JP2530460Y2 - 美粧用あかすり - Google Patents

美粧用あかすり

Info

Publication number
JP2530460Y2
JP2530460Y2 JP1990021225U JP2122590U JP2530460Y2 JP 2530460 Y2 JP2530460 Y2 JP 2530460Y2 JP 1990021225 U JP1990021225 U JP 1990021225U JP 2122590 U JP2122590 U JP 2122590U JP 2530460 Y2 JP2530460 Y2 JP 2530460Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silk cloth
rubbing
skin
folds
lining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990021225U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03112094U (ja
Inventor
恵一朗 吉田
Original Assignee
恵一朗 吉田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 恵一朗 吉田 filed Critical 恵一朗 吉田
Priority to JP1990021225U priority Critical patent/JP2530460Y2/ja
Publication of JPH03112094U publication Critical patent/JPH03112094U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2530460Y2 publication Critical patent/JP2530460Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Massaging Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、顔とか頸部或いは手などの肌をソフトにき
め細かくみがいたり摩擦したりするのに有効な絹布をあ
かすり表面材として使用する美粧用あかすりに関し、特
にその絹布として襞付き絹布を用いることによつてソフ
トなタツチの肌みがきを更に一層ソフトなものにできる
ようにすると共に絹布の耐摩耗性を増進させてあかすり
自体の寿命を延ばせるようにしたものに係る。
従来技術 顔などの肌をキメ細かく繊細にみがいたり摩擦したり
するための美粧用あかすりとしては従来、あかすり本体
表面の、顔の肌などに直接当接すべきあかすり表面材と
してその本体表面に絹布が緊張状に添設されたものが使
われていた。
考案が解決しようとする課題 しかし絹布をあかすり表面材として使用すると、肌に
対するタツチは柔らかくて肌を荒らすことなく、肌のキ
メ細やかなみがきには好適であるが、絹布の摩耗度が大
きくて耐久性に欠けるという欠点がある。そこで耐久性
もあつて絹布独得の肌ざわりのよさも失わないあかすり
表面材を考究した結果として得られたものが本考案であ
る。
課題を解決するための手段及びその作用 本考案は、絹布(2)とその裏地としての細目綿ネツ
ト地(6)を重ねたものについて適宜数の段に区分しつ
つ襞(1)寄せ縫いをしたものをあかすり表面材として
設けた表面層材(3)に、裏面層材(9)を重ねたうえ
で、それら両層材の周縁部を指挿入口(8)となるべき
部分を除いて縫い合わせ、それら両層材間に数本の指が
挿入できる袋状のものとした美粧用あかすりである。
このような美粧用あかすりで顔などの肌をこするとき
は、絹布(2)の襞(1)部が肌に直接触れると共に襞
(1)部が適当に凹んだり彎曲したりして泡立ちよくか
つこすり易くなるのは勿論、肌とあかすり表面材間の当
りの強さとか摩擦の度合などを適当に緩衝するようにな
つて、より一層ソフトなタツチでの肌みがきができるよ
うになると同時に、絹布(2)自体の摩耗もその緩衝分
だけ逓減されるようになるものである。そしてその襞
(1)のある分だけ絹布(2)自体の総面積が広くなる
と共に、絹布の指先で肌面へ押付けられる部分が一定し
難くなることからも絹布の部分的すりきれ事故などがよ
り一層逓減されるようになる。
また、本考案の襞(1)部は、絹布(2)にその裏地
としての細目綿ネツト地(6)が重ねられたもので構成
されているので、絹布だけから構成されている襞に較べ
て格段に腰とか弾力の強いものとなり、従つて、手の指
先を使つてその襞部を肌に当てて肌みがき操作をすると
きに、その襞部の凹んだり彎曲する変形時の抵抗力も絹
布のみからなる襞に比して格段に強くなることから、ソ
フトなタツチであつて然も確実で効率的な指先による肌
みがき操作が可能となる。
絹布(2)とそれに細目綿ネツト地(6)を重ねたも
のに適当な幅及び数の襞(1)を設けるのは、シヤーリ
ングミシンなどの特殊ミシンを使えば甚だ容易に可能で
あることはいうまでもない。また、あかすり本体に対す
る襞(1)を設ける方向は縦方向、横方向、或いは斜方
向を問わず自由に選択してよいものである。
また、絹布(2)とその裏地としての細目綿ネツト地
(6)を重ねて襞(1)寄せ縫いをしたものはあかすり
本体の表裏両面に設けてもよいし、片面だけに設けるよ
うにしてよいことは勿論である。
実施例1 第1図、第2図及び第3図に示すように、あかすり表
面材としての絹布(2)とその裏地としての細目面ネツ
ト地(6)を重ねたものについて特殊ミシンを使つて横
列方向に略5段に区分しつつ襞(1)寄せ縫いをしたも
のの下面にクツシヨン材としての軟質ウレタンフオーム
板材(4)を重ね、更にその下面にそのクツシヨン材の
裏地としての細目綿ネツト地(5)を重ねたうえで、そ
の全体を略楕円形板体状に裁断してなる表面層材(3)
に対して、垢を強くこすり落すときなどに有用となるあ
かすり裏面材としての太目綿ネツト地(7)の上面にそ
の裏地としての細目綿ネツト地(6′)を重ね、またそ
の上面にクツシヨン材としての軟質ウレタンフオーム板
材(4′)を重ね、更にその上面にそのクツシヨン材の
裏地としての細目綿ネツト地(5′)を重ねたうえで、
その全体を同様に略楕円形板体状に裁断してなる裏面層
材(9)を下方に重ねて、指挿入口(8)となるべき部
分を除く周縁部を相互に縫い合せた構造の、略楕円形袋
状で第2図に示すごとく3本の指(10)を指挿入口
(8)部からそれら表面層材と裏面層材間に挿入して肌
みがき操作ができるようにされた美粧用あかすりであ
る。
この美粧用あかすりは、表面層材(3)の表面にあ
る、あかすり表面材としての襞(1)付き絹布(2)に
よつて前述したようにそれ自体の耐摩耗性、耐久性を格
段に増進させつつソフトなタツチでの繊細な肌みがきが
できるようになる一方で、裏面層材(9)の表面にあ
る、あかすり裏面材としての太目綿ネツト地(7)によ
つて泡立ちよく垢などを強くこすり落せるものとしても
兼用できるようにしたものである。
なお、絹布などの裏地として使用されている細目綿ネ
ツト地(5)(6)(5′)(6′)は、絹布の裏地と
されている細目綿ネツト地(6)についての前述の作用
効果のほかに、一般的に摩擦性が大きいので、絹布とク
ツシヨン材間、或いは操作する指先とクツシヨン材間の
滑りを逓減して指先による肌みがき操作をより繊細にコ
ントロールするのに効果的となる。
実施例2 第4図に示すのは、絹布(2)の襞(1)寄せ縫いを
縦列方向に区分しながら行つた点、4本の指(10)を指
挿入口(8)から表面層材(3)と裏面層材(9)の間
に挿入してあかすり操作ができるようにあかすり本体の
大きさを少し大型にした点、及びあかすり本体の平面形
状を略円形にした点、だけについて前述の実施例を変更
したものである。このように襞(1)の方向を変えたも
のも、前述したごとくその絹布(2)自体の耐摩耗性、
耐久性を増進させつつその絹布によるソフトなタツチで
のキメ細かい肌みがきが可能であることは勿論である。
考案の効果 以上に述べたところからも明らかなように本考案の美
粧用あかすりは、きわめてソフトなタツチでの繊細な肌
みがきを可能にする一方で、あかすり表面材としての絹
布の摩耗度を逓減させて耐久性を顕著に増進し、ひいて
は絹布を用いるあかすり自体の耐久性、寿命を延ばすの
に甚だ有用であり、かつ構造も簡易で製作も容易である
ので、あかすりの品質向上に果す効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の表面側からの斜視図、第2図
はその実施例の裏面側からの斜視図、第3図は第1図A
−A線断面図、第4図は本考案他の実施例の表面側から
の斜視図 (1)……襞、(2)……絹布、(3)……表面層材、
(4)(4′)……軟質ウレタンフオーム板材、(5)
(5′)(6)(6′)……細目綿ネツト地、(7)…
…太目綿ネツト地、(8)……指挿入口、(9)……裏
面層材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絹布(2)とその裏地としての細目綿ネツ
    ト地(6)を重ねたものについて適宜数の段に区分しつ
    つ襞(1)寄せ縫いをしたものをあかすり表面材として
    設けた表面層材(3)に、裏面層材(9)を重ねたうえ
    で、それら両層材の周縁部を指挿入口(8)となるべき
    部分を除いて縫い合わせ、それら両層材間に数本の指が
    挿入できる袋状のものとしたことを特徴とする美粧用あ
    かすり
JP1990021225U 1990-03-02 1990-03-02 美粧用あかすり Expired - Lifetime JP2530460Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990021225U JP2530460Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 美粧用あかすり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990021225U JP2530460Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 美粧用あかすり

