JP2532124B2 - 海棲生物付着防止剤 - Google Patents
海棲生物付着防止剤Info
- Publication number
- JP2532124B2 JP2532124B2 JP63094548A JP9454888A JP2532124B2 JP 2532124 B2 JP2532124 B2 JP 2532124B2 JP 63094548 A JP63094548 A JP 63094548A JP 9454888 A JP9454888 A JP 9454888A JP 2532124 B2 JP2532124 B2 JP 2532124B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- fine powder
- alkyl group
- polyorganosilsesquioxane
- treated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
- C08L83/08—Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/005—Processes for mixing polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/06—Preparatory processes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/12—Powdering or granulating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/16—Antifouling paints; Underwater paints
- C09D5/1606—Antifouling paints; Underwater paints characterised by the anti-fouling agent
- C09D5/1637—Macromolecular compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2383/00—Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers
- C08J2383/04—Polysiloxanes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31652—Of asbestos
- Y10T428/31663—As siloxane, silicone or silane
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、優れた生理活性を有し、船底塗料として有
用な第4級アンモニウム基を含有する炭素官能性基を分
子中に有するシラン化合物で表面処理されたポリオルガ
ノシルセスキオキサン微粉末を含有する海棲生物付着防
止剤に関する。
用な第4級アンモニウム基を含有する炭素官能性基を分
子中に有するシラン化合物で表面処理されたポリオルガ
ノシルセスキオキサン微粉末を含有する海棲生物付着防
止剤に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) ポリメチルシルセスキオキサンは、3官能性の有機ケ
イ素単位であるメチルシルセスキオキサン単位からなる
もので、微粉末となることはよく知られている。本発明
者の一人は先に、電子材料やポリマー添加剤として適し
たポリメチルシルセスキオキサン微粉末の製造法を見出
した(特願昭61−221520号明細書および特願昭62−1298
40号明細書参照)。
イ素単位であるメチルシルセスキオキサン単位からなる
もので、微粉末となることはよく知られている。本発明
者の一人は先に、電子材料やポリマー添加剤として適し
たポリメチルシルセスキオキサン微粉末の製造法を見出
した(特願昭61−221520号明細書および特願昭62−1298
40号明細書参照)。
このようなメチルシルセスキオキサン単位からなるシ
リコーン樹脂微粉末は、通常、0.05〜100μm程度の粒
子径の微細な球状のものであり、このものはシリカにく
らべて比重が小さく、滑り性があり、有機樹脂や有機液
体に対する分散性に優れていることなどの利点を有して
いる。
リコーン樹脂微粉末は、通常、0.05〜100μm程度の粒
子径の微細な球状のものであり、このものはシリカにく
らべて比重が小さく、滑り性があり、有機樹脂や有機液
体に対する分散性に優れていることなどの利点を有して
いる。
ポリメチルシルセスキオキサンは、分子中に生理活性
を示す基を含有していないことから、船底塗料の充填剤
として用いるには、側鎖に加水分解性トリオルガノスズ
基を導入した(メタ)アクリル系高分子化合物をビヒク
ルとして用いたり、防汚剤として有機スズ化合物を添加
するなどの公知の方法をとる必要がある。そのためにス
ズ化合物により海洋が汚染されるという問題が生じてい
る。
を示す基を含有していないことから、船底塗料の充填剤
として用いるには、側鎖に加水分解性トリオルガノスズ
基を導入した(メタ)アクリル系高分子化合物をビヒク
ルとして用いたり、防汚剤として有機スズ化合物を添加
するなどの公知の方法をとる必要がある。そのためにス
ズ化合物により海洋が汚染されるという問題が生じてい
る。
第4級アンモニウム基含有有機ケイ素化合物による無
機粉末の処理の例としては、シリカ、アルミナ、二酸化
ジルコニウムまたは二酸化チタンを処理して陰イオン交
換体とする技術(特開昭56−105757号公報参照)、なら
びにガラスビーズまたはシリカ処理を施して殺菌剤とす
る技術(特開昭61−15804号公報)があるが、ポリオル
