JP2529604Y2 - カップ式飲料自動販売機の原料収納装置 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機の原料収納装置

Info

Publication number
JP2529604Y2
JP2529604Y2 JP2431490U JP2431490U JP2529604Y2 JP 2529604 Y2 JP2529604 Y2 JP 2529604Y2 JP 2431490 U JP2431490 U JP 2431490U JP 2431490 U JP2431490 U JP 2431490U JP 2529604 Y2 JP2529604 Y2 JP 2529604Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
raw material
partition member
bearing
vending machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2431490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03116478U (ja
Inventor
一彦 田口
Original Assignee
松下冷機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP2431490U priority Critical patent/JP2529604Y2/ja
Publication of JPH03116478U publication Critical patent/JPH03116478U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2529604Y2 publication Critical patent/JP2529604Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、粉粒状の飲料用原料が上部の投入口から投
入収容される原料容器を本体ケース内に備えるカップ式
飲料自動販売機の原料収納装置に関するものである。
従来の技術 近年、カップ式飲料自動販売機の原料収納装置は、飲
料用原料補充の際に、原料容器の投入口を密封する蓋を
着脱する必要のない回動開閉式の蓋構造で、かつ清掃作
業性のよいシンプルな構造のものが要望されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来のカップ式飲
料自動販売機の原料収納装置について説明する。
第4図から第8図は従来のカップ式飲料自動販売機の
原料収納装置の構造を示すものである。
同図において、1は飲料自動販売機の本体ケース、2
は本体ケース1内に設けられた台板、3は台板2上に載
置され横並びに本体ケース1内に収納設置される複数こ
の場合5個の原料容器である。この原料容器3は、それ
ぞれ販売信号により一定量の原料を搬出口3aから搬出す
る搬出機構を下部に有し(図示せず)、また、上部が段
丘状に絞られていて上面に投入口3bがあけられている。
4は投入口3bに設けられた蓋である。この蓋4は原料容
器3の背面に固着された固定金具5の両端に立上げられ
た折曲部5aに、回動軸6を介して回動自由に保持されて
いる。7はスプリングで、このスプリンク7は一端と前
記固定金具5の下端に立上げられた保持部5bに係止さ
れ、他端を回動案内片8の一端に係止され、この回動案
内片8の他端は軸9を介して前記蓋4に係止されてい
る。
以上のように構成されたカップ式飲料自動販売機の原
料収納装置について、以下その動作について説明する。
まず、通常の飲料販売状態では第6図に示す如く付設
されたスプリング7の力で蓋4は閉じ、原料容器3の投
入口3bを密封している。次に原料容器3に原料を充填す
る際には、蓋4を回動軸6を支点として上方に持ち上げ
ていくと、スプリング7は徐々に延びはじめ上死点を超
えたところで逆に蓋4を開放する方向に力が作用するこ
とになる。このとき蓋4に加えていた回動力を取り去っ
てもスプリング7の力で蓋4は開放状態と保持すること
となる。また、このとき蓋4は本体ケース1の天面に当
接しているため、必要以上の開放が阻止されることとな
る。この状態を示したのが第8図である。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、蓋4を回動開
閉機構に多くの部品を使用しているため、回動開閉機構
の飲料用原料による汚損の清掃や、分解組立時に多大な
時間を要するという課題を有していた。
本考案は上記従来の課題を解決するもので、清掃や分
解組立のしやすいシンプルな蓋の回動開閉機構を有する
カップ式飲料自動販売機の原料収納装置を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本考案のカップ式飲料自動
販売機の原料収納装置は、粉粒状の飲料用原料を収容す
る原料容器と、前記原料容器の上部に形成した原料投入
用の投入口と、前記原料容器の上部に延在する仕切部材
と、この仕切部材に形成され前記原料容器の投入口を露
出させる投入案内口と、この投入案内口近傍の前記仕切
部材に設けた軸受けと、前記軸受けに挿通され前記蓋を
軸支した支点軸と、前記軸受けの一部を切り欠いて形成
された開放部と、前記支点軸の円周面に形成された偏平
部と、前記蓋に設けられた突設部と、前記仕切部材に固
着され前記蓋が前記投入口を開放した時前記突設部を弾
力的に係止する弾性片とを備え、前記蓋は、前記蓋が前
記投入口を閉塞する位置と、前記突設部が前記弾性片に
て係止される位置との間を移動するとともに、前記軸受
け内における前記偏平部の位置合わせにより、前記支点
軸が前記開放部を介して前記軸受けから取り外し可能に
設けられたものである。
作用 本考案は上記した構成によって、蓋の回動開閉機構と
しては仕切部材に設けた軸受けと、この軸受けに回動自
由に軸支された蓋の支点軸と、この蓋の後端に設けた突
設部と、蓋の後方に配置された弾性片だけの簡単な構造
で従来と同等の効果が得られたことと、前記仕切部材に
対し通常開放角度を越えたこの場合90°の角度で、前記
軸受けの開放部と支点軸の偏平部を一致させることによ
り蓋が容易に着脱できることとなる。
実施例 以下本考案の一実施例のカップ式飲料自動販売機の原
料収納装置について第1図から第3図を参照しながら説
明するが、従来と同一構成については同一番号を付して
その詳細な説明を省略する。
同図において、10は複数個並設された原料容器3の投
入口3bの上部に延在する仕切部材である。この仕切部材
10は各原料容器3の投入口3bと対応する位置に設けられ
た投入案内口10aと、この投入案内口10a後部に位置する
軸受け10bと、この軸受け10bの一端が欠落解放された開
放部10cとから形成されている。11は投入口3bに設けら
れた蓋である。この蓋11は円周部11aと円周上の一端が
欠落した偏平部11bを有する支点軸11cを介して、前記軸
受け10bに回動自由に軸支されている。11dは蓋11の後端
に設けられた突設部である。12は蓋11後方に配置された
弾性片である。この弾性片12は略L字型の垂設する一端
が略くの字型に折曲形成された係止部12aと、この係止
部12aから上方に延びる案内片12bとから形成され、ビス
13を用いて前記仕切部材10に固着されている。
以上のように構成されたカップ式飲料自動販売機の原
料収納装置について、以下第1図及び第3図を用いてそ
の動作を説明する。まず第1図は蓋11を閉めきった状態
を示すものである。次に蓋11を開いていくと、後端に設
けられた突設部11dが前記弾性片12の案内片12bに当接し
ながら徐々に弾性片12を後方に変形させ、ついには係止
部12aに嵌合係止される。このとき蓋11を開く力を取り
去っても、第3図に示す如く蓋11は開いた状態を保持す
ることにある。
以上のように本実施例によれば、蓋11の回動開閉機と
しては仕切部材10に設けた軸受け10bと、この軸受け10b
に回動自由に軸支された蓋11の支点軸11cと、この蓋11
の後端より垂設する突設部11dと、蓋11の後方に配置さ
れた弾性片12だけのシンプルな構造で従来と同等の効果
が得られる。また仕切部材10と蓋11及び弾性片12を組立
て完成状態で本体ケース1外に取り出し、前記仕切部材
10に対し蓋11が通常開放角度上限を越えた状態、すなわ
ちこの場合90°開きで前記軸受け10bの開放部10cと支点
軸11cの偏平部11bを一致させることにより、工具を使用
することなく蓋11を容易に着脱することができる。
考案の効果 蓋の回動による弾性材の弾性変形力を利用したシンプ
ルな構造で、従来と同等の蓋の回動開閉機構を実現する
ことができる。さらに蓋の通常開放上限を越えた状態、
すなわちこの場合90°開きで、工具を使用することなく
容易に蓋を仕切部材より離脱することがてのるため、回
動開閉機構としての組立作業性をも向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるカップ式飲料自動販
売機の原料収納装置の側面断面図、第2図は同平面図、
第3図は同蓋開放時の側面図、第4図は従来のカップ式
飲料自動販売機の原料収納装置の側面図、第5図は同正
面図、第6図は同側面断面図、第7図は同A矢視図、第
8図は同蓋開放時の側面断面図である。 3……原料容器、3b……投入口、10……仕切部材、10a
……投入案内口、10b……軸受け、10c……開放部、11…
…蓋、11a……円周部、11b……偏平部、11c……支点
軸、11d……突設部、12……弾性片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒状の飲料用原料を収容する原料容器
    と、前記原料容器の上部に形成した原料投入用の投入口
    と、前記原料容器の上部に延在する仕切部材と、この仕
    切部材に形成され前記原料容器の投入口を露出させる投
    入案内口と、この投入案内口近傍の前記仕切部材に設け
    た軸受けと、前記軸受けに挿通され前記蓋を軸支した支
    点軸と、前記軸受けの一部を切り欠いて形成された開放
    部と、前記支点軸の円周面に形成された偏平部と、前記
    蓋に設けられた突設部と、前記仕切部材に固着され前記
    蓋が前記投入口を開放した時前記突設部を弾力的に係止
    する弾性片とを備え、前記蓋は、前記蓋が前記投入口を
    閉塞する位置と、前記突設部が前記弾性片にて係止され
    る位置との間を移動するとともに、前記軸受け内におけ
    る前記偏平部の位置合わせにより、前記支点軸が前記開
    放部を介して前記軸受けから取り外し可能に設けられた
    ことを特徴とするカップ式飲料自動販売機の原料収納装
    置。
JP2431490U 1990-03-09 1990-03-09 カップ式飲料自動販売機の原料収納装置 Expired - Lifetime JP2529604Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2431490U JP2529604Y2 (ja) 1990-03-09 1990-03-09 カップ式飲料自動販売機の原料収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2431490U JP2529604Y2 (ja) 1990-03-09 1990-03-09 カップ式飲料自動販売機の原料収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03116478U JPH03116478U (ja) 1991-12-03
JP2529604Y2 true JP2529604Y2 (ja) 1997-03-19

