JP2530870Y2 - オートジョイント位置決め装置 - Google Patents
オートジョイント位置決め装置Info
- Publication number
- JP2530870Y2 JP2530870Y2 JP1990079422U JP7942290U JP2530870Y2 JP 2530870 Y2 JP2530870 Y2 JP 2530870Y2 JP 1990079422 U JP1990079422 U JP 1990079422U JP 7942290 U JP7942290 U JP 7942290U JP 2530870 Y2 JP2530870 Y2 JP 2530870Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- fixed
- moving
- pipe
- side pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はオートジョイント位置決め装置に関する。
固定側の配管と移動側の配管とをオートジョイントし
て、固定側の配管から移動側の配管へ気体や液体を供給
することが行なわれる。例えば、固定側の配管を移動側
における台車上に載置された取鍋精錬炉の配管へオート
ジョイントして、固定側の配管から移動側における取鍋
精錬炉の配管へアルゴンガスを供給するような場合であ
る。
て、固定側の配管から移動側の配管へ気体や液体を供給
することが行なわれる。例えば、固定側の配管を移動側
における台車上に載置された取鍋精錬炉の配管へオート
ジョイントして、固定側の配管から移動側における取鍋
精錬炉の配管へアルゴンガスを供給するような場合であ
る。
本考案は上記のように固定側の配管と移動側の配管と
をオートジョイントする際に双方の配管を事前に相対的
に位置決めする装置に関するものである。
をオートジョイントする際に双方の配管を事前に相対的
に位置決めする装置に関するものである。
〈従来の技術、その課題〉 従来、固定側の配管と移動側の配管とをオートジョイ
ントする場合、双方の配管がオートジョイントし得る所
定位置に移動側の移動基台を停止させてから、固定側の
配管を前進させて、双方の配管を例えばカプラーを利用
してオートジョイントすることが行なわれている。
ントする場合、双方の配管がオートジョイントし得る所
定位置に移動側の移動基台を停止させてから、固定側の
配管を前進させて、双方の配管を例えばカプラーを利用
してオートジョイントすることが行なわれている。
ところが、かかる従来のオートジョイント手段には、
実際のところ、移動側の移動基台が所定位置に停止せ
ず、したがって固定側の配管と移動側の配管とをオート
ジョイントすることができない場合がしばしば発生する
という課題がある。例えば、移動側における台車上に取
鍋精錬炉が載置されている場合、該台車に加わる荷重は
場合によって異なるため、同じように該台車を移動させ
て所定位置に停止させようとしても、その停止位置にズ
レが生じ、固定側の配管を移動側における該取鍋精錬路
の配管へオートジョイントすることができないのであ
る。このような場合に従来は、該台車を更に少しづつ移
動させてその停止を修正するという面倒な作業を行なっ
ている。
実際のところ、移動側の移動基台が所定位置に停止せ
ず、したがって固定側の配管と移動側の配管とをオート
ジョイントすることができない場合がしばしば発生する
という課題がある。例えば、移動側における台車上に取
鍋精錬炉が載置されている場合、該台車に加わる荷重は
場合によって異なるため、同じように該台車を移動させ
て所定位置に停止させようとしても、その停止位置にズ
レが生じ、固定側の配管を移動側における該取鍋精錬路
の配管へオートジョイントすることができないのであ
る。このような場合に従来は、該台車を更に少しづつ移
動させてその停止を修正するという面倒な作業を行なっ
ている。
〈考案が解決しようとする課題、その解決手段〉 本考案は叙上の如き従来の課題を解決するオートジョ
イント位置決め装置を提供するものである。
イント位置決め装置を提供するものである。
しかして本考案は、固定側の配管を前進させて該固定
側の配管と移動側の配管とをオートジョイントする際に
双方の配管を事前に相対的に位置決めする装置であっ
て、固定側が、固定基台と、該固定基台に移動側の配管
の移動方向に沿い移動可能に着装された配管基台と、該
配管基台に移動側の配管に向かい進退可能に着装された
載置台と、該載置台に取付けられた固定側の配管とを備
え、また移動側が、移動基台と、該移動基台に取付けら
れた移動側の配管とを備えていて、該配管基台は弾性部
材を介して該固定基台に連結されており、該配管基台に
該移動基台と当接することとなる位置決め片が取付けら
