JP2529669Y2 - スプリンクラヘッドのキャップ - Google Patents

スプリンクラヘッドのキャップ

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JP2529669Y2 JP8741490U JP8741490U JP2529669Y2 JP 2529669 Y2 JP2529669 Y2 JP 2529669Y2 JP 8741490 U JP8741490 U JP 8741490U JP 8741490 U JP8741490 U JP 8741490U JP 2529669 Y2 JP2529669 Y2 JP 2529669Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スプリンクラヘッドに装着するキャップに
関するものである。
[従来の技術] スプリンクラヘッドにおいて、弁を開閉する作用を備
えた熱開離片を含む感熱板はきわめて重要な部分であ
り、感熱板に衝撃などの外力が加えられると、漏水や暴
発などの不慮の事故原因となることがある。このような
感熱板が衝撃を受けるのは、輸送中や配管への取付時に
落下したり工具を当てるなど、不注意な取扱いによって
生ずる場合が多い。このため、スプリンクラヘッドを製
造したのち、スプリンクラヘッドに保護キャップを装着
して事故の発生を防止している。
このような保護キャップを装着したスプリンクラヘッ
ドの一例として実開昭60-63366号公報に開示された考案
がある。この考案に係る保護キャップは、工場で製作さ
れたスプリンクラヘッドに被着され、そのままの状態で
取付現場に輸送して本体部を配管に接続する。そして天
井板に設けた穴をスプリンクラヘッドに嵌入して天井板
を固定したのち、引下げ治具により保護キャップを取外
すようにしたもので、保護キャップを取外したのちスプ
リンクラヘッドと天井板の穴との間に形成されたすき間
を遮蔽するため、スプリンクラヘッドの下部よりシーリ
ングプレートを挿入して結合する(例えば、実開昭55-1
62636号公報参照)。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように、従来は保護キャップを外してからシー
リングプレートを取付けるようにしているので、シーリ
ングプレートを装着する際工具などで感熱板に衝撃を与
えて不慮の事故が発生することがあり、感熱板の保護が
充分ではなかった。
本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、
すべての取付作業が終ってから保護キャップを取外すよ
うに構成することにより、感熱板を確実に保護すること
のできるスプリンクラヘッドのキャップを得ることを目
的としたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係るスプリンクラヘッドのキャップは、下部
に連結部を有し上部がヘッド本体の下方に半固定状態で
保持される筒状のシーリングキャップと、上部にシーリ
ングキャップの連結部に連結する連結部を有し、外径が
シーリングキャップの外径とほぼ等しく形成されてシー
リングキャップに着脱可能に装着される有底筒状の保護
キャップとからなるものである。
[作用] キャップが装着されて現場に輸送されたスプリンクラ
ヘッドは、そのままの状態で配管に接続される。
この状態でシーリングプレートの穴をキャップに挿入
し、ヘッド本体の下方に結合する。そして、シーリング
プレートを取付けたのち保護キャップをシーリングキャ
ップから取外す。このとき、シーリングキャップはその
位置に保持され、残置される。
[実施例] 第1図は本考案実施例の中央断面図、第2図はその平
面図、第3図は一部を断面で示したその分解図である。
図において、(1)はスプリンクラヘッド、(2)はス
プリンクラヘッドの感熱板等を保護するキャップであ
る。
スプリンクラヘッド(1)において、(11)はヘッド
本体で、中心部に水路を有し配管に螺合されるねじ部
(12)と、外周に角ねじが、また内周にめねじ(図示せ
ず)が設けられたフランジ部(13)とからなり、フラン
ジ部(13)の外周には等間隔に着脱用工具が係合する溝
(14)が設けられている。(15)は円筒フレームで、ヘ
ッド本体(11)のめねじに螺入されるねじ部(図示せ
ず)と、このねじ部の下に設けたつば部(16)と、支柱
を介してつば部(16)の下方に設けられたつば部(16)
と同じ外径の係止部(17)とからなり、この円筒フレー
ム(15)の中空部内には感熱板(19)が取付けられたデ
フレクタ(18)の一部が収容されている。
キャップ(2)は単体で又は後述のシーリングプレー
トと共働してシーリング材として機能するシーリングキ
ャップ(21)と保護キャップ(31)とからなり、シーリ
ングキャップ(21)は合成樹脂により円筒状に形成され
ており、その内径D1はスプリンクラヘッド(1)の円筒
フレーム(15)のつば部(16)及び係止部(17)の外径
Dと整合する大きさに形成されている。(22)はシーリ
ングキャップ(21)の内周の上部の数個所に僅かに突出
して形成された凸部、(23)は同じく内周の下部に設け
た複数個の係止部で、その下部の内径D2は前記内径D1
り僅かに大きく形成されている。(24)は外周に鉢巻状
に形成したレベル表示部であるが、このレベル表示部
(24)は省略してもよい。
保護キャップ(31)は合成樹脂を成型してなり、外径
がシーリングキャップ(21)の外径と整合する大きさで
有底円筒状に形成されており、上部の外径D3はシーリン
グ部キャップ(21)の下部の内径D2と整合する大きさに
形成され、その上端部にはシーリングキャップ(21)の
