JP2529649C - - Google Patents

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JP2529649C
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【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、被写界を複数の領域に分割し、該複数の領域毎の輝度情報を求めて
各種の演算により測光値を求める方式の測光装置の改良に関するものである。 (発明の背景) 従来より、被写界を複数の領域に分割し、それぞれの領域毎に測光し、これら
複数の測光値を用いて撮影画面に適正露出を与えるようにした測光装置が種々提
案されている。 例えば実公昭51−9271号では、複数の光電素子からの光電出力のうち、
最大値と最小値との相加平均値を用いて適正測光値とした測光装置を提案してい
る。しかしながら、この測光装置では、背景が特に明るい場合や、逆に特に暗い
場合等では対象とする被写体が露出アンダー、若しくは露出オーバーになってし まう問題があった。 また、実公昭60−11475号では、複数の光電出力のうち、所定のしきい
値を越えた光電出力の度数がある所定数を越えた場合には、その所定数を越えた
分については、予め定められた値に置換して演算に用いる様にした測光装置が提
案されている。しかしながら、この測光装置では、所定値を越えた輝度の被写体
に対しては、その輝度レベルを判別できないために常に一定の露出を与える様に
構成されているので、例えば晴天時に白い服を着た人物を撮影する場合では、人
物に当る光の強弱によって露出がオーバーになったりアンダーになったりしてし
まう問題があった。更に、所定のしきい値付近の輝度レベルでは正確な輝度差情
報が得られないため、被写界における明るさの分布状態を判断した露出の決定が
困難になるという問題をも有していた。 (発明の目的) 本発明の目的は、太陽等の高輝度被写体が周辺領域に位置して周辺領域の輝度
が上限輝度値よりも高い場合でも、露出に対する悪影響を少なくすると共に、被
写体全体の輝度分布も加味した適正な測光値を求めることができる測光装置を提
供することである。 (発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、被写体の周辺領域と、該周辺領域より
内側の内側領域に大別して分けると共に、更に細かく区分けした複数の受光領域
の輝度を各々測定する受光手段と、該受光手段から得られた前記内側領域内の受
光領域の輝度情報と前記周辺領域内の受光領域の輝度情報を用いて、前記被写体
の平均測光値を求める平均値演算手段と、前記受光手段から得られた前記内側領
域内の受光領域の輝度情報と前記周辺領域内の受光領域の輝度情報とを比較した
比較情報を用いて、前記平均値演算手段にて求めた前記平均測光値を補正する補
正情報を求める補正値演算手段と、を有する測光装置であって、前記受光手段に
て得られた前記周辺領域内の受光領域の輝度情報が所定の上限輝度値より高い場
合には、前記平均値演算手段では予め設定された設定輝度情報を用いて平均測光
値を演算し、且つ前記補正値演算手段では前記予め設定された設定輝度情報を用
いるのではなく、前記受光手段から得られた輝度情報による前記比較情報を用い て前記補正情報を演算することを特徴とする。 (発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 第1図は本発明を一眼レフレックスカメラに適用した場合の光学系の概略図で
ある。該図において、1は撮影レンズ、2はクイックリターンミラー、3は焦点
板、4はペンタプリズム、5は結像レンズ、6は受光部、7は像面である。 本実施例では、撮影レンズ1により焦点板3上に結像した被写体像を結像レン
ズ5により受光部6上に導光及び結像させて測光している。第2図は第1図に示
した受光部6の受光面の説明図である。第2図において、6A,6Bは被写界の
略中央部に位置する2個の領域であり、領域6Bは6Aの周囲を取り囲む形状を
している。6Cは領域6Bの周囲を取り囲む形状の画面周辺部の領域であり、6
1〜6C4の4つの小領域に分割されている。本実施例では、第2図に示すよう
に各領域に相当する位置の被写界領域の光を受光できる受光素子(後述する)を
複数配置し、被写界を6個の領域6A,6B,6C1,6C2,6C3,6C4に分
割して、各領域毎に被写界輝度の測光を行っている。 第3〜6図は本発明の一実施例を示すものである。 第3図において、8〜13は前記6個の領域6A,6B,6C1〜6C4に対応
するシリコンフォトダイオード(SPD)であり、それぞれの領域の輝度に応じ
た光電流iA,iB,ic1,ic2,ic3,ic4を発生させる。14〜19はこ
れら光電流を対数圧縮して、VA,VB,Vc1〜Vc4なる電圧値を出力する対数
圧縮回路である。VA,VB,Vc1,Vc2,Vc3,Vc4は、定数a1,a2,a
3,a4,a5,a6(≧0),b(>0)及び光電流iA,iB,ic1,ic2,i
3,ic4を用いて次の様に表せる。 VA =a1+blniAB =a2+blniB Vc1=a3+blnic1 Vc2=a4+blnic2 Vc3=a5+blnic3 Vc4=a6+blnic4 ただし、a1,a2,a3,a4,a5,a6は、各領域の輝度が等しい時には、V
A=VB=Vc1=Vc2=Vc3=Vc4となる様に、対数圧縮回路14〜19内で
予め設定されているものとする。20は、対数圧縮回路14〜19の出力電圧V
1,Vc2,Vc3,Vc4を各々入力端IN1〜IN4に入力して、被写界の周辺
部6Cの輝度値を演算し、出力端O1,O2より電圧Vcx,Vcyを出力する周
辺輝度演算回路である。 前記周辺輝度演算回路20内の構成を第4図に示す。該図において、31〜3
4は出力電圧Vc1,Vc2,Vc3,Vc4を平均するための同一の抵抗値をもつ
抵抗であり、その出力側には Vc0=(Vc1+Vc2+Vc3+Vc4)/4 なる平均された電圧値が発生する。35は基準電圧発生回路であり、本実施例で
は領域6C1〜6C4に相当する周辺の平均された被写界輝度が高輝度である場合
に補正値情報として用いられる基準電圧Vr0を発生する。36はコンパレータ
であり、Vc1,Vc2,Vc3,Vc4の平均値Vc0と基準電圧Vr0を比較し、
Vc0≧Vr0のときにはHレベル(ハイレベルを意味する)電圧を出力し、Vc
0<Vr0のときにはLレベル(ローレベルを意味する)電圧を出力する。37は
インバータである。38,39はアナログスイッチで、コントロール端子に印加
される電圧がHレベルのとき導通状態となり、Lレベルのとき開放状態となる。
アナログスイッチ38のコントロール端子はコンパレータ36の出力が、アナロ
グスイッチ39のコントロール端子はインバータ37の出力が、それそれ印加さ
れており、Vc0≧Vr0のときには、アナログスイッチ38が導通状態、アナロ
グスイッチ39が開放状態となり、Vc0<Vr0のときには、アナログスイッチ
38が開放状態、アナログスイッチ39が導通状態となる。40,41はオペア
ンプであり、それぞれの出力端と逆相入力端が接続されており、ボルテージフォ