れて成ることを特徴とするオートジョイント位置決め装
置に係る。
側の配管と移動側の配管とをオートジョイントする際に
双方の配管を事前に相対的に位置決めする装置であっ
て、固定側が、固定基台と、該固定基台に移動側の配管
の移動方向に沿い移動可能に着装された配管基台と、該
配管基台に移動側の配管に向かい進退可能に着装された
載置台と、該載置台に取付けられた固定側の配管とを備
え、また移動側が、移動基台と、該移動基台に取付けら
れた移動側の配管とを備えていて、該配管基台は弾性部
材を介して該固定基台に連結されており、該配管基台に
該移動基台と当接することとなる位置決め片が取付けら
れて成ることを特徴とするオートジョイント位置決め装
置に係る。
本考案において、固定側は、固定基台と、該固定基台
に移動側の配管の移動方向に沿い移動可能に着装された
配管基台と、該配管基台に移動側の配管に向かい進退可
能に着装された載置台と、該載置台に取付けられた固定
側の配管とを備え、また移動側は、移動基台と、該移動
基台に取付けられた移動側の配管とを備えている。固定
側の配管は、移動側の配管の移動方向に沿う方向（移動
側の配管の移動方向と平行する方向）に移動可能となっ
ており、また移動側の配管に向かう方向（移動側の配管
の移動方向と交叉する方向）に進退可能になっているの
である。そして配管基台は弾性部材を介して固定基台に
連結されており、該配管基台には移動基台と当接するこ
ととなる位置決め片が取付けられている。
に移動側の配管の移動方向に沿い移動可能に着装された
配管基台と、該配管基台に移動側の配管に向かい進退可
能に着装された載置台と、該載置台に取付けられた固定
側の配管とを備え、また移動側は、移動基台と、該移動
基台に取付けられた移動側の配管とを備えている。固定
側の配管は、移動側の配管の移動方向に沿う方向（移動
側の配管の移動方向と平行する方向）に移動可能となっ
ており、また移動側の配管に向かう方向（移動側の配管
の移動方向と交叉する方向）に進退可能になっているの
である。そして配管基台は弾性部材を介して固定基台に
連結されており、該配管基台には移動基台と当接するこ
ととなる位置決め片が取付けられている。
〈作用〉 移動基台を移動させると、配管基台に取付けられてい
る位置決め片に衝突させると、その衝突力で該配管基台
が該移動基台の移動方向に沿う方向へ移動するが、該配
管基台には固定基台との間に介装されている弾性部材の
復元力が働くため、該移動基台と該配管基台とは該位置
決め片を介して当接し、双方が相対的に位置決めされた
状態になる。この状態で載置台に取付けられている固定
側の配管を該載置台と共に移動配管に向かい前進させ
て、該固定側の配管と移動側の配管とをオートジョイン
トする。本考案によると、固定側の配管と移動側の配管
とを接続するに当たり、双方の配管を事前に相対的に位
置決めし、しかる後に固定側の配管を前進させて移動側
の配管と接続するため、すなわち双方の配管の芯ズレを
予め自動的に解消しておいた後に双方の配管を接続する
ため、双方の配管を常時確実にオートジョイントするこ
とができる。
る位置決め片に衝突させると、その衝突力で該配管基台
が該移動基台の移動方向に沿う方向へ移動するが、該配
管基台には固定基台との間に介装されている弾性部材の
復元力が働くため、該移動基台と該配管基台とは該位置
決め片を介して当接し、双方が相対的に位置決めされた
状態になる。この状態で載置台に取付けられている固定
側の配管を該載置台と共に移動配管に向かい前進させ
て、該固定側の配管と移動側の配管とをオートジョイン
トする。本考案によると、固定側の配管と移動側の配管
とを接続するに当たり、双方の配管を事前に相対的に位
置決めし、しかる後に固定側の配管を前進させて移動側
の配管と接続するため、すなわち双方の配管の芯ズレを
予め自動的に解消しておいた後に双方の配管を接続する
ため、双方の配管を常時確実にオートジョイントするこ
とができる。
以下、図面に基づいて本考案の構成を更に詳細に説明
する。
する。
〈実施例〉 第１図は本考案の一実施例を示す平面図である。固定
基台71に２本のレール11,12が第１図の上下方向へ並行
して装架されており、レール11,12に配管基台21が摺嵌
されている。配管基台21はレール11,12に沿って第１図
の上下方向へ移動可能となっているのである。配管基台
21には支柱31,32,33,34が立設されており、支柱31と支
柱32との間には第１図の左右方向へ誘導軸35が取付けら
れていて、支柱33と支柱34との間にも第１図の左右方向
へ誘導軸36が取付けられ、誘導軸35と誘導軸36とは支柱
31〜34に第１図の左右方向へ並行して装架されている。
誘導軸35と誘導軸36との間には載置台41が摺動可能に装
