JP2530561Y2 - シールスイッチ - Google Patents

シールスイッチ

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JP2530561Y2
JP2530561Y2 JP1990067434U JP6743490U JP2530561Y2 JP 2530561 Y2 JP2530561 Y2 JP 2530561Y2 JP 1990067434 U JP1990067434 U JP 1990067434U JP 6743490 U JP6743490 U JP 6743490U JP 2530561 Y2 JP2530561 Y2 JP 2530561Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
elastic material
fitting portion
sealing
seal switch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990067434U
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JPH0425123U (ja
Inventor
秀高 森
康成 武富
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ボディとカバーとの嵌合部をシールするシ
ールスイッチに関するものである。
[従来の技術] 第6図に示すスイッチは、ケースとボディ1とこのボ
ディ1に嵌合されるカバー2とからなり、一端がボディ
1に固定された可動ばね3の他端に可動接点4を固着し
てあり、カバー2の上面から進退自在に取り付けられた
押釦5で中央部を押圧した際の可動ばね3のスナップア
クションにより、可動接点4の上下に配設された固定接
点6との接触開離を行うマイクロスイッチである。この
マイクロスイッチでは、押釦5にカバー2との隙間を覆
う防水ゴム8を取り付けて防水を図ってあり、またボデ
ィ1とカバー2との嵌合部(第6図(a))の斜線図で
示す)をビームにより溶融して接合して封止する構造と
なっている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上述のマイクロスイッチのようにボディ1
とカバー2との嵌合部をビームにより溶融して封止する
と、ボディ1及びカバー2の成形材料に混入されたガラ
ス繊維等のために、接合部が極めて見苦しくなり、商品
価値を大きく損なうという問題があった。しかも、接合
前のボディ1とカバー2との隙間の大きさによっては、
充分な接合を行えず、シール性が低下するという問題も
あった。
本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、ボディとカバーとの嵌合部を見映
え良く接合でき、且つ充分なシール性が得られるシール
スイッチを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は、弾性材13とし
てエラストマーを用いるもので、予め2重成形によりボ
ディ1に一体に固着されているガラス繊維が混入されて
いない低融点の弾性材13を溶融することで封止される嵌
合部を、ボディ1とカバー2との間に形成することによ
り、ボディ1とカバー2との嵌合部を封止するための接
着剤を、別部材としてわざわざ使用する必要がなくコス
ト的にも安価であり、しかも弾性材13としてのエラスト
マーを熱溶融し、その後、これを冷却して硬化すること
により、ボディ1とカバー2との嵌合部における確実な
接着効果が得られ、溶融ポイントを小さくして充分なシ
ール性をそなえたシールスイッチが得られる。
[作用] 本考案は上述のように弾性材13としてエラストマーを
用いるもので、予め2重成形によりボディ1に一体に固
着されているガラス繊維が混入されていない低融点の弾
性材13を、ボディ1とカバー2との嵌合部に介在し、そ
の嵌合部を溶融された弾性材13により封止する。このよ
うにしてボディ1とカバー2との嵌合部を封止するため
の接着剤を、別部材としてわざわざ使用する必要がなく
安価であり、しかも弾性材13としてのエラストマーを熱
溶融し、その後、これを冷却して硬化することにより、
ボディ1とカバー2との嵌合部における確実な接着効果
が得られ、溶融ポイントを小さくして充分なシール性を
そなえたシールスイッチが得られる。
[実施例] 第1図及び第2図に本考案の一実施例を示す。本実施
例はマイクロスイッチに本考案を適用したもので、基本
構造は第6図のものと全く同じであり、本実施例の場合
には第2図に示すようにボディ1とカバー2との嵌合部
にガラス繊維が混入されていない低融点の弾性材(例え
ば、エラストマー)13を介在させる点が第6図のものと
異なる。なお、弾性材13としては、ボディ1にカバー2
を嵌合した際に隙間を無くすことができる材質のものを
選択することが必要である。
本実施例のシールスイッチで、ボディ1とカバー2の
嵌合部の封止を行う場合、弾性材13をビームで溶融して
ボディ1とカバー2との嵌合部の接合を行う。従って、
従来のようにボディ1及びカバー2の嵌合部を溶融して
封止を行う場合のように、成形材料に混入されたガラス
繊維等により封止部の見映えが悪くなるということがな
い。また、弾性材13としてはボディ1にカバー2を嵌合
した際に隙間を無くすことができる材質のものを選択す
れば、弾性材13でボディ1とカバー2との間の隙間を無
くすことができ、このため充分な封止を行える。さら
に、弾性材13を溶融するようにすると、ビームのエネル