ロアとして用いられている。オペアンプ40,41の出力電圧はその出力端以降
の回路状態によらず正相入力端電圧に等しい電圧が出力される。オペアンプ40
の出力電圧Vcxは、Vc0≧Vr0のときVr0、Vc0<Vr0のときVc0であ
り、これを出力端O1より出力する。オペアンプ41の出力端電圧VcyはVc0
であり、これを出力端O2より出力する。以上述べ た様に周辺輝度演算回路20は、被写界の周辺部の輝度の平均値Vc0又は基準
電圧Vr0をVcxとして出力端O1から、Vc0をVcyとして出力端O2から、
それぞれ出力する。 再び第3図に戻って、21は対数圧縮回路14,15の出力電圧VA、VB及び
周辺輝度演算回路20の出力電圧Vcyをそれぞれ入力端IN1〜IN3に入力し
、後述する複数個の演算式のうち、どの演算式を選択するかを決定する選択回路
である。22,23,24は平均値回路を構成する同一の抵抗値をもつ抵抗であ
り、その出力側には V1=(VA+VB+Vcx)/3 なる電圧が発生する。25はオペアンプであり、その出力端と逆相入力端を接続
してボルテージフォロアとして用いており、正相入力端には前記平均値回路の出
力電圧V1が入力されている。オペアンプ25の出力電圧はその出力端以降の回
路状態によらず、V1である。26〜29は同一の抵抗値をもつ抵抗であり、3
0はオペアンプである。抵抗26〜29及びオペアンプ30により引算回路を構
成している。先の選択回路21の出力電圧をV2とすると、この引算回路からは
電圧(V1−V2)が出力され、本実施例において該電圧(V1−V2)が後に述べ
る複数の演算式により決定される測光値となる。 第5図は第3図に示す選択回路21内の回路構成例を示すものである。該図に
おいて、42〜45は同一の抵抗値をもつ抵抗、46はオペアンプであり、第1
の引算回路を構成している。同様に、47〜50は同一の抵抗値をもつ抵抗、5
1はオペアンプであり、第2の引算回路を構成している。前記第1の引算回路に
は電圧VA及びVBが入力され、その出力電圧は(VB−VA)であり、前記第2の
引算回路には電圧VB及びVcyが入力され、その出力電圧は(Vcy−VB)で
ある。52は基準電圧発生回路で、本実施例では被写界が室内か室外かの判断基
準となるしきい値レベルである基準電圧Vr1を発生している。尚該基準電圧V
1と前記基準電圧Vr0との関係は、Vr1<Vr0である。53はコンパレータ
であり、正相入力端には電圧Vcyが入力され、逆相入力端には前記基準電圧V
1が入力され、Vcy≧Vr1のとき(室外時)にはHレベルを出力し、Vcy
<Vr1のとき(室内時)にはLレベルを出力する。54は基準 電圧Vpa,Vpb,Vqa,Vqbを発生する基準電圧発生回路で、コントロ 電圧が入力された時の基準電圧を、Vpa=Vp1,Vpb=Vp2,Vqa= ロール電圧が入力された時の基準電圧を、Vpa=Vp3,Vpb=Vp4,Vq
a=Vq3,Vqb=Vq4とおく。基準電圧Vp1〜Vp4,Vq1〜Vq4の正負
の符号は、Vp1,Vp3,Vq1,Vq3が正、Vp2,Vp4,Vq2,Vq4が負
である。なお、この基準電圧の関係はVp2<0<Vp1,Vq2<0<Vq1,V
4<0<Vp3,Vq4<0<Vq3である。 55,56はコンパレータ、57,58はインバータ,59はアンドゲートで
ある。コンパレータ55,56の各正相入力端には、第1の引算回路のオペアン
プ46の出力電圧(VB−VA)が入力される。コンパレータ55の逆相入力端 ル電圧のHレベル、Lレベルにより基準電圧Vp1或いはVp3が入力される。コ
ンパレータ56の逆相入力端には、同様に基準電圧Vp2或いはVp4が入力され
る。60,61はコンパレータ、62,63はインバータ、64はアンドゲート
である。コンパレータ60,61の各正相入力端には、第2の引算回路のオペア
ンプ51の出力電圧(Vcy−VB)が入力される。コンパレータ60の逆 ントロール電圧のHレベル、Lレベルにより基準電圧Vq1或いはVq3が入力さ
れる。コンパレータ61の逆相入力端には、同様に基準電圧Vq2或いはVq4
入力される。コンパレータ55,56、60、61の出力端には、正相入力端電
圧V+と逆相入力端電圧V−の大小により、V+≧V−のときにHレベル電圧、
V+<V−のときにLレベル電圧が発生する。アンドゲート59の入力端は、イ
ンバータ57の出力端とコンパレータ56の出力端に接続されており、コンパレ
ータ55,56、インバータ58,59及び該アンドゲート59によって、オペ
アンプ46の出力電圧(VB−VA)と基準電圧発生回路54の2つの出力電圧V
pa,Vpbの大小比較を行っている。VB−VA≧Vpaのとき は、コンパレータ55の出力電圧はHレベルとなり、アンドゲート59及びイン
バータ58の出力電圧はLレベルとなる。Vpb<VB−VA<Vpaのときは、
アンドゲート59の出力電圧はHレベルとなり、コンパレータ55及びインバー
タ58の出力電圧はLレベルとなる。そして、VB−VA<Vpbのときは、イン
バータ58の出力はHレベルとなり、コンパレータ55及びアンドゲート59の
各出力電圧はLレベルとなる。また同様に、アンドゲート64の入力端は、イン
バータ62の出力端とコンパレータ61の出力端に接続されており、コンパレー
タ60,61、インバータ62,63及び該アンドゲート64によって、オペア
ンプ51の出力電圧(Vcy−VB)と基準電圧発生回路54の2つの出力電圧
Vqa,Vqbの大小比較を行っている。Vcy−VB≧Vqaのときは、コン
パレータ60の出力電圧はHレベルとなり、アンドゲート64及びインバータ6
3の出力電圧はLレベルとなる。Vqb<Vcy−VB<Vqaのときは、アン
ドゲート64の出力電圧はHレベルとなり、アンドゲート60及びインバータ6
3の出力電圧はLレベルとなる。そして、Vcy−VB<Vqbのときは、イン
バータ63の出力はHレベルとなり、コンパレータ60及びアンドゲート64の
各出力電圧はLレベルとなる。65〜73はアンドゲートであり、前記コンパレ
ータ55、アンドゲート59及びインバータ58の出力端のHレベル、Lレベル
の組み合わせ方と、前記コンパレータ60、アンドゲート64及びインバータ6
3の出力端のHレベル、Lレベルの組み合わせ方によって、すなわちオペアンプ
46の出力電圧(VB−VA)と基準電圧発生回路54の2つの出力電圧Vpa,
Vpbの大小関係と、オペアンプ51の出力電圧(Vcy−VB)と基準電圧発
生回路54の2つの出力電圧Vqa,Vqbの大小関係の組み合わせによって、
いずれか1つのアンドゲートがHレベル電圧を出力し、その他のアンドゲートは
Lレベル電圧を出力する。 74はゲート回路であり、アンドゲート,オアゲート等の組み合わせによって
構成されている(詳細は後述)。このゲート回路74には、上述のアンドゲート
65〜73の出力が供給され、後述の制御のための出力信号74a〜74gを出
力する。75は基準電圧発生回路であり、基準電圧Vk1,Vr2,Vr3,−V
2,−Vr4,−Vr5を発生する。尚、基準電圧Vk1は被写界が室外時 に所定の領域間の2種類の輝度差が別個に予め定められた所定値より大きい場合
に用いる補正値であり、−Vk2は被写界が室内時に所定の輝度以上である場合
