JP2591394B2 - 配管の接続装置 - Google Patents
配管の接続装置Info
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- JP2591394B2 JP2591394B2 JP3357625A JP35762591A JP2591394B2 JP 2591394 B2 JP2591394 B2 JP 2591394B2 JP 3357625 A JP3357625 A JP 3357625A JP 35762591 A JP35762591 A JP 35762591A JP 2591394 B2 JP2591394 B2 JP 2591394B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管の接続装置に係り、
特に走行移動可能な反応槽に配設された複数本の配管
に、反応槽の外側の操作基地等に配設された複数本の配
管を同時に接続する配管の接続装置に関する。
特に走行移動可能な反応槽に配設された複数本の配管
に、反応槽の外側の操作基地等に配設された複数本の配
管を同時に接続する配管の接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の配管の接続は、反応槽が
固定されていたので、反応槽側の配管と操作基地側の配
管の接続の際に芯がずれていても、操作基地側の配管を
フレキシブルホースを用いることで、その芯ずれを矯正
し接続していた。ところで、近年、バッチプロセスを対
象に前記反応槽を移動台車に積載して搬送する移動槽方
式のプロセスが開発されている。この移動槽方式は、移
動槽側の配管と各操作基地側の各配管とを接続して必要
な単位操作等を行い、そして、その操作が終了すると、
配管の接続を解除して別の操作基地に向けて移動する。
これにより、移動槽方式では配管の接続を自動で、且つ
確実に行う必要性がある。
固定されていたので、反応槽側の配管と操作基地側の配
管の接続の際に芯がずれていても、操作基地側の配管を
フレキシブルホースを用いることで、その芯ずれを矯正
し接続していた。ところで、近年、バッチプロセスを対
象に前記反応槽を移動台車に積載して搬送する移動槽方
式のプロセスが開発されている。この移動槽方式は、移
動槽側の配管と各操作基地側の各配管とを接続して必要
な単位操作等を行い、そして、その操作が終了すると、
配管の接続を解除して別の操作基地に向けて移動する。
これにより、移動槽方式では配管の接続を自動で、且つ
確実に行う必要性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、このような移動槽方式に要求される配管の接続を自
動で、且つ確実に行う配管の接続装置はない。また、移
動槽方式に適用すべき配管の接続装置は、各操作基地で
配管の着脱を繰り返さなければならないので、配管接続
時に配管の芯がずれていたり接続に要する荷重がかかり
過ぎたりすると、信頼性及び耐久性に問題が生じる。こ
のような不具合を解決する方法として、移動槽が積載さ
れた台車の停止精度、及び各操作基地の設置精度を向上
させる方法があるが、これには限界があるので、恒久的
な手段にはなりえない。
は、このような移動槽方式に要求される配管の接続を自
動で、且つ確実に行う配管の接続装置はない。また、移
動槽方式に適用すべき配管の接続装置は、各操作基地で
配管の着脱を繰り返さなければならないので、配管接続
時に配管の芯がずれていたり接続に要する荷重がかかり
過ぎたりすると、信頼性及び耐久性に問題が生じる。こ
のような不具合を解決する方法として、移動槽が積載さ
れた台車の停止精度、及び各操作基地の設置精度を向上
させる方法があるが、これには限界があるので、恒久的
な手段にはなりえない。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、接続時の荷重を増大させることなく、また接続
部の芯がずれている場合でもその芯ずれを自動で矯正し
て接続することができる配管の接続装置を提供すること
を目的とする。
もので、接続時の荷重を増大させることなく、また接続
部の芯がずれている場合でもその芯ずれを自動で矯正し
て接続することができる配管の接続装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、走行移動可能な台車側に配設され該台車の外
側にその接続部が配置された一方側の配管に、台車の外
側から他方側の配管を接続する配管の接続装置に於い
て、前記台車の外側に設置されると共に、前記一方側の
配管の接続部に向けて往復移動可能な支持台と、支持台
を所定の駆動力で往復移動させる移動装置と、支持台に
その一端部が球面軸受を介して首振り可能に支持された
アーム部材と、アーム部材の他端部に球面軸受を介して
首振り可能に支持されると共に、前記他方側の配管の接
続部が取付けられた支持板と、支持板の所定の位置に前
記台車に向けて突設されたガイドピンと、台車に形成さ
れ、ガイドピンが挿入されることにより他方側の配管の
接続部を一方側の配管の接続部と対向する位置に位置決
めするガイド穴と、から成ることを特徴とする。
