JPS6232966Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232966Y2 JPS6232966Y2 JP17646184U JP17646184U JPS6232966Y2 JP S6232966 Y2 JPS6232966 Y2 JP S6232966Y2 JP 17646184 U JP17646184 U JP 17646184U JP 17646184 U JP17646184 U JP 17646184U JP S6232966 Y2 JPS6232966 Y2 JP S6232966Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- lining fabric
- pocket bag
- sewn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 26
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、洋服の上着にポケツトを取り付け
る場合のその取付構造に関するものである。
る場合のその取付構造に関するものである。
一般に、洋服の上着のポケツトには切りポケツ
ト、パツチポケツト等があるが、上着の左右前身
頃に切りポケツトを取り付ける場合、従来はポケ
ツト袋を前身頃と前裏生地との間に配していた。
ト、パツチポケツト等があるが、上着の左右前身
頃に切りポケツトを取り付ける場合、従来はポケ
ツト袋を前身頃と前裏生地との間に配していた。
このため、ポケツト内に嵩の大きい物を収容す
ると、ポケツト袋が内外両方向に広がるため、前
身頃が膨らんで型くずれを生じていた。
ると、ポケツト袋が内外両方向に広がるため、前
身頃が膨らんで型くずれを生じていた。
この考案が上記問題点を解決するために講じた
技術的手段は、次の通りである。
技術的手段は、次の通りである。
すなわち、ポケツト口のやや下方において前裏
生地にポケツト袋の挿通可能な挿通口を形成し、
この挿通口を介してポケツト袋を前裏生地の内側
に垂下したこと、である。
生地にポケツト袋の挿通可能な挿通口を形成し、
この挿通口を介してポケツト袋を前裏生地の内側
に垂下したこと、である。
ポケツト袋内に嵩の大きな物を収容すると、ポ
ケツト袋は内外に膨らむが、ポケツト袋は前裏生
地の内側に配されているので、ポケツト袋は内方
に自由に膨らむことができる。従つて、外方には
ほとんど膨らみが生じないため、前身頃は型くず
れを起こすことがない。
ケツト袋は内外に膨らむが、ポケツト袋は前裏生
地の内側に配されているので、ポケツト袋は内方
に自由に膨らむことができる。従つて、外方には
ほとんど膨らみが生じないため、前身頃は型くず
れを起こすことがない。
以下、添付図面に基いてこの考案の実施例を説
明する。
明する。
図は、この考案のポケツト取付構造を採用した
上着を示したものであり、１は前身頃、２は前身
頃１の裏面に縫着された前裏生地である。
上着を示したものであり、１は前身頃、２は前身
頃１の裏面に縫着された前裏生地である。
前身頃１にはポケツト口３形成されており、ポ
ケツト口３の囲繞部の上縁にはポケツト口３を覆
う雨蓋４が縫着されている。雨蓋４の裏面には、
雨蓋裏生地５が縫着されている。
ケツト口３の囲繞部の上縁にはポケツト口３を覆
う雨蓋４が縫着されている。雨蓋４の裏面には、
雨蓋裏生地５が縫着されている。
前裏生地２は、上下二つの部分から成つてお
り、ポケツト口３より少し下方において両部分の
端部が重なり合つている。前裏生地２の上方部の
下端は、二段に折り返されて玉縁布６が縫着さ
れ、下方部の上端には玉縁布７が縫着されてい
る。前裏生地２の上下両部分は、後述のポケツト
袋８の幅とほぼ同一の幅の部分を残して互いに縫
着されており、その末縫着部分を挿通口９として
いる。
り、ポケツト口３より少し下方において両部分の
端部が重なり合つている。前裏生地２の上方部の
下端は、二段に折り返されて玉縁布６が縫着さ
れ、下方部の上端には玉縁布７が縫着されてい
る。前裏生地２の上下両部分は、後述のポケツト
袋８の幅とほぼ同一の幅の部分を残して互いに縫
着されており、その末縫着部分を挿通口９として
いる。
ポケツト袋８は、その開口部が前身頃１のポケ
ツト口３の囲繞部に逢着されているとともに、前
記挿通口９を介して前裏生地２の下方部の内側に
垂下されている。従つて、上着の内側にポケツト
袋８が露出していることになる。また、ポケツト
袋８は、まとめ糸１０によつて前裏生地２の上方
部の下端に縫着されるとともに、その下端部がＶ
字状に折り返された連結帯１１を介して前裏生地
２の下方部に連結されている。従つて、ポケツト
袋８は、前裏生地２の下方部の側面より離隔可能
である。
ツト口３の囲繞部に逢着されているとともに、前
記挿通口９を介して前裏生地２の下方部の内側に
垂下されている。従つて、上着の内側にポケツト
袋８が露出していることになる。また、ポケツト
袋８は、まとめ糸１０によつて前裏生地２の上方
部の下端に縫着されるとともに、その下端部がＶ
字状に折り返された連結帯１１を介して前裏生地
２の下方部に連結されている。従つて、ポケツト