に用いる補正値である。又基準電圧Vr2,Vr3,−Vr4,−Vr5は、Vr2
>Vr3,|Vr4|>|Vr5|なる関係の値に設定されている。76〜82は
アナログスイッチであり、アナログスイッチ76の入力端には基準電圧Vk1
、アナログスイッチ77の入力端には基準電圧Vr2が、アナログスイッチ78
の入力端には基準電圧Vr3が、アナログスイッチ79の入力端には基準電圧(
−Vk2)が、アナログスイッチ80の入力端には基準電圧(−Vr4)が、アナ
ログスイッチ81の入力端には基準電圧(−Vr5)が、それぞれ加えられてい
る。またアナログスイッチ82の入力端は0Vである。このアナログスイッチ7
9〜82の出力端は相互に接続され、前記いずれかの電圧を出力端Oより補正値
2として出力する。また、アナログスイッチ76のコントロール端子には上述
のゲート回路74の出力信号74aが供給され、この出力信号74aがHレベル
の際に該アナログスイッチ76が導通状態となり、基準電圧Vk1が出力端Oに
発生するように構成されており、以下同様に、アナログスイッチ77のコントロ
ール端子には出力信号74bが、アナログスイッチ78のコントロール端子には
出力信号74cが、アナログスイッチ79のコントロール端子には出力信号74
dが、アナログスイッチ80のコントロール端子には出力信号74eが、アナロ
グスイッチ81のコントロール端子には出力信号74fが、アナログスイッチ8
2のコントロール端子には出力信号74gが、それぞれ供給されている。 以上述べた様に、基準電圧発生回路75及びアナログスイッチ76〜82によ
って、複数の補正定数に相当する補正値演算回路を構成しており、VA,VB,V
cyの各値によってゲート回路74の出力信号を制御することにより、補正値V
2を選択する選択回路を構成している。 第6図は上述した第5図に示されるゲート回路74内の構成例を示すもので、
該回路は、オアゲートOR1〜OR6、アンドゲートAND1〜AND6、イン
バータIN1より構成される。このゲート回路74は、前記アンドゲート65〜
7の出力信号及びコンパレータ53の出力信号に応じて、以後の動作説明の如く 出力信号74a〜74gのいずれかをHレベル電圧として出力するもので、各ゲ
ートの組み合わせ方は種々の構成が考えられ、必ずしも第6図に示す構成に限る
ものではない。 次に動作について説明する。 第2図に示す被写界の一番外側の領域6C1〜6C4より得られる平均輝度値に
相当する電圧(以後輝度信号と記す)Vc0は周辺輝度演算回路20内のコンパ
レータ36にて基準電圧Vr0と比較され、Vc0≧Vr0の場合は該回路20の
出力端O1より出力電圧Vcxとしてこの時の平均輝度信号に関係なく基準電圧
Vr0が(例えば晴天時に白い服を着た人物を撮影撮影する場合等であっても適
正な露出が得れるように)、逆にVc0<Vr0の場合は出力電圧Vcxとしてこ
の時の輝度信号である平均輝度信号Vc0が、抵抗22〜24より成る平均値回
路へ選択出力される。よって、平均値回路を介してオペアンプ25より出力され
る電圧V1(=(VA+VB+Vcx)/3)としては、一番外側の領域6Cの輝
度が非常に高い場合には,(VA+VB+Vr0)/3)が、基準電圧Vr0より
も低い場合には、(VA+VB+Vc0)/3)が、それぞれ出力され、以下に述
べる選択回路21よりの補正値V2とによりその時の被写界輝度に応じた測光出
力が求められる。なお、前記周辺輝度演算回路20の出力端O2からはいずれの
場合であっても平均輝度信号Vc0が出力電圧Vcyとして出力される。 以下、測光値を算出するための第3,5図の回路動作の説明を第7〜9図を参
照しながら行う。 (1)一番外側の領域6C1〜6C4より得られる平均輝度値に相当する平均輝度
信号Vc0(周辺輝度演算回路20の出力端O2出力)が選択回路21内の基準電
圧発生回路52に発生する基準電圧Vr1より大きい場合(この場合周辺輝度演
算回路20の出力端O1より出力される出力電圧Vcxとしては、この時の周辺
輝度が相当に高ければ基準電圧Vr0、そうでなければ平均輝度信号Vc0が出力
される)、すなわち、Vcy≧Vr1として被写界が室外であると判断されたと
き(背景に空等の明るい被写体が入り画面周辺部が明るいと判断された場合)に
は、更に輝度信号差(VB−VA)及び輝度信号差(Vcy−VB)の値 によって、定数としての基準電圧Vp1,Vp2,Vq1,Vq2を用いて、次の動
作により測光出力(V1−V2)を求める。なお、前記輝度信号差(VB−VA)を
以後△BAと略記し、輝度信号差(Vcy−VB)を以後△CyBと略記する。 (1−1)のとき、具体的には第7図(a)に示すように、被写界領域の中央部領域6Aとそ
の周辺の領域6Bの輝度差信号△BAは小さくなり、一方領域6Bと一番外側の
領域6Cの輝度差信号△CyBは大きくなり、このときは主要被写体が領域6A
及び6Bの双方に存在する場合が多いと判断できる。従って、主要被写体に適度
な露出を与える為に、測光出力(V1−V2)は補正値として基準電圧Vr3を用
いて次の演算式より求める。 V1−V2=(VA+VB+Vcx)/3−Vr3 ……………… この場合の回路動作について、まず第5図の選択回路21での動作を説明する
と、一番外側の領域6Cの輝度信号Vcyが基準電圧Vr1より大きいので、コ
ンパレータ53はHレベルを出力し、よって基準電圧発生回路54のコントロー
ル端子B/DにHレベルの信号が供給され、該回路54の基準電圧はVpa=V
1,Vpb=Vp2,Vqa=Vq1,Vqb=Vq2となる。一方、オペアンプ
46の出力電圧(VA−VB)は、Vp2<△BA<Vp1の条件になるので、コン
パレータ55の出力はLレベル、コンパレータ56の出力はHレベルとなり、ア
ンドゲート59の出力がHレベルとなる。又オペアンプ51の出力電圧(Vcy
−VB)は、Vq1<△CyBの条件になるので、コンパレータ60の出力はHレ
ベル、コンパレータ61の出力もHレベルとなる。従って、アンドゲート68の
みがHレベルとなり、このアンドゲート68のHレベル出力、アンドゲート65
〜67,69〜73のLレベル出力及びコンパレータ53のHレベル出力により
、ゲート回路74は出力信号74cのみをHレベルとし、他の出力信号74a,
74b,74d〜74gをLレベルとし、出力端Oより補正値V2として基準電
圧Vr3を選択出力する。これにより、第3図のオペアンプ25から の電圧(VA+VB+Vcx)/3がオペアンプ30の正相入力端に、逆相入力端
にはVr3が供給されるので、該オペアンプ30から出力される測光出力(V1
2)は先の演算式に示した(VA+VB+Vcx)/3−Vr3なる電圧となる
。 (1−2) のとき、具体的には第7図(b)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは+側の所定値Vp1より大きく、更に領域6Bと6Cの輝度信号差△Cy
Bも+側の所定値Vq1より大きいので、このときは主要被写体が領域6Aの全
部と領域6Bの一部に存在する場合が多いと判断できる。この時測光出力(V1
−V2)は補正値V2としてVr2(Vr2>Vr3)を用いて次の演算式より求
