JP2531905B2 - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置、装置ユニット及びファクシミリ - Google Patents

電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置、装置ユニット及びファクシミリ

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JP2531905B2
JP2531905B2 JP4202529A JP20252992A JP2531905B2 JP 2531905 B2 JP2531905 B2 JP 2531905B2 JP 4202529 A JP4202529 A JP 4202529A JP 20252992 A JP20252992 A JP 20252992A JP 2531905 B2 JP2531905 B2 JP 2531905B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真感光体に関
し、詳しくは、特定の電荷発生物質と、特定の構造を有
する樹脂を含有する感光層を有する電子写真感光体に関
する。また、本発明は、該電子写真感光体を有する電子
写真装置、装置ユニット及びファクシミリである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真感光体に用いられる有機
光導電性物質としては、ポリ−N−ビニルカルバゾール
などの光導電性ポリマーやオキサジアゾール及びアゾ顔
料などのような低分子の有機光導電物質などが知られて
いる。有機光導電性物質を用いた電子写真感光体は、無
公害である、極めて生産性が高い、比較的安価であるな
どの利点を有している。また、用いる物質を選択するこ
とにより感度領域をコントロールすることが比較的容易
であり、これまで幅広い検討が成されてきた。特に近
年、電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質
を含有す電荷輸送層を積層した機能分離型感光体の開発
により、従来の有機電子写真感光体の欠点とされていた
感度や耐久性に著しい改善が成された。
【0003】一方、近年、端末用プリンターとして従来
のインパクト型のプリンターに替わり、電子写真技術を
応用したノンインパクト型のプリンターが広く普及して
きている。これらは主としてレーザー光を露光光源とす
るレーザービームプリンターであり、その光源として
は、コストや装置の大きさなどの点から半導体レーザー
が現在主として用いられる。半導体レーザーはその発振
波長が790±20nmと長波長のため、これらの長波
長の光に十分な感度を有する電子写真感光体の開発が進
められている。フタロシアニン化合物はこうした長波長
領域まで感度を有する電荷発生物質として極めて有効で
あり、特にオキシチタニウムフタロシアニンは従来のフ
タロシアニン化合物に比較して、非常に優れた感度特性
を有しており、これまでに特開昭61−239248号
公報、特開昭61−217050号公報、特公昭62−
67094号公報、特開昭63−218768号公報、
特開昭64−17066号公報などに高感度な様々な結
晶形のオキシチタニウムフタロシアニンが報告されてい
る。
【0004】しかしながら、オキシチタニウムフタロシ
アニンを用いた電子写真感光体は、優れた感度特性を有
している反面、特に高温高湿下において使用すると支持
体からの電荷注入が起き易くなることがあり、特に反転
現像方式の電子写真装置に用いると、得られる画像の非
画像部に斑点状のカブリ(以下、黒ポチという)を生じ
易くなることがあった。また、繰り返し使用した際に
は、明部電位が変動し易くなることもあった。
【0005】そこで近年の更なる高画質化及び高耐久化
の要求に伴い、より優れた画像を、より安定して提供し
得る電子写真感光体が検討されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高感
度特性、特に半導体レーザーのような長波長領域におい
て高感度特性を有する電子写真特性を有する電子写真感
光体を提供することにある。
【0007】また、本発明の目的は、高温高湿下におい
ても安定して優れた電位特性を有し、反転現像方式の電
子写真装置に適用しても黒ポチなどの画像欠陥の生じる
ことのない電子写真感光体を提供することにある。
【0008】更に本発明の目的は、上述の電子写真感光
