JP2531110B2 - コンバイン - Google Patents
コンバインInfo
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- JP2531110B2 JP2531110B2 JP5234384A JP23438493A JP2531110B2 JP 2531110 B2 JP2531110 B2 JP 2531110B2 JP 5234384 A JP5234384 A JP 5234384A JP 23438493 A JP23438493 A JP 23438493A JP 2531110 B2 JP2531110 B2 JP 2531110B2
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- Japan
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- handling
- grain
- handling chamber
- barrel
- threshing
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、機体前後向き軸芯周
りに回転する扱胴を備えた扱室内に、刈取穀稈の全量を
供給してこの扱胴軸方向後方に移送しながら脱穀処理す
る刈取茎稈全量供給型のコンバインに関する。
りに回転する扱胴を備えた扱室内に、刈取穀稈の全量を
供給してこの扱胴軸方向後方に移送しながら脱穀処理す
る刈取茎稈全量供給型のコンバインに関する。
【０００２】
【従来技術】一般に、この種のコンバインにおいては、
扱室内に全量供給される穀稈を、扱胴により扱室の供給
口側から排出口側にむけて移送しながら受網との間で脱
穀処理し、脱穀処理された穀粒等は、受網から下方の揺
動選別装置上に漏下させるが、稈屑等の脱穀排稈は、扱
室後端側（扱室終端側）の排出口から外部に放出するよ
うにしている。
扱室内に全量供給される穀稈を、扱胴により扱室の供給
口側から排出口側にむけて移送しながら受網との間で脱
穀処理し、脱穀処理された穀粒等は、受網から下方の揺
動選別装置上に漏下させるが、稈屑等の脱穀排稈は、扱
室後端側（扱室終端側）の排出口から外部に放出するよ
うにしている。
【０００３】ところが、従来では、扱室の排出口が揺動
選別装置の終端側上方に臨んでいた（例えば、実開昭５
７−１１５８５７号公報）。
選別装置の終端側上方に臨んでいた（例えば、実開昭５
７−１１５８５７号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
と、扱室の排出口から排出される排稈が揺動選別装置上
に直接落下することになり、従って、揺動選別装置上で
排稈が停滞し、選別性能の悪化を招くものであった。本
発明は、かかる問題点を解消することを目的とし、この
ため、次のような技術的手段を講じた。
と、扱室の排出口から排出される排稈が揺動選別装置上
に直接落下することになり、従って、揺動選別装置上で
排稈が停滞し、選別性能の悪化を招くものであった。本
発明は、かかる問題点を解消することを目的とし、この
ため、次のような技術的手段を講じた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、扱
胴３を内装軸架する扱室１３の前端側に供給口１６を設
けて供給された被脱穀物の全量を扱胴３の回転によりこ
の扱胴軸方向後方に向けて移送しながら脱穀し、脱穀さ
れた穀物を受網１４から下方に漏下させると共に、脱穀
排稈を扱室１３の後端側に設けた排出口１７から下方に
放出するように構成し、前記扱室１３の下方には受網１
４から漏下する穀物を受入れて後方に揺動移送しながら
篩い選別する揺動選別装置２１を設けてなるコンバイン
において、前記扱室１３の排出口１７は、揺動選別装置
２１の終端、及び、２番受樋２４から後方に延長した受
板２５の後端より後方位置において開口させると共に、
前記扱胴３は、扱室１３の排出口１７に対応する位置ま
で後方に延出させ、この延出端部にも排稈を処理する処
理歯を設けたことを特徴とするコンバインとするもので
ある。
胴３を内装軸架する扱室１３の前端側に供給口１６を設
けて供給された被脱穀物の全量を扱胴３の回転によりこ
の扱胴軸方向後方に向けて移送しながら脱穀し、脱穀さ
れた穀物を受網１４から下方に漏下させると共に、脱穀
排稈を扱室１３の後端側に設けた排出口１７から下方に
放出するように構成し、前記扱室１３の下方には受網１
４から漏下する穀物を受入れて後方に揺動移送しながら
篩い選別する揺動選別装置２１を設けてなるコンバイン
において、前記扱室１３の排出口１７は、揺動選別装置
２１の終端、及び、２番受樋２４から後方に延長した受
板２５の後端より後方位置において開口させると共に、
前記扱胴３は、扱室１３の排出口１７に対応する位置ま
で後方に延出させ、この延出端部にも排稈を処理する処
理歯を設けたことを特徴とするコンバインとするもので
ある。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。クロ−ラ式走行装置１を備えた機体２上には、
機体前後向き軸芯周りに回転する扱胴３を備えた脱穀装
置４を搭載してあると共に、その前方には圃場の立毛穀
稈を分草するデバイダ−５、分草された穀稈を後方に掻
込むリ−ル６、掻込まれた穀稈を刈取る刈取装置７、刈
取後の穀稈を中央側に集送して後方に送り出すオ−ガ−
８、後方に送り出された穀稈を受け継いで前記脱穀装置
