JP2639899B2 - スプリンクラーヘッドとその組立方法 - Google Patents

スプリンクラーヘッドとその組立方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスプリンクラーヘッドと
その組立方法、さらに詳しくは、火災発生時に消火用水
の散水を行わせるためのスプリンクラーヘッドとその組
立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種スプリンクラーヘッドとし
ては、例えば米国特許第4,618,002 号明細書に所載のも
のが存在する。
【0003】即ち、この従来のものは、図8に示すよう
にスプリンクラーヘッド本体1cの流出口4aに止水維持を
図る手段として、栓体3bの下方に、一部切欠リング状の
係止体11aをネジ体29の締付力によって上下一対の挟持
体30,31 を配置させて、上側の挟持体30と栓体3bとの相
互間に該栓体3bを上向きに押圧付勢する皿バネ7aを介装
させたものである。
【0004】また、前記一対の挟持体30,31 の固定は、
該挟持体30,31 間に拡張状態で挟装された係止体11a
を、スプリンクラーヘッド本体1cの下部内周縁に形成さ
れた内向凸部16aの上側テーパ面に係止させて行ってい
る。
【0005】そして、これを実際に組立てる場合は、先
ず挟持体30,31 の鍔部間に係止体11aを挟装させて、下
側の挟持体31の下方から挿入したネジ体29を上側の挟持
体30に螺合させた状態に下半部を組立ておき、その係止
体11aをスプリンクラーヘッド本体1cの内向凸部16aの
側方に配置すべく皿バネ7aの弾発力に抗して押圧した状
態で、前記ネジ体29をさらに螺入して係止体11aを両挟
持体30,31 により拡張せしめ、該挟持体30,31 及び前記
内向凸部16aの三者間で係止体11aを係止保持させて組
立てられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の如く係止体11aをスプリンクラーヘッド本体1cの内
向凸部16aの側方に配置すべく皿バネ7aの弾発力に抗し
てネジ体29を螺入する作業は非常に厄介であるため、係
止体11aを内向凸部16aに係止させることも困難なもの
となり、その結果組立不良が非常に生じ易いという致命
的な問題点を有していたのである。
【0007】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、スプリンクラーヘッ
ドの組立を簡易に且つ確実に行えるようにすることを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明が採った手段は、スプリンクラーヘッド
本体1の流出口4が弾発体7を介して栓体3により閉鎖
され且つ該栓体3の下面中央に設けたネジ孔6にネジ体
19が螺入された第1分割体Aと、上側の挟持体12の下面
中央に突設した筒状部12bが下側の挟持体13にスライド
自在に嵌入されると共に、該挟持体12,13 の夫々の鍔部
12d,13b 間でリング状又は一部切欠リング状の拡縮自在
な係止体11が挟持されてなり、且つ該係止体11を拡張さ
せて、前記スプリンクラーヘッド1に取着可能なフレー
ム24の下部内周縁に形成した内向凸部16に係止させるべ
く、前記挟持体12の筒状部12bに形成されたネジ孔12c
には軸方向に貫通孔18aを有するネジ体18が螺入される
と共に、該ネジ体18の鍔部18bにより前記挟持体13が可
溶体22を介して保持される第2分割体Bとからなり、且
つ該第2分割体Bの挟持体12は前記第1分割体Aのネジ
体19の下端部を保持可能に構成されてなる点にある。
【0009】また、スプリンクラーヘッドの組立方法の
特徴は、スプリンクラーヘッド本体1の流出口4に弾発
体7を介して栓体3を装着すると共に、該栓体3の下面
中央に設けたネジ孔6にネジ体19を螺入して第1分割体
Aを形成する一方で、上側の挟持体12の下面中央に突設
した筒状部12bを下側の挟持体13にスライド自在に嵌入
すると共に、該挟持体12,13 の夫々の鍔部12d,13b 間で
リング状又は一部切欠リング状の拡縮自在な係止体11を
挟持せしめ、前記挟持体12の筒状部12bに形成したネジ
孔12cに、軸方向に貫通孔18aを有するネジ体18を螺入
することにより、前記係止体11を挟持体12,13 の夫々の
鍔部12d,13b で拡張させて、スプリンクラーヘッド1に
取着可能なフレーム24の下部内周縁に形成した内向凸部
16に係止させると共に、前記ネジ体18の鍔部18bにより
前記挟持体13を可溶体22を介して保持せしめて第2分割
体Bを形成し、次に第2分割体Bのフレーム24を第1分
割体Aのスプリンクラーヘッド1に取着した後、前記ネ
ジ体(18)の貫通孔18aから挿入した工具28によりネジ体
19を栓体3のネジ孔6から螺脱して、該ネジ体19の下端
部を挟持体12により保持させながら、前記弾発体7に所
定の押圧力を付与すべく、栓体3をスプリンクラーヘッ
ド本体1側へと移動せしめてスプリンクラーヘッドを組
立てる点にある。
【0010】
【作用】従って、上記構成を特徴とするスプリンクラー
ヘッドに於いては、両分割体A,Bを夫々組立ててお
き、第2分割体Bのフレーム24を第1分割体Aのスプリ
ンクラーヘッド本体1に取着すれば全体を組立てること
ができる。
【0011】そして、火災の発生により可溶体22が熱溶
融又は熱軟化すれば、係止体11が収縮して該係止体11と
フレーム24の内向凸部16との係止状態が解除されて、係
止体11と共に両挟持体12,13 がフレーム24から脱落す
る。
【0012】この場合、スプリンクラーヘッド本体1と
栓体3間には弾発体7が介装されてなるため、かかる弾
発体7の有する弾発力により流出口4からの栓体3の離
脱及び落下動作が確実且つ迅速に行われ、かかる栓体3
の離脱によりスプリンクラーヘッド本体1の流出口4か
ら消火用水が散水されるのである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。
【0014】図1に於いて、1は消火用水流入路2が形
成されたスプリンクラーヘッド本体を示す。3はスプリ
ンクラーヘッド本体1の流出口4を閉鎖するための栓体
で、その中央にはネジ孔6が穿設されると共に、側面に
は鍔部5が設けられてなる。
【0015】7は栓体3の鍔部5の上面とスプリンクラ
ーヘッド本体1の流出口4の下端部1aとで外周縁が挟持
されたリング状の弾発体で、その内周縁は栓体3の外周
面に形成された凹溝3aに嵌合しており、かかる弾発体7
は表面にフッ素樹脂コーティングが施された皿バネから
なる。19は栓体のネジ孔6に螺入されたネジ体で、その
底面中央には六角孔19aが穿設されている。
【0016】8は栓体3の鍔部5の外周縁に複数本連結
された屈曲状のデフレクターで、その上端部にはスプリ
ンクラーヘッド本体1の外周面に摺動自在なガイド部10
が下向きに突設されたガイドリング9が連結されてい
る。
【0017】以上のような各部材から第1分割体Aが構
成されるが、かかる第1分割体Aを組立てる場合は、先
ず栓体3に弾発体7を挿着した状態で、ガイドリング9
のガイド部10をスプリンクラーヘッド本体1に沿って摺
動させれば、かかるガイド部10により案内されて弾発体
7及び栓体3をスプリンクラーヘッド本体1に正確且つ
容易に装着することができる。
【0018】11は一部切欠リング状に形成されてその直
径が拡縮する弾性変形自在な係止体を示す。12,13 は係
止体11を挟装保持するための一対の挟持体であり、上側
の挟持体12の上面には前記ネジ体19の下端部が嵌合可能
な凹部12aが形成されると共に、その下面に突設した筒
状部12bには前記凹部12aと連通してネジ孔12cが設け
られており、下側の挟持体13の筒状部13aは上側の挟持
体12の筒状部12bにスライド自在に嵌入されている。1
4,15 は各挟持体12,13 の鍔部12d,13b の外周縁部に形
成されたテーパ面であり、図2のようにその相互間で前
記係止体11を拡張状態で保持し得るように相互の間隔は
