JP2532383Y2 - 打込機のマガジン - Google Patents

打込機のマガジン

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JP2532383Y2
JP2532383Y2 JP1990118202U JP11820290U JP2532383Y2 JP 2532383 Y2 JP2532383 Y2 JP 2532383Y2 JP 1990118202 U JP1990118202 U JP 1990118202U JP 11820290 U JP11820290 U JP 11820290U JP 2532383 Y2 JP2532383 Y2 JP 2532383Y2
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stopper
magazine
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convex
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勇 丹治
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Hitachi Koki Co Ltd
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本考案は連結された多数の止具を渦巻状に巻装して収
納する打込機のマガジンに関する。
〔従来の技術〕
第4図と第5図は夫々異なる止具連結耐の上面図
(a)と側面図(b)、第6図は針金で連結された止具
の斜視図、第7図はプラスチックシートで連結された止
具の斜視図である。図において、1は止具、1Aは止具
頭、1Bは止具足部、11は軸部、6は止具連結体、61は連
結部材、611はリップ溝である。
多数の連結された止具1を渦巻状に巻いた止具連結体
6の形状は、一般に、第4図、第5図に示すように、凸
形または平形である。止具1の連結部材61として従来か
ら針金61A、プラスチックシート61Bなどが採用されてお
り、針金61A連結による止具連結体6Aは一般に、止具頭1
Aおよび止具足部1Bが凸形の円錐台形の渦巻状に、プラ
スチックシート61B連結による止具連結体6Bは一般に、
止具頭1A及び止具足部1Bが平形の渦巻状に夫々巻かれて
いる。
前者能針金61A連結は、第6図に示すように、止具1
間を針金61Aの溶接により連結したものであり(以下針
金連結という)、後者のプラスチックシート61Bのリッ
プ溝611に止具1の軸部11を挾み込むように保持して連
結する(以下プラスチックシート連結という)のが一般
的である。これらは巻き外径Dをほぼ同一とした場合、
連結部材61を含めた止具1の軸回りの厚さFの違いか
ら、止具連結体6の巻本数はおのずと針金連結の方が多
くなる。
針金連結は生産性が良いと共に経済的であるが、その
反面、打込時に止具1の頭下を連結する針金61Aが被打
込材に残る恐れがあるため仕上がりの点で問題がある。
そのため、多本数の止具1が必要でえると共に表の部分
に止具1が出ない建築の下地作業では、針金連結の止具
連結体6Aが使われる。
プラシート連結は、経済性の点で針金連結に劣るが、
打込時に連結部材であるプラスチックシート61Bが被打
込材に残ることはなく仕上がりが良いため、建築作業の
うち仕上げ作業に用いられることが多く、例えば、石膏
ボード等の薄い材料、または仮止め等に用いられる。
このため、近年両者の連結止具1を同一のマガジンに
収納して使用し、建築の下地作業及び内装での仕上げ作
業が1台の打込機で行えるような打込機のマガジンが種
々考案されている。
止具連結体6A、6Bを使用可能な従来の打込機のマガジ
ンの一例を第9図に示す。
マガジン2は、内部に円筒形の収納スペース3Aとすぺ
ーす3A上部に円錐台形のスペース3Bを有する。スペース
3Aは、プラシート連結による止具連結体6Bを収納し、ス
ペース3Bは針金連結による止具連結体6Aの上部を収納す
る。またスペース3Aの高さは止具最大長さeと同寸法で
ある。
第8図は従来のマガジンによる止具給送時の状態説明
図、第9図、第10図は従来のマガジンを備えた夫々異な
る打込機の側面図である。これらの図において、2はマ
ガジン、3は収納スペース、4は打込機本体、5は止具
送り部、7は射出口、23はマガジン2の開口部、25はマ
ガジン2の底部、26は高さ調整機構である。
〔考案が解決しようとする課題〕
第9図に示す構成のマガジン2に、長さの短い止具1
をプラシートで連結した止具連結体6Bを装着すると、第
8図に示すようにマガジン2内で止具連結体6Bが上下に
交差し、スムーズに給送できなくなるという問題があっ
た。
上記問題点を解決するために第10図に示す高さ調整機
構26を有するマガジン2や実公平1−40641号公報に開
示されるマガジンが提案されている。
第10図に示すマガジン2は高さ調整機構26を除いては
上記従来例におけるマガジン2と同構造である。高さ調
整機構26は、マガジン2の底部25中心軸に対して回動可
能に設けられており、止具1の全長がマガジン2の高さ
よりも短くても、開口部23に送られる止具連結体6Bの止
具頭部1Aが、開口部23の上端と同一線上になるように、
又止具連結体6Aの場合は円錐台形の凸部がスペース3Bに
納まるように夫々止具足部1Bをガイドするものである。
また実公平1−40641号に開示されているマガジンの
構造は、マガジン上部にフラット部と傾斜部を設けると
共にマガジン底部25に高さ調整機構26を有し、更にプラ
シート連結の止具連結体6Bを装着したときスペース3Bに
入り込まないように収納できるように、止具連結体6Bを
下方へ押圧する上弾接片を有する。
上記2つの従来例によるマガジンでは横向き・上向き
作業の際でも、止具連結体6A、6Bががたつくことなくス
ムーズに給送できるという利点もあるが、高さ調整機構
26や弾接片を設けるとマガジンの小形、軽量化を妨げる
と共にコストがかかるという問題があった。
本考案の目的は、広い範囲の長さの凸型及び平型の渦