体を有する電子写真装置、装置ユニット及びファクシミ
リを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、導電性
支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該
感光層がオキシチタニウムフタロシアニンを含有し、且
つ該感光体の表面層が下記式[I]
【0010】
【外8】 (式中、Aは炭素数1〜10の直鎖、分岐鎖あるいは環
状のアルキリデン基、アリール置換アルキリデン基、ア
リーレンジアルキリデン基、アリーレン基、又は−O
−,−S−,−CO−,−SO−及び−SO2 −を示
し、R1 ,R2 ,R3及びR4 は水素、ハロゲン又は炭
素数1〜4のアルキル基、及びアルケニル基を示す。)
で示される構成単位及び下記式[II]
【0011】
【外9】 (式中、R5 は炭素数2〜6のアルキレン基又はアルキ
リデン基、R6 及びR7は炭素数1〜3のアルキル基、
フェニル基又は置換フェニル基、nは1〜200の整数
を示す。)で示される構成単位を有する共重合体を含有
することを特徴とする電子写真感光体である。
【0012】また、本発明は、上記の電子写真感光体を
有する電子写真装置、装置ユニット及びフアクシミリで
ある。
【0013】本発明に用いられるオキシチタニウムフタ
ロシアニンの構造を以下に示す。
【0014】
【外10】 (式中、X1 ,X2 ,X3 及びX4 は塩素原子または臭
素原子を示し、k,m,p及びqは0〜4の整数であ
る。)
【0015】オキシチタニウムフタロシアニンは、特性
が結晶形によって異なることが知られているが、本発明
においては、非晶質のものでも公知のいかなる結晶形の
ものでも用いることができる。それらの中で本発明に好
ましく用いられる結晶形としては、特開昭62−670
94号公報などに記載されている、X線回折におけるブ
ラッグ角(2θ±0.2°)が9.3°,10.6°,
13.2°,15.1°,15.7°,16.1°,2
0.8°,23.3°,26.3°及び27.1°に強
いピークを有する、所謂A型結晶、特開昭61−239
248号公報などに記載されている、X線回折における
ブラッグ角(2θ±0.2°)が7.5°,12.3
°,16.3°,25.3°及び28.7°に強いピー
クを有する、所謂B型結晶、特開昭64−17066号
公報などに記載されている、X線回折におけるブラッグ
角(2θ±0.2°)が9.5°,9.7°,11.7
°,15.0°,23.5°,24.1°及び27.3
°に強いピークを有する、所謂Y型結晶及び特開平3−
128973号公報などに記載されている、X線回折に
おけるブラッグ角(2θ±0.2°)が9.0°,1
4.2°,23.9°及び27.3°に強いピークを有
する、所謂I型結晶などが挙げられ、これらの中でも特
に好ましいのはI型結晶である。A型、B型、Y型、及
びI型のオキシチタニウムフタロシアニンのCuKα特
性X線回折図をそれぞれ図1、図2、図3及び図4に示
す。
【0016】本発明に用いられる共重合体の分子量は、
感光層を塗布形成する際に好ましい膜厚を得られるよう
な粘度であれば如何なる範囲であってもよいが、塗布膜
の機械的特性といった点から粘度平均分子量が10,0
00〜100,000であることが好ましく、特には2
0,000〜40,000であることが好ましい。本発
明に用いられる共重合体は、下記式[III]
【0017】
【外11】 (式中、R1 乃至R4 は前記のものと同じ。)で示され
る構造を有するビスフェノールと下記式[IV]
【0018】
【外12】 (式中、R5 乃至R7 及びnは前記のものと同じ。)で
示される構造式を有するビスフェノールをホスゲン、炭
素エステル又はクロロホーメートの存在下、界面重合さ
せることによって得ることができる。
【0019】本発明においては、式[II]で示される
構成単位は共重合体の全重量の0.1〜50重量%であ
ることが好ましく、特には0.1〜30重量%であるこ
とが好ましい。又、nは1〜200の整数を示し、好ま
しくは5〜100を示す。R5 としてはエチレン、プロ
ピレン、イソプロピレン、ブチレン及びペンチレンなど
が挙げられるが、特にはエチレン、プロピレン及びイソ
プロピレンが好ましい。
【0020】以下に、式[III]で示されるビスフェ
ノールの好ましい具体例を示すが、本発明に用いられる
ビスフェノールはこれらに限定されるものではない。
【0021】例示化合物No.