ガノシルセスキオキサン微粉末の処理に用いた例は知ら
れていない。
機粉末の処理の例としては、シリカ、アルミナ、二酸化
ジルコニウムまたは二酸化チタンを処理して陰イオン交
換体とする技術(特開昭56−105757号公報参照)、なら
びにガラスビーズまたはシリカ処理を施して殺菌剤とす
る技術(特開昭61−15804号公報)があるが、ポリオル
ガノシルセスキオキサン微粉末の処理に用いた例は知ら
れていない。
(発明の目的) 本発明は、優れた生理活性を有し、船底塗料の充填剤
として有用な第4級アンモニウム基を含有する炭素官能
性基を分子中に有するシラン化合物で表面処理されたポ
リオルガノシルセスキオキサン微粉末を提供することを
目的とする。
として有用な第4級アンモニウム基を含有する炭素官能
性基を分子中に有するシラン化合物で表面処理されたポ
リオルガノシルセスキオキサン微粉末を提供することを
目的とする。
(発明の構成) 本発明は、表面処理されたポリオルガノシルセスキオ
キサン微粉末を含有する海棲生物付着防止剤に関し、該
微粉末はポリオルガノシルセスキオキサン微粉末の表面
が、 次式(I); または次式(II); [式中、R1はアルキル基、置換もしくは非置換のアラル
キル基または(CnH2nO)mZ(Zは水素原子またはアルキ
ル基を示し、nは2〜4の整数を示し、mは1〜20の整
数を示す)で表される基を示し、Zは水素原子またはア
ルキル基を示し、R2およびR3はそれぞれ独立して水素原
子、アルキル基またはヒドロキシアルキル基を示し、Q1
およびQ2はそれぞれアルキレン基を示し、R4はアルキル
基またはフェニル基を示し、R5は炭素数1〜4のアルキ
ル基を示し、X-は陰イオンを示し、aは0〜3の整数を
示す]で表される第4級アンモニウム基含有有機ケイ素
化合物によって処理されていることを特徴とする。
キサン微粉末を含有する海棲生物付着防止剤に関し、該
微粉末はポリオルガノシルセスキオキサン微粉末の表面
が、 次式(I); または次式(II); [式中、R1はアルキル基、置換もしくは非置換のアラル
キル基または(CnH2nO)mZ(Zは水素原子またはアルキ
ル基を示し、nは2〜4の整数を示し、mは1〜20の整
数を示す)で表される基を示し、Zは水素原子またはア
ルキル基を示し、R2およびR3はそれぞれ独立して水素原
子、アルキル基またはヒドロキシアルキル基を示し、Q1
およびQ2はそれぞれアルキレン基を示し、R4はアルキル
基またはフェニル基を示し、R5は炭素数1〜4のアルキ
ル基を示し、X-は陰イオンを示し、aは0〜3の整数を
示す]で表される第4級アンモニウム基含有有機ケイ素
化合物によって処理されていることを特徴とする。
本発明で用いるポリオルガノシルセスキオキサン微粉
末は、一般式;[R6SiO3/2]p(式中、R6は置換または
非置換の1価の炭化水素基を示し、pは該ポリオルガノ
シルセスキオキサンが固体状を呈するに十分な数を示
す)で表されるものである。
末は、一般式;[R6SiO3/2]p(式中、R6は置換または
非置換の1価の炭化水素基を示し、pは該ポリオルガノ
シルセスキオキサンが固体状を呈するに十分な数を示
す)で表されるものである。
基R6としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ドデシル基のようなアルキル
基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基のようなシク
ロアルキル基;2−フェニルエチル基、2−フェニルプロ
ピル基のようなアラルキル基;フェニル基、トリル基の
ようなアリール基;ビニル基、アリル基のようなアルケ
ニル基;γ−クロロプロピル基、メタクリロキシプロピ
ル基、γ−グリシドキシプロピル基、3,4−エポキシシ
クロヘキシルエチル基のような置換炭化水素基などを例
示することができるが、合成の容易さと得られるポリオ
ルガノシルセスキオキサン微粉末の耐熱性が優れている
ことからメチル基およびフェニル基が好ましい。また、
制御よく所望の平均粒子径を有するポリオルガノシルセ
スキオキサン微粉末が得られることから、メチル基が好
ましい。
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ドデシル基のようなアルキル
基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基のようなシク
ロアルキル基;2−フェニルエチル基、2−フェニルプロ
ピル基のようなアラルキル基;フェニル基、トリル基の
ようなアリール基;ビニル基、アリル基のようなアルケ
ニル基;γ−クロロプロピル基、メタクリロキシプロピ
ル基、γ−グリシドキシプロピル基、3,4−エポキシシ
クロヘキシルエチル基のような置換炭化水素基などを例
示することができるが、合成の容易さと得られるポリオ
ルガノシルセスキオキサン微粉末の耐熱性が優れている
ことからメチル基およびフェニル基が好ましい。また、
制御よく所望の平均粒子径を有するポリオルガノシルセ
スキオキサン微粉末が得られることから、メチル基が好
ましい。
平均粒子径はとくに制限されないが、液相に分散した
場合の系の安定性から100μm以下が好ましく、0.05〜2
0μmの範囲がさらに好ましい。
場合の系の安定性から100μm以下が好ましく、0.05〜2
0μmの範囲がさらに好ましい。
ポリオルガノシルセスキオキサン微粉末は、例えば特
開昭60−13813号公報または前記明細書に記載の方法で
製造することができる。
開昭60−13813号公報または前記明細書に記載の方法で
製造することができる。
表面処理に用いる第4級アンモニウム基含有有機ケイ
素化合物は、前記一般式(I)または(II)で示される
ものである。
素化合物は、前記一般式(I)または(II)で示される