Family

ID=31527283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2431490U Expired - Lifetime JP2529604Y2 (ja) 1990-03-09 1990-03-09 カップ式飲料自動販売機の原料収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2529604Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03116478U (ja) 1991-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2529604Y2 (ja) カップ式飲料自動販売機の原料収納装置
JP2512918Y2 (ja) カップ式飲料自動販売機の原料収納装置
JPH0231097Y2 (ja)
JPH0715585Y2 (ja) クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置
JPH0327804Y2 (ja)
JPS62582Y2 (ja)
JPH0737177Y2 (ja) カップ式飲料自動販売機の原料収納装置
JP3768013B2 (ja) カップ式飲料自動販売機の原料収納装置
JPS625488Y2 (ja)
JPH0350841Y2 (ja)
CN210375660U (zh) 瓶盖开合寿命测试装置
CN211942700U (zh) 一种财务发票收纳盒
JPH081688Y2 (ja) コンパクト
JP2555992Y2 (ja) 薬剤散布機の薬剤タンク着脱装置
JP3036507U (ja) プラスチック容器
JPH0632208Y2 (ja) 動力散布機
JP2525298Y2 (ja) 蓋付き容器
JPS6318968Y2 (ja)
JPS6228269Y2 (ja)
JPH0436784Y2 (ja)
JP2907071B2 (ja) 液体容器
JPH021066Y2 (ja)
JPH0417489Y2 (ja)
JPH0718600Y2 (ja) 弾性反転形キャップ
JPH058934Y2 (ja)