【0022】
【外13】
【0023】
【外14】
【0024】
【外15】
【0025】
【外16】
【0026】
【外17】
【0027】
【外18】
【0028】
【外19】
【0029】
【外20】
【0030】
【外21】
【0031】
【外22】
【0032】
【外23】
【0033】
【外24】
【0034】
【外25】
【0035】
【外26】
【0036】
【外27】
【0037】
【外28】
【0038】
【外29】
【0039】
【外30】
【0040】
【外31】
【0041】
【外32】
【0042】
【外33】
【0043】
【外34】
【0044】
【外35】
【0045】
【外36】
【0046】
【外37】
【0047】
【外38】
【0048】上述の化合物の中では、特に例示化合物N
o.3、8、16、19及び21が好ましく、更には、
例示化合物No.3及び8が好ましい。
【0049】次に、式(IV)で示されるビスフェノー
ルの好ましい具体例を示すが、これらに限られるもので
はない。
【0050】
【外39】
【0051】
【外40】
【0052】
【外41】
【0053】
【外42】
【0054】
【外43】
【0055】
【外44】
【0056】
【外45】
【0057】(合成例)水酸化ナトリウム3.8Kgを
水45リットルに溶解し、20℃に保ちながら、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン(粘
度平均分子量2.20×104 )7.2Kg及び下記構
造式のポリジメチルシロキサン誘導体(X−22−16
5B、信越化学(株)製)
【0058】
【外46】 1.5Kg、ハイドロサルファイト8gを溶解した。こ
れにメチレンクロライド32リットルを加えて攪拌しな
がらp−t−ブチルフェノール158gを加え、次いで
ホスゲン3.5Kgを60分かけて吹き込んだ。
【0059】ホスゲン吹き込み終了後、激しく攪拌して
反応液を乳化させ、乳化後8gのトリエチルアミンを加
え、約1時間攪拌を続け重合した。
【0060】重合液を水相と有機相に分離し、有機相を
リン酸で中和した後、洗液のPHが中性となるまで水洗
を繰り返した。その後イソプロパノールを35リットル
加えて重合物を沈殿させた。沈殿物を濾過し、その後乾
燥することにより、下記構造式(但し、共重合比は重量
比、以下同様)の白色粉末状の共重合体(粘度平均分子
量2.8×104 )を得た。組成の分析は赤外吸収スペ
クトルを測定することによって得た。
【0061】
【外47】
【0062】本発明に用いられる共重合体によれば、電
気的及び機械的特性を低下すること無しに良好な撥水性
及び潤滑性を有する被膜が得られる。更に、該共重合体
は、極く一般的な溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジ
オキサン、シクロヘキサノン、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、モノクロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロ
ロベンゼンもしくはそれらの混合物に高い溶解性を示
し、且つ溶液のゲル化によるポットライフの低下といっ
た問題の無いことなど電子写真特性や製造安定性、品質
安定性などについても良好な特性を有するものである。
【0063】本発明においては、本発明に用いられる共
重合体が式[I]で示される構造を有する共重合成分を
2種以上有していてもよく、同様に式[II]で示され
る構造を有する共重合成分を2種以上有していてもよ
い。又、[I]及び[II]以外の共重合成分を更に有
していてもよい。
【0064】又、本発明においては、本発明に用いられ
る共重合体を2種以上混合して用いてもよく、本発明に
用いられる共重合体を他の樹脂と混合して用いることも
できる。かかる他の樹脂としてはポリエステル樹脂、ア
クリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、
