JP2555992Y2 - 薬剤散布機の薬剤タンク着脱装置 - Google Patents

薬剤散布機の薬剤タンク着脱装置

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JP2555992Y2
JP2555992Y2 JP2562892U JP2562892U JP2555992Y2 JP 2555992 Y2 JP2555992 Y2 JP 2555992Y2 JP 2562892 U JP2562892 U JP 2562892U JP 2562892 U JP2562892 U JP 2562892U JP 2555992 Y2 JP2555992 Y2 JP 2555992Y2
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JP
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medicine
metering
tank
medicine tank
metering valve
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JP2562892U
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良聰 橋本
泰明 中里
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Kyoritsu Co Ltd
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Kyoritsu Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は薬剤タンクと送風ファン
ケースとの間に薬剤調量装置を備えた薬剤散布機の薬剤
タンク着脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、粉状や粒状の農薬等の散布作業
に用いられる薬剤散布機は、薬剤タンクの下部と送風フ
ァンケースの上部との間に薬剤調量装置を設けており、
この調量装置は、従来は多数の細長い格子状に配列した
開口を有する固定シャッタ部材と、同様な多数の開口を
有し且つ前記固定シャッタ部材に重なって摺動可能に配
置された摺動式シャッタ部材とを設けたものや、回動に
より開口を開閉する揺動式シャッタ部材を設けて、薬剤
タンクから送風ファンへの薬剤の送出量を調節してい
た。薬剤散布に際して、作業者は可動シャッタ部材に連
結桿を介して連結されている、手元に配設された調量レ
バーを、全閉位置から所望の散布量を示す目盛板の段数
位置まで移動し、調量装置の開度を設定していた。そし
て薬剤タンクを取外す際に、特に、揺動式シャッタ部材
を用いている場合には、薬剤タンクと送風ファンケース
との間にある薬剤調量装置の部材の一部を取外さなけれ
ばならず、この薬剤調量装置を取外すと、薬剤タンク内
の残留薬剤が薬剤タンク外にこぼれることになるので、
通常は薬剤調量装置は薬剤タンク側に取付けられてい
た。しかしながら薬剤タンクの着脱等の取り扱いを容易
にするためには薬剤タンクを少しでも軽量にした方が望
ましく、そのためには揺動式調量弁の弁軸と調量アーム
を連結している調量調整ナットの取外し作業等が必要に
なるために、薬剤タンクをワンタッチで着脱することが
できない不便さがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、かかる従来
の薬剤タンクと送風ファンケースとの着脱に伴なう問題
を解消しようとするもので、薬剤タンクと送風ファンケ
ースとの間にある薬剤調量装置をその調量弁部とその作
動部とを分離可能にした構成を特徴とし、構造の簡単な
量産に適した薬剤散布機の薬剤タンク着脱装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本考案に係る薬剤散
布機の薬剤タンク着脱装置は、薬剤タンクの下部と送風
ファンケースの上部との間に薬剤調量装置を備え、該薬
剤調量装置の開閉自在な揺動式調量弁部と該調量弁部を
可動操作する作動部とを分離可能に設けると共に、分離
時に前記調量弁部を前記薬剤タンク側に、前記作動部を
前記ファンケース側に残るように構成したことを特徴と
するものである。
【0005】
【作用】従って、本考案に係る薬剤散布機の薬剤タンク
着脱装置は、薬剤調量装置の開閉自在な揺動式調量弁部
と該調量弁部を可動操作する作動部とを分離可能に設け
ると共に、分離時に調量弁部を薬剤タンク側に、作動部
をファンケース側に残るように構成したので、薬剤タン
ク内の薬剤をこぼさずに薬剤タンクの着脱を容易に行う
ことができ、調量弁やタンク下端口金部材の取外し等を
不要とし、保守点検等もやりやすくなる。
【0006】
