JP2529752Y2 - ウエットスーツ - Google Patents

ウエットスーツ

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JP2529752Y2
JP2529752Y2 JP1991012533U JP1253391U JP2529752Y2 JP 2529752 Y2 JP2529752 Y2 JP 2529752Y2 JP 1991012533 U JP1991012533 U JP 1991012533U JP 1253391 U JP1253391 U JP 1253391U JP 2529752 Y2 JP2529752 Y2 JP 2529752Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wet suit
pieces
cover
fastener
piece
Prior art date
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JP1991012533U
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JPH057598U (ja
Inventor
哲司 森田
Original Assignee
株式会社シーワークス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、サーフィン、ウインド
サーフィンなどに着用されるウエットスーツに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年海洋スポーツとしてサーフィン、ウ
インドサーフィンが流行り、その時着用するウエットス
ーツは、海洋で目立ち易い原色のカラフルなデザインを
施したものが愛用されている。そしてウエットスーツの
構造は、その前面(前見頃)中心部または背中(後見
頃)の中心部に、上下方向に着脱用のファスナーが取り
付けて、このファスナーの連結片(連結チップを設けた
も)の背面には、裏当てを取り付けてこのファスナーの
連結チップが直接身体に接触しないようにカバーしてい
るものである。
【0003】さらに膝の部分を保護するために、ウエッ
トスーツの膝部の前面には、パット取り付け用の孔が空
けられ、この孔内に、この孔の内径と統一外形を有する
波状のパットが縫着して取り付けてある。そしてこのパ
ットの断面形状は、弾性合成樹脂部材を加圧し、前面の
みに溝部を形成した弾性部材を貼着したものであった。
もちろん、これは上下セパレートタイプのウエットスー
ツの上衣や半ズボンタイプのものには、このパットはな
い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで従来から、そ
の日の気分や天候によって他のデザインのウエットスー
ツを着用したい時には、当然別のデザインのウエットス
ーツを購入するしかない。また海洋の強い日差しを受け
るウエットスーツは、そのカラフルなデザインが退色す
ることが早く、素材の強度としては未だ十分に使用に耐
え得るものであっても、着用することには抵抗がある。
【0005】そこでウエットスーツの裏を表にして着用
できる、つまりリバーシブルなウエットスーツがあれば
非常に便利であるが、従来のウエットスーツでは、裏面
を表にすると、ファスナーの裏当てが表に出てきたり、
パットは表しか使用できない構造であり、リバーシブル
にして着用することは不可能であった。そこで、本考案
の目的は、リバーシブルなウエットスーツを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴は、着脱用
のファスナーを具備するウエットスーツにおいて、上記
ファスナーは、連結チップを具備する両連結片を中心に
して、この両連結片の表裏両面にそれぞれカバー片が設
けてあり、上記表面または裏面のそれぞれのカバー片の
内端面は近接しており、上記カバー片の外端部は上記ウ
エットスーツに連結してあり、上記表裏のカバー片は、
その外端部側で上記連結片の端部を挿入した状態で重合
してあり、上記表裏のカバー片は同一形状に構成してあ
ることを特徴とする。
【0007】また、着脱用のファスナーと膝部保護用の
パット部を具備するウエットスーツにおいて、上記ファ
スナーは、連結チップを具備する両連結片を中心にし
て、この両連結片の表裏両面にそれぞれカバー片が設け
てあり、上記表面または裏面のそれぞれのカバー片の内
端面は近接しており、上記パット部は、両面に所定間隔
で溝部を有する弾性部材であることを特徴とする。
【0008】さらに、上記カバー片の外端部は上記ウエ
ットスーツに連結してあり、上記表裏のカバー片は、そ
の外端部側で上記連結片の端部を挿入した状態で重合し
てあり、上記表裏のカバー片は同一形状に構成してある
ことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。図1において、ウエットスーツ1は発泡性の軟質合
成樹脂を素材とし、その両面は、ポリエステル系の布地
が貼着してあるもので、その前見頃10には、着脱用の
ファスナー2が上下方向に取り付けてあり、両膝部に
は、膝部保護用のパット部3,3が設けてある。
【0010】ファスナー2の構造は、図2に示すように
並列状に設けてある左右一対の連結片20,21の対向
する内端には、複数の連結チップ22…,23…が所定
間隔で固定してあり、表裏にそれぞれ取っ手を有するス
ライダー(図示せず)がこの連結チップに嵌合した状態
で上下に移動することによって、このファスナーを開閉
するものである。もちろん、スライダーが、図1におい
て上方に移動した時は、ファスナー2は閉じられ、下方
に位置している時は開いている。そして両連結片20,
21の後端は、それぞれ2枚のカバー片24,25、2
6,27の間に挿入した状態でミシンで一体的に縫着個
所2a,2aで連結してある。そして図2及び図3に示
すように、カバー片24,25、カバー片26,27の
それぞれは縫着個所2a,2aから後端部側へ重合され
ている。したがって両連結片20,21を中心として、
この両連結片の表裏両面には、それぞれカバー片24,
25、26,27が位置している。さらにカバー片24
と26、25と27の内端面は、相互に近接している。
このカバー片24〜27の近接とは、当接している場合
や、少しは積層している場合も含む意味である。そのた
めファスナー2の連結チップ22,23が直接身体に接
触することを防止し、さらにファスナーがウエットスー
ツ1の外面から見えないようになっている。
【0011】またカバー片24,25、26,27の上
部の一方26、25は、図1、図3に示すように他のカ
バー片24,27の上に積層するように突片25a,2
6a突き出して、ファスナーのスライダーをカバーする
ようになっており、この突片の裏面には、図1に示すよ
うに面ファスナー4が縫着してあり、首部11の面ファ
スナーと接着できるようになっている。このような構成
のファスナー2の両端部は、カバー片24,25、2
6,27の後端部でウエットスーツ1の前見頃10に縫
着個所2b,2bで連結してある。
【0012】またパット部3,3は、図4、図5に示す
ように両面に所定間隔で溝部31…を有する弾性部材3
2で、これは弾性質合成樹脂を両面から強圧して塑性変
形させたものであつて、これをウエットスーツ1の膝部
に縫着したものである。
【0013】なお首回り11、袖口12、足首13の開
口縁は、すべて従来から知られているテーピング処理が
施してある。例えば袖口12の開口縁は、図6、図7に
示すように、すべてテープ5によって表裏共にカバーさ
れ、このテープの端部は縫着してある。
【0014】したがって本考案にかかるウエットスーツ
1は、表裏いずれにしても、着脱用のファスナー2、パ
ット部3、その他袖口12などの開口縁は、同一形状を
構成するようになっている。
【0015】
【考案の効果】本考案にかかるウエットスーツはリバー
シブルであるため、時、場所などに応じて表裏いずれか
一方を表にして使用でき、そのため旅行などには特に便
利であり、また表裏いずれか一方の面が汚れたり、退色
した時には、他面を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図
【図2】図1のa−a線拡大断面図
【図3】図1のb−b線拡大断面図
【図4】パット部の正面図
【図5】図4のc−c線拡大断面図
【図6】袖口の拡大斜視図
【図7】図6のd−d線拡大断面図
【符号の説明】
1・・・ウエットスーツ、2・・・ファスナー、20,
21・・・連結片、22,23・・・連結チップ、2
4,25,26,27・・・カバー部、3・・・パット
部、31・・・溝部、32・・・弾性部材。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱用のファスナーを具備するウエット
    スーツにおいて、 上記ファスナーは、連結チップを具備する両連結片を中
    心にして、この両連結片の表裏両面にそれぞれカバー片
    が設けてあり、上記表面または裏面のそれぞれの カバー片の内端面は近
    接しており、 上記カバー片の外端部は上記ウエットスーツに連結して
    あり、 上記表裏のカバー片は、その外端部側で上記連結片の端
    部を挿入した状態で重合してあり、 上記表裏のカバー片は同一形状に構成してある ことを特
    徴とするウエットスーツ。
  2. 【請求項2】 着脱用のファスナーと膝部保護用のパッ
    ト部を具備するウエットスーツにおいて、 上記ファスナーは、連結チップを具備する両連結片を中
    心にして、この両連結片の表裏両面にそれぞれカバー片
    が設けてあり、上記表面または裏面のそれぞれの カバー片の端面は近
    接しており、 上記パット部は、両面に所定間隔で溝部を有する弾性部
    材であることを特徴とするウエットスーツ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記カバー片の外端
    部は上記ウエットスーツに連結してあり上記表裏のカバー片は、その外端部側で上記連結片の端
    部を挿入した状態で重合してあり、 上記表裏のカバー片は同一形状に構成してある ことを特
    徴とするウエットスーツ。
JP1991012533U 1991-02-15 1991-02-15 ウエットスーツ Expired - Lifetime JP2529752Y2 (ja)

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JPH057598U JPH057598U (ja) 1993-02-02
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