袋８は、前裏生地２の下方部の側面より離隔可能
である。
尚、ポケツト袋８の開口部の上縁は、雨蓋４及
び雨蓋裏生地５とともにポケツト口３の囲繞部の
上縁に縫着され、またその下縁は補強布１２とと
もに囲繞部の下縁に縫着されている。
び雨蓋裏生地５とともにポケツト口３の囲繞部の
上縁に縫着され、またその下縁は補強布１２とと
もに囲繞部の下縁に縫着されている。
上述の構造とした上着のポケツト袋８に嵩の大
きい物を収容すると、ポケツト袋８は内外に大き
く膨らむ。しかし、ポケツト袋８は、前身頃１と
前裏生地２の間にはなく前裏生地２の内側に露出
しており、さらにその露出部分は前裏生地２より
離隔可能であるため、ポケツト袋８は外方への膨
らみ分だけ内方へ移動することになる。従つて、
ポケツト袋８の膨らみは、外方すなわち前身頃１
の方向にはほとんど生じなく、前身頃１は型くず
れを起こすことがない。
きい物を収容すると、ポケツト袋８は内外に大き
く膨らむ。しかし、ポケツト袋８は、前身頃１と
前裏生地２の間にはなく前裏生地２の内側に露出
しており、さらにその露出部分は前裏生地２より
離隔可能であるため、ポケツト袋８は外方への膨
らみ分だけ内方へ移動することになる。従つて、
ポケツト袋８の膨らみは、外方すなわち前身頃１
の方向にはほとんど生じなく、前身頃１は型くず
れを起こすことがない。
また、嵩は大きくないが重量の比較的大きな物
をポケツト袋８に収容した場合には、その重量は
前身頃１のポケツト口３の囲繞部によつて保持さ
れ、前裏生地２にはほとんど力が加わらないた
め、この場合にも前身頃１の型くずれが生ずる虞
れがない。
をポケツト袋８に収容した場合には、その重量は
前身頃１のポケツト口３の囲繞部によつて保持さ
れ、前裏生地２にはほとんど力が加わらないた
め、この場合にも前身頃１の型くずれが生ずる虞
れがない。
尚、第３図はこの考案の他の実施例を示したも
のであり、挿通口９がポケツト口３に非常に近い
位置（ほぼ同一の高さ）にあり、玉縁布６，７が
縫着されていないものである。
のであり、挿通口９がポケツト口３に非常に近い
位置（ほぼ同一の高さ）にあり、玉縁布６，７が
縫着されていないものである。
また、前裏生地２は１枚の布で形成し、ポケツ
ト口３の下方において前裏生地２を切ることによ
り、挿通口９を形成することができるのは勿論で
ある。
ト口３の下方において前裏生地２を切ることによ
り、挿通口９を形成することができるのは勿論で
ある。
この考案は上述の構成を有するものであり、ポ
ケツト袋８に嵩や重量の大きい物を収容した際に
も前身頃１が型くずれを生ずることがないととも
に、構造が非常に簡単である等、実用的効果に優
れている。
ケツト袋８に嵩や重量の大きい物を収容した際に
も前身頃１が型くずれを生ずることがないととも
に、構造が非常に簡単である等、実用的効果に優
れている。
第１図は、この考案に係るポケツト取付構造を
採用した上着の内側を示す部分正面図。第２図
は、第１図におけるＡ−Ａ線断面図。第３図は、
他の実施例を示す第２図と同様の図。 １……前身頃、２……前裏生地、３……ポケツ
ト口、８……ポケツト袋、９……挿通口。
採用した上着の内側を示す部分正面図。第２図
は、第１図におけるＡ−Ａ線断面図。第３図は、
他の実施例を示す第２図と同様の図。 １……前身頃、２……前裏生地、３……ポケツ
ト口、８……ポケツト袋、９……挿通口。
Claims (1)
- 前身頃１に形成したポケツト口３の囲繞部にポ
ケツト袋８の開口部を縫着し、ポケツト口３のや
や下方において前裏生地２にポケツト袋８の挿通
可能な挿通口９を形成し、この挿通口９を介して
ポケツト袋８を前裏生地２の内側に垂下したこと
を特徴とする洋服の上着のポケツト取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17646184U JPS6232966Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17646184U JPS6232966Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6190819U JPS6190819U (ja) | 1986-06-12 |
| JPS6232966Y2 true JPS6232966Y2 (ja) | 1987-08-24 |
Family
ID=30734058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17646184U Expired JPS6232966Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6232966Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP17646184U patent/JPS6232966Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6190819U (ja) | 1986-06-12 |
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