内側程狭くなるように構成されている。
【0019】24は上下外周面にネジ部24a,24b を夫々刻
設した円筒状のフレームで、その下部内周縁には内向凸
部16が設けられ、その内面には図2の如く各挟持体12,1
3 にて挟持された係止体11を係止可能な壁面17が形成さ
れると共に、該壁面17の上下には内向きに突出する係止
凸部25a,25bが連設されてなり、また内向凸部16の内径
寸法は各挟持体12,13 の外径よりも大径に形成されてい
る。
【0020】18は上側の挾持体12のネジ孔12cに螺着さ
れたネジ体を示し、その中央には上下方向に貫通孔18a
が穿設されてなる。20,21,22はネジ体18の下端に形成さ
れた鍔部18bと下側の挟持体13の下端との相互間に介装
された熱絶縁パッキン、感熱体、可溶性の可溶体を夫々
示す。26はフレーム24のネジ部24bに螺着されたヘッド
カバーである。
【0021】以上のような各部材から第2分割体Bが構
成されており、これを組立てる場合は以下の如くして行
う。
【0022】先ず、上下挟持体12,13 の鍔部12d,13b 間
に係止体11を挟持するようにして、上側の挟持体12の筒
状部12aを下側の挟持体13の筒状部13bに嵌入した後、
可溶体22,感熱体21及びパッキン20を挿入したネジ体18
を上側の挟持体12のネジ孔12cに螺合する。
【0023】次に、係止体11の側方にフレーム24の内向
凸部16を配置してネジ体18を上側の挟持体12のネジ孔12
cに螺入していくと、該挟持体12が下降して前記係止体
11が両挟持体12,13 のテーパ面14,15 により押圧力を受
けて拡張し、フレーム24の内向凸部16に係止される。即
ち、係止体11は内向凸部16の壁面17,係止凸部25a,25b
及び各挟持体12,13 の鍔部12d,13b のテーパ面14,15 間
で挟圧保持されて、フレーム24が係止体11を介して各挟
持体12,13 と一体化する一方、下側の挟持体13がパッキ
ン20,感熱体21及び可溶体22を介してネジ体18の鍔部18
bにより保持される。
【0024】この場合に於いて、フレーム24は軽量であ
るため、片手で係止体11の側方にフレーム24の内向凸部
16を配置するように把持しつつ、他方の手でネジ体18を
螺入することが可能であるが、専用の治具等を使用して
両者を取付けても構わない。何れにしても、両者を簡単
に取付けることができる。その後、ヘッドカバー26をフ
レーム24のネジ部24bに螺着すれば、第2分割体Bの組
立が完了する。
【0025】次に、スプリンクラーヘッド本体1の鍔部
27の内周面に設けたネジ部27aにフレーム24のネジ部24
aを螺合して、両分割体A,Bを取着するのであるが、
第2分割体Bの各部材は強固に組立てられてなるため、
作業中に不用意に分解するようなことはない。
【0026】この場合、第1分割体Aを逆様にした状態
で第2分割体Bを取着すれば、スプリンクラーヘッド本
体1から栓体3等が離脱することがないため、作業上大
変利便であり、且つ自動組立の便にも大いに寄与し得る
こととなる。
【0027】その後、図3(イ) のようにネジ体18の貫通
孔18aから工具28としての六角レンチを挿入し、ネジ体
19の六角孔19aに嵌合せしめて該ネジ体19を栓体3から
螺脱すると、ネジ体19が下降してその下面が挾持体12の
凹部12aの底面に当接保持される。この段階では、同図
(ロ) の如く弾発体7は未だ押圧力を受けることなく伸長
状態にある。
【0028】さらに、工具28を回転させると、図4(イ)
のように逆にネジ体19を介して栓体3が押圧されて上方
へと移動し、これにより栓体3の鍔部5の上面とスプリ
ンクラーヘッド本体1の下端部1a間で図4(ロ) の如く弾
発体7が挟圧されることとなり、栓体3内に深さBの間
隙部3aが形成された時点で、弾発体7の復元力の60%の
押圧力を受ける。即ち、同図(ロ) に示す弾発体7の撓み
量L'(下面内端縁と下面外端縁との距離) が、図3(ロ)
の撓み量Lの60%となって、該弾発体7を介して栓体3
によりスプリンクラーヘッド本体1の流出口4が確実に