巻状に巻かれた連結止具を選択的に使用して収納でき、
かつ止具送り不良とを低減することができるマガジン
を、高さ調整機構や止具連結体の止具頭などを規制して
ガイドする弾接片を設けることなく提供すると共に、マ
ガジンの小形、軽量化及び低コスト化を可能とすること
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、マガジン頂面に上方に向かって凸型に突
出し、凸形の渦巻状に巻かれた止具連結体の止具頭の一
部とほぼ平行となる斜面を有した第一の円錐台形を設
け、側面はフラット部を有する開口部を一方に設けた円
筒形とし、かつ底面に上方に向かって凸形に突出し、凸
形の止具連結体の止具足部の一部とほぼ平行となる斜面
を有した第二の円錐台形を設け、更にマガジン内部を最
大長さが同じ止具を凸形及び平型の渦巻状に巻かれた連
結止具を収納可能な最少スペースとすることにより達成
される。
〔作用〕
短い止具をプラシート連結した止具連結体を使用する
場合、止具連結体の止具頭が開口部のフラット部によっ
てガイドされるため、スムーズに給送されるようにな
り、止具送り不良が低減されると共に高さ調整機構や弾
接片等を必要としない構成としたのでマガジンを小形、
軽量化及び低コスト化できる。
〔実施例〕
本考案マガジンの一実施例を具備した打込機を第1図
に示す。第2図は本考案マガジンに止具連結体6A、6Bを
収納した状態を示す断面図、第3図は比較のために示す
従来のマガジンに止具連結体6A、6Bを収納した状態を示
す断面図である。
第1図に示すように打込機は、マガジン2の収納スペ
ース3内に止具連結体6を収納し、収納スペース3から
止具1を止具送り部5が射出口7内に順次送り出し、図
示しないピストンにより被打込材に打込む。なお、マガ
ジン2は軽量化のために、プラスチック等の軽量な材料
で一体成形されている。
図に示すようにマガジン2には、上面の一部に上方に
突出した第一の円錐台形が設けられ、該円錐台形内に収
納スペース3Bを有する。また収納スペース3Bの下には、
フラット部を有する開口部23を一方に設けた円筒形の収
納スペース3Aが形成されている。更にマガジン2の底蓋
部24には、上方に高さh分突出した第二の円錐台形とな
る凸部21が設けられている。このような構成とすること
により、マガジン2内の中央部の高さH′は、全高さH
より凸部21の高さh分低くなる(H′=H−h)。
収納スペース3Bは、凸形の渦巻状に巻かれた止具連結
体6Aの止具頭1Aとほぼ平行の斜面により形成され、止具
連結体6Aの止具頭1Aの一部を収納する。凸部21は斜面と
フラット部からなり、斜面は止具連結体6Aの止具足部1B
の斜面とほぼ平行で、止具連結体6A止具足部1Bの一部と
当接する。
また収納スペース3Bの円錐台形底面の径寸法dは、従
来マガジンではマガジン外径Dと同じであったが、本実
施例ではマガジン外径Dよりもかなり小さくなってい
る。
上記のように構成したので、短い止具をプラシート連
結した止具連結体6Bを使用した場合、止具給送部5に止
具1が送られると、開口部23のフラット部によって止具
頭1Aがガイドされるため、収納スペース3Bにプラシート
連結の止具連結体6Bが入りづらくなり、止具送り不良を
低減することができる。
また針金連結の止具連結体6Aを使用した場合は、底蓋
24に設けた凸部21の斜面が止具足部1Bを円周方向にガイ
ドして、止具給送部5に引き出されるため、止具1がス
ムーズにマガジン外周に沿うことになる。またマガジン
2全体の収納スペース3は、従来と同様に、凸形、平形
の止具連結体6A、6Bが十分収納ができ、更にマガジン2
内の中央部の高さが凸部のhの高さ分低くなり、マガジ
ン2がコンパクトになる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、凸形及び平形の渦巻状に巻かれた最
大長さeが同じ止具連結体を選択的に使用して収納する
ことができ、更に使用する多種類の長さの止具の中で、
平形の止具連結体で短い止具を使用する場合にも、止具
の送り不良を改善することができた。すなわち、広い範
囲の長さの凸型及び平型の渦巻状に巻かれた連結止具を
選択的に使用して収納でき、かつ止具送り不良を低減す
ることができるマガジンを、高さ調整機構や止具連結体
の止具頭などを規制してガイドする弾接片を設けること
なく提供することができると共に、マガジンを小型、軽
量化及び低コスト化できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案マガジンを備えた打込機の一実施例を示
す側面図、第2図は本考案マガジンの一実施例を示す断
面図、第3図は従来のマガジンの一例を示す断面図、第
4図と第5図は夫々異なる止具連結体を示す上面図
(a)と側面図(b)、第6図は針金で連結された止具
の斜視図、第7図はプラスチックシートで連結された止
具の斜視図、第8図は従来のマガジンによる止具給送時
の状態を示す説明図、第9図、第10図は従来の異なるマ
ガジンを備えた打込機の例を示す側面図である。 図において、2はマガジン、3は収納スペース、6は止
具連結体、21は凸部、25は底部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結された多数の止具を渦巻状に巻いた止
    具連結体を収納する打込機のマガジンであって、 前記マガジン頂面に上方に向かって凸型に突出し、凸形
    の渦巻状に巻かれた止具連結体の止具頭の一部とほぼ平
    行となる斜面を有した第一の円錐台形を設け、側面はフ
    ラット部を有する開口部を一方に設けた円筒形とし、か
    つ底面に上方に向かって凸形に突出し、凸形の止具連結
    体の止具足部の一部とほぼ平行となる斜面を有した第二
    の円錐台形を設け、更にマガジン内部を最大長さが同じ
    止具を凸形および平型の渦巻状に巻かれた連結止具を収
    納可能な最少スペースとしたことを特徴とする打込機の
    マガジン。
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