める。 V1−V2=(VA+VB+Vcx)/3−Vr2 ……………… この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,55,56,60及び
61が全てHレベルを出力し、アンドゲート65のみがHレベルを出力し、その
他のアンドゲート66〜73がLレベルを出力する。従って、ゲート回路74は
コンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を受けて、出力信号74
bをHレベル、出力信号74a,74c〜74gをLレベルとする。これにより
、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vcx)/3−V
2なる電圧となる。 (1−3) のとき、具体的には第7図(c)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは+側の所定値Vp1より大きくなり、一方領域6Bと6Cの輝度信号差△
CyBは小さいので、このときは主要被写体が領域6Aの全部に存在し、又は特
に主要被写体が小さい場合が多いと判断できる。この場合には、主要被写体部分
に適正な露出を与える為に、測光出力(V1−V2)は前記(1−2)と同様 に、補正値V2としてVr2を用いて次の演算式3より求める。 V1−V2=(VA+VB+Vcx)/3−Vr2 ……………… この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,55,56及び61が
Hレベルを出力し、一方コンパレータ60はLレベルを出力し、アンドゲート6
4がHレベルを出力し、よってアンドゲート66がHレベルを出力し、その他の
アンドゲート65,67〜73がLレベルを出力する。従って、ゲート回路74
はコンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を受けて、出力信号7
4bをHレベル、出力信号74a,74c〜74gをLレベルとする。これによ
り、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vcx)/3−
Vr2なる電圧となる。 (1−4) のとき、具体的には第7図(d)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは+側の所定値Vp1より大きくなり、一方領域6Bと6Cの輝度信号差△
CyBは−側の所定値Vq2より小さいので、このときは主要被写体が上述の(
1−3)で説明した場合と同程度の大きさで且つ領域6Bに相当に高輝度の被写
体(例えば太陽、海面反射等)のある場合や、風景写真等で領域6Bに相当に高
輝度の被写体がある場合と判断できる。この場合には、測光出力(V1−V2)は
前記(1−1)と同様に、補正値V2としてVr3を用いて次の演算式より求め
る。 V1−V2=(VA+VB+Vcx)/3−Vr3 ……………… この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,55及び56がHレベ
ルを出力し、一方コンパレータ60,61はLレベルを出力し、よってアンドゲ
ート67がHレベルを出力し、その他のアンドゲート65,66,68〜73が
Lレベルを出力する。従って、ゲート回路74はコンパレータ53及びアンドゲ
ート65〜73の各出力を受けて、出力信号74cをHレベル、出力信号74a
,74b,74d〜74gをLレベルとする。これにより、オペアンプ30より
の測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vcx)/3−Vr3なる電圧とな る。 (1−5) のとき、具体的には第7図(e)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは+側の所定値Vp1は小さく、一方領域6Bと6Cの輝度信号差△CyB
は負の値で所定値Vq2より絶対値が大きいので、このときは主要被写体が領域
6Aと6Bの双方に存在する大きい場合で、しかも白っぽいことが判断できる。
従って、このようなときは主要被写体部分がハイライト描写されるような露出を
与える為に、測光出力(V1−V2)は、補正値V2としてVk1を用いて次の演算
式より求める。 V1−V2=(VA+VB+Vcx)/3−Vk1 ……………… この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,56がHレベルを出力
し、アンドゲート59がHレベルを出力し、一方コンパレータ55,60及び6
1はLレベルを出力し、よってアンドゲート70がHレベルを出力し、その他の
アンドゲート65〜69,71〜73がLレベルを出力する。従って、ゲート回
路74はコンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を受けて、出力
信号74aをHレベル、出力信号74b〜74gをLレベルとする。これにより
、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vcx)/3−V
1なる電圧となる。 (1−6)のとき、具体的には第7図(f)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは負の値で所定値Vp2より絶対値が大きく、領域6Bと6Cの輝度信号差
△CyBも負の値で所定値Vq2より大きいので、このときは主要被写体が領域
6Aと6Bの一部に存在する中くらいの場合で、且つ白っぽい被写体の場合であ
ることが判断できる。この場合には前記(1−5)の場合と同様に、主要被写体
部分がハイライト描写されるような露出を与える為に、測光出力(V1−V2) は、補正値V2としてVk1を用いて次の演算式より求める。 V1−V2=(VA+VB+Vcx)/3−Vk1 ……………… この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53がHレベルを出力し、一
方コンパレータ55,56,60及び61はLレベルを出力し、よってアンドゲ
ート73がHレベルを出力し、その他のアンドゲート65〜72がLレベルを出
力する。従って、ゲート回路74はコンパレータ53及びアンドゲート65〜7
3の各出力を受けて、出力信号74aをHレベル、出力信号74b〜74gをL
レベルとする。これにより、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(V
A+VB+Vcx)/3−Vk1なる電圧となる。 (1−7) のとき、具体的には第7図(g)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは負の値で所定値Vp2より絶対値が大きく、領域6Bと6Cの輝度信号差
△CyBは小さいので、このときは主要被写体が領域6Aの全体に存在するか、
もしくは特に主要被写体が小さいときであり、しかも白っぽい被写体であること
が判断できる。この場合には前記(1−1)の場合と同様に、主要被写体部分が
ハイライト描写されるような露出を与える為に、測光出力(V1−V2)は、補正