シールされるのである。その後、内部へのダストの侵入
を防止すべく、キャップ23をネジ体18の貫通孔18aに装
着すれば全組立作業が終了し、これにより組上がったス
プリンクラーヘッドを図5及び図6に示す。
【0029】このようにしてスプリンクラーヘッドの組
立は、極めて簡易な作業により行うことができるのであ
る。
【0030】また、この弾発体7が栓体3から受ける押
圧力はネジ体19の螺脱により調整できるため、かかる螺
脱量を適宜変更することにより、弾発体7は常時適当な
押圧力をもって押圧し得ることとなり、長期間この状態
で放置されても、弾発体7の弾発力は低下することなく
維持される。
【0031】さらに、係止体11は上述したように強固且
つ確実に保持されるため、例えば天井面への取付時や取
付後に於いてスプリンクラーヘッドに多少の衝撃が加わ
っても、係止体11が移動してその係止状態が解除される
ような不都合も生じない。
【0032】次に、火災が発生して感熱板21に温度上昇
が生じれば、該感熱板21とネジ体18の下端鍔部18bとの
相互間に介装された可溶体22が溶融又は軟化するため、
図7のように下方の挟持体13が下降すると共に係止体11
が収縮して、フレーム24の内向凸部16の壁面17及び係止
凸部25a,25b との係止状態が解除され、その結果両挟持
体12,13 及びこれに支持されたネジ体19,栓体3等がヘ
ッド本体1の下方に落下し、流出口4が開放される。
【0033】この栓体3の落下時に於いて、該栓体3に
はデフレクター8を介してガイド部10を有するガイドリ
ング9が設けられてなるために、ガイド部10がスプリン
クラーヘッド本体1の外周面に摺動してガイドされ、栓
体3は振れを生ずることなくスムースに下降し、ガイド
リング9がフレーム24の内向凸部16にて係止されて、栓
体3の下降動作が停止する。
【0034】また、スプリンクラーヘッド本体1の下端
部1aと栓体3間には弾発体7を挟圧状態で介装せしめて
なるために、該弾発体7の有する弾発力によって栓体3
の落下動作が確実且つ迅速に行えることとなり、栓体3
の開放の便に大いに供することとなる。
【0035】そして、流出口4から吐出された消火用水
は栓体3の上面に衝突した後、その四方に分散して放射
状に散水されるのである。
【0036】尚、上記実施例に於いては、弾発体7の表
面にフッ素樹脂コーティングされた皿バネを使用してな
るが、弾発体7の具体的な構成はこれに限定されるもの
ではない。
【0037】また、該実施例ではネジ体19の栓体3への
螺入脱は六角レンチにより行うように構成したが、ドラ
イバー等の工具28で螺入脱可能なように構成することも
可能である。
【0038】さらに、係止体11は一部切欠リング状のも
のに限定されず、完全なリング状のものを適用しても勿
論構わない。
【0039】また、第1分割体A及び第2分割体Bは何
れを先に組立てておいてもよく、その他の各部の組立順
序等も本発明の意図する範囲内に於いて任意に変更可能
である。
【0040】
【発明の効果】叙上の様に、本発明はスプリンクラーヘ
ッドを第1分割体と第2分割体とに二分割してなるため
に、その取扱いが非常に簡易なものとなり、その組立の
便に大いに寄与し得るという効果が得られた。
【0041】また、本発明はかかる両分割体を直接組込
むものであるため、皿バネの存在が組立作業を煩雑化せ
しめていた従来の場合に比して簡易且つ確実に組立てら
れるようになり、よって作業効率の向上が図れると共
に、組立不良の発生も良好に回避できるという格別の効
果を得るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプリンクラーヘッドの一実施例
を示す分解断面図。
【図2】要部拡大断面図。
【図3】組立作業の一工程を示し、(イ) は断面図、(ロ)
は要部拡大断面図。
【図4】組立作業の一工程を示し、(イ) は断面図、(ロ)
は要部拡大断面図。
【図5】組立てられたスプリンクラーヘッドを示し、
(イ) は正面図、(ロ) は平面図。
【図6】図5(ロ) のC−C線断面図。
