JP2530009Y2 - ミラーの取付構造 - Google Patents

ミラーの取付構造

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JP2530009Y2
JP2530009Y2 JP1991044593U JP4459391U JP2530009Y2 JP 2530009 Y2 JP2530009 Y2 JP 2530009Y2 JP 1991044593 U JP1991044593 U JP 1991044593U JP 4459391 U JP4459391 U JP 4459391U JP 2530009 Y2 JP2530009 Y2 JP 2530009Y2
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JP
Japan
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mirror
cabinet
recess
present
counter
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JP1991044593U
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JPH04128638U (ja
Inventor
幸正 池田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は化粧キャビネット,洗
面化粧キャビネット等におけるミラーの取付構造に関す
る。
【0002】 [考案の背景]化粧キャビネット,洗面キャビネット等
においては、一般にミラーの上部に照明器具やアッパー
キャビネット等がミラーと接する状態で設けられ、或い
はミラーの下部にカウンターがミラーと接する状態で設
けられる。
【0003】これら化粧キャビネットや洗面化粧キャビ
ネット等は、従来その高さが固定であり、従って現場に
おいてそれらを設置する際、上部に障害物があったりし
たとき設置に支障を来すことがあり、或いは上部に隙間
があってこれを隠したい場合においてもそれを成すこと
ができないといった不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案のミラー取付構造
はこのような課題を解決するために案出されたものであ
り、その要旨は、ミラーに接してその上部に配置され
、該ミラーとは分離独立した上部部材としての照明器
具若しくはアッパーキャビネットの裏面側下部に、上下
方向に所定の深さを有する下向きの凹所を形成し、又は
該ミラーに接してその下部に配置される、該ミラーとは
分離独立した下部部材としてのカウンターのバックガー
ド部の裏面側上部に、上下方向に所定の深さを有する上
向きの凹所を形成し、該ミラー及びそれら上部部材とし
ての照明器具若しくはアッパーキャビネットをそれぞれ
後方の壁に固定して支持させるようになすとともに、該
ミラーの上端部又は下端部を前記凹所内に入り込ませた
状態に該ミラーを取り付けるようになしたことにある。
【0005】 [作用及び考案の効果]このように本考案はミラーの上
端部又は下端部を、ミラーの上部に配置される照明器具
やアッパーキャビネット又はミラー下部のカウンターの
バックガード部に形成した凹所内に入り込ませる状態に
かかるミラーを取り付けるようにしたもので、本考案の
ミラー取付構造を採用することにより化粧キャビネッ
ト,洗面化粧キャビネット等の高さを現場において調節
することが可能となる。
【0006】即ち本考案においては、ミラー及びその上
部部材としての照明器具若しくはアッパーキャビネッ
ト,下部部材としてのカウンターのバックガード部がそ
れぞれ独立した形態をなしており、且つミラー及び照明
器具若しくはアッパーキャビネットはそれぞれが壁に固
定されることから、照明器具若しくはアッパーキャビネ
ット又はカウンターのバックガード部の凹所へのミラー
上端部又は下端部の挿入量を調節した状態でそれぞれを
取付固定することが可能であり、そしてその挿入量を調
節することで、ミラーと照明器具若しくはアッパーキャ
ビネット又はカウンターとの間に外観上の隙間を生ぜし
めることなく、照明器具若しくはアッパーキャビネット
又はミラーと照明器具若しくはアッパーキャビネット
取付高さを調節することが可能であり、そしてそれらの
高さを調節することで化粧キャビネット,洗面化粧キャ
ビネット等の全高を調節することができる。
【0007】従って本考案によれば工場生産したキャ
ビネットを現場に搬入して設置・施工作業を行う際、上
部に障害物があったときその高さを低くすることで設置
を良好に行うことができ、また上部に望ましくない隙間
等があるときキャビネットの高さを高くすることでこ
れを隠すことが可能となり、キャビネット設置状態の外
観を美しく、すっきりとしたものにできる。また本考案
によれば、ミラーの上端部又は下端部が上記凹所内に入
り込んだ状態となるため、ミラーを壁に固定するビス等
がゆるんだ場合であってもミラーが容易には外れない利
点が得られる。
【0008】尚本考案においては、照明器具若しくはア
ッパーキャビネット又はカウンターバックガード部の一
方にのみ下向き又は上向きの凹所を形成して、そこにミ
ラー の上端部又は下端部の一方のみを入り込ませるよう
にすることができるが、照明器具若しくはアッパーキャ
ビネットとカウンターバックガード部との何れにも凹部
を形成して、そこにミラーの上端部及び下端部を入り込
ませるようになすことができる。 このようにした場合、
上記の効果が一層高まる利点が得られる。
【0009】
【実施例】次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は洗面化粧キャビネット
であって上部に化粧キャビネット12を、下部に洗面キ
ャビネット14を有している。洗面キャビネット14
は、カウンター16,洗面器18,ベースキャビネット
20を備えている。
【0010】化粧キャビネット12は、主ミラー22と
サイドミラー24とを備えており、その上部に外観上接
する状態で照明器具26が設けられている。
【0011】サイドミラー24は図2(C)に示してい
るように取付壁面28に接する状態で壁面28に固定さ
れており、また主ミラー22は壁面28から僅かに浮き
上がる状態で配置され、その両側端部がサイドミラー2
4と重なり合う状態で壁面28に固定されている。尚主
ミラー22の裏面側の空間には、防曇ヒータ30が収容
されている。
【0012】照明器具26は、図2(B)に示している
ように、本体ケーシング32の両側端部がサイドカバー
34の内部に嵌り込む形態を成しており、サイドカバー
34に対する本体ケーシング32の飲込量の調節によっ
て全体の長さが調節可能とされている。尚この照明器具
26は、図2(A)に示しているように壁面28に直接
固定されている。
【0013】照明器具26の裏面側下部には下向きに開
口する凹所36が形成されており、この凹所36内に上
記主ミラー22及びサイドミラー24の各上端部が嵌り
込んでいる。
【0014】本例の洗面化粧キャビネット10において
は、主ミラー22とサイドミラー24とが左右方向に一
部重なり合い、またそれら主ミラー22及びサイドミラ
ー24と照明器具26とが上下に一部重なり合う構造を
成している。
【0015】従ってそれらの左右方向の重なり量を調節
することで化粧キャビネット12の左右方向の幅を調節
することが可能であり、また上下方向の重なり量を調節
することによって、即ち照明器具26の裏面側下部の凹
所36内へのミラー22,24の挿入量を調節すること
によって、ミラー22,24と照明器具26との間に外
観上の隙間を生ぜしめることなく照明器具26の設置高
さを調節することが可能である。
【0016】それ故工場生産した洗面化粧キャビネット
10を現場に搬入して設置する際に、現場の設置空間の
状況に応じて適正に設置することができ、洗面化粧キャ
ビネット10の設置状態を良好なものとすることができ
る。
【0017】尚ミラーの取付構造を上記構造とすること
により、防曇ヒータ30を主ミラー22の裏面側に生じ
た空間内に納めることができる利点が生ずる。
【0018】図3は本考案の他の実施例を示したもの
で、この例では化粧キャビネット37のミラーが一枚の
ミラー38から成っており、そのミラー38の上端部が
上記実施例と同様の構成から成る照明器具26の裏面側
下部に形成された凹所39内に入り込んでいる。
【0019】従って本例においても、凹所39へのミラ
ー38上端部の挿入量を調節することで照明器具26の
設置高さ、即ち化粧キャビネット37の高さを調節する
ことが可能である。
【0020】図4は本考案の更に他の実施例を示したも
ので、この例の化粧キャビネット40の場合上部部材と
してアッパーキャビネット42が設けられている。
【0021】尚このアッパーキャビネット42の内部に
照明器具を設け、この照明器具からの光をアッパーキャ
ビネットの下面に形成した開口,スリット等から下方に
照射するようにすることも可能である。
【0022】本例においては、アッパーキャビネット4
2の裏面側下部に下向きの凹所44が形成されており、
この凹所44内にミラー22,24の上端部が入り込ん
でいる。
【0023】従って本例においてもこの凹所44内への
ミラー22,24の挿入量を調節することで、化粧キャ
ビネット40の設置高さを調節することが可能である。
尚、上記照明器具26若しくはアッパーキャビネット4
2における凹所36若しくは44は、照明器具26若し
くはアッパーキャビネット42の裏面に切欠きを入れる
か又はスペーサを付けることによって形成することがで
きる。
【0024】以上は上部部材としての照明器具26若し
くはアッパーキャビネット42の側に凹所を形成してそ
こにミラーの上端部を入り込ませるようにした例である
が、本考案においては下部部材としてのカウンターのバ
ックガードガード部に凹所を形成してそこにミラーの下
端部を入り込ませるようにすることもできる。
【0025】図5はその例を示したもので、カウンター
16のバックガード部46の裏面側上部に上向きの凹所
48が形成され、そこにミラー22,24の下端部が入
り込んでいる。
【0026】このようにすればミラー22,24の設置
高さを調節することが可能となり、上記実施例と組み合
わせることによって洗面化粧キャビネットにおける上下
調節量を多くすることができる。ここでバックガード部
46における凹所48は、カウンターバックガード部の
成形時若しくはその後の加工によって形成することがで
きる。
【0027】以上本考案の実施例を詳述したが、これは
あくまで一例示であり、本考案はその主旨を逸脱しない
範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加え
た形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるミラー取付構造を含む
洗面化粧キャビネットの一部切欠正面図である。
【図2】図1におけるミラーと照明器具との組付状態及
び照明器具の構造を示す説明図である。
【図3】本考案の他の実施例の図である。
【図4】本考案の更に他の実施例の図である。
【図5】本考案の更に他の実施例の図である。
【符号の説明】
10 洗面化粧キャビネット 16 カウンター 22,24,38 ミラー 26 照明器具 36,39,44,48 凹所 42 アッパーキャビネット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラーに接してその上部に配置される
    該ミラーとは分離独立した上部部材としての照明器具若
    しくはアッパーキャビネットの裏面側下部に、上下方向
    に所定の深さを有する下向きの凹所を形成し、又は該ミ
    ラーに接してその下部に配置される、該ミラーとは分離
    独立した下部部材としてのカウンターのバックガード部
    の裏面側上部に、上下方向に所定の深さを有する上向き
    の凹所を形成し、該ミラー及びそれら上部部材としての
    照明器具若しくはアッパーキャビネットをそれぞれ後方
    の壁に固定して支持させるようになすとともに、該ミラ
    ーの上端部又は下端部を前記凹所内に入り込ませた状態
    に該ミラーを取り付けるようになしたことを特徴とする
    ミラーの取付構造。
JP1991044593U 1991-05-17 1991-05-17 ミラーの取付構造 Expired - Lifetime JP2530009Y2 (ja)

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JP1991044593U JP2530009Y2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 ミラーの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH04128638U JPH04128638U (ja) 1992-11-24
JP2530009Y2 true JP2530009Y2 (ja) 1997-03-26

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ID=31924681

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS609694A (ja) * 1983-06-30 1985-01-18 フアナツク株式会社 工業用ロボツトの安全継手

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JPH04128638U (ja) 1992-11-24

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