ものである。
一般式(I)および(II)中の各記号の意味を以下に
説明する。
説明する。
基R1のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、
テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、エ
イコシル基などを例示することができ、置換または非置
換のアラルキル基としてはベンジル基、β−フェニルエ
チル基、β−フェニルプロピル基、2−メチルベンジル
基、4−メチルベンジル基などを例示することができ
る。
ロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、
テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、エ
イコシル基などを例示することができ、置換または非置
換のアラルキル基としてはベンジル基、β−フェニルエ
チル基、β−フェニルプロピル基、2−メチルベンジル
基、4−メチルベンジル基などを例示することができ
る。
(CnH2nO)mZで表される基としては、オキシエチレ
ン、オキシプロピレン、オキシテトラメチレンなどを構
成単位とする(ポリ)オキシアルキレン鎖を例示するこ
とができる。この(ポリ)オキシアルキレン鎖の末端基
のZのアルキル基としては、水素原子、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基
などを例示することができる。
ン、オキシプロピレン、オキシテトラメチレンなどを構
成単位とする(ポリ)オキシアルキレン鎖を例示するこ
とができる。この(ポリ)オキシアルキレン鎖の末端基
のZのアルキル基としては、水素原子、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基
などを例示することができる。
R2およびR3は水素原子であり、アルキル基としては、
それぞれメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノ
ニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキ
サデシル基、オクタデシル基、エイコシル基などを例示
することができ、ヒドロキシアルキル基としては、ヒド
ロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基などを例示する
ことができる。これらのなかでも原料の入手と合成が容
易であることからメチル基が好ましい。
それぞれメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノ
ニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキ
サデシル基、オクタデシル基、エイコシル基などを例示
することができ、ヒドロキシアルキル基としては、ヒド
ロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基などを例示する
ことができる。これらのなかでも原料の入手と合成が容
易であることからメチル基が好ましい。
Q1のアルキレン基としては、メチレン基、トリメチレ
ン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメ
チレン基などを例示することができるが、合成および取
り扱いが容易であることからトリメチレン基が好まし
い。
ン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメ
チレン基などを例示することができるが、合成および取
り扱いが容易であることからトリメチレン基が好まし
い。
Q2のアルキレン基としては、エチレン基、トリメチレ
ン基、テトラメチレン基などを例示することができる。
ン基、テトラメチレン基などを例示することができる。
R4のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基などを例示することができる。基R4と
しては合成が容易であり、熱安定性が高く、かつ表面処
理を妨げないことからメチル基が好ましい。
ピル基、ブチル基などを例示することができる。基R4と
しては合成が容易であり、熱安定性が高く、かつ表面処
理を妨げないことからメチル基が好ましい。
R5の炭素数1〜4のアルキル基としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基を例示することができ
るが、これらのなかでも表面処理操作が容易であること
からメチル基が好ましい。この基R5が炭素数5以上のア
ルキル基の場合は、低温で十分な表面処理効果を得るこ
とができない。
エチル基、プロピル基、ブチル基を例示することができ
るが、これらのなかでも表面処理操作が容易であること
からメチル基が好ましい。この基R5が炭素数5以上のア
ルキル基の場合は、低温で十分な表面処理効果を得るこ
とができない。
陰イオンであるX-を形成するXとしては、塩素原子、
臭素原子、ヨウ素原子を例示することができるが、原料
の入手および取り扱いが容易であることから塩素原子が
好ましい。
臭素原子、ヨウ素原子を例示することができるが、原料
の入手および取り扱いが容易であることから塩素原子が
好ましい。
aは0、1、2または3のいずれでもよいが、基材の
ポリオルガノシルセスキオキサンに残存しているシラノ
ール基と強固に結合するには0、1または2が好まし
く、0がとくに好ましい。
ポリオルガノシルセスキオキサンに残存しているシラノ
ール基と強固に結合するには0、1または2が好まし
く、0がとくに好ましい。
一般式(I)または(II)で示される有機ケイ素化合
物中の第4級アンモニウム基としては広範囲なものを例