架されており、載置台41に固定側の配管51,52が取付け
られている。載置台41は誘導軸35,36に沿って第１図の
左右方向へ移動可能となっており、固定側の配管51,52
は載置台41、誘導軸35,36及び支柱31〜34を介して配管
基台21に装備されているのである。配管基台21は弾性部
材としてのスプリング61を介して固定基台71に連結され
ており、固定基台71にはシリンダ72が取付けられてい
て、シリンダ72のロッド73の先端部は載置台41に施され
た溝42に摺嵌されている。載置台41は、ロッド73の進退
によって誘導軸35,36に沿い第１図の左右方向へ進退可
能となっており、またロッド73の先端部に対して溝42に
沿い第１図の上下方向へも移動可能となっている。配管
基台21のスプリング61に相対する側の先端部には移動側
の移動基台81と当接することとなる位置決め片22が突設
されており、第１図の上下方向へ移動可能な移動基台81
には移動側の配管91,92が取付けられている。
基台71に２本のレール11,12が第１図の上下方向へ並行
して装架されており、レール11,12に配管基台21が摺嵌
されている。配管基台21はレール11,12に沿って第１図
の上下方向へ移動可能となっているのである。配管基台
21には支柱31,32,33,34が立設されており、支柱31と支
柱32との間には第１図の左右方向へ誘導軸35が取付けら
れていて、支柱33と支柱34との間にも第１図の左右方向
へ誘導軸36が取付けられ、誘導軸35と誘導軸36とは支柱
31〜34に第１図の左右方向へ並行して装架されている。
誘導軸35と誘導軸36との間には載置台41が摺動可能に装
架されており、載置台41に固定側の配管51,52が取付け
られている。載置台41は誘導軸35,36に沿って第１図の
左右方向へ移動可能となっており、固定側の配管51,52
は載置台41、誘導軸35,36及び支柱31〜34を介して配管
基台21に装備されているのである。配管基台21は弾性部
材としてのスプリング61を介して固定基台71に連結され
ており、固定基台71にはシリンダ72が取付けられてい
て、シリンダ72のロッド73の先端部は載置台41に施され
た溝42に摺嵌されている。載置台41は、ロッド73の進退
によって誘導軸35,36に沿い第１図の左右方向へ進退可
能となっており、またロッド73の先端部に対して溝42に
沿い第１図の上下方向へも移動可能となっている。配管
基台21のスプリング61に相対する側の先端部には移動側
の移動基台81と当接することとなる位置決め片22が突設
されており、第１図の上下方向へ移動可能な移動基台81
には移動側の配管91,92が取付けられている。
移動基台81を第１図の上方向から下方向へと移動させ
て位置決め片22に衝突させると、、その衝突力で配管基
台21がレール11,12に沿って第１図の上方向から下方向
へと移動するが、この際に配管基台21にはスプリング61
の復元力が働くため、移動基台81と配管基台21とは位置
決め片22を介して当接し、移動基台81と配管基台21とが
相対的に位置決めされ、したがって移動側の配管91,92
と固定側の配管51,52とが相対的に位置決めされた状態
になる。この状態でシリンダ72を駆動させ、ロッド73を
第１図の左方向へ前進させると、載置台41が誘導軸35,3
6に沿い第１図の右方向から左方向へと前進し、固定側
の配管51,52と移動側の配管91,92とがオートジョイント
するのである。かくしてオートジョイントし、所定の気
体又は液体を固定側の配管51,52から移動側の配管91,92
へと供給した後、再びシリンダ72を駆動させ、ロッド73
を第１図の右方向へ後退させると、載置台41が第１図の
左方向から右方向へと後退し、固定側の配管51,52と移
動側の配管91,92とが切り離される。双方の配管を切り
離した後、移動基台81を第１図の上方向へ移動するが、
位置決め片を配管基台ヘ進退可能に取付けておき、該位
置決め片を移動基台と衝突しない位置まで後退させるこ
とによって、該移動基台を第１図の下方向へ移動するこ
ともできる。
て位置決め片22に衝突させると、、その衝突力で配管基
台21がレール11,12に沿って第１図の上方向から下方向
へと移動するが、この際に配管基台21にはスプリング61
の復元力が働くため、移動基台81と配管基台21とは位置
決め片22を介して当接し、移動基台81と配管基台21とが
相対的に位置決めされ、したがって移動側の配管91,92
と固定側の配管51,52とが相対的に位置決めされた状態
になる。この状態でシリンダ72を駆動させ、ロッド73を
第１図の左方向へ前進させると、載置台41が誘導軸35,3
6に沿い第１図の右方向から左方向へと前進し、固定側
の配管51,52と移動側の配管91,92とがオートジョイント
