JP3070458B2 - 釘打機のマガジン構造 - Google Patents

釘打機のマガジン構造

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JP3070458B2
JP3070458B2 JP7299078A JP29907895A JP3070458B2 JP 3070458 B2 JP3070458 B2 JP 3070458B2 JP 7299078 A JP7299078 A JP 7299078A JP 29907895 A JP29907895 A JP 29907895A JP 3070458 B2 JP3070458 B2 JP 3070458B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釘を装填する際にグ
リップ部が邪魔にならない構造の釘打機のマガジンに関
する。
【0002】
【従来技術】一般に、釘打機は図10に示されるよう
に、グリップ部20の内部に貯留された圧縮空気をボデ
ィ21の内部に設けられた打撃シリンダ22内に瞬時に
供給して打撃ピストン23とともにこれに結合したドラ
イバ24を駆動して釘射出用ノーズ部25に供給された
釘26を打撃して打ち出すものであり、グリップ部20
とノーズ部25との間にはマガジン27が設けられ、マ
ガジン27内に装填されて連結釘28が案内通路29を
介してノーズ部25に供給されるように構成されてい
る。
【0003】ところで、従来のマガジン構造において
は、マガジン27の底部中心にはネイルポスト30が立
設され、このネイルポスト30はグリップ部20の下方
に位置し、マガジン27とグリップ部20間の間隙が小
さいため、マガジン27内に新しい連結釘を装填するた
めにはグリップ部20から手を離さなければならず、作
業は煩わしいものであった。
【0004】そこで、装填作業を容易にするため、マガ
ジン本体の側方にマガジンキャップが回動して開くよう
にする構造にしたものが提案されている(例えば実開平
2ー31677号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成ではマガジンキャップを回動させるためには、上記公
報の第6図に示されるように、マガジンの側方にマガジ
ン本体の直径分の長さを半径とする大きなスペースが必
要となる。
【0006】本発明は上記問題点を解消し、特に小さな
スペースでも容易に連結釘の装填作業を行なうことがで
きる釘打機のマガジン構造を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る釘打機のマガジン構造は、釘打機の釘
射出用ノーズ部に連結釘を供給するマガジンを左右のマ
ガジンキャップと有底筒状のマガジン本体とから分割構
成し、一方のマガジンキャップを釘打機本体に固定し、
このマガジンキャップの内側面に沿って他方のマガジン
キャップを回動可能に形成し、かつ上記他方のマガジン
キャップの下端縁を螺旋状に傾斜させ、この下端縁を上
記マガジン本体の上端縁の上方に形成した突起に摺動自
在に嵌合させるとともに上記マガジン本体を上下動自在
に支持したことを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る釘打機のマガジン構造
は、釘打機の釘射出用ノーズ部に連結釘を供給するマガ
ジンを左右に2分割し、一方を円形の底部と半分の側壁
とを一体に形成したマガジン本体とするとともに、他方
をマガジンキャップとし、上記マガジン本体を釘打機本
体に固定し、このマガジン本体の内側面に沿って上記マ
ガジンキャップを回動可能に形成するように構成しても
よい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るマガジンを示
す。このマガジンは図10に示されるように釘打機に取
り付けられてその釘射出用ノーズ部25に連結釘を供給
するもので、図2に示されるように左右のマガジンキャ
ップ1、2とマガジン本体3とから分割構成されてい
る。
【0010】マガジンキャップ1、2は半割り状に形成
され、それぞれ略半周分の側壁4と天板5とを備えてい
る。一方のマガジンキャップ1は釘打機本体(図示せ
ず)に固定されている。この固定マガジンキャップ1の
内径は他方のマガジンキャップ2の内径よりも大きく、
他方のマガジンキャップ2は頂部の軸6を中心に上記固
定マガジンキャップ1の内側面に沿って回動可能に形成
されている。また、この可動マガジンキャップ2の下端
縁7は螺旋状に傾斜するように形成されているととも
に、図3(a) (b) に示されるように外側に開口する嵌合
溝8が形成されている。
【0011】これに対し、マガジン本体3は有底筒状に
形成され、底部中央にはネイルポスト9が立設されてい
る。また、マガジン本体3の上端縁の一部には上方に突
出する突起10が形成されている。この突起10はL字
形に形成され、上記可動マガジンキャップ2の下端縁7
の嵌合溝8に摺動自在に嵌合する嵌合部10aが形成さ
れている。
【0012】また、上記固定マガジンキャップ1の内面
の下端には複数の凸部11が形成されている。これらの
凸部11はそれぞれマガジン本体3の側壁に上下方向に
形成された案内溝12に係合している。したがって、マ
ガジン本体3は上記可動マガジンキャップ2の嵌合部と
固定マガジンキャップ1の凸部11との係合により支持
されている。
【0013】次に、前記構造のマガジンの作動態様を図
面に基づいて説明すると、可動マガジンキャップ2を図
4(a) (b) のように固定マガジンキャップ1の内側面に
沿って回動させると、マガジン本体3の嵌合部10aが
可動キャップの下端縁7の嵌合溝8に沿って摺動する
が、下端縁7は螺旋状に傾斜し、突起10は動かないか
ら、マガジン本体3は上記下端縁7の勾配に基づき上記