示することができるが、生理活性が大きく、化学的に安
定で、取り扱いが容易であることから下記のものが好ま
しい。
物中の第4級アンモニウム基としては広範囲なものを例
示することができるが、生理活性が大きく、化学的に安
定で、取り扱いが容易であることから下記のものが好ま
しい。
(CH3)3N+C3H6− C6H13(CH3)2N+(CH2)3− C12H25(CH3)2N+(CH2)3− C14H29(CH3)2N+(CH2)3− C16H33(CH3)2N+(CH2)3− C18H37(CH3)2N+(CH2)3− (CH3)3N+C2H4NH(CH2)3− C18H37(CH3)2N+C2H4NH(CH2)3− CH3C6H4CH2N+C2H4NH(CH2)3− この第4級アンモニウム基の含有量はとくに制限され
ないが、0.1モル%以上を含有していることが好まし
く、さらに0.1〜50モル%含有していることが好まし
い。なお、窒素原子を2個有する有機ケイ素化合物の場
合にはいずれの窒素原子が第4級アンモニウム基であっ
てもよい。
ないが、0.1モル%以上を含有していることが好まし
く、さらに0.1〜50モル%含有していることが好まし
い。なお、窒素原子を2個有する有機ケイ素化合物の場
合にはいずれの窒素原子が第4級アンモニウム基であっ
てもよい。
第4級アンモニウム基含有有機ケイ素化合物として
は、第4級アンモニウム基が次式; C18H37(CH3)2N+(CH2)3− 基で示されるものを例にとると、下記のものを例示する
ことができる。
は、第4級アンモニウム基が次式; C18H37(CH3)2N+(CH2)3− 基で示されるものを例にとると、下記のものを例示する
ことができる。
このような第4級アンモニウム基含有有機ケイ素化合
物によってポリオルガノシルセスキオキサン微粉末を表
面処理する方法としては、前記微粉末の表面を前記化合
物で被覆することができる方法であればいかなる方法も
適用することができる。
物によってポリオルガノシルセスキオキサン微粉末を表
面処理する方法としては、前記微粉末の表面を前記化合
物で被覆することができる方法であればいかなる方法も
適用することができる。
例えば、微粉末を第4級アンモニウム基含有有機ケイ
素化合物中に加えて吸着させる方法;さらに前記有機ケ
イ素化合物とポリオルガノシルセスキオキサン微粉末の
混合物をボールミル、乳鉢などによって粉砕しながら表
面処理を行う方法;前記有機ケイ素化合物を溶解し得る
溶媒と前記有機ケイ素化合物から溶液を調製し、これに
微粉末を加えて前記有機ケイ素化合物を吸着させる方
法;前記溶媒に微粉末を分散させたのち、前記有機ケイ
素化合物を加えて微粉末に吸着させる方法;などを例示
することができる。ここで用いる有機溶媒としては、前
記有機ケイ素化合物の溶解性および処理後の微粉末の用
途により異なるが、水、メタノール、エタノール、エチ
レングリコールなどを例示することができる。用いた溶
媒は、用途に応じて除去してもしなくてもよい。
素化合物中に加えて吸着させる方法;さらに前記有機ケ
イ素化合物とポリオルガノシルセスキオキサン微粉末の
混合物をボールミル、乳鉢などによって粉砕しながら表
面処理を行う方法;前記有機ケイ素化合物を溶解し得る
溶媒と前記有機ケイ素化合物から溶液を調製し、これに
微粉末を加えて前記有機ケイ素化合物を吸着させる方
法;前記溶媒に微粉末を分散させたのち、前記有機ケイ
素化合物を加えて微粉末に吸着させる方法;などを例示
することができる。ここで用いる有機溶媒としては、前
記有機ケイ素化合物の溶解性および処理後の微粉末の用
途により異なるが、水、メタノール、エタノール、エチ
レングリコールなどを例示することができる。用いた溶
媒は、用途に応じて除去してもしなくてもよい。
表面処理に用いる第4級アンモニウム基含有有機ケイ
素化合物の量は、ポリオルガノシルセスキオキサン微粉
末の比表面積によっても異なるが、前記微粉末に対して
0.1〜30重量%量を用いる。
素化合物の量は、ポリオルガノシルセスキオキサン微粉
末の比表面積によっても異なるが、前記微粉末に対して
0.1〜30重量%量を用いる。
[発明の効果] 本発明によって表面処理されたポリオルガノシルセス
キオキサン微粉末は、優れた生理活性を有するものであ
る。
キオキサン微粉末は、優れた生理活性を有するものであ
る。
このような微粉末は、水棲生物付着防止性の船底塗料
や魚網処理剤の充填剤、またそれが有する極性を生かし
てトナーの処理剤、接着剤成分、電気粘性流体の分散相
成分として有用である。
や魚網処理剤の充填剤、またそれが有する極性を生かし
てトナーの処理剤、接着剤成分、電気粘性流体の分散相
成分として有用である。
(実施例) 以下、本発明を実施例、参考例、応用例および比較例
により説明する。これらの例において部は重量部を表
す。
により説明する。これらの例において部は重量部を表
す。
以下においては、次の分子構造を有する表面処理剤A
−1〜A−4を用いた。
−1〜A−4を用いた。
実施例1 特開昭60−13813号公報に記載の方法により、メチル
トリメトキシシランからアンモニア水溶液との接触によ
って、平均粒子径2μmのポリメチルシルセスキオキサ
ン微粉末を得た。この微粉末100部を自動乳鉢に入れ、
第1表に示す表面処理剤をそれぞれメタノール100部に
溶解せしめた溶液を加えてよく攪拌したのち、常温、常
圧で2時間攪拌した。ついで温度105℃の乾燥器に入れ
て乾燥し、表面処理されたポリメチルシルセスキオキサ
ン微粉末を得た。
トリメトキシシランからアンモニア水溶液との接触によ
って、平均粒子径2μmのポリメチルシルセスキオキサ
ン微粉末を得た。この微粉末100部を自動乳鉢に入れ、
第1表に示す表面処理剤をそれぞれメタノール100部に
溶解せしめた溶液を加えてよく攪拌したのち、常温、常