ポリビニルカルバゾール樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリスチ
レン樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、ポリスルホン樹
脂、ポリアリレート樹脂及び塩化ビニリデン−アクリロ
ニトリル共重合体樹脂などが挙げられる。
【0065】本発明の感光層は、電荷発生物質であるオ
キシチタニウムフタロシアニンと電荷輸送物質を同一の
層に含有する、所謂単一層型でも、オキシチタニウムフ
タロシアニンを含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含
有する電荷輸送層に機能分離された、所謂積層型でもよ
いが、積層型である方が好ましい。
【0066】電荷発生層は、オキシチタニウムフタロシ
アニンを適当な溶剤を用いて樹脂に分散し、この分散液
を塗布し、乾燥することによって得られるが、樹脂を用
いずに真空蒸着により形成することもできる。かかる樹
脂としては、電荷発生層が表面層である場合には少なく
とも式[I]及び[II]で示される本発明の共重合体
が用いられるが表面層でない場合には、本発明の共重合
体を用いずに、他の樹脂、例えばポリエステル、アクリ
ル樹脂、ポリビニルカルバゾール、フェノキシ樹脂、ポ
リカーボネート、ポリビニルブチラール、ポリビニルベ
ンザール、ポリスチレン、ポリビニルアセテート、ポリ
スルホン、ポリアリレート及び塩化ビニリデン−アクリ
ロニトリル共重合体などを用いることができる。また、
本発明においては、異なる結晶形を有するオキシチタニ
ウムフタロシアニンを混合して用いることもでき、更
に、オキシチタニウムフタロシアニン以外の電荷発生物
質をオキシチタニウムフタロシアニンと共に用いること
もできる。電荷発生層全重量に対する樹脂の比率は、2
0〜80重量%であることが好ましく、特には、30〜
60重量%であることが好ましい。電荷発生層の膜厚
は、5μm以下、特には0.05〜2μmであることが
好ましい。
【0067】電荷輸送層に含有される電荷輸送物質とし
ては、トリアリールアミン系化合物、ヒドラゾン系化合
物、スチルベン系化合物、ピラゾリン系化合物、オキサ
ジアゾール系化合物、チアゾール系化合物及びトリアリ
ルメタン系化合物などが挙げられる。一般に電荷輸送物
質は成膜性に乏しいため、適当な樹脂に溶解して用いら
れる。かかる樹脂として、電荷輸送層が感光体の表面層
である場合は少なくとも本発明の共重合体が用いられる
が、表面層でない場合は、本発明の共重合体を用いずに
他の樹脂を用いることができる。かかる他の樹脂は前述
したものと同様である。電荷輸送層は前記の電荷輸送物
質と樹脂を適当な溶剤を用いて溶解し、その溶液を塗布
し、乾燥することによって形成される。電荷輸送層全重
量に対する樹脂の比率は、20〜80重量%であること
が好ましく、特には30〜60重量%であることが好ま
しい。電荷輸送層の膜厚は、5〜40μm、特には10
〜30μmであることが好ましい。
【0068】単一層型の感光層は、オキシチタニウムフ
タロシアニンと上述したような電荷輸送物質を樹脂に分
散及び溶解した溶液を塗布し、乾燥することによって得
ることができる。樹脂としては、感光層が表面層である
場合は少なくとも本発明の共重合体が用いられるが、表
面層でない場合は、本発明の共重合体を用いずに他の樹
脂を用いることができる。かかる他の樹脂は前述したも
のと同様である。感光層の膜厚は、5〜40μmが好ま
しく、特には10〜30μmが好ましい。
【0069】更に、本発明においては、感光層を外部か
らの機械的、化学的または電気的悪影響から保護するた
めに、感光層上に保護層を設けることもできる。保護層
は、少なくとも本発明の共重合体に含有するが、更に他
の樹脂を含有していてもよい。かかる他の樹脂として
は、前述したものと同様である。また、表面保護層は樹
脂単体でもよいし、残留電位を低下する目的で、前述し
たような電荷輸送物質や、導電性粉体などの導電性物質
を添加することもできる。導電性粉体としては、アルミ
ニウム、銅、ニッケル、銀などの金属粉体、燐片状金属
粉体及び金属短繊維、酸化アンチモン、酸化インジウ