【図7】スプリンクラーヘッドの作動状態を示す断面
図。
【図8】従来例を示し(イ) はスプリンクラーヘッドの断
面図、(ロ) は分解断面図。
【符号の説明】
1…スプリンクラーヘッド本体 1a…下端部
3…栓体 3a…凹溝 4…流出口
6…ネジ孔 7…弾発体 11…係止体
12…挾持体 12b…筒状部 12c…ネジ孔
12d …鍔部 13…挾持体 13b …鍔部
16…内向凸部 18…ネジ体 18b…鍔部
19…ネジ体 22…可溶体 24…フレーム
28…工具 A…第1分割体 B…第2分割体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリンクラーヘッド本体(1) の流出口
    (4) が弾発体(7) を介して栓体(3) により閉鎖され且つ
    該栓体(3) の下面中央に設けたネジ孔(6) にネジ体(19)
    が螺入された第1分割体(A) と、上側の挟持体(12)の下
    面中央に突設した筒状部(12b) が下側の挟持体(13)にス
    ライド自在に嵌入されると共に、該挟持体(12),(13) の
    夫々の鍔部(12d),(13b) 間でリング状又は一部切欠リン
    グ状の拡縮自在な係止体(11)が挟持されてなり、且つ該
    係止体(11)を拡張させて、前記スプリンクラーヘッド
    (1) に取着可能なフレーム(24)の下部内周縁に形成した
    内向凸部(16)に係止させるべく、前記挟持体(12)の筒状
    部(12b) に形成されたネジ孔(12c) には軸方向に貫通孔
    (18a) を有するネジ体(18)が螺入されると共に、該ネジ
    体(18)の鍔部(18b) により前記挟持体(13)が可溶体(22)
    を介して保持される第2分割体(B) とからなり、且つ該
    第2分割体(B) の挟持体(12)は前記第1分割体(A) のネ
    ジ体(19)の下端部を保持可能に構成されてなることを特
    徴とするスプリンクラーヘッド。
  2. 【請求項2】 スプリンクラーヘッド本体(1) の流出口
    (4) に弾発体(7) を介して栓体(3) を装着すると共に、
    該栓体(3) の下面中央に設けたネジ孔(6) にネジ体(19)
    を螺入して第1分割体(A) を形成する一方で、上側の挟
    持体(12)の下面中央に突設した筒状部(12b) を下側の挟
    持体(13)にスライド自在に嵌入すると共に、該挟持体(1
    2),(13) の夫々の鍔部(12d),(13b) 間でリング状又は一
    部切欠リング状の拡縮自在な係止体(11)を挟持せしめ、
    前記挟持体(12)の筒状部(12b) に形成したネジ孔(12c)
    に、軸方向に貫通孔(18a) を有するネジ体(18)を螺入す
    ることにより、前記係止体(11)を挟持体(12),(13) の夫
    々の鍔部(12d),(13b) で拡張させて、スプリンクラーヘ
    ッド(1) に取着可能なフレーム(24)の下部内周縁に形成
    した内向凸部(16)に係止させると共に、前記ネジ体(18)
    の鍔部(18b) により前記挟持体(13)を可溶体(22)を介し
    て保持せしめて第2分割体(B) を形成し、次に第2分割
    体(B) のフレーム(24)を第1分割体(A) のスプリンクラ
    ーヘッド(1)に取着した後、前記ネジ体(18)の貫通孔(18
    a) から挿入した工具(28)によりネジ体(19)を栓体(3)
    のネジ孔(6) から螺脱して、該ネジ体(19)の下端部を挟
    持体(12)により保持させながら、前記弾発体(7) に所定
    の押圧力を付与すべく、栓体(3) をスプリンクラーヘッ
    ド本体(1) 側へと移動せしめてスプリンクラーヘッドを
    組立てることを特徴とするスプリンクラーヘッドの組立
    方法。
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