圧で2時間攪拌した。ついで温度105℃の乾燥器に入れ
て乾燥し、表面処理されたポリメチルシルセスキオキサ
ン微粉末を得た。
実施例1で得られた微粉末について、X線マイクロア
ナライザーによる元素分析を行ったところ、第1図に示
すようにKα線で1.742keVのSiのピークのほかに2.621k
eVのC1のピークが認められた。
ナライザーによる元素分析を行ったところ、第1図に示
すようにKα線で1.742keVのSiのピークのほかに2.621k
eVのC1のピークが認められた。
実施例2〜5 A−1の代わりに第1表に示す表面処理剤を用いたほ
かは実施例1と同様にして、表面処理されたポリメチル
シルセスキオキサン微粉末を得た。
かは実施例1と同様にして、表面処理されたポリメチル
シルセスキオキサン微粉末を得た。
実施例6、7 平均粒子径0.8μm(実施例6)および0.3μm(実施
例7)のポリメチルシルセスキオキサン微粉末を用いた
ほかは実施例1と同様にして、表面処理されたポリメチ
ルシルセスキオキサン微粉末を得た。
例7)のポリメチルシルセスキオキサン微粉末を用いた
ほかは実施例1と同様にして、表面処理されたポリメチ
ルシルセスキオキサン微粉末を得た。
参考例 メチルイソブチルケトン30部、キシレン10部およびト
ルエン10部の混合溶液を調製した。これに塩化ビニル樹
脂10部とロジン20部を加え、均一に溶解するまで攪拌し
て塗料用ビヒクルを得た。
ルエン10部の混合溶液を調製した。これに塩化ビニル樹
脂10部とロジン20部を加え、均一に溶解するまで攪拌し
て塗料用ビヒクルを得た。
応用例1〜7 試験用銅板の作成 厚さ1mm、縦、横それぞれ30cmのJISG 3141に基づく
圧延鋼板に、さび色のスポイド下塗り(大日本塗料製)
を塗膜厚さ50〜60μmになるように塗布し、室温で24時
間放置したのち、白色アクリルマリン中塗り(大日本塗
料製)を塗膜厚さ25〜30μmになるように塗布し、24時
間放置して試験用鋼板とした。
圧延鋼板に、さび色のスポイド下塗り(大日本塗料製)
を塗膜厚さ50〜60μmになるように塗布し、室温で24時
間放置したのち、白色アクリルマリン中塗り(大日本塗
料製)を塗膜厚さ25〜30μmになるように塗布し、24時
間放置して試験用鋼板とした。
塗料の調製 参考例で得られたビヒクルと実施例1〜7で得られた
表面処理されたポリメチルシスセスキオキサン微粉末を
用いて第2表のような配合比によって塗料を調製した。
表面処理されたポリメチルシスセスキオキサン微粉末を
用いて第2表のような配合比によって塗料を調製した。
安定性試験 調製した塗料をそれぞれ室温で1週間放置したとこ
ろ、表面処理されたポリメチルシルセスキオキサン微粉
末もベンガラも沈降せず、均一な塗料状態を保持してい
た。
ろ、表面処理されたポリメチルシルセスキオキサン微粉
末もベンガラも沈降せず、均一な塗料状態を保持してい
た。
防汚試験 先に中塗り層まで形成した試験用鋼板に、調製した塗
料をそれぞれ塗膜厚さが100μmになるように塗布して
室温で24時間放置したものを試験片とした。
料をそれぞれ塗膜厚さが100μmになるように塗布して
室温で24時間放置したものを試験片とした。
この試験片を海中に6か月間浸漬したのちの海棲生物
の付着による汚損を観察したところ、いずれの試験片も
汚損はほとんど認められなかった。
の付着による汚損を観察したところ、いずれの試験片も
汚損はほとんど認められなかった。
比較応用例1 表面処理されたポリメチルシルセスキオキサン微粉末
のかわりに30部のポリメチルシルセスキオキサン微粉末
を用いたほかは、応用例1〜7と同様にして塗料の調
製、安定性試験および防汚試験を行った。その結果、安
定性は良好であったが、防汚試験において、ほぼ一面に
海棲生物の付着が認められた。
のかわりに30部のポリメチルシルセスキオキサン微粉末
を用いたほかは、応用例1〜7と同様にして塗料の調
製、安定性試験および防汚試験を行った。その結果、安
定性は良好であったが、防汚試験において、ほぼ一面に
海棲生物の付着が認められた。
比較応用例2 表面処理されたポリメチルシルセスキオキサン微粉末
のかわりに2.5部の亜酸化銅を用い、ビヒクルの量を100
部としたほかは応用例1〜7と同様にして、塗料の調製
を行った。これを1週間放置したところ、亜酸化銅は完
全に沈降してハードケーキを形成した。
のかわりに2.5部の亜酸化銅を用い、ビヒクルの量を100
部としたほかは応用例1〜7と同様にして、塗料の調製
を行った。これを1週間放置したところ、亜酸化銅は完
全に沈降してハードケーキを形成した。
また、これに2部のベントナイトを加えた配合組成で
塗料の調製を行ったが、やはり亜酸化銅の沈降が認めら
れた。
塗料の調製を行ったが、やはり亜酸化銅の沈降が認めら
れた。
比較応用例3 中塗り層まで形成した試験用鋼板そのものについて、
防汚試験を行ったところ、著しい汚損が認められた。
防汚試験を行ったところ、著しい汚損が認められた。
図は実施例1で得られた表面処理されたポリメチルシル
セスキオキサン微粉末のXMAチャートを示す。
セスキオキサン微粉末のXMAチャートを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】ポリオルガノシルセスキオキサン微粉末の
表面が、 次式(I); または次式(II); [式中、R1はアルキル基、置換もしくは非置換のアラル
キル基または次式、(CnH2nO)mZ(Zは水素原子または
アルキル基を示し、nは2〜4の整数を示し、mは1〜
20の整数を示す)で表される基を示し、R2およびR3はそ
れぞれ独立して水素原子、アルキル基またはヒドロキシ
アルキル基を示し、Q1およびQ2はそれぞれアルキレン基
を示し、R4はアルキル基またはフェニル基を示し、R5は
炭素数1〜4のアルキル基を示し、X-は陰イオンを示
し、aは0〜3の整数を示す]で表される第4級アンモ
ニウム基含有有機ケイ素化合物によって処理されている
ことを特徴とする表面処理ポリオルガノシルセスキオキ
サン微粉末を含有する海棲生物付着防止剤。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63094548A JP2532124B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 海棲生物付着防止剤 |
KR1019890004868A KR920004196B1 (ko) | 1988-04-19 | 1989-04-13 | 표면처리된 폴리오르가노시르세스키옥산 미분말 |
GB8908477A GB2219301B (en) | 1988-04-19 | 1989-04-14 | Surface-treated polyorganosilsesquioxane fine powder |
IT8947856A IT1232998B (it) | 1988-04-19 | 1989-04-17 | Polvere fine di poliorganosilsesquiossano trattata in superficie |
US07/340,509 US4996257A (en) | 1988-04-19 | 1989-04-18 | Surface-treated polyorganosilsesquioxane fine powder |
DE3912878A DE3912878A1 (de) | 1988-04-19 | 1989-04-19 | Oberflaechenbehandeltes feines pulver aus polyorganosilsesquioxan |
FR8905231A FR2630124B1 (fr) | 1988-04-19 | 1989-04-19 | Poudre fine de polyorganosilsesquioxanne traitee en surface |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63094548A JP2532124B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 海棲生物付着防止剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01268609A JPH01268609A (ja) | 1989-10-26 |
JP2532124B2 true JP2532124B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=14113364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63094548A Expired - Lifetime JP2532124B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 海棲生物付着防止剤 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4996257A (ja) |
JP (1) | JP2532124B2 (ja) |
KR (1) | KR920004196B1 (ja) |
DE (1) | DE3912878A1 (ja) |
FR (1) | FR2630124B1 (ja) |
GB (1) | GB2219301B (ja) |
IT (1) | IT1232998B (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0655828B2 (ja) * | 1988-12-15 | 1994-07-27 | 信越化学工業株式会社 | 表面変性ポリメチルシルセスキオキサン球状微粒子及びその製造方法 |
US5346932A (en) * | 1990-01-26 | 1994-09-13 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Silicone rubber composition and method for curing the same |
JP2517785B2 (ja) * | 1990-08-02 | 1996-07-24 | 信越化学工業株式会社 | 含浸性防水剤組成物 |
FR2686610B1 (fr) * | 1992-01-27 | 1995-06-16 | Grp Int Pub Therapeutique | Polysiloxanes fonctionnels pour la realisation de resines a proprietes biocides permanentes et procede de fabrication de ces composes. |
US5344872A (en) * | 1993-02-19 | 1994-09-06 | Eastman Chemical Company | Ink compositions containing certain methacrylates |
US7034070B2 (en) * | 2002-09-27 | 2006-04-25 | Vincent Chuang | Arylalkyl aminofunctional silanes for epoxy laminates |
DE102004001368A1 (de) * | 2004-01-08 | 2005-08-04 | Vincent Chuang | Arylalkylaminofunktionelle Silane für Epoxidlaminate |