【実施例】次に本考案に係る薬剤散布機の薬剤タンク着
脱装置を図面の実施例に基いて説明する。図1は薬剤散
布機の薬剤タンク着脱装置の要部縦断面図であり、図2
は図1に示した着脱部分の斜視図であり、そして図3は
調量レバーによる作動部を示す分解斜視図である。図示
した薬剤散布機は背負式の薬剤散布機であり、送風ファ
ン1のケース2の上方に薬剤タンク3が配置され、それ
らの間に薬剤調量装置4が配設されている。該薬剤調量
装置4は、前記送風ファン1のケース2の上方開口部5
と前記薬剤タンク3の下方開口部6との間にパッキン部
材7及び8を介して挟着された本体9を有し、前記薬剤
タンク3の下端口金部材Aと前記送風ファンケース1の
上端口金部Bを介して、図2に示す薬剤散布機の両側に
ある掛部材10とピン部材11及び締付レバーLとで、
前記薬剤タンク3、薬剤調量装置4及び送風ファンケー
ス2とを上下に一体に装着する。
【0007】前記薬剤調量装置4は、前記本体9と前記
薬剤タンク3の下方開口部6との間において、薬剤通路
を開閉する揺動式調量弁12を設けている。前記薬剤調
量装置4は、前記送風ファンケーシング2の上方開口部
5に載置された前記本体9を前後に横断するように回動
自在に支持された回動軸13を有し、該回動軸13は、
それに取付けられた下向きU字状係合金具14を前記調
量弁12の弁板26の下面に固着した連動金具20の案
内スロット21の下端切欠き部22から嵌合され作動上
連結されていて、前記回動軸13の回動運動を前記調量
弁12の上下揺動運動に変換する作用をする。前記調量
弁12の弁板26は、弁枠25に回動自在に取着された
軸15を中心に前記U字状係合金具14により回動さ
れ、板ばねSにより常時反時計回りの閉方向に付勢され
ている。前記回動軸13は、図2・図3に示すように、
前記本体9から外部へ突出した端部に調量調整ナット1
6で調量アーム18を連繋しており、前記回動軸13の
前記調量アーム18のスロット27に沿っての固定位置
を前記調量調整ナット16を緩めて所望の位置に決め、
調量連結桿19を介して前記送風ファンケース2に支持
せしめた調量レバー17の操作により、前記調量アーム
18の回動を前記回動軸13に伝達し、前記調量弁12
を回動調整する。即ち、図示しない背負架の作業者手元
に配設した前記調量レバー17を操作して薬剤を調量す
れば良い。なお、前記弁枠25の外周に取着したパッキ
ン部材7の適数個所を前記タンク大端口金部材Aに設け
た凹所24に嵌合せしめておけば、タンク3の脱着時に
調量弁12のタンク3への保持がより確実となり、好適
である。
【0008】
【考案の効果】以上の説明から明らかな通り、本考案の
構成によれば、薬剤調量装置の開閉自在な揺動式調量弁
部と該調量弁部の作動部とを分離可能に設け、調量弁部
を薬剤タンク側に、作動部をファンケース側に残すよう
簡単確実な構成にしたので、薬剤タンク内の薬剤を薬剤
タンク内に入れたままこぼさずに薬剤タンクを容易に着
脱することができ、調量弁の交換や保守点検等を容易に
すると共に、タンク口金部材等の取外し作業も不要な、
安価な薬剤散布機の薬剤タンク着脱装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る薬剤散布機の薬剤タンク着脱装置
の一実施例を示す要部縦断断面図。
【図2】薬剤タンク着脱装置の着脱部分を示す斜視図。
【図3】調量レバーによる作動部を示す分解斜視図。
【符号の説明】
2 送風ファンケース 3 薬剤タンク 4 薬剤調量装置 5 上方開口部 6 下方開口部 9 本体 12 調量弁 13 回動軸 14 U字状係合金具 15 軸 16 調量調整ナット 18 調量アーム S 板ばね 20 連動金具 21 案内スロット 22 下端切欠き部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤タンク(3)の下部と送風ファンケ
    ース(2)の上部との間に薬剤調量装置(4)を備えた
    薬剤散布機の薬剤タンク着脱装置において、前記薬剤調
    量装置の開閉自在な揺動式調量弁部(12,20)と該
    調量弁部を可動操作する作動部(13,14)とを分離
    可能に設けると共に、分離時に前記調量弁部を前記薬剤
    タンク側に、前記作動部を前記ファンケース側に残るよ
    うに構成したことを特徴とする薬剤タンク着脱装置。
JP2562892U 1992-04-21 1992-04-21 薬剤散布機の薬剤タンク着脱装置 Expired - Lifetime JP2555992Y2 (ja)

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JPH0585460U JPH0585460U (ja) 1993-11-19
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