ム、酸化スズなどの導電性金属酸化物、ポリピロール、
ポリアニリン、高分子電解質などの高分子導電材、カー
ボンブラック、カーボンファイバー、グラファイト粉
体、有機及び無機の電解質、又はこれらの導電性物質で
表面を被覆した導電性粉体などが挙げられる。保護層の
膜厚は電子写真特性や耐久性を考慮して決定されるが、
0.2μm〜15μmが好ましく、特には0.5μm〜
15μmが好ましい。
【0070】本発明においては導電性支持体と感光層の
間に、バリヤー機能と接着機能を兼備した下引層を設け
ることもできる。下引層用の材料としては、カゼイン、
ポリビニルアルコール、ニトロセルソース、エチレン−
アクリル酸共重合体、ポリビニルブチラール、フェノー
ル樹脂ポリアミド類(ナイロン6、ナイロン66、ナイ
ロン610、共重合ナイロン及びアルコキシメチル化ナ
イロンなど)、ポリウレタン、ゼラチン及び酸化アルミ
ニウムなどが挙げられる。下引層の膜厚は、0.1〜1
0μm、特には0.1〜5μmであることが好ましい。
【0071】本発明においては、更に支持体と感光層も
しくは支持体と下引層との間に支持体の表面欠陥を補う
ための被覆を施すことや、特に画像入力がレーザー光の
場合に問題となる干渉縞の発生を防止することなどを目
的とした導電層を設けることができる。この導電層は、
カーボンブラック、金属粒子又は金属酸化物粒子などの
導電性粉体を適当な樹脂中に分散した溶液を塗布し、乾
燥することによって形成することができる。導電層の膜
厚は、5〜40μm、特には10〜30μmが好まし
い。
【0072】上述した各種層は、ディッピング法、スプ
レーコーティング法、スピンナーコーティング法、ビー
ドコーティング法、ブレードコーティング法、ビームコ
ーティング法などの塗布方法によって塗布されることが
できる。
【0073】本発明に用いられる導電性支持体として
は、支持体自体が導電性を有するもの、例えばアルミニ
ウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレス、バナ
ジウム、モリブデン、クロム、チタン、ニッケル、イン
ジウム、金及び白金などを用いることができるが、その
他にもアルミニウム、アルミニウム合金、酸化インジウ
ム、酸化錫及び酸化インジウム−酸化スズ合金などを真
空蒸着して得られる導電層を有するプラスチック、紙な
ど、あるいは導電性粒子をプラスチックや紙に含浸した
支持体や導電性ポリマーを有するプラスチックなどが挙
げられる。
【0074】また、支持体の形状はドラム状でもシート
状でもベルト状でも良く、適用する電子写真装置に最も
適した形状であることが好ましい。
【0075】本発明の電子写真感光体は、複写機、レー
ザープリンター、LEDプリンター及び液晶シャッター
式プリンターなどの電子写真装置一般に適用し得るもの
であるが、更には電子写真技術を応用したディスプレ
イ、記録、軽印刷、製版及びファクシミリなどの装置に
も広く適用し得るものである。
【0076】図5に本発明の電子写真感光体を用いた電
子写真装置の概略構成例を示す。
【0077】図において、1は本発明の電子写真感光体
であり、軸1aを中心に矢印方向に所定の周速度で回転
駆動される。該感光体1はその回転過程で帯電手段2に
よりその周面に正または負の所定電位の均一帯電を受
け、次いで露光部3にて不図示の像露光手段により光像
露光L(スリット露光、レーザービーム走査露光など)
を受ける。これにより感光体周面に露光像に対応した静
電潜像が順次形成されていく。
【0078】その静電潜像は次いで現像手段4で現像さ
れ、そのトナー現像像が転写手段5により不図示の給紙
部から感光体1と転写手段5との間に感光体1の回転と
同期取りされて給送それた転写材Pの面に順次転写され
ていく。
【0079】像転写を受けた転写材Pは感光体面から分
離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写
物(コピー)として機外へプリントアウトされる。
【0080】像転写後の感光体1の表面はクリーニング
手段6にて転写残りトナーの除去を受けて清浄面化さ