係止部(23)に係止する複数個の係止爪(32)が突設さ
れている。(33)は底部に設けた水抜穴、(34)は外周
の一部に設けたすべり止め用の凹部であるが、これは省
略してもよい。
上記のように構成したキャップ(2)をスプリンクラ
ヘッド(1)に装着するには、先ず、スプリンクラヘッ
ド(1)の下方からシーリングキャップ(21)を挿入し
て強く押上げる(又はスプリンクラヘッド(1)を圧下
する)。シーリングキャップ(21)の内径D1はフレーム
(15)のつば部(16)及び係止部(17)の外径Dと整合
する大きさに形成されているが、シーリングキャップ
(21)の内周の数個所には凸部(22)(実施例では突出
高さ0.5mm)が形成されているため、シーリングキャッ
プ(21)は僅かに弾性変形してフレーム(15)に嵌合
し、半固定状態で保持される。ついで、保護キャップ
(31)をシーリングキャップ(21)の下部に嵌入して押
上げたのち回転する。これにより、下部キャップ(31)
の係止爪(32)がシーリングキャップ(21)の係止部
(23)と係合し、両者は一体的に結合される。
なお、シーリングキャップ(21)に保護キャップ(3
1)を結合してから、シーリングキャップ(21)をスプ
リンクラヘッド(1)に装着してもよい。
次に、第4図により本考案の作用を説明する。(a)
は出荷時の状態で、スプリンクラヘッド(1)にはシー
リングキャップ(21)と保護キャップ(31)とが一体化
されたキャップ(2)が装着されており、感熱板(19)
その他を保護している。この状態で取付現場に輸送され
たスプリンクラヘッド(1)は、先ず、(b)図に示す
ように、天井板(4)に設けた穴(41)に挿入され、工
具を溝(14)に係合してねじ部(12)を配管(5)に螺
入し、接続する。このとき、シーリングキャップ(21)
に設けたレベル表示部(24)を天井板(4)の下面と整
合させれば、位置合せが容易である。
次に、このままの状態で、(c)図に示すようにキャ
ップ(2)の下からシーリングプレート(6)に設けた
穴(61)を挿入し、その胴部(62)の内周に設けたねじ
をヘッド本体(11)のフランジ部(13)設けた角ねじ
に、その周縁が天井板(4)に当接するまで螺入又は押
し上げ係合し、シーリングプレート(6)の取付けを終
了する。
最後に保護キャップ(31)を親指と人差指で持って回
しながら下方に引くか、あるいは凹部(34)をはさんで
下方に引けば、保護キャップ(31)はシーリングキャッ
プ(21)から離脱する。このとき、シーリングキャップ
(21)はそのままの状態でスプリンクラヘッド(1)の
フレーム(15)に保持され、残置される。このときの状
態を(d)図に示す。
第5図はガード(63)を有するシーリングプレート
(6a)をスプリンクラヘッド(1)に装着した状態を示
す中央断面図、第6図は露出型スプリンクラヘッド
(1)に本考案を実施した中央断面図で、それぞれシー
リングプレート(6a)を装着し、又は装着しないで保護
キャップ(31)を取外し、シーリングキャップ(21)を
残置したものである。
上記の説明では、図示のようなスプリンクラヘッドに
本考案を実施した場合を示したが、他の構造のスプリン
クラヘッドにも本考案を実施することができる。
また、シーリングキャップとスプリンクラヘッドとの
結合構造、シーリングキャップと保護キャップとの結合
構造も上記実施例に限定するものではなく、適宜変更す
ることができる。
さらに、シーリングキャップと保護キャップは、円筒
状でなくスプリンクラヘッドの形状にあわせて八角柱筒
状等、適宜の形の筒状とすることもできる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案はスプリンク
ラヘッドのキャップをシーリングキャップと保護キャッ
プとで構成し、天井等への取付けにあたっては、シーリ
ングプレートの取付等すべての作業が終ってから保護キ
ャップのみを取外し、シーリングキャップはそのまま残
置するようにしたので、感熱板等を充分保護して不慮の
事故の発生を防止できるばかりでなく、残置されたシー
リングキャップによりデフレクタ等に塵埃等が侵入する
のを防止し、かつ美観を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の中央断面図、第2図はその平面
図、第3図は一部を断面で示した第1図の分解図、第4
図(a)〜(d)は本考案の作用説明図、第5図、第6
図は本考案の他の実施例の中央断面図である。 (1):スプリンクラヘッド、(11):ヘッド本体、
(13):フランジ部、(15):円筒フレーム、(16):
つば部、(17):係止部、(18):デフレクタ、(1
9):感熱板、(2):キャップ、(21):シーリング
キャップ、(22):凸部、(23):係止部、(31):保
護キャップ、(32):係止爪、(4):天井、(5):
配管、(6),(6a):シーリングプレート。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド本体、フレーム、デフレクタ、感熱
    板等からなるスプリンクラヘッドのキャップにおいて、 該キャップを、下部に連結部を有し上部が前記ヘッド本
    体の下方に半固定状態で保持される筒状のシーリングキ
    ャップと、 上部に該シーリングキャップの連結部に連結する連結部
    を有し、外径が前記シーリングキャップの外径とほぼ等
    しく形成されて該シーリングキャップに着脱可能に装着
    される有底筒状の保護キャップとにより構成したことを
    特徴とするスプリンクラヘッドのキャップ。
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