値V2としてVr3を用いて次の演算式より求める。 V1−V2=(VA+VB+Vcx)/3−Vr3 ……………… この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,61がHレベルを出力
し、アンドゲート64がHレベルを出力し、一方コンパレータ55,56及び6
0はLレベルを出力し、よってアンドゲート72がHレベルを出力し、その他の
アンドゲート65〜71,73がLレベルを出力する。従って、ゲート回路74
はコンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を受けて、出力信号7
4cをHレベル、出力信号74a,74b,74d〜74gをLレベルとする。
これにより、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vcx
)/3−Vr3なる電圧となる。 (1−8) のとき、具体的には第7図(h)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは負の値で所定値Vp2より絶対値が大きく、領域6Bと6Cの輝度信号差
△CyBは所定値Vq1より大きいので、このときは前記(1−1)で述べた場
合と同程度の大きさで且つ主要被写体部分に明暗差があって、領域6Aがやや高
輝度になっている場合や、風景写真等で領域6Bに相当な低輝度な被写体が占め
ている場合であることが判断できる。この場合は前記(1−1)の場合と同様に
、測光出力(V1−V2)は、補正値V2としてVr3を用いて次の演算式より求
める。 V1−V2=(VA+VB+Vcx)/3−Vr3 ……………… この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,60及び61がHレベ
ルを出力し、アンドゲート64がHレベルを出力し、一方コンパレータ55,5
6はLレベルを出力し、よってアンドゲート71がHレベルを出力し、その他の
アンドゲート65〜70,72,73がLレベルを出力する。従って、ゲート回
路74はコンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を受けて、出力
信号74cをHレベル、出力信号74a,74b,74d〜74gをLレベルと
する。これにより、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB
Vcx)/3−Vr3なる電圧となる。 (1−9) のとき、具体的には第7図(i)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAが小さく、また領域6Bと6Cの輝度信号差△CyBも小さいので、このと
きは主要被写体が被写体界全体を占めている場合、あるいは風景等の様に主要被
写体の設定意図がない場合であると判断できる。この場合は測光出力(V1−V2
)は、補正値V2として0(零)を用いて次の演算式より求める。 V1−V2=(VA+VB+Vcx)/3 ……………… この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,56及び61がHレベ ルを出力し、一方コンパレータ55,60はLレベルを出力し、又アンドゲート
59,64が共にHレベルを出力し、よってアンドゲート69力用レベルを出力
し、その他のアンドゲート65〜68,70〜73がLレベルを出力する。従っ
て、ゲート回路74はコンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を
受けて、出力信号74gをHレベル、出力信号74a〜74fをLレベルとする
。これにより、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vc
x)/3なる電圧となる。 第8図(a)は以上述べた(1−1)〜(1−9)までの各輝度状態に応じて選
択される演算式のそれぞれの関係を、第7図の(a)〜(i)に対応させて(尚第7図
の(a)〜(i)は領域6A,6B,6Cにおける輝度レベルを棒グラフにより表した
ものである)画いたものである。 (2)第2図に示す被写界領域6の一番外側の領域6Cの平均輝度信号Vcy(
周辺輝度演算回路20の出力端O2より出力される出力電圧Vc0)が基準電圧V
1より小さい場合(この場合、周辺輝度演算回路20の出力端O1より出力され
る出力電圧VcxもVc0である)、すなわちVcy<Vr1として背景に室内の
壁等が位置するような室内であると判断されたとき、このときも上述の(1)と
同様に輝度信号差△BA及び輝度信号差△CyBの値によって定数Vp3,Vp4
,Vq3,Vq4を用いて、次の動作により測光値(V1−V2)を求める。 (2−1) のとき、具体的には第9図(a)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは小さくなり、領域6Bと6Cの輝度信号差△CyBは所定値Vq3より大
きいので、このときは主要被写体が領域6Aと6Bの双方に存在する位大きい場
合で、しかも黒っぽい被写体であると判断できる。この場合には、主要被写体部
分がシャドー描写されるような露出を与える為に、測光出力(V1−V2)は、補
正値V2として(−Vk2)を用いて次の演算式▲○10▼より求める。 V1−V2=(VA+VB+Vcx)/3+Vk2 ………………▲○10▼ この場合の回路動作を説明すると、一番外側の領域6Cの平均輝度信号Vcy
が基準電圧Vr1より小さいので、コンパレータ53はLレベルを出力し、よっ
て基準電圧発生回路54のコントロール端子B/DにLレベルの信号が供給され
、該回路54の基準電圧はVpa=Vp3,Vpb=Vp4,Vqa=Vq3,V
qb=Vq4となる。一方コンパレータ55はLレベルを出力し、コンパレータ
56,60及び61はHレベルを出力し、アンドゲート59はHレベルを出力し
、よってアンドゲート68がHレベルを出力し、その他のアンドゲート65〜6
7,69〜73がLレベルを出力する。従って、ゲート回路74はコンパレータ
53及びアンドゲート65〜73の各出力を受けて、出力信号74dをHレベル
、出力信号74a〜74c,74e〜74gをLレベルとする。オペアンプ25
の出力電圧は前述のように(VA+VB+Vcx)/3であるので、オペアンプ3
0より出力される測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vcx)/3+Vk2
る電圧となる。 (2−2) のとき、具体的には第9図(b)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAが所定値Vp3より大きく、領域6Bと6Cの輝度信号差△CyBが所定値
Vq3より大きいので、このときは主要被写体が領域6Aの全部と領域6Bの一
部に存在する場合で、しかも黒っぽい被写体であると判断できる。この場合には
、主要被写体部分に前記(2−1)の場合と同様に、シャドー描写されるような
露出を与える為に、測光出力(V1−V2)は、補正値V2として(−Vk2 この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53はLレベルを出力し、一
