、外周には締付工具（図示省略）
が係合する切欠３７ａが形成されている。
端を保持する環状のフランジ部３６ａと、このフランジ
部３６ａの内周に一体的に形成されて入力軸２４にＯリ
ング３８を介して液密的かつ軸方向へ移動可能に組付け
られるとともにオイルシール２５を介してハウジングキ
ャップ２３を貫通してハウジング外に突出する筒部３６
ｂによって構成されていて、筒部３６ｂの図１上端内周
には入力軸２４に設けたねじ部２４ｂに螺合するねじ部
３６ｃが形成され、また図１上端外周には当該調整ねじ
３６がその軸方向位置を調整されるときに締付工具（図
示省略）が係合する切欠３６ｄが形成されている。ロッ
クねじ３７は、調整ねじ３６を入力軸２４に対して固定
するためのものであり、外周には締付工具（図示省略）
が係合する切欠３７ａが形成されている。
【００１４】上記のように構成した本実施形態において
は、操舵力調整装置３０の調整手段としての調整ねじ３
６とロックねじ３７が制御バルブ２０のハウジング（ハ
ウジングキャップ２３）外に設けられているため、制御
バルブ２０の組立後（図１に示した状態）において、始
めにロックねじ３７を緩め、次いで調整ねじ３６を螺進
螺退させて調整位置（中立位置にある際の操舵力が調整
すべき値となる位置）に移動させ、最後にロックねじ３
７を締めるといった作業にて、当該制御バルブ２０を分
解することなく操舵力の調整を容易に行うことができ
る。本実施形態においては、ステアリングホイール５２
の中立位置にて、制御バルブ２０のバルブスリーブ２２
ａとバルブロータ２４ａの相対回転のしやすさを調整す
ることで、ステアリングホイール５２の中立位置での操
舵力を調整している。したがって、制御バルブ２０を車
体に組付ける前でも後でも同様に操舵力を容易に調整で
き、車両組立後の最終的な特性確認時にも容易に操舵力
を調整できて、出荷時の操舵力特性（ステアリングホイ
ール５２の操作力、すなわちハンドルトルクとパワーシ
リンダ１０に付与される油圧、すなわちシリンダ圧の関
係）のばらつきを容易に小さくすることができる（図８
参照）とともに、出荷後においてユーザーの好みに応じ
て操舵力を容易に調整することができる。
は、操舵力調整装置３０の調整手段としての調整ねじ３
６とロックねじ３７が制御バルブ２０のハウジング（ハ
ウジングキャップ２３）外に設けられているため、制御
バルブ２０の組立後（図１に示した状態）において、始
めにロックねじ３７を緩め、次いで調整ねじ３６を螺進
螺退させて調整位置（中立位置にある際の操舵力が調整
すべき値となる位置）に移動させ、最後にロックねじ３
７を締めるといった作業にて、当該制御バルブ２０を分
解することなく操舵力の調整を容易に行うことができ
る。本実施形態においては、ステアリングホイール５２
の中立位置にて、制御バルブ２０のバルブスリーブ２２
ａとバルブロータ２４ａの相対回転のしやすさを調整す
ることで、ステアリングホイール５２の中立位置での操
舵力を調整している。したがって、制御バルブ２０を車
体に組付ける前でも後でも同様に操舵力を容易に調整で
き、車両組立後の最終的な特性確認時にも容易に操舵力
を調整できて、出荷時の操舵力特性（ステアリングホイ
ール５２の操作力、すなわちハンドルトルクとパワーシ
リンダ１０に付与される油圧、すなわちシリンダ圧の関
係）のばらつきを容易に小さくすることができる（図８
参照）とともに、出荷後においてユーザーの好みに応じ
て操舵力を容易に調整することができる。
【００１５】また、操舵力調整装置３０の調整手段とし
ての調整ねじ３６とロックねじ３７が制御バルブ２０の
ハウジングキャップ２３を貫通してステアリングホイー
ル５２に連結される入力軸２４に同軸的に組付けられて
同入力軸２４の外周にねじ結合される構成であるため、
入力軸２４を有効に活用して調整手段をコンパクトに構
成することができるとともに、目視しながら調整作業を
行うことができて作業を容易かつ的確に行うことができ
る。
ての調整ねじ３６とロックねじ３７が制御バルブ２０の
ハウジングキャップ２３を貫通してステアリングホイー
ル５２に連結される入力軸２４に同軸的に組付けられて
同入力軸２４の外周にねじ結合される構成であるため、
入力軸２４を有効に活用して調整手段をコンパクトに構
成することができるとともに、目視しながら調整作業を
行うことができて作業を容易かつ的確に行うことができ
る。
【００１６】上記実施形態においては、調整手段の固定
を調整ねじ３６とロックねじ３７にて行ったが、特にこ
れに限定されるものではなく、これ以上の調整は不要で
あると判断できる際には、カシメ固定のような方法で固
定してもよい。
を調整ねじ３６とロックねじ３７にて行ったが、特にこ
れに限定されるものではなく、これ以上の調整は不要で
あると判断できる際には、カシメ固定のような方法で固
定してもよい。
【図１】 本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図２】 図１に示したリング部材単体の斜視図であ
る。
る。
【図３】 図１に示したリング部材単体の平面図であ
る。
る。
【図４】 図３の４−４線に沿った断面図である。
【図５】 図１に示したボールリテーナ単体の斜視図で
ある。
ある。