する為に、走行移動可能な台車側に配設され該台車の外
側にその接続部が配置された一方側の配管に、台車の外
側から他方側の配管を接続する配管の接続装置に於い
て、前記台車の外側に設置されると共に、前記一方側の
配管の接続部に向けて往復移動可能な支持台と、支持台
を所定の駆動力で往復移動させる移動装置と、支持台に
その一端部が球面軸受を介して首振り可能に支持された
アーム部材と、アーム部材の他端部に球面軸受を介して
首振り可能に支持されると共に、前記他方側の配管の接
続部が取付けられた支持板と、支持板の所定の位置に前
記台車に向けて突設されたガイドピンと、台車に形成さ
れ、ガイドピンが挿入されることにより他方側の配管の
接続部を一方側の配管の接続部と対向する位置に位置決
めするガイド穴と、から成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、支持台を移動装置によって台
車方向に移動させ、移動装置の所定の駆動力、即ち移動
装置からアーム部材、及び支持板を介して伝達される接
続に適した押圧力で、他方側の配管の接続部を一方側の
配管の接続部に接続する。これにより、接続時の荷重を
増大させることなく、接続部同士を接続することができ
る。
車方向に移動させ、移動装置の所定の駆動力、即ち移動
装置からアーム部材、及び支持板を介して伝達される接
続に適した押圧力で、他方側の配管の接続部を一方側の
配管の接続部に接続する。これにより、接続時の荷重を
増大させることなく、接続部同士を接続することができ
る。
【0007】また、接続時に、一方側の配管の接続部に
対して他方側の配管の接続部の芯がずれしている場合、
支持台の移動でガイドピンがガイド穴に案内されながら
挿入されることにより、支持板がアーム部材によって首
振りする。これにより、他方側の配管の接続部が一方側
の配管の接続部と対向する位置に移動する。従って、接
続部の芯がずれている場合でも、自動でその芯ずれを矯
正することができるので、配管同士の接続を自動で行う
ことができる。
対して他方側の配管の接続部の芯がずれしている場合、
支持台の移動でガイドピンがガイド穴に案内されながら
挿入されることにより、支持板がアーム部材によって首
振りする。これにより、他方側の配管の接続部が一方側
の配管の接続部と対向する位置に移動する。従って、接
続部の芯がずれている場合でも、自動でその芯ずれを矯
正することができるので、配管同士の接続を自動で行う
ことができる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る配管の接
続装置の好ましい実施例について詳説する。図1には本
発明の第1実施例に係る配管の接続装置10を用いて、
反応槽12側の配管14、16と図示しない操作基地側
の配管18、20とを接続する状態が示されている。
続装置の好ましい実施例について詳説する。図1には本
発明の第1実施例に係る配管の接続装置10を用いて、
反応槽12側の配管14、16と図示しない操作基地側
の配管18、20とを接続する状態が示されている。
【0009】前記反応槽12は移動台車22に積載さ
れ、この移動台車22は各操作基地に向けて配設された
レール24に沿って走行移動可能に設けられる。また、
反応槽12は、容器26とジャケット28とを有し、容
器26の周囲にジャケット28が装着されて構成されて
いる。このジャケット28には、温水を供給する前記配
管14、及び熱交換された前記温水の戻り管である前記
配管16が取付けられる。前記配管14、16の接続部
(以下、カプラーという)14A、16Bは、反応槽の
外周面に固着されたプレート30の同一面上に設けられ
ている。また、前記プレート30の上部には、後述する
ガイドピン32が挿入されるガイド穴34が形成され
る。
れ、この移動台車22は各操作基地に向けて配設された
レール24に沿って走行移動可能に設けられる。また、
反応槽12は、容器26とジャケット28とを有し、容
器26の周囲にジャケット28が装着されて構成されて
いる。このジャケット28には、温水を供給する前記配
管14、及び熱交換された前記温水の戻り管である前記
配管16が取付けられる。前記配管14、16の接続部
(以下、カプラーという)14A、16Bは、反応槽の
外周面に固着されたプレート30の同一面上に設けられ
ている。また、前記プレート30の上部には、後述する
ガイドピン32が挿入されるガイド穴34が形成され
る。
【0010】前記配管の接続装置10は支持台36、ア
クチェータ38、首振りシャフト40及び支持板42と
を有し、前記支持台36が基台44上に前記反応槽12
に向けて配設されたレール46に沿って往復移動可能に
設けられる。また、支持台36の図中右側には前記アク
チェータ38のロッド部48の先端が取付けられてい
る。これより、支持台36はアクチェータ38のロッド
部48を伸縮することにより、レール46上を往復移動
することができる。尚、アクチェータ38のロッド部4
8の駆動力は、配管14、16と配管18、20との接
続に適した押圧力で予め調整されている。
クチェータ38、首振りシャフト40及び支持板42と
