JP2531345Y2 - 製氷皿の取付け構造 - Google Patents

製氷皿の取付け構造

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JP2531345Y2
JP2531345Y2 JP6837791U JP6837791U JP2531345Y2 JP 2531345 Y2 JP2531345 Y2 JP 2531345Y2 JP 6837791 U JP6837791 U JP 6837791U JP 6837791 U JP6837791 U JP 6837791U JP 2531345 Y2 JP2531345 Y2 JP 2531345Y2
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ice
ice tray
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tray
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利昭 宮前
幸男 三好
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は製氷皿を用いて連続して
氷を製造する場合の製氷皿の取付け構造に関するもの
で、特に家庭用の冷蔵庫に利用するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭用冷蔵庫の製氷機において
は、合成樹脂製で且つ平面視が略矩形形状の製氷皿に自
動的に給水し、これが氷結したことを温度センサによっ
て検出すると、製氷皿の一側に連結された離氷装置によ
り製氷皿を回転して製氷皿を捩じり、これによって製氷
皿を弾性的に歪ませ、氷を剥離して下方の貯氷容器に落
下させるようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような製氷機で
は、製氷皿の一端を離氷装置の駆動軸に連結し、他端を
製氷室に対して軸支することが行われるが、その場合、
製氷皿は駆動軸に連結し且つ製氷室に軸支された状態で
組み立てられており、一旦組み立てが完了した後は製氷
皿だけを着脱することはできない構造である。
【0004】ところが、製氷皿は合成樹脂でできている
ため、汚れが付着しやすい。特に組み立て段階や保管中
に付着した汚れは冷蔵庫の使用開始に先立って除去しな
ければならないが、製氷皿を取り外すことができないの
で、簡単に洗浄することは不可能である。従って、使用
開始直後は汚れが完全になくなるまで幾度にもわたって
氷を捨てなければならないという問題がある。また長期
使用に伴って水垢などが付着するが、その場合でもこれ
を洗浄することができず、衛生上でも好ましくない。さ
らに、従来の構造では製氷皿の交換ができないので、好
みに応じて氷の大きさを変えることは不可能であるとい
う課題もある。
【0005】そこで、これらの課題を解決すべく、従
来、例えば実開昭64−35373号公報では、製氷皿
13の一端に固定軸部14を設けると共に、他端に、出
没自在で且つコイルばね17により突出方向に付勢され
た可動軸部16を設ける一方、製氷室にU字形の支持体
8を設け、この支持体8の両端に形成された挿入孔10
a,11aに上記各軸部14,16をそれぞれ挿入して
製氷皿13を回転自在にしておき、必要時にはコイルば
ね17の付勢力に抗して可動軸部16を引っ込めること
により、可動軸部16及び固定軸部14を挿入孔10
a,11aから抜いて製氷皿13を取り外すようにした
ものが提案されている。
【0006】この提案のものでは、製氷皿13を着脱で
きるので、製氷皿13を簡単に洗浄できるし、製氷皿1
3の交換もできる。しかしながら、製氷皿13の取り外
しにあたっては可動軸部16を引っ込める操作を要する
ので、取扱性の面で難点があった。
【0007】本考案ではこのような従来の問題を解決し
ようとするもので、連続的に製氷する機能を何ら損なう
ことなく、製氷皿をワンタッチで簡単に着脱できるよう
にした技術を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の講じた解決手段は、製氷皿の両端に第1支
持部及び第2支持部をそれぞれ設け、第1支持部を製氷
室に設けたU字形の受け部材で受け、第2支持部を駆動