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112094U JPH03112094U (ja) 1991-11-15
JP2530460Y2 true JP2530460Y2 (ja) 1997-03-26

Family

ID=31524280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990021225U Expired - Lifetime JP2530460Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 美粧用あかすり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2530460Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3538462B2 (ja) * 1994-09-27 2004-06-14 大和紡績株式会社 垢擦り面を備えた不織タオル

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0515821Y2 (ja) * 1988-04-15 1993-04-26
JPH049971U (ja) * 1990-05-14 1992-01-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03112094U (ja) 1991-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1988000015A1 (en) Cleansing puff
TWM306886U (en) Glove for baseball or softball
JP2530460Y2 (ja) 美粧用あかすり
JP2530615Y2 (ja) 美粧用あかすり
JPS6034209Y2 (ja)
JPH0625199Y2 (ja) 洗顔用あかすり
JP2633183B2 (ja) ハンドバッグ等袋物用の生地
TWM409792U (en) Structure of neck-supporting pillow
JP3033109U (ja) 垢すり具
JP3041763U (ja) ランドセルの背板
JP2003000510A (ja) ハンド式清掃具
JPS6033944Y2 (ja) 歯磨き具
JP2577692Y2 (ja) ハンドバッグ等袋物
JPS5835275Y2 (ja) スポ−ツ用手袋
JP3003665U (ja) 袋状垢擦り
JP2004194929A (ja) 背負い式バッグの背当て部材
JPH1118895A (ja) まくら
JP3032066U (ja) 側襠部を有する鞄
JPH0737657Y2 (ja) 野球用グラブ等の内皮
JP2006113619A5 (ja)
JPH0718765U (ja) ゴルフ用の手袋
JP2821677B2 (ja) クッション材付き野球用グラブの内皮
JPH0626615U (ja) 携帯用折り畳み座布団
JP2003113511A (ja) サポーター
JP3080529U (ja) リストレスト