４に掻き上げ搬送する搬送装置９を装備した刈取前処理
部を配設している。
明する。クロ−ラ式走行装置１を備えた機体２上には、
機体前後向き軸芯周りに回転する扱胴３を備えた脱穀装
置４を搭載してあると共に、その前方には圃場の立毛穀
稈を分草するデバイダ−５、分草された穀稈を後方に掻
込むリ−ル６、掻込まれた穀稈を刈取る刈取装置７、刈
取後の穀稈を中央側に集送して後方に送り出すオ−ガ−
８、後方に送り出された穀稈を受け継いで前記脱穀装置
４に掻き上げ搬送する搬送装置９を装備した刈取前処理
部を配設している。
【０００７】搬送装置９は前記オ−ガ−８とビ−タ−１
０との間に底部に穀粒の漏下できる網１１を張設し、そ
の上に横軸芯周りで回転する複数の突起付きのロ−タ−
１２を配設して設け、前記漏下網１１との間で穀稈を掻
き上げ搬送できるように構成している。脱穀装置４は主
として処理歯３ａを有する扱胴３とこれを内装軸架する
扱室１３とからなり、扱室１３は下側の受網１４と上側
のカバ−１５とによって構成してあると共に、この扱室
１３内に全量投入される刈取穀稈を前側に開口された供
給口１６側から後側に開口された排出口１７側に向け
て、扱胴軸方向に移送しながら受網１４との間で脱穀す
るように構成している。
０との間に底部に穀粒の漏下できる網１１を張設し、そ
の上に横軸芯周りで回転する複数の突起付きのロ−タ−
１２を配設して設け、前記漏下網１１との間で穀稈を掻
き上げ搬送できるように構成している。脱穀装置４は主
として処理歯３ａを有する扱胴３とこれを内装軸架する
扱室１３とからなり、扱室１３は下側の受網１４と上側
のカバ−１５とによって構成してあると共に、この扱室
１３内に全量投入される刈取穀稈を前側に開口された供
給口１６側から後側に開口された排出口１７側に向け
て、扱胴軸方向に移送しながら受網１４との間で脱穀す
るように構成している。
【０００８】選別装置１８は圧風唐箕１９による選別風
の通過する選別風路２０に揺動選別装置２１を設けて、
主として前記扱室１３の受網１４から漏下する穀物を受
入れて後方に揺動移送しながら篩い選別するように構成
している。前記圧風唐箕１９による選別風は揺動選別装
置２１の終端部より後方に向けて吹き出されるように構
成している。
の通過する選別風路２０に揺動選別装置２１を設けて、
主として前記扱室１３の受網１４から漏下する穀物を受
入れて後方に揺動移送しながら篩い選別するように構成
している。前記圧風唐箕１９による選別風は揺動選別装
置２１の終端部より後方に向けて吹き出されるように構
成している。
【０００９】そして、扱室１３の排出口１７は、揺動選
別装置２１の終端より後方位置において開口するように
構成している。扱胴１３は、その終端部が前記揺動選別
装置２１の終端部よりも後方に突出するように延設され
ており、この延設部においても排稈を処理する処理歯３
ａを設けている。
別装置２１の終端より後方位置において開口するように
構成している。扱胴１３は、その終端部が前記揺動選別
装置２１の終端部よりも後方に突出するように延設され
ており、この延設部においても排稈を処理する処理歯３
ａを設けている。
【００１０】２２は揚穀螺旋であって、前記漏下網１１
から漏下した穀粒を選別装置１１に揚穀搬送できるよう
に構成している。図中符号２３は１番受樋、２４は２番
受樋である。この２番受樋２４を斜後上方に延長した受
板２５の後端部は前記揺動選別装置２１の終端に対応配
置して設けている。
から漏下した穀粒を選別装置１１に揚穀搬送できるよう
に構成している。図中符号２３は１番受樋、２４は２番
受樋である。この２番受樋２４を斜後上方に延長した受
板２５の後端部は前記揺動選別装置２１の終端に対応配
置して設けている。
【００１１】
【作用】刈取前処理部から刈取穀稈を全量投入して扱室
１３内に供給すると、穀稈は、扱胴３により扱室１３内
を供給口１６側から排出口１７側へ向けて移送されなが
ら受網１４との間で脱穀作用を受けて脱粒される。脱穀
処理された穀粒等は、受網１４から下方の揺動選別装置
２１上に漏下され、ここで選別されて１番受樋２３と２
番受樋２４とに回収される。
１３内に供給すると、穀稈は、扱胴３により扱室１３内
を供給口１６側から排出口１７側へ向けて移送されなが
ら受網１４との間で脱穀作用を受けて脱粒される。脱穀
処理された穀粒等は、受網１４から下方の揺動選別装置
２１上に漏下され、ここで選別されて１番受樋２３と２
番受樋２４とに回収される。
【００１２】そして稈屑等の脱穀排稈の一部は選別中に
扱室１３の終端の排出口１７から揺動選別装置２１の後
端部、及び、２番受樋２４から後方に延長した受板２５
の後端部後方を通過して、下方へ速やかに放出される。
扱室１３の終端の排出口１７から揺動選別装置２１の後
端部、及び、２番受樋２４から後方に延長した受板２５
の後端部後方を通過して、下方へ速やかに放出される。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、扱室１３
の排出口１７から放出される排稈が揺動選別装置２１上
に直接落下しないため、揺動選別装置２１上での藁屑の
停滞や詰まりがなく、また、２番受樋２４内への長藁の
侵入による詰まりの発生も防止でき、選別性能の向上を
図ることができるものである。
の排出口１７から放出される排稈が揺動選別装置２１上
に直接落下しないため、揺動選別装置２１上での藁屑の
停滞や詰まりがなく、また、２番受樋２４内への長藁の
侵入による詰まりの発生も防止でき、選別性能の向上を
図ることができるものである。