軸に対して上下方向に延びる溝とこの溝に噛み合う嵌入
部とにより連結し、この連結部をガイドし且つ上記第2
支持部の上方への退避を許容するガイド部材を製氷室に
設け、離氷時に製氷皿が所定角度回転するように駆動軸
の回転を制御する駆動制御装置を設け、上記所定角度の
途中で製氷皿の第1支持部側部分の回転を拘束するスト
ッパを設ける構成としている。
【0009】
【作用】上記の構成により、駆動制御装置により駆動軸
の回転が制御され、離氷時に製氷皿が製氷位置から所定
角度回転する。その場合、ストッパにより、製氷皿の第
1支持部側部分の回転が所定角度の途中で拘束されるの
で、その後の駆動軸の回転により製氷皿が捩じられて弾
性的に歪み、氷が剥離して下方に落下する。
【0010】そして、製氷皿が製氷位置にあるときに製
氷皿を上方に持ち上げると、第1支持部が受け部材から
上方に外れると共に、第2支持部及び駆動軸の溝及び嵌
入部がスライドして第2支持部がガイド部材から上方に
外れる。また、逆の操作により、第1支持部が受け部材
に乗ると共に、第2支持部が駆動軸と連結する。これに
より、製氷皿が着脱自在になる。
【0011】その場合、捩じりにより第1支持部から受
け部材に作用する反力は略下方に向くので、離氷時に第
1支持部が受け部材から上方に飛び出すことはない。ま
た、離氷時には溝及び嵌入部が上下方向を向かないの
で、ガイド部材により溝及び嵌入部のスライドが阻止さ
れて、第2支持部が駆動軸から外れることはない。
【0012】
【実施例】以下、実施例を説明する。図1及び図2にお
いて、1は製氷室を構成する内壁であって、製氷室内に
は合成樹脂製で且つ平面視が略矩形形状の製氷皿10が
配設されている。この製氷皿10には、製氷用の収容部
11が多数形成されている。製氷皿10の両端には、第
1支持部20及び第2支持部30がそれぞれ固定されて
いる。
【0013】製氷室の一側には、図3に示すようなU字
形の受け部材40が製氷室内壁1に一体に設けられ、こ
の受け部材40に上記第1支持部20が乗っている。一
方、製氷室の他側には、駆動軸50が設けられて第2支
持部30に連結している。すなわち、図1および図2に
示すように、駆動軸50の端面には、製氷皿10が製氷
位置にあるときに上下方向に延びる溝51が設けられ、
一方、第2支持部30の端部には、上記溝51に噛み合
う嵌入部31が形成されている。この嵌入部31は、第
2支持部30の左右両側を平面にすることにより形成さ
れている。
【0014】また、後述する駆動制御装置70のケーシ
ング71には、図4に示すような円筒形のガイド部材6
0が一体に設けられ、第2支持部30と駆動軸50との
連結部をガイドしている。ガイド部材60の上部には退
避穴61が設けられている。この退避穴61は、製氷皿
10が製氷位置にあるときの第2支持部30の水平面へ
の投影形状に略一致する形状であり、第2支持部30の
上方への退避を許容するものである。
【0015】70は駆動制御装置であって、製氷皿10
の水が氷結した離氷時に駆動軸50の回転を制御してお
り、製氷皿10を図1及び図5に示した製氷位置から所
定角度(例えば160度)回転させて図6に示した離氷
位置に位置付けるものである。ここで、離氷時であるか
否かの判定は、製氷皿10に設けられた温度センサ(図
示省略)の出力信号に基づいてなされる。
【0016】図1において、80は水平ストッパ、90
は捩じりストッパであって、それぞれ製氷室内壁1に一
体に設けられている。水平ストッパ80は、図5に示す
ように製氷皿10の底壁に当接して製氷皿10を製氷位
置に位置決めするものである。捩じりストッパ90は、
図6に示すように上記所定角度の途中(例えば130
度)にある製氷皿10の底壁に当接して製氷皿10の第
1支持部側部分の回転を拘束するものである。よって、
自動給水装置(図示省略)から製氷皿10に給水し、こ
の水が氷結すると、製氷皿10が回転してその第1支持
部側部分が捩じりストッパ90に当接して回転が拘束さ
れ、更に駆動軸50が回転すると製氷皿10が捩じられ
て弾性的に歪み、収容部11から氷が剥離して下方の貯
氷容器(図示省略)に落下するようになっている。
【0017】さらに、図2及び図4に示すように、ガイ
ド部材60の内壁には、半径方向内方に向かって補助ス
トッパ62が突出形成されている。補助ストッパ62の
第1面62aは製氷皿10が製氷位置にあるときの第2