ギも少なくて済み、しかも自動化が容易でコストの低減
が図れる。
また、弾性材13としてはエラストマーを用いるもの
で、予め2重成形によりボディ1に一体に固着されてい
るガラス繊維が混入されていない低融点の弾性材13を、
ボディ1とカバー2との嵌合部に介在し、その嵌合部を
溶融された弾性材13により封止する。このようにしてボ
ディ1とカバー2との嵌合部を封止するための接着剤
を、別部材としてわざわざ使用する必要がなく安価なシ
ールスイッチが得られる。
しかも、弾性材13としてのエラストマーを熱溶融し、
その後、これを冷却して硬化することにより、ボディ1
とカバー2との嵌合部における確実な接着効果が得ら
れ、溶融ポイントを小さくして充分なシール性をそなえ
シールスイッチが得られる。
ところで、この種のマイクロスイッチでは用途に応じ
て使用者側で容易に防滴型とすることが望まれている。
ところが、従来のこの種のマイクロスイッチを防滴型と
する場合には、リード線10を端子9に半田付けした状態
で、第7図に示すようにボディ1にスカート状のシール
カバー11を取り付け、このシールカバー11の内部にシー
ル剤12を流し込んで封止していたため、相当にコストが
高く付く上、使用者側で防滴型とすることはできないも
のであった。そこで、これを解決する方法として、第8
図に示す防塵型のマイクロスイッチのように、リード線
10の結線部にチューブ14を被せることが考えられる。し
かし、この方法ではチューブ14と端子9との間に隙間が
でき、水滴に対する充分な保護効果は期待できない。
上述の点を解決する方法として、第3図に示すよう
に、端子9の下端部に成形材料からなる円盤状の突条部
15を一体形成し、第4図に示すように上記突条部15まで
チューブ14を被せるようにすると、チューブ14と端子9
との間に生じる隙間を無くすことができ、使用者側で容
易に防滴型とすることができるようになる。なお、ここ
でチューブ14として熱収縮するものを使用すると、さら
に良好な防滴効果を期待できる。
また、第5図に示すように、ボディ1の端子9の植設
部の外周に円形の凹所16を形成すると共に、端子9の植
設部の外周に突条17を周設しても、端子9に突条部15を
形成した場合と同様にチューブ14を被せて防滴型とする
ことができる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、予め2重成形によりボディに
一体に固着されているガラス繊維が混入されていない低
融点の弾性材を溶融することで封止される嵌合部を、ボ
ディとカバーとの間に形成した構成により、例えばビー
ムで弾性材を溶融する場合のエネルギーを少なくでき、
このためボディやカバーへの影響が少なくなって、封止
部の見映えが悪くなることがない利点がある。
また、ボディとカバーとの嵌合部を封止するための接
着剤を、別部材としてわざわざ使用する必要がなく安価
であり、しかも、弾性材としてエラストマーを熱溶融
し、その後、これを冷却硬化することにより確実な接着
効果が得られ、弾性材が介在されているボディとカバー
との隙間が大きくてもその弾性材により隙間を無くすこ
とができ、溶融ポイントを小さくして充分なシール性を
そなえたシールスイッチが得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は同上
の要部の拡大断面図、第3図(a)〜(c)は同上を防
滴型とするための構造を示す正面図、部分側面図及び底
面図、第4図は同上にリード線を結線した場合の説明
図、第5図は同上を防滴型とするための別の構造を示す
部分断面図、第6図(a),(b)は従来例の構造を示
す正面図及び断面図、第7図は同上を防滴型とした場合
の断面図、第8図は同上を防塵型とした場合の正面図で
ある。 1はボディ、2はカバー、13は弾性材である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディと、このボディに嵌合被着されるカ
    バーとでケースが構成されるシールスイッチにおいて、
    予め2重成形により前記ボディに一体に固着されている
    ガラス繊維が混入されていない低融点の弾性材を溶融す
    ることで封止される嵌合部を、前記ボディと前記カバー
    との間に形成して成るシールスイッチ。
JP1990067434U 1990-06-26 1990-06-26 シールスイッチ Expired - Lifetime JP2530561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990067434U JP2530561Y2 (ja) 1990-06-26 1990-06-26 シールスイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0425123U JPH0425123U (ja) 1992-02-28
JP2530561Y2 true JP2530561Y2 (ja) 1997-03-26

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ID=31601005

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625427U (ja) * 1985-06-21 1987-01-13

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JPH0425123U (ja) 1992-02-28

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