KR100756676B1 (ko) * | 2006-11-23 | 2007-09-07 | 제일모직주식회사 | 실리콘계 미립자, 그 제조 방법, 및 그 미립자가 함유된열가소성 수지 조성물 |
US8372384B2 (en) * | 2007-01-08 | 2013-02-12 | Ndsu Research Foundation | Quaternary ammonium functionalized cross-linked polyalkylsiloxanes with anti-fouling activity |
US8113359B2 (en) | 2007-08-23 | 2012-02-14 | Trevor Perryman | Sediment collection device for home brewing system |
US20100004202A1 (en) * | 2008-02-15 | 2010-01-07 | Ndsu Research Foundation | Quaternary ammonium-functionalized-POSS compounds |
US8063113B2 (en) * | 2008-04-23 | 2011-11-22 | Momentive Performance Materials Inc. | Polyurethane foam-forming compositions containing polysilsesquioxane cell opening agents |
US9562163B2 (en) * | 2009-02-26 | 2017-02-07 | Severn Marine Technologies, Llc | Optically clear biofouling resistant compositions and methods for marine instruments |
CN107857775B (zh) * | 2017-10-17 | 2020-10-13 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种表面活性剂接枝纳米二氧化硅的制备方法及其应用 |
WO2023204021A1 (ja) * | 2022-04-19 | 2023-10-26 | Agc株式会社 | 化合物、組成物、表面処理剤、物品の製造方法、及び物品 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE674475A (ja) * | 1964-12-31 | 1966-04-15 | ||
NL133796C (ja) * | 1965-01-21 | 1900-01-01 | ||
BE791134A (fr) * | 1971-11-12 | 1973-05-09 | Dow Corning | Procede et filtre pour inhiber la croissance |
CA1010782A (en) * | 1973-02-20 | 1977-05-24 | Charles A. Roth | Articles exhibiting antimicrobial properties |
JPS53139653A (en) * | 1977-05-13 | 1978-12-06 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Marine anti-fouling material |
US4322542A (en) * | 1980-01-17 | 1982-03-30 | Varian Associates, Inc. | Strong anion exchange composition |
JPS5933320B2 (ja) * | 1981-04-03 | 1984-08-15 | 株式会社東芝 | 光学的情報記録媒体 |
CA1210019A (en) * | 1982-03-24 | 1986-08-19 | Alan J. Isquith | Insoluble polymeric contact preservatives |
JPS6013813A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-24 | Toshiba Silicone Co Ltd | ポリメチルシルセスキオキサンの製造方法 |
DE3404702A1 (de) * | 1984-02-10 | 1985-09-05 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Platin- und/oder palladium-haltige organopolysiloxan-ammoniumverbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung |
US4682992A (en) * | 1984-06-25 | 1987-07-28 | Potters Industries, Inc. | Microbicidal coated beads |
JPS6377940A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-08 | Toshiba Silicone Co Ltd | 真球状ポリメチルシルセスキオキサン粉末およびその製造方法 |
JPS63101855A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-06 | Toshiba Silicone Co Ltd | 静電荷像現像剤 |