案内溝12と凸部11との摺動方向(上下方向)に沿っ
て下動し、可動マガジンキャップ2が180°回動した
ときには図5(a) (b) に示されるように可動マガジンキ
ャップ2側は開放されるとともに、マガジン本体3は最
下端位置で停止する。このとき、マガジンの一側には大
きな開放部が形成されるから、ここから連結釘13を装
填することができる。この装填作業時にマガジンの天板
5は動かないから、グリップ部を握った手は離す必要が
ない。
【0014】連結釘13の装填後は、可動マガジンキャ
ップ2を逆方向に回動させることにより、マガジン本体
3は上動し、その移動端においてマガジンは閉鎖され
る。
【0015】このように、可動マガジンキャップ2を固
定マガジンキャップ1の内側面に沿って回動させること
によりマガジンは開閉し、その際マガジン本体3が上下
動するだけである。したがって、マガジンの側方に余分
なスペースを必要としないので、自由な設計が可能とな
るとともに、小さな空間でも容易に連結釘13を装填す
ることができる。
【0016】なお、可動マガジンキャップ2の下端縁7
の嵌合溝8は、下向きに開口したあり溝形の溝に形成し
てもよい。また、嵌合溝をマガジン本体3の突起10側
に形成し、可動マガジンキャップ2の下端縁7に上記嵌
合溝に嵌合する突起を形成する構成であってもよい。
【0017】次に、図6は他のマガジン構造の例で、こ
のマガジンは釘打機の釘射出用ノーズ部に連結釘を供給
するマガジンを左右に2分割してなるものである。
【0018】一方は底部14と略半周分の側壁15とが
一体に形成されてマガジン本体3Aを構成し、このマガ
ジン本体3Aは釘打機本体(図示せず)に固定されてい
る。図7(a) (b) に示されるように、底部14は円形状
に形成され、側壁15は上記底部14の半周分上に起立
形成されている。また、側壁15の上部には平面視にお
いて半円状の天板16が一体に形成されている。
【0019】これに対し、他方1Aはマガジンキャップ
で、残りの略半周分の側壁15と天板16とが一体に形
成されている。この側壁15の内径はマガジン本体3A
の側壁15の内径よりも小さくなるように形成されてい
る。
【0020】マガジン本体3Aとマガジンキャップ1A
とは頂部に設けられた支軸6で連結され、マガジンキャ
ップ1Aは上記支軸6を中心にマガジン本体3Aの内側
面に沿って回動するように形成されている。
【0021】次に、前記構造のマガジンの作動態様を図
面に基づいて説明すると、マガジンキャップ1Aを図8
(a) (b) 及び図9(a) (b) のようにマガジン本体3Aの
内側面に沿って回動させると、マガジンキャップ1Aが
180°回動したときにはマガジンキャップ1A側は開
放されるので、ここから連結釘13を装填することがで
きる。この例においても、グリップ部から手を離す必要
はない。
【0022】連結釘13の装填後は、マガジンキャップ
1Aを逆方向に回動させることにより、その移動端にお
いてマガジンは図7(a) (b) のように閉鎖される。
【0023】以上のように、マガジンキャップ1Aをマ
ガジン本体3Aの内側面に沿って回動させることにより
マガジンは開閉する。したがって、マガジンの側方に余
分なスペースを必要としないので、この例の場合も、自
由な設計が可能となるとともに、小さな空間でも容易に
連結釘13を装填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマガジンの側面図
【図2】上記マガジンの斜視図
【図3】(a) (b) は上記マガジンの平面図と中央部の縦
断面図
【図4】(a) (b) は上記マガジンの開き途中の平面図と
中央部の縦断面図
【図5】(a) (b) は上記マガジンの開き時の平面図と中
央部の縦断面図
【図6】他の構造のマガジンの断面図
【図7】(a) (b) は上記マガジンの平面図と中央部の縦
断面図
【図8】(a) (b) は上記マガジンの開き途中前半の平面
図と中央部の縦断面図
【図9】(a) (b) は上記マガジンの開き途中後半の平面
図と中央部の縦断面図
【図10】従来の釘打機の概要図
【符号の説明】
1 固定マガジンキャップ 1A マガジンキャップ 2 可動マガジンキャップ 3 マガジン本体 3A マガジン本体 7 下端縁 8 嵌合溝 10a 嵌合部 13 連結釘
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−213486(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25C 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打機の釘射出用ノーズ部に連結釘を供
    給するマガジンを左右のマガジンキャップと有底筒状の
    マガジン本体とから分割構成し、一方のマガジンキャッ
    プを釘打機本体に固定し、このマガジンキャップの内側
    面に沿って他方のマガジンキャップを回動可能に形成
    し、かつ上記他方のマガジンキャップの下端縁を螺旋状
    に傾斜させ、この下端縁を上記マガジン本体の上端縁の
    上方に形成した突起に摺動自在に嵌合させるとともに上
    記マガジン本体を上下動自在に支持したことを特徴とす
    る釘打機のマガジン構造。
  2. 【請求項2】 釘打機の釘射出用ノーズ部に連結釘を供
    給するマガジンを左右に2分割し、一方を円形の底部と
    半分の側壁とを一体に形成したマガジン本体とするとと
    もに、他方をマガジンキャップとし、上記マガジン本体
    を釘打機本体に固定し、このマガジン本体の内側面に沿
    って上記マガジンキャップを回動可能に形成したことを
    特徴とする釘打機のマガジン構造。
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