れ、更に前露光手段7により除電処理されて繰り返して
像形成に使用される。
【0081】感光体1の均一帯電手段2としてはコロナ
帯電装置が一般に広く使用されている。また転写装置5
もコロナ転写手段が一般に広く使用されている。電子写
真装置として、上述の感光体や現像手段、クリーニング
手段などの構成要素のうち、複数のものを装置ユニット
として一体に支持して構成し、このユニットを装置本体
に着脱自在にすることもできる。例えば、帯電手段、現
像手段及びクリーニング手段の少なくとも1つを感光体
とともに一体に支持して装置ユニットを形成し、装置本
体に着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレールな
どの案内手段を用いて着脱自在の構成にすることもでき
る。
【0082】光像露光Lは、電子写真装置を複写機やプ
リンターとして使用する場合には、原稿からの反射光や
透過光を感光体に照射すること、あるいは、センサーで
原稿を読取り、信号化し、この信号に従ってレーザービ
ームの走査、LEDアレイの駆動、又は液晶シャッター
アレイの駆動を行い感光体に光を照射することなどによ
り行われる。
【0083】ファクシミリのプリンターとして使用する
場合には、光像露光Lは受信データをプリントするため
の露光になる。図6はこの場合の1例をブロック図で示
したものである。
【0084】コントローラ11は画像読取部10とプリ
ンター19を制御する。コトローラ11の全体はCPU
17により制御されている。画像読取部からの読取デー
タは、送信回路13を通して相手局に送信される。相手
局から受けたデータは受信回路12を通してプリンター
19に送られる。画像メモリには所定の画像データが記
憶される。プリンタコントローラ18はプリンター19
を制御している。14は電話である。
【0085】回線15から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路12で復調された後。CPU17は画像情報の復号処
理を行い順次画像メモリ16に格納される。そして、少
なくとも1ページの画像がメモリ16に格納されると、
そのページの画像記録を行う。CPU17は、メモリ1
6より1ページの画像情報を読み出し、プリンタコント
ローラ18に復号化された1ページの画像情報を送出す
る。プリンタコントローラ18は、CPU17からの1
ページの画像情報を受け取るとそのページの画像情報記
録を行うべく、プリンタ19を制御する。尚、CPU1
7は、プリンタ19による記録中に、次のページの受信
を行っている。
【0086】以上のようにして、画像の受信と記録が行
われる。
【0087】
【実施例】 実施例1 10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した
酸化チタン粉体50部(重量部、以下同様)、レゾール
型フェノール樹脂25部、メチルセロソルブ20部、メ
タノール5部及びシリコーンオイル(ポリジメチルシロ
キサンポリオキシアリキレン共重合体、重量平均分子量
3,000)0.002部をφ1mmガラスビーズを用
いたサンドミル装置で2.5時間分散して導電層用塗料
を調整し、アルミニウムシリンダー(φ30mm×26
0mm)上に浸漬塗布し、130℃で30分間乾燥さ
せ、膜厚20μmの導電層を形成した。
【0088】この導電層上に6−66−610−12四
元系ポリアミド共重合体5部をメタノール70部とブタ
ノール25部の混合溶媒に溶解した溶液を浸漬法で塗布
し、乾燥して1μm厚の下引層を形成した。
【0089】次に、A型オキシチタニウムフタロシアニ
ン結晶4部とポリビニルブチラール2部をシクロヘキサ
ノン95部に添加し、φ1mmのガラスビーズを用いた
サンドミル装置で1時間分散し、この液に100部のメ
チルエチルケトンを加えて希釈し、この液を下引層上に
塗布した後、80℃で10分間乾燥して、膜厚0.2μ
mの電荷発生層を形成した。
【0090】次に、下記式
【0091】
【外48】 で示される構造を有する電荷輸送物質10部と下記式
【0092】
【外49】 で示される構造を有する共重合体(粘度平均分子量2.