方コンパレータ55,56,60,61は全てHレベルを出力し、よってアンド
ゲート65がHレベルを出力し、その他のアンドゲート66〜73がLレベルを
出力する。従って、ゲート回路74はコンパレータ53及びアンドゲート65〜
73の各出力を受けて、出力信号74dをHレベル、出力信号74a〜74c, 74e〜74gをLレベルとする。これにより、オペアンプ30よりの測光出力
(V1−V2)は(VA+VB+Vcx)/3+Vk2なる電圧となる。 (2−3)のとき、具体的には第9図(c)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAが所定値Vp3より大きく、一方領域6Bと6Cの輝度信号差△CyBは小
さいので、このときは主要被写体が領域6Aの全部の存在するか、または主要被
写体が小さい場合であり、しかも黒っぽい被写体の場合であると判断できる。こ
の場合には、主要被写体部分がシャドー描写されるような露出を与える為に、測 より求める。 この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,60はLレベルを出力
し、一方コンパレータ55,56,61はHレベルを出力し、アンドゲート64
はHレベルを出力し、よってアンドゲート66がHレベルを出力し、その他のア
ンドゲート65,67〜73がLレベルを出力する。従って、ゲート回路74は
コンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を受けて、出力信号74
fをHレベル、出力信号74a〜74e,74gをLレベルとする。これにより
、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vcx)/3+V
5なる電圧となる。 (2−4) のとき、具体的には第9図(d)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAが所定値Vp3より大きく、一方領域6Bと6Cの輝度信号差△CyBは負
の値で所定値Vq4より絶対値が大きいので、このときは主要被写体は前記(2
−3)の場合と同程度の大きさのやや黒っぽい被写体であり且つ領域6Bに高輝
度の被写体(例えば電灯)のある場合である事が判断できる。この場合の様に室 内で領域6Bに高輝度のある際では、室外の太陽等が領域6Bに位置している場
合に比べて、この高輝度の影響は少ないことがデータ的に言える為、測光出力(
1−V2)は、前記(2−2)の場合と同様、補正値V2として(−Vr5 この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,60及び61はLレベ
ルを出力し、一方コンパレータ55,56はHレベルを出力し、よってアンドゲ
ート67がHレベルを出力し、その他のアンドゲート65,66、68〜73が
Lレベルを出力する。従って、ゲート回路74はコンパレータ53及びアンドゲ
ート65〜73の各出力を受けて、出力信号74fをHレベル、出力信号74a
〜74e,74gをLレベルとする。これにより、オペアンプ30よりの測光出
力(V1−V2)は(VA+VB+Vcx)/3+Vr5なる電圧となる。 (2−5) のとき、具体的には第9図(e)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは小さく、領域6Bと6Cの輝度信号差△CyBは負の所定値Vq4より絶
対値が大きいので、このときは主要被写体が領域6Aと6Bの双方に存在する場
合であり、且つ領域6A,6Bのみがライトにより照明されている場合であると
判断できる。この場合も前記(2−3)の場合と同様に測光出力(V1−V2 この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,55,60及び61は
Lレベルを出力し、一方コンパレータ56はHレベルを出力し、アンドゲート5
9はHレベルを出力し、よってアンドゲート70がHレベルを出力し、その他の
アンドゲート65〜69,71〜73がLレベルを出力する。従って、ゲート回
路74はコンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を受けて、出力
信号74fをHレベル、出力信号74a〜74e,74gをLレベルとする。こ
れにより、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vc x)/3+Vr5なる電圧となる。 (2−6) のとき、具体的には第9図(f)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは負の所定値Vp4より絶対値が大きく、領域6Bと6Cの輝度信号差△C
yBも負の所定値Vq4より絶対値が大きいので、このときは主要被写体が領域
6Aの全部と領域6Bの一部に存在する場合であって、且つ領域6Aの全てと領
域6Bの一部がライトにより照明されている場合であると判断できる。この場合
には前記(2−5)の場合よりも絶対値の大きい補正値にて補正する事が主要被
写体部分に適度な露出を与える為に必要となり、測光出力(V1−V2)は、補 この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,55,56,60及び
61の全てがLレベルを出力し、よってアンドゲート73がHレベルを出力し、
その他のアンドゲート65〜72がLレベルを出力する。従って、ゲート回路7
4はコンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を受けて、出力信号
74eをHレベル、出力信号74a〜74d,74f,74gをLレベルとする
。これにより、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vc
x)/3+Vr4なる電圧となる。 (2−7) のとき、具体的には第9図(g)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは負の所定値Vp4より絶対値が大きく、領域6Bと6Cの輝度信号差△C
yBは小さいので、このときは主要被写体が領域6Aの全部に存在し、又は主要
被写体が小さく領域6Aの一部に存在する場合であると判断できる。この場合に
は主要被写体部分に適度な露出を与える為に、前記(2−6)の場合と同様に測 より求める。 この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,55,56及び60が
Lレベルを出力し、一方コンパレータ61がHレベルを出力し、アンドゲート6
4がHレベルを出力し、よってアンドゲート72がHレベルを出力し、その他の
アンドゲート65〜71,73がLレベルを出力する。従って、ゲート回路74
はコンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を受けて、出力信号7
4eをHレベル、出力信号74a〜74d,74f,74gをLレベルとする。
これにより、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vcx
)/3+Vr4なる電圧となる。 (2−8) のとき、具体的には第9図(h)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは負の所定値Vp4より絶対値が大きく、領域6Bと6Cの輝度信号差△C
yBは所定値Vq3より大きいので、このときは主要被写体が領域6Aの全部に
存在し、又は主要被写体が前記(2−1)の場合と同程度の大きさで且つ主要被
写体部分に明暗差があって領域6Aがやや高輝度になっているが全体としては黒
っぽい被写体である場合や、風景写真等で領域6Bを相当に低輝度の被写体が占
めている場合であると判断できる。この場合は前記(2−3)の場合と同様に測 より求める。 この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,55,56がLレベル
を出力し、一方コンパレータ60,61がHレベルを出力し、よってアンドゲー
ト71がHレベルを出力し、その他のアンドゲート65〜70,72,73がL
レベルを出力する。従って、ゲート回路74はコンパレータ53及びアンドゲー
ト65〜73の各出力を受けて、出力信号74fをHレベル、出力信号74a〜
74e,74gをLレベルとする。これにより、オペアンプ30よりの測光出力 (V1−V2)は(VA+VB+Vcx)/3+Vr5なる電圧となる。 (2−9) のとき、具体的には第9図(i)に示すように、領域6Aと6Bとの輝度信号差△
BAは小さく、又領域6Bと6Cの輝度信号差△CyBも小さいので、このとき
は主要被写体が被写界全体を占めている場合、もしくは風景写真等のように主要
被写体が特に設定されていない場合であることが判断できる。この場合は領域6
A,6B及び6Cの全体に適度な露出を与える為に、測光出力(V1−V2 この場合の回路動作を説明すると、コンパレータ53,55及び60がLレベ
ルを出力し、一方コンパレータ56,61がHレベルを出力し、アンドゲート5
9,64が共にHレベルを出力し、よってアンドゲート69がHレベルを出力し
、その他のアンドゲート65〜68,71〜73がLレベルを出力する。従って
、ゲート回路74はコンパレータ53及びアンドゲート65〜73の各出力を受
けて、出力信号74gをHレベル、出力信号74a〜74eをLレベルとする。
これにより、オペアンプ30よりの測光出力(V1−V2)は(VA+VB+Vcx
)/3なる電圧となる。 第8図(b)は以上述べた(2−1)〜(2−9)までの各輝度状態に応じて選
択される演算式のそれぞれの関係を、第9図の(a)〜(i)に対応させて(尚第9図
の(a)〜(i)も領域6A,6B,6Cにおける輝度レベルを棒グラフにより表した
ものである)画いたものである。 第10図は第3図図示の周辺輝度演算回路20を第4図図示の回路構成とは異
なった構成にした実施例を示すものである。 第10図において、131は基準電圧発生回路であり、例えば第4図図示の基
準電圧発生回路35に発生する基準電圧Vr0に相当する基準電圧Vr7を発生す
る。132,133,134,135はコンパレータであり、各正相入力端には
基準電圧発生回路131に発生する前記基準電圧Vr7が入力され、逆相入力 端には第3図図示の対数圧縮回路17〜19の各出力電圧、すなわち輝度信号V
1〜Vc4がそれぞれ入力されており、それぞれ大小比較を行っている。136
,137,138,139はインバータであり、入力端には前記コンパレータ1
32〜135の各出力端と接続されている。140,141,142,143及
び144,146,147はアナログスイッチで、コントロール端子に印加され
る電圧がHレベルのとき導通状態となり、Lレベルのとき開放状態となる。前記
アナログスイッチ140のコントロール端子にはコンパレータ132の出力が、
アナログスイッチ141のコントロール端子にはコンパレータ133の出力が、
アナログスイッチ142のコントロール端子にはコンパレータ134の出力が、
アナログスイッチ143のコントロール端子にはコンパレータ135の出力が、
又アナログスイッチ144のコントロール端子にはコンパレータ136の出力が
、アナログスイッチ145のコントロール端子にはコンパレータ137の出力が
、アナログスイッチ146のコントロール端子にはコンパレータ138の出力が
、アナログスイッチ147のコントロール端子にはコンパレータ139の出力が
、それぞれ印加されている。したがって、領域6C1の輝度信号であるVc1と基
準電圧Vr7との関係が、Vc1≧Vr7のときにはアナログスイッチ140が開
放状態、アナログスイッチ144が導通状態になり、逆にVc1<Vr7のときに
はアナログスイッチ140が導通状態、アナログスイッチ144が開放状態にな
る。以下同様に、Vc2≧Vr7のときにはアナログスイッチ141が開放状態、
アナログスイッチ145が導通状態になり、逆にVc2<Vr7のときにはアナロ
グスイッチ141が導通状態、アナログスイッチ145が開放状態になる。Vc
3≧Vr7のときにはアナログスイッチ142が開放状態、アナログスイッチ14
6が導通状態になり、逆にVc3<Vr7のときにはアナログスイッチ142が導
通状態、アナログスイッチ146が開放状態になる。Vc4≧Vr7のときにはア
ナログスイッチ143が開放状態、アナログスイッチ147が導通状態になり、
逆にVc4<Vr7のときにはアナログスイッチ143が導通状態、アナログスイ
ッチ147が開放状態になる。 148,149,150,151は同一の抵抗値をもつ抵抗であり、これら抵
抗148〜151によって平均値回路を構成している。152はオペアンプであ り、出力端と逆相入力端が接続されており、ボルテージフォロアとして用いられ
ている。該オペアンプ152の出力端電圧はそれ以降の回路状態によらず、正相
入力端電圧に等しい電圧が出力される。このオペアンプ152の出力電圧Vcx
は、Vc1とVr7のうちの小さい方の電圧、Vc2とVr7のうちの小さい方の電
圧、Vc3とVr7のうちの小さい方の電圧、Vc4とVr7のうちの小さい方の電
圧、の4つの電圧を平均した電圧、すなわち Vcx ={ min( Vc1, Vr7)+ min( Vc2, Vr7)+ min( Vc3, Vr7) + min( Vc4, Vr7)}/4 であり、これを出力端O1より出力する。即ち、対数圧縮回路16〜19よりの
輝度信号Vc1〜Vc4と基準電圧発生回路131の出力電圧Vr7とを比較し、
コンパレータ132〜35,インバータ136〜139及びアナログスイッチ1
40〜147によって前記Vc1〜Vc4のうちVr7より大きいもののみをVr7
に置き換え、小さいものはそのまま、抵抗148〜151にて構成される平均値
回路に入力して、その平均値をオペアンプ157を介してVcxとして出力端O
1より出力している。 153,154,155,156は同一の抵抗値をもつ抵抗であり、これら抵
抗148〜151によって輝度信号Vc1〜Vc4の平均値回路を構成している。
157はオペアンプであり、出力端と逆相入力端が接続されており、ボルテージ