支持部30の嵌入部31に当接して製氷位置への復帰時
の位置決めをしている。また第2面62bは製氷皿10
が離氷位置にあるときの嵌入部31に当接して第2支持
部30が離氷位置をオーバーして回転することを規制し
ている。
【0018】従って、上記実施例においては、製氷皿1
0が製氷位置にあるときに製氷皿10を上方に持ち上げ
ると、第1支持部20が受け部材40から上方に外れる
と共に、第2支持部30の嵌入部31が駆動軸50の溝
51からスライドし、第2支持部30がガイド部材60
から上方に外れる。また、逆の操作により、第1支持部
20が受け部材40に乗ると共に、第2支持部30が駆
動軸50に連結する。これにより、製氷皿10をワンタ
ッチで簡単に着脱できて、製氷皿10を簡単に洗浄でき
ると共に製氷皿10を交換して氷の大きさを変えること
ができる。
【0019】その場合、捩じりにより第1支持部20か
ら受け部材40に作用する反力は、図6において捩じり
ストッパ90と第1支持部20とを結ぶ線に対して垂直
な線に沿って下を向き、つまり略下方に向くので、離氷
時に第1支持部20が受け部材40から上方に飛び出す
ことはない。また、離氷時には嵌入部31が退避穴61
に合わないことにより、また補助ストッパ62の第2面
62bの機能により、嵌入部31が溝51からスライド
することが阻止されて、第2支持部30が駆動軸50か
ら外れることはない。よって、連続的に製氷する機能は
何ら損なわれることがない。
【0020】なお、上記実施例では、駆動軸50の端面
に溝51を設け、第2支持部30の端部に嵌入部31を
設けたが、これとは逆に駆動軸50の端部に嵌入部を設
け、第2支持部30の端面に溝を設けてもよい。また、
溝を1本とし、嵌入部を左右一対の平面で構成したが、
溝は複数本設けてもよく、また嵌入部も溝の数に応じて
複数対だけ設けてもよい。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の製氷皿の
取付け構造は、製氷皿の第1支持部をU字形の受け部材
で受け、第2支持部を上下方向にスライドできるように
駆動軸に連結し、この連結部をガイド部材により第2支
持部が上方に退避できるようにガイドしたので、連続的
に製氷する機能を何ら損なうことなく、製氷皿をワンタ
ッチで簡単に着脱できて、製氷皿を簡単に洗浄できると
共に、製氷皿を交換して氷の大きさを変えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の分解斜視図、
【図2】実施例の横断面を示す平面図、
【図3】実施例の受け部材を示す側面図、
【図4】実施例のガイド部材を示す側面図、
【図5】実施例の製氷位置にある製氷皿を示す説明図、
【図6】実施例の離氷位置にある製氷皿を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 製氷皿 20 第1支持部 30 第2支持部 31 嵌入部 40 受け部材 50 駆動軸 51 溝 60 ガイド部材 70 駆動制御装置 90 捩じりストッパ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】製氷皿の両端に第1支持部及び第2支持部
    をそれぞれ設け、第1支持部を製氷室に設けたU字形の
    受け部材で受け、第2支持部を駆動軸に対して上下方向
    に延びる溝とこの溝に噛み合う嵌入部とにより連結し、
    この連結部をガイドし且つ上記第2支持部の上方への退
    避を許容するガイド部材を製氷室に設け、離氷時に製氷
    皿が所定角度回転するように駆動軸の回転を制御する駆
    動制御装置を設け、上記所定角度の途中で製氷皿の第1
    支持部側部分の回転を拘束するストッパを設けたことを
    特徴とする製氷皿の取付け構造。
JP6837791U 1991-07-31 1991-07-31 製氷皿の取付け構造 Expired - Lifetime JP2531345Y2 (ja)

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JPH0517464U JPH0517464U (ja) 1993-03-05
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