2×104 )10部クロロベンゼン60部に溶解した溶
液を調製し、電荷発生層上に浸漬法により塗布し、11
0℃で1時間乾燥し、21μm厚の電荷輸送層を形成し
た。
【0093】このようにして得た電子写真感光体をレー
ザービームプリンター(商品名LBP−SX,キヤノン
(株)製)に設置し、暗部電位が−700Vになるよう
に帯電設定し、これに波長802nmのレーザー光を照
射して−700Vの電位を−150Vまで下げるのに必
要な光量を測定し、感度Eとした。次に、温度35℃、
湿度80%の高温高湿下で、暗部電位−700V、明部
電位−150Vに設定した状態で連続1万枚の通紙耐久
試験を行って耐久後の明部電位の変動量ΔVLの測定及
び目視による画像の評価を行った。
【0094】結果を表1に示す。尚、表1中の○は黒ポ
チがほとんど無く、非常に優れた画質であることを示
し、△は黒ポチが認められるが、実用可能な程度の画質
であることを示し、×は黒ポチが目立ち実用不可能な程
度の画質であることを示す。また、ΔVL の値の正記号
は電位の絶対値が上昇したことを示す。
【0095】実施例2〜4 オキシチタニウムフタロシアニンの結晶形をB型、Y型
及びI型に代えた他は実施例1と全く同様にして、電子
写真感光体を作成し、評価した。
【0096】結果を表1に示す。
【0097】比較例1〜4 比較のため、実施例1〜4において用いた電荷輸送層用
の共重合体をポリカーボネートZ(粘度平均分子量3.
5×104 )に代えた他は、実施例1〜4と全く同様に
して、電子写真感光体を作成し、評価した。
【0098】結果を表1に示す。
【0099】実施例5〜11 実施例4において用いた電荷輸送層用の共重合体を下記
の構造を有する共重合体に代えた他は実施例4と全く同
様にして、電子写真感光体を作成し、評価した。
【0100】(実施例5で用いた電荷輸送層用の共重合
体)
【0101】
【外50】 粘度平均分子量2.5×104 (実施例6で用いた電荷輸送層用の共重合体)
【0102】
【外51】 粘度平均分子量3.0×104 (実施例7で用いた電荷輸送層用の共重合体)
【0103】
【外52】 粘度平均分子量2.7×10 (実施例8で用いた電荷輸送層用の共重合体)
【0104】
【外53】 粘度平均分子量3.2×10 (実施例9で用いた電荷輸送層用の共重合体)
【0105】
【外54】 粘度平均分子量2.1×10 (実施例10で用いた電荷輸送層用の共重合体)
【0106】
【外55】 粘度平均分子量4.0×104 (実施例11で用いた電荷輸送層用の共重合体)
【0107】
【外56】 粘度平均分子量2.0×104 比較例5 実施例4において用いた電荷輸送層用の共重合体をポリ
カーボネートA(粘度平均分子量3.6×104 )に代
えた他は、実施例4と全く同様にして、電子写真感光体
を作成し、評価した。
【0108】結果を表1に示す。
【0109】
【表1】
【0110】実施例12〜15 実施例1〜4において用いた電荷輸送物質を下記の化合
物に代えた他は実施例1〜4と全く同様にして、電子写
真感光体を作成し、評価した。
【0111】
【外57】 結果を表2に示す。尚、表2中の○は表1中の○と同じ
意味を示す。
【0112】
【表2】
【0113】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子写真感光体
は、優れた感度特性を有し、また、高温高湿下において
も、黒ポチの生じない良好な画像が得られ、且つ、耐久
使用時の電位変動量も極めて小さいという顕著な効果を
奏する。また、本発明の電子写真感光体を有する電子写
真装置、装置ユニット及びファクシミリにおいても同様
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】A型オキシチタニウムフタロシアニン結晶のC
uKα特性X線回折図を示す。
【図2】B型オキシチタニウムフタロシアニン結晶のC
uKα特性X線回折図を示す。
【図3】Y型オキシチタニウムフタロシアニン結晶のC
uKα特性X線回折図を示す。
【図4】I型オキシチタニウムフタロシアニン結晶のC
uKα特性X線回折図を示す。
【図5】本発明の電子写真感光体を有する電子写真装置
の概略構成の例を示す。
【図6】本発明の電子写真感光体を有するファクシミリ
のブロック図の例を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 間山 進也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−163559(JP,A) 特開 平5−88398(JP,A) 特開 平5−113670(JP,A) 特開 平5−72753(JP,A) 特開 平5−188629(JP,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
    真感光体において、該感光層がオキシチタニウムフタロ
    シアニンを含有し、且つ、該感光体の表面層が下記式
    [I] 【外1】 (式中、Aは炭素数1〜10の直鎖、分岐鎖あるいは環
    状のアルキリデン基、アリール置換アルキリデン基、ア
    リーレンジアルキリデン基、アリーレン基、又は−O
    −,−S−,−CO−,−SO−及び−SO2 −を示
    し、R1 ,R2 ,R3及びR4 は水素、ハロゲン又は炭
    素数1〜4のアルキル基、及びアルケニル基を示す。)
    で示される構成単位及び下記式[II] 【外2】 (式中、R5 は炭素数2〜6のアルキレン基又はアルキ
    リデン基、R6 及びR7は炭素数1〜3のアルキル基、
    フェニル基又は置換フェニル基、nは1〜200の整数
    を示す。)で示される構成単位を有する共重合体を含有
    することを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 前記オキシチタニウムフタロシアニンの
    有する結晶形が、A型、B型、Y型及びI型からなる群
    より少なくとも一種選ばれる結晶形である請求項1記載
    の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 前記オキシチタニウムフタロシアニンの
    有する結晶形がI型である請求項2記載の電子写真感光
    体。
  4. 【請求項4】 前記式[II]で示される構成単位が、
    前記共重合体の全重量に対し、0.1〜50重量%であ
    る請求項1記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 前記式[I]で示される構成単位が下記
    式 【外3】 で示される請求項1記載の電子写真感光体。
  6. 【請求項6】 前記式[I]で示される構成単位が下記
    式 【外4】 で示される請求項1記載の電子写真感光体。
  7. 【請求項7】 前記式[I]で示される構成単位が下記
    式 【外5】 で示される請求項1記載の電子写真感光体。
  8. 【請求項8】 前記式[I]で示される構成単位が下記
    式 【外6】 で示される請求項1記載の電子写真感光体。
  9. 【請求項9】 前記式[I]で示される構成単位が下記
    式 【外7】 で示される請求項1記載の電子写真感光体。
  10. 【請求項10】 前記式[II]中のR5 がエチレン、
    プロピレン及びイソプロピレンからなる群より少なくと
    もひとつ選ばれる基である請求項1記載の電子写真感光
    体。
  11. 【請求項11】 前記感光層が電荷発生層と電荷輸送層
    を有し、且つ電荷輸送層が表面層である請求項1記載の
    電子写真感光体。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の電子写真感光体、静電
    潜像形成手段、形成した静電潜像を現像する手段及び現
    像した像を転写材に転写する手段を有することを特徴と
    する電子写真装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の電子写真感光体、及び
    帯電手段、現像手段及びクリーニング手段からなる群よ
    り少なくともひとつ選ばれる手段を一体に支持し、装置
    本体に着脱自在であることを特徴とする装置ユニット。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の電子写真感光体を有す
    る電子写真装置、及びリモート端末からの画像情報を受
    信する受信手段を有することを特徴とするファクシミ
    リ。
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