を有し、前記支持台36が基台44上に前記反応槽12
に向けて配設されたレール46に沿って往復移動可能に
設けられる。また、支持台36の図中右側には前記アク
チェータ38のロッド部48の先端が取付けられてい
る。これより、支持台36はアクチェータ38のロッド
部48を伸縮することにより、レール46上を往復移動
することができる。尚、アクチェータ38のロッド部4
8の駆動力は、配管14、16と配管18、20との接
続に適した押圧力で予め調整されている。
【0011】前記首振りシャフト40は、その右端部が
球面軸受50を介して支持台36に装着されており、そ
の左端部には球面軸受52を介して前記支持板42が装
着されている。これにより、支持板42は、首振りシャ
フト40を介して支持台38に首振り可能に取付けられ
る。また、支持板42は支持台36のテーブル54の先
端部54aに取付けられたスプリングプランジャー56
上に支持されている。このスプリングプランジャー56
は、図示しないスプリングが内設されて支持板42の重
量を支えているが、その重量以上の力を支持板42に負
荷するとによりスプリングが収縮して支持板42を下方
に移動させることができる。
球面軸受50を介して支持台36に装着されており、そ
の左端部には球面軸受52を介して前記支持板42が装
着されている。これにより、支持板42は、首振りシャ
フト40を介して支持台38に首振り可能に取付けられ
る。また、支持板42は支持台36のテーブル54の先
端部54aに取付けられたスプリングプランジャー56
上に支持されている。このスプリングプランジャー56
は、図示しないスプリングが内設されて支持板42の重
量を支えているが、その重量以上の力を支持板42に負
荷するとによりスプリングが収縮して支持板42を下方
に移動させることができる。
【0012】前記支持板42には配管18、20のカプ
ラー18A、20Aが同一面上に取付けられる。また、
前述したガイドピン32が支持板42に対し直角に突設
して固着されている。尚、カプラー18A、20Aとガ
イドピン32は、それらの支持板42に対する座標位置
が、移動槽12側の配管14、16のカプラー14A、
16Aとガイド穴34のプレート30に対する座標位置
と一致する位置に予め設けられている。
ラー18A、20Aが同一面上に取付けられる。また、
前述したガイドピン32が支持板42に対し直角に突設
して固着されている。尚、カプラー18A、20Aとガ
イドピン32は、それらの支持板42に対する座標位置
が、移動槽12側の配管14、16のカプラー14A、
16Aとガイド穴34のプレート30に対する座標位置
と一致する位置に予め設けられている。
【0013】次に、前記の如く構成された配管の接続装
置10を用いて配管を接続する作用について説明する。
先ず、反応槽12を接続装置10の手前で停止させる。
次に、接続装置10の支持台36をアクチェータ38の
ロッド部48を伸長して反応槽12方向に移動させ、ロ
ッド部48の駆動力、即ち支持台36から首振りシャフ
ト40、及び支持板42を介して伝達される接続に適し
た押圧力で、配管18、20のカプラー18A、20A
を反応槽12側の配管14、16のカプラー14A、1
6Aに接続する。これにより、接続時の荷重を増大させ
ることなく、接続部同士を接続することができる。
置10を用いて配管を接続する作用について説明する。
先ず、反応槽12を接続装置10の手前で停止させる。
次に、接続装置10の支持台36をアクチェータ38の
ロッド部48を伸長して反応槽12方向に移動させ、ロ
ッド部48の駆動力、即ち支持台36から首振りシャフ
ト40、及び支持板42を介して伝達される接続に適し
た押圧力で、配管18、20のカプラー18A、20A
を反応槽12側の配管14、16のカプラー14A、1
6Aに接続する。これにより、接続時の荷重を増大させ
ることなく、接続部同士を接続することができる。
【0014】次に、接続時に、配管14、16のカプラ
ー14A、16Aに対して配管18、20のカプラー1
8A、20Aの芯がずれている場合について図2を参照
しながら説明する。先ず、前述した手順で支持台36を
反応槽12方向に移動させると、支持台36の移動でガ
イドピン32がガイド穴34に案内されながら挿入され
る。これにより、支持板42が首振りシャフト40によ
って首振りして支持台36の移動に伴って平行移動し、
カプラー18A、20Aがカプラー14A、16Aと対
向する位置に移動する。従って、各カプラーの芯がずれ
ている場合でも、自動でその芯ずれを矯正することがで
きるので、配管同士の接続を自動で行うことができる。
ー14A、16Aに対して配管18、20のカプラー1
8A、20Aの芯がずれている場合について図2を参照
しながら説明する。先ず、前述した手順で支持台36を
反応槽12方向に移動させると、支持台36の移動でガ
イドピン32がガイド穴34に案内されながら挿入され
る。これにより、支持板42が首振りシャフト40によ
って首振りして支持台36の移動に伴って平行移動し、
カプラー18A、20Aがカプラー14A、16Aと対
向する位置に移動する。従って、各カプラーの芯がずれ
ている場合でも、自動でその芯ずれを矯正することがで
きるので、配管同士の接続を自動で行うことができる。
【0015】このように、本実施例では、移動槽12の
停止位置の精度、及び接続装置10の設置精度を向上さ
せることなく配管のカプラー同士を容易に接続すること
ができる。図3には、本発明の第2実施例に係る配管の
接続装置58の断面図が示されてており、図1に示した
第1実施例と同一若しくは類似の部材については同一の
符号を付している。
停止位置の精度、及び接続装置10の設置精度を向上さ
せることなく配管のカプラー同士を容易に接続すること
ができる。図3には、本発明の第2実施例に係る配管の
接続装置58の断面図が示されてており、図1に示した
第1実施例と同一若しくは類似の部材については同一の
符号を付している。
【0016】第2実施例によれば、首振りシャフト40
の外周部に断面台形状の雄のテーパ筒60が装着され、
このテーパ筒60が弾性体で形成されたOリング62を
介して雌のテーパ筒64に装着される。この雌のテーパ
筒64の基端部は、支持台36に固着されている。従っ
て、支持板42は、第1実施例と同様に首振りシャフト
40を介して支持台36に首振り可能に取付けられる。
の外周部に断面台形状の雄のテーパ筒60が装着され、
このテーパ筒60が弾性体で形成されたOリング62を
介して雌のテーパ筒64に装着される。この雌のテーパ
筒64の基端部は、支持台36に固着されている。従っ
て、支持板42は、第1実施例と同様に首振りシャフト
40を介して支持台36に首振り可能に取付けられる。
【0017】また、移動槽12側のガイド穴34Aがプ
レート30の略中央部に形成されると共に、ガイドピン
32Aが首振りシャフト40の左端部に取付けられてい
る。これにより、第2実施例では、第1実施例の配管の
接続装置10と比較して支持板42がコンパクト化され
ている。更に、アクチェータ38が基台44に並設配置
され、ロッド部48の先端がテーブル54に固着された
ガイド板66に取付けられている。
レート30の略中央部に形成されると共に、ガイドピン
32Aが首振りシャフト40の左端部に取付けられてい
る。これにより、第2実施例では、第1実施例の配管の
接続装置10と比較して支持板42がコンパクト化され
ている。更に、アクチェータ38が基台44に並設配置
され、ロッド部48の先端がテーブル54に固着された
ガイド板66に取付けられている。
【0018】このように構成された配管の接続装置58
によれば、接続時に、配管14、16のカプラー14
A、16Aに対して配管18、20のカプラー18A、
20Aの芯がずれていても、支持台36を反応槽12方
向に移動させると、支持台36の移動でガイドピン32
Aがガイド穴34Aに案内されながら挿入される。これ
により、支持板42が首振りシャフト40、Oリング6
2によって首振りして支持台36の移動に伴って平行移
動し、カプラー18A、20Aがカプラー14A、16
Aと対向する位置に移動する。従って、第1実施例と同
様に、接続部の芯がずれている場合でも、自動でその芯
ずれを矯正することができるので、配管同士の接続を自
動で行うことができる。
によれば、接続時に、配管14、16のカプラー14
A、16Aに対して配管18、20のカプラー18A、
20Aの芯がずれていても、支持台36を反応槽12方
向に移動させると、支持台36の移動でガイドピン32
Aがガイド穴34Aに案内されながら挿入される。これ
により、支持板42が首振りシャフト40、Oリング6
2によって首振りして支持台36の移動に伴って平行移
動し、カプラー18A、20Aがカプラー14A、16
Aと対向する位置に移動する。従って、第1実施例と同
様に、接続部の芯がずれている場合でも、自動でその芯
ずれを矯正することができるので、配管同士の接続を自
動で行うことができる。
【0019】尚、本実施例では、2本の各配管を接続す
る実施例について説明したが、図4に示すプレート30
にサイズの異なる多数本の配管のカプラー68、68…
を配置させ、そして図3に示した支持板42に、前記カ
プラー68、68…と対応した配管のカプラーを配置さ
せることにより、多数本の配管の接続を自動で行うこと
ができる。
る実施例について説明したが、図4に示すプレート30
にサイズの異なる多数本の配管のカプラー68、68…
を配置させ、そして図3に示した支持板42に、前記カ
プラー68、68…と対応した配管のカプラーを配置さ
せることにより、多数本の配管の接続を自動で行うこと
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る配管
の接続装置によれば、支持台を移動装置によって台車方
向に移動させ、移動装置の所定の駆動力で、他方側の配
管の接続部を一方側の配管の接続部に接続する。これに
より、接続時の荷重を増大させることなく、接続部同士
を接続することができる。
の接続装置によれば、支持台を移動装置によって台車方
向に移動させ、移動装置の所定の駆動力で、他方側の配
管の接続部を一方側の配管の接続部に接続する。これに
より、接続時の荷重を増大させることなく、接続部同士
を接続することができる。
【0021】また、接続時に、一方側の配管の接続部に