DE3643894A1 (de) * | 1986-12-22 | 1988-06-23 | Degussa | Rhodium-haltige organopolysiloxan-ammoniumverbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP63094548A patent/JP2532124B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-04-13 KR KR1019890004868A patent/KR920004196B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-04-14 GB GB8908477A patent/GB2219301B/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-04-17 IT IT8947856A patent/IT1232998B/it active
- 1989-04-18 US US07/340,509 patent/US4996257A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-04-19 FR FR8905231A patent/FR2630124B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1989-04-19 DE DE3912878A patent/DE3912878A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1232998B (it) | 1992-03-13 |
GB2219301B (en) | 1991-09-25 |
JPH01268609A (ja) | 1989-10-26 |
KR920004196B1 (ko) | 1992-05-30 |
FR2630124A1 (fr) | 1989-10-20 |
FR2630124B1 (fr) | 1994-02-25 |
DE3912878A1 (de) | 1989-11-02 |
KR890016074A (ko) | 1989-11-28 |
IT8947856A0 (it) | 1989-04-17 |
GB2219301A (en) | 1989-12-06 |
US4996257A (en) | 1991-02-26 |
GB8908477D0 (en) | 1989-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2532124B2 (ja) | 海棲生物付着防止剤 | |
EP1092758B2 (en) | Curable composition, coating composition, paint, antifouling paint, cured product thereof and method of rendering base material antifouling | |
JP2952375B2 (ja) | 無毒性防汚塗料組成物 | |
EP1249475B1 (en) | Surface-modified inorganic oxide powder, process for producing the same, and use thereof | |
JP3577576B2 (ja) | 表面処理剤、表面処理薄片状顔料及びその製造方法 | |
JP2603291B2 (ja) | 第4級アンモニウム基含有シリコーン樹脂微粉末 | |
JP4195537B2 (ja) | 硬化性組成物、コーティング用組成物、塗料、防汚塗料、その硬化物、並びに基材の防汚方法 | |
US4221693A (en) | Composition free of surface cure inhibition and method for preparing the same | |
JP4519289B2 (ja) | 硬化性組成物、コーティング用組成物、塗料、防汚塗料、その硬化物、並びに基材の防汚方法 | |
JP2000034443A (ja) | 汚染防止剤、その製造および使用、並びにそれから製造される汚染防止コ―チング | |
JPH01185367A (ja) | 表面処理されたポリメチルシルセスキオキサン粉末の製造方法 | |
EP0536274A1 (en) | Antifouling coating compositions | |
JP2000034443A5 (ja) | ||
JP2007016096A (ja) | 硬化性組成物、コーティング用組成物、塗料、防汚塗料、その硬化物、並びに基材の防汚方法 | |
EP1360253A2 (en) | Silicone resin composition for water repellent coating | |
US4602959A (en) | Method for preventing multiplication of algae | |
JPS6343973A (ja) | 無毒性防汚塗料組成物 | |
JP4336694B2 (ja) | 防汚塗料組成物 | |
JP2775862B2 (ja) | 生物付着防止塗料組成物 | |
WO2023054487A1 (ja) | 防汚塗料組成物 | |
JP3498563B2 (ja) | 水中防汚被覆剤 | |
JP2021165369A (ja) | 防汚性を有する塗料系 | |
JP3498562B2 (ja) | 水中防汚被覆剤 | |
CN1240810A (zh) | 防污剂,其制法及应用以及由其制备的防污涂层 | |
JP2000226554A (ja) | 耐海水性コーティング剤 |