フォロアとして用いられている。該オペアンプ152の出力端電圧はそれ以降の
回路状態によらず、正相入力端電圧に等しい電圧が出力される。このオペアンプ
157の出力電圧は、Vcy=(Vc1+Vc2+Vc3+Vc4)/4であり、こ
れを出力端O2より出力する。即ち、対数圧縮回路16〜19よりの輝度信号V
1〜Vc4を抵抗153〜156にて構成される平均値回路にそのまま入力して
、その平均値をオペアンプ157を介してVcyとして出力端O2より出力して
いる。 以上述べた様に、この実施例における周辺輝度演算回路20は、被写界の周辺
部の輝度のうち、基準電圧Vr7より大きいものは該Vr7に置き換えて、その平
均値をVcxとして出力端O1より出力し、又出力端O2からは周辺部の輝度その
ものの平均値をVcyとして出力する。 第3図の周辺輝度演算回路20を上述の如き構成にすることにより、周辺部に
位置する被写体の輝度差がある場合等においてより正確な露出の決定を行うこと
が可能となる。 以上、説明した各実施例装置において特徴的なことは、主要被写体が被写界領
域の中央部にあることを前提とすると、その主要被写体の大きさに応じた補正が
行える。 なお、上述の実施例の説明にて用いた第7図及び第9図の説明図において、各
領域6A〜6Cの輝度信号レベルの値は、隣合う領域の輝度差が小さいときには
、同じレベルにて示したが、これは勿論、実際の測光の場合は多少の差が出るも
のであり(比較した所定値、例えばVp1よりは輝度差が小さい意味)、あくま
で第7図及び第9図は本発明の理解を容易にするための説明図の役目しか果さな
いものである。 第1〜10図実施例によれば、画面周辺領域(領域6C1〜6C4)に晴天時の
空等の高輝度の被写体が配置された場合には、適正露出決定に悪影響を及ぼす画
面周辺部の輝度情報(周辺輝度演算回路20にて、Vc0>Vr0又はVc0>V
7なる判断が行われる様な場合のVc0の値)は測光値算出には使用せずに基準
電圧Vr0(又はVr7)を用いる様にしている為、被写界の中央部に主要被写体
があることを想定した好適な測光装置を提供することが可能となる。又、このよ
うな撮影条件下において、画面中央部に白っぽい被写体が配置された場合にも、
主要被写体に応じて適度なハイライト描写をする測光値演算が可能となる。つま
り、適正露出決定に悪影響を及ぼすことのない固定の基準電圧Vr0又はVr7
画面周辺部の輝度情報として用いるようにしているので、白っぽい被写体をその
輝度レベルに合わせて白っぽく描写することが可能となる。 (発明と実施例の対応) 第1〜10図実施例において、受光素子6が本発明の受光手段に、第3図にお
いて周辺輝度演算回路20の出力端O1の出力を用いてオペアンプ25により(
A+VB+Vcx)/3を求めることまでが平均値演算手段に、周辺輝度演算回
路20の出力端O2の出力を用いて選択回路21にて補正情報としての電圧V2
求めることまでが補正値演算手段に、それぞれ相当する。 (変形例) 本実施例では、一番外側の領域6Cは4分割としたが、さらに細かく分割して
も良いし、また分割せずに同様にして測光値を求める様にしても良い。また、被
写界中央部の領域を輪帯状の2領域に分割し、周辺領域6Cの輝度情報を利用し
て、隣接する領域間の輝度差を検出して演算式を決定したが、小領域(6C1
6C4)の輝度情報の最大値や最小値を利用して演算式を決定するようにしても
良い。又、本実施例では一眼レフレックスカメラに適用した場合を説明したが、
これに限らず、レンズシャッタカメラにおいても適用可能である。さらに、選択
回路21をロジック回路にて構成したが、マイクロコンピュータを用いて同様の
動作を行わせることも容易である。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、被写体の周辺領域と、該周辺領域より
内側の内側領域に大別して分けると共に、更に細かく区分けした複数の受光領域
の輝度を各々測定する受光手段と、該受光手段から得られた前記内側領域内の受
光領域の輝度情報と前記周辺領域内の受光領域の輝度情報を用いて、前記被写体
の平均測光値を求める平均値演算手段と、前記受光手段から得られた前記内側領
域内の受光領域の輝度情報と前記周辺領域内の受光領域の輝度情報とを比較した
比較情報を用いて、前記平均値演算手段にて求めた前記平均測光値を補正する補
正情報を求める補正値演算手段と、を有する測光装置であって、前記受光手段に
て得られた前記周辺領域内の受光領域の輝度情報が所定の上限輝度値より高い場
合には、前記平均値演算手段では予め設定された設定輝度情報を用いて平均測光
値を演算し、且つ前記補正値演算手段では前記予め設定された設定輝度情報を用
いるのではなく、前記受光手段から得られた輝度情報による前記比較情報を用い
て前記補正情報を演算するようにしたから、太陽等の高輝度被写体が周辺領域に
位置して周辺領域の輝度が上限輝度値よりも高い場合でも、露出に対する悪影響
を少なくすると共に、被写体全体の輝度分布も加味した適正な測光値を求めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を一眼レフレックスカメラに適用した場合の測光系の光学配置 図、第2図は第1図図示受光素子の受光面を説明する図、第3図は本発明の一実
施例を示すブロック図、第4図は第3図図示周辺輝度演算回路の構成例を示す回
路図、第5図は第3図図示選択回路の構成例を示す回路図、第6図は第5図図示
ゲート回路の構成例を示す回路図、第7〜9図は被写界の各輝度状態における測
光値を求めるための演算式を説明する図、第10図は第3図図示周辺輝度演算回
路の他の構成例を示す回路図である。 6……受光素子、14〜19……対数圧縮回路、20……周辺輝度演算回路、
21……選択回路、25,30……オペアンプ、VA,VB,Vc1〜Vc4,Vc
x,Vcy……出力電圧、V1−V2……測光出力。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)被写体の周辺領域と、該周辺領域より内側の内側領域に大別して分けると
    共に、更に細かく区分けした複数の受光領域の輝度を各々測定する受光手段と、 該受光手段から得られた前記内側領域内の受光領域の輝度情報と前記周辺領域
    内の受光領域の輝度情報を用いて、前記被写体の平均測光値を求める平均値演算
    手段と、 前記受光手段から得られた前記内側領域内の受光領域の輝度情報と前記周辺領
    域内の受光領域の輝度情報とを比較した比較情報を用いて、前記平均値演算手段
    にて求めた前記平均測光値を補正する補正情報を求める補正値演算手段と、を有
    する測光装置であって、 前記受光手段にて得られた前記周辺領域内の受光領域の輝度情報が所定の上限
    輝度値より高い場合には、前記平均値演算手段では予め設定された設定輝度情報
    を用いて平均測光値を演算し、且つ前記補正値演算手段では前記予め設定された
    設定輝度情報を用いるのではなく、前記受光手段から得られた輝度情報による前
    記比較情報を用いて前記補正情報を演算することを特徴とする測光装置。

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