対して他方側の配管の接続部の芯がずれしている場合で
も、支持台の移動でガイドピンがガイド穴に案内されな
がら挿入されることにより、支持板がアーム部材によっ
て首振りし、他方側の配管の接続部が一方側の配管の接
続部と対向する位置に移動するので、接続部の芯がずれ
ている場合でも、自動でその芯ずれを矯正することがで
きる。従って、配管同士の接続を自動で行うことができ
る。
対して他方側の配管の接続部の芯がずれしている場合で
も、支持台の移動でガイドピンがガイド穴に案内されな
がら挿入されることにより、支持板がアーム部材によっ
て首振りし、他方側の配管の接続部が一方側の配管の接
続部と対向する位置に移動するので、接続部の芯がずれ
ている場合でも、自動でその芯ずれを矯正することがで
きる。従って、配管同士の接続を自動で行うことができ
る。
【図1】本発明に係る配管の接続装置の第1実施例を示
す正面図
す正面図
【図2】本発明に係る配管の接続装置の首振り状態を示
す要部拡大図
す要部拡大図
【図3】本発明に係る配管の接続装置の第2実施例を示
す断面図
す断面図
【図4】配管の接続部が配置されたプレートの実施例を
示す正面図
示す正面図
10、58…配管の接続装置 12…移動槽 14、16、18、20…配管 14A、16A、18A、20A…カプラー 32、32A…ガイドピン 34、34A…ガイド穴 36…支持台 38…アクチェータ 40…首振りシャフト 42…支持板 56…スプリングプランジャー 62…Oリング
Claims (1)
- 【請求項1】 走行移動可能な台車側に配設され該台車
の外側にその接続部が配置された一方側の配管に、台車
の外側から他方側の配管を接続する配管の接続装置に於
いて、 前記台車の外側に設置されると共に、前記一方側の配管
の接続部に向けて往復移動可能な支持台と、 支持台を所定の駆動力で往復移動させる移動装置と、 支持台にその一端部が球面軸受を介して首振り可能に支
持されたアーム部材と、 アーム部材の他端部に球面軸受を介して首振り可能に支
持されると共に、前記他方側の配管の接続部が取付けら
れた支持板と、 支持板の所定の位置に前記台車に向けて突設されたガイ
ドピンと、 台車に形成され、ガイドピンが挿入されることにより他
方側の配管の接続部を一方側の配管の接続部と対向する
位置に位置決めするガイド穴と、 から成ることを特徴とする配管の接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3357625A JP2591394B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 配管の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3357625A JP2591394B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 配管の接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05180382A JPH05180382A (ja) | 1993-07-20 |
JP2591394B2 true JP2591394B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=18455081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3357625A Expired - Fee Related JP2591394B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 配管の接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
JP3274260B2 (ja) * | 1993-10-29 | 2002-04-15 | 富士写真フイルム株式会社 | 溶液供給配管自動切替装置 |
JP4645381B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2011-03-09 | 横浜ゴム株式会社 | ホイール付きタイヤの試験装置及び試験方法 |
JP6638457B2 (ja) * | 2016-02-18 | 2020-01-29 | 株式会社デンソー | 搬送装置 |
JP2018066443A (ja) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | Tmtマシナリー株式会社 | カップリング装置及び紡糸引取設備 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP3357625A patent/JP2591394B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH05180382A (ja) | 1993-07-20 |
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