【図６】 図１に示したボールリテーナ単体の平面図で
ある。
ある。
【図７】 図６の７−７線に沿った断面図である。
【図８】 ハンドルトルクとシリンダ圧の関係を示す特
性線図である。
性線図である。
【符号の説明】 １０…パワーシリンダ、２０…パワーシリンダ制御バル
ブ、２１…ハウジング本体、２２…出力軸、２２ａ…バ
ルブスリーブ、２３…ハウジングキャップ、２４…入力
軸、２４ａ…バルブロータ、２４ｂ…ねじ部、２５…オ
イルシール、３０…操舵力調整装置、３１…リング部
材、３２…ボールリテーナ、３３…ボール、３４…スプ
リングリテーナ、３５…スプリング、３６…調整ねじ、
３６ｃ…ねじ部、３６ｄ…切欠、３７…ロックねじ、３
８…Ｏリング。
ブ、２１…ハウジング本体、２２…出力軸、２２ａ…バ
ルブスリーブ、２３…ハウジングキャップ、２４…入力
軸、２４ａ…バルブロータ、２４ｂ…ねじ部、２５…オ
イルシール、３０…操舵力調整装置、３１…リング部
材、３２…ボールリテーナ、３３…ボール、３４…スプ
リングリテーナ、３５…スプリング、３６…調整ねじ、
３６ｃ…ねじ部、３６ｄ…切欠、３７…ロックねじ、３
８…Ｏリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 貢 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 ステアリングホイールが中立位置にある
際の操舵力を調整する調整手段がパワーシリンダ制御バ
ルブに設けられてなる動力舵取装置において、前記調整
手段の調整部を前記パワーシリンダ制御バルブのハウジ
ング外に設けたことを特徴とする操舵力調整装置。 - 【請求項２】 前記調整部が前記ハウジングを貫通して
前記ステアリングホイールに連結される入力軸に同軸的
に組付けられて同入力軸の外周にねじ結合された調整ね
じを備えていることを特徴とする請求項１記載の操舵力
調整装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8171383A JPH1016803A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 操舵力調整装置 |
| US08/883,101 US5921164A (en) | 1996-07-01 | 1997-06-26 | Control valve assembly for power cylinder in power-assisted steering system |
| DE19728070A DE19728070A1 (de) | 1996-07-01 | 1997-07-01 | Steuerventilanordnung für einen Arbeitszylinder in einem Hilfskraft-Lenkungssystem |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8171383A JPH1016803A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 操舵力調整装置 |
| US08/883,101 US5921164A (en) | 1996-07-01 | 1997-06-26 | Control valve assembly for power cylinder in power-assisted steering system |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016803A true JPH1016803A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=26494128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8171383A Pending JPH1016803A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 操舵力調整装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5921164A (ja) |
| JP (1) | JPH1016803A (ja) |
| DE (1) | DE19728070A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100375993B1 (ko) * | 1998-11-04 | 2003-06-18 | 주식회사 만도 | 자동차용 조향장치의 액티브 센터 필 구조 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5393741B2 (ja) * | 2011-08-09 | 2014-01-22 | 富士重工業株式会社 | ステアリング装置 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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