するのである。かくしてオートジョイントし、所定の気
体又は液体を固定側の配管51,52から移動側の配管91,92
へと供給した後、再びシリンダ72を駆動させ、ロッド73
を第１図の右方向へ後退させると、載置台41が第１図の
左方向から右方向へと後退し、固定側の配管51,52と移
動側の配管91,92とが切り離される。双方の配管を切り
離した後、移動基台81を第１図の上方向へ移動するが、
位置決め片を配管基台ヘ進退可能に取付けておき、該位
置決め片を移動基台と衝突しない位置まで後退させるこ
とによって、該移動基台を第１図の下方向へ移動するこ
ともできる。
〈考案の効果〉 既に明らかなように、以上説明した本考案には、固定
側の配管と移動側の配管とを接続するに当たり、双方の
配管を事前に相対的に位置決めすることができるため、
双方の配管を常時確実にオートジョイントすることがで
きるという効果がある。
側の配管と移動側の配管とを接続するに当たり、双方の
配管を事前に相対的に位置決めすることができるため、
双方の配管を常時確実にオートジョイントすることがで
きるという効果がある。
第１図は本考案の一実施例を示す平面図である。 11,12……レール、21……配管基台 22……位置決め片、41……載置台 51,52……固定側の配管、61……スプリング 71……固定基台、81……移動基台 91,92……移動側の配管
Claims (2)
- 【請求項１】固定側の配管を前進させて該固定側の配管
と移動側の配管とをオートジョイントする際に双方の配
管を事前に相対的に位置決めする装置であって、固定側
が、固定基台と、該固定基台に移動側の配管の移動方向
に沿い移動可能に着装された配管基台と、該配管基台に
移動側の配管に向かい進退可能に着装された載置台と、
該載置台に取付けられた固定側の配管とを備え、また移
動側が、移動基台と、該移動基台に取付けられた移動側
の配管とを備えていて、該配管基台は弾性部材を介して
該固定基台に連結されており、該配管基台に該移動基台
と当接することとなる位置決め片が取付けられて成るこ
とを特徴とするオートジョイント位置決め装置。 - 【請求項２】位置決め片が配管基台に進退可能に取付け
られた請求項１記載のオートジョイント位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990079422U JP2530870Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | オートジョイント位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990079422U JP2530870Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | オートジョイント位置決め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0439389U JPH0439389U (ja) | 1992-04-03 |
| JP2530870Y2 true JP2530870Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31623572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990079422U Expired - Fee Related JP2530870Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | オートジョイント位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2530870Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190033470A (ko) * | 2016-08-04 | 2019-03-29 | 우베 고산 기카이 가부시키가이샤 | 다이캐스트 머신 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62149694U (ja) * | 1986-03-15 | 1987-09-22 |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP1990079422U patent/JP2530870Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0439389U (ja) | 1992-04-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |