JP2529935B2 - 弾性表面波フイルタ装置 - Google Patents

弾性表面波フイルタ装置

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JP2529935B2
JP2529935B2 JP59061818A JP6181884A JP2529935B2 JP 2529935 B2 JP2529935 B2 JP 2529935B2 JP 59061818 A JP59061818 A JP 59061818A JP 6181884 A JP6181884 A JP 6181884A JP 2529935 B2 JP2529935 B2 JP 2529935B2
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朋芳 八瀬
繁徳 前田
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H3/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators
    • H03H3/007Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks
    • H03H3/08Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks for the manufacture of resonators or networks using surface acoustic waves

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は弾性表面波フィルタ装置に係わり、特に入力
電極および出力電極を形成した圧電基板を精度よく効率
的にステム上に載置固定することのできる弾性表面波フ
ィルタ装置に関する。
[従来の技術的背景] 第1図は従来の弾性表面波フィルタ装置を示すもの
で、図において符号1はLi Ta O3、Li Nb O3、水晶、セ
ラミックス等からなる圧電基板を示している。
この圧電基板1の主面にはすだれ状に入力電極2およ
び出力電極3が形成されている。さらに圧電基板1には
反射波等を吸収するための吸音部材層4が形成されてお
り、前述した圧電基板1、入力電極2、出力電極3およ
び吸音部材層4により弾性表面波フィルタ素子5が形成
されている。この弾性表面波フィルタ素子5はステム6
のほぼ中央部に印刷塗布された接着部材層7を介して載
置固定されている。ステム6には第2図に示すように一
定の間隔をおいて複数の貫通口8が穿設されており、こ
の貫通孔8には絶縁部材層9を介して外部接続導線10が
貫通植設されている。この外部接続導線10の上端は、金
属細線11を介して入力電極2および出力電極4の端子に
電気的に接続されている。さらにステム6は弾性表面波
フィルタ素子5の保護および気密を保つため、シェル12
により電気溶接されている。
以上のように構成された弾性表面波フィルタ装置で
は、弾性表面波フィルタ素子5のステム6への固定は予
めステム6上にシリコン樹脂等を弾性表面波フィルタ素
子5の面積よりやや小さい面積に印刷塗布し、接着部材
層7を形成し、この接着部材層7上に弾性表面波フィル
タ素子5を載置し、接着剤樹脂の特性に応じた条件で加
熱硬化することにより行なわれる。
そしてこのような弾性表面波フィルタ装置では、次工
程のボンディング時における効率をあげるため、さらに
は電気的特性を向上するため弾性表面波フィルタ素子5
をステム6の所定位置へ取付け、また圧電基板1をステ
ム6に対して平行に固定する必要がある。
[背景技術の問題点] しかしながら、以上のように構成された弾性表面波フ
ィルタ装置では、ステム6上面にダバーツール、刷毛等
により接着剤を塗布し接着部材層7を形成するため、第
3図に示すように、ダバーツールのエッジ部にあたると
ころの厚みが厚くなり、接着部材層7を均一な厚さで形
成することができないという問題がある。
すなわち、このような接着部材層7上に圧電基板1を
載置し、接着部材層7を加熱硬化する場合には、第3図
に示すような、圧電基板1が外縁部においてのみ接着さ
れるいわゆるアイランド現象、あるいは第4図に示すよ
うに、圧電基板1が傾いて接着されるいわゆる、ななめ
マウント等の現象が発生し、圧電基板1のステム6への
接着強度および弾性表面波フィルタ装置の電気的特性が
悪化するという問題がある。
[発明の目的] 本発明はかかる従来の事情に対処してなされたもの
で、接着部材層の肉厚を一定にすることができるととも
に、圧電基板のステムへの取付け位置精度を向上するこ
とのできる弾性表面波フィルタ装置を提供しようとする
ものである。
[発明の概要] すなわち本発明の弾性表面波フィルタ装置は、圧電基
板の一主面に少なくとも入力電極と出力電極とが形成さ
れた弾性表面波フィルタ素子を有し、この弾性表面波フ
ィルタ素子の前記圧電基板の他の主面を、この他の主面
の面積より大きな領域を有するステム上に、接着部材層
を介して載置固定してなる弾性表面波フィルタ装置にお
いて、前記ステムの前記接着部材層側に、かつ、前記接
着部材層の外周縁近傍に沿って凹溝を形成し、さらに、
この凹溝に囲まれる位置に、この凹溝よりも深さの浅い
凹溝を複数形成したことを特徴とする。
[発明の実施例] 以下本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
第5図は本発明の弾性表面波フィルタ装置の一実施例
のステム13上面を示すもので、この実施例ではステム13
の接着部材層14の外周縁となる部位に沿って予めV字形
状の凹溝15が形成されている。この凹溝15はその深さを
接着部材層14の厚みの例えば3〜33倍とされている。す
なわち、例えば接着部材層14の肉厚を15〜30μmとする
と、凹溝15の深さは100〜500μmに成形加工される。さ
らにこの凹溝15の内径寸法l1は、第6図および第7図に
示す、X軸およびY軸方向ともに圧電基板寸法l2の80〜
90%程度とされ、また外径寸法l3は圧電基板1の110〜1
20%程度とされている。
第10図は第5図の一部を拡大した横断面図であり、同
図に示すように、この一実施例における弾性表面波フィ
ルタ装置においては、上記の構成に加えて、さらにステ
ム13上面の凹溝15に囲まれる位置に、この凹溝15より深
さの浅い凹溝が複数形成されている。
なお、以上述べた部分を除いて第1図に示した弾性表
面波フィルタ装置と同様に構成されているのでその部分
の詳細な説明は省略する。
以上のように構成された弾性表面波フィルタ装置で
は、ステム13上面にダバーツールあるいは刷毛等により
接着剤を塗布すると必然的に接着剤の外縁部が凹溝15内
に流れ込み、この結果、第3図に示した接着部材層7の
最周縁の厚みが厚くなる現象が解決され、均一な肉厚の
接着部材層14を得ることができる。これにより加工硬化
後の圧電基板1のステム13への固着を確実に行なうこと
ができる。さらに以上のように構成された弾性表面波フ
ィルタ装置では、ステム13上面への印刷あるいは塗布時
にダバールール、刷毛等の位置が例えば第6図に示すよ
うに所定の位置から角度θずれた場合にも、ずれた部分
の接着剤が凹溝15内に流れ込むこととなるため、ほぼ凹
溝15の内径寸法l1に基づいた寸法の接着部材層14を形成
することができる。この結果、ステム13への圧電基板1
の取付け精度を従来より大幅に向上することができる。
また、本実施例の弾性表面波フィルタ装置において
は、第10図に示したように、ステム13上面の凹溝15に囲
まれる位置に、この凹溝15より深さの浅い凹溝を複数形
成することにより、接着剤の圧電基板1への這い上がり
を有効に防止することができる。すなわち、本実施例で
は、凹溝15より深さの浅い凹溝および凹溝15により、余
分な接着剤を吸収するのみであるが、接着剤が非常に多
すぎるようなときには、凹溝15が他の凹溝(凹溝15より
深さの浅い凹溝)よりも深さが深いことから、接着剤が
凹溝15より外側にはみでること、すなわち接着剤が圧電
基板1へ這い上がる可能性が極めて低くなる。
なお、凹溝15の形状は上記実施例のV字形状に限定さ
れるものではなく、第8図に示すように、凹溝の外径を
直角に立ち上がらせた形状のもの、あるいは第9図に示
すように、断面四角形状のものでもよいことは勿論であ
る。
[発明の効果] 以上述べたように本発明の弾性表面波フィルタ装置に
よれば、ステムの接着部材層側に、かつ、接着部材層の
外周縁近傍に沿って凹溝を形成し、さらにこの凹溝に囲
まれる位置に、この凹溝よりも深さの浅い凹溝を複数形
成し、余分な接着剤をこれら2種類の凹溝で吸収するよ
うに構成したので、ステムの上面に形成される接着部材
層の肉厚が偏った厚さになることが殆どなくなり、ステ
ムの上面に形成される接着部材層の肉厚を均一にするこ
とができ、圧電基板をステム上に正確に固定することが
できる。すなわち、接着部材層の外周縁近傍に沿って形
成された凹溝が余分な接着剤を吸収するのに加えて、凹
溝に囲まれる位置に形成された凹溝がより細かい単位で
余分な接着剤を吸収する作用を奏するからである。さら
に、本発明によれば、ステムへの圧電基板の取り付け精
度を従来よりも大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の弾性表面波フィルタ装置を示す外観図、
第2図は第1図の横断面図、第3図は圧電基板の接着部
材層への浮き上がりを説明する説明図、第4図は圧電基
板の接着部材層への傾きを説明する説明図、第5図は本
発明の弾性表面波フィルタ装置の一実施例のステム上面
を示す縦断面図、第6図は圧電基板の上面図、第7図は
第6図のVII−VII線に沿う横断面図、第8図および第9
図はそれぞれ凹溝の他の例を示す縦断面図、第10図は図
5の一部拡大横断面図である。 1……圧電基板 2……入力電極 3……出力電極 7、14……接着部材層 6、13……ステム 5……弾性表面波フィルタ素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電基板の一主面に少なくとも入力電極と
    出力電極とが形成された弾性表面波フィルタ素子を有
    し、この弾性表面波フィルタ素子の前記圧電基板の他の
    主面を、この他の主面の面積より大きな領域を有するス
    テム上に、接着部材層を介して載置固定してなる弾性表
    面波フィルタ装置において、 前記ステムの前記接着部材層側に、かつ、前記接着部材
    層の外周縁近傍に沿って凹溝を形成し、 さらに、この凹溝に囲まれる位置に、この凹溝よりも深
    さの浅い凹溝を複数形成したことを特徴とする弾性表面
    波フィルタ装置。
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