【００１４】更に、排出口１７に対応する扱胴３端部に
も排稈を処理する処理歯３ａが設けられているので、受
網１４の後端部から後方に送り出された排稈をその排出
口１７から下方に向けて強制的に放出落下させることが
でき、脱穀作業を能率良く行ない得るものである。
も排稈を処理する処理歯３ａが設けられているので、受
網１４の後端部から後方に送り出された排稈をその排出
口１７から下方に向けて強制的に放出落下させることが
でき、脱穀作業を能率良く行ない得るものである。
【図１】コンバインの側断面図である。
１ 走行装置 ２ 機体 ３ 扱胴 ４ 脱穀装置 ７ 刈取装置 ９ 搬送装置 １３ 扱室 １４ 受網 １６ 供給口 １７ 排出口 ２１ 揺動選別装置
Claims (1)
- 【請求項１】扱胴３を内装軸架する扱室１３の前端側に
供給口１６を設けて供給された被脱穀物の全量を扱胴３
の回転によりこの扱胴軸方向後方に向けて移送しながら
脱穀し、脱穀された穀物を受網１４から下方に漏下させ
ると共に、脱穀排稈を扱室１３の後端側に設けた排出口
１７から下方に放出するように構成し、前記扱室１３の
下方には受網１４から漏下する穀物を受入れて後方に揺
動移送しながら篩い選別する揺動選別装置２１を設けて
なるコンバインにおいて、前記扱室１３の排出口１７
は、揺動選別装置２１の終端、及び、２番受樋２４から
後方に延長した受板２５の後端より後方位置において開
口させると共に、前記扱胴３は、扱室１３の排出口１７
に対応する位置まで後方に延出させ、この延出端部にも
排稈を処理する処理歯を設けたことを特徴とするコンバ
イン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234384A JP2531110B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234384A JP2531110B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | コンバイン |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2042228A Division JPH0693814B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | コンバイン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06253668A JPH06253668A (ja) | 1994-09-13 |
| JP2531110B2 true JP2531110B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=16970157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234384A Expired - Fee Related JP2531110B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | コンバイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531110B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022012791A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-01-17 | 株式会社クボタ | 収穫機 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS562670A (en) * | 1979-06-21 | 1981-01-12 | Nec Corp | Manufacture of semiconductor memory device |
| JPS57115857U (ja) * | 1981-01-11 | 1982-07-17 | ||
| JPS5813312A (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-25 | 井関農機株式会社 | 刈取機の伝動連結装置 |
| JPS60114116A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-20 | 井関農機株式会社 | 刈取脱穀機における穀粒搬送装置 |
| JPH0636669Y2 (ja) * | 1985-01-30 | 1994-09-28 | ヤンマー農機株式会社 | スクリュー型脱穀機 |
| JPH0693814B2 (ja) * | 1990-02-21 | 1994-11-24 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
| JPH0636669U (ja) * | 1991-02-08 | 1994-05-17 | 瑞璋 蕭 | 自動ゴルフ練習場 |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5234384A patent/JP2531110B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06253668A (ja) | 1994-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |