JP2529409B2 - 内燃機関用配電器 - Google Patents
内燃機関用配電器Info
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- JP2529409B2 JP2529409B2 JP1237244A JP23724489A JP2529409B2 JP 2529409 B2 JP2529409 B2 JP 2529409B2 JP 1237244 A JP1237244 A JP 1237244A JP 23724489 A JP23724489 A JP 23724489A JP 2529409 B2 JP2529409 B2 JP 2529409B2
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- JP
- Japan
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- power distribution
- distribution cap
- distributor
- cap
- outer power
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/60—Devices for interrupted current collection, e.g. commutating device, distributor, interrupter
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P7/00—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
- F02P7/10—Drives of distributors or of circuit-makers or -breakers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P7/00—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
- F02P7/06—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of circuit-makers or -breakers, or pick-up devices adapted to sense particular points of the timing cycle
- F02P7/08—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of circuit-makers or -breakers, or pick-up devices adapted to sense particular points of the timing cycle having air-tight casings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、内燃機関用配電器に係り、特に被水などに
より急冷されたときの、配電キャップの内壁への結露を
防止するために好適な内燃機関用配電器に関する。
より急冷されたときの、配電キャップの内壁への結露を
防止するために好適な内燃機関用配電器に関する。
［従来の技術］ この種内燃機関用配電器には、従来例えば実公昭60−
14939号公報、米国特許第3401245号明細書、特開昭51−
22943号公報、特開昭58−44273号公報、実開昭62−1487
83号公報や、実開昭64−46479号公報等に開示されてい
る技術がある。
14939号公報、米国特許第3401245号明細書、特開昭51−
22943号公報、特開昭58−44273号公報、実開昭62−1487
83号公報や、実開昭64−46479号公報等に開示されてい
る技術がある。
しかし、従来技術はそのいずれも、被水などが原因で
配電器が急冷されたときに、配電キャップの内壁に結露
が生ずることに対して、何等の配慮もされていない。
配電器が急冷されたときに、配電キャップの内壁に結露
が生ずることに対して、何等の配慮もされていない。
［発明が解決しようとする課題］ ところが、配電器が被水すると急冷されることがあ
り、これが原因で配電キャップの内壁に結露が生じ、そ
の結露水が滴下し、配電器全体の性能が低下する問題が
あった。
り、これが原因で配電キャップの内壁に結露が生じ、そ
の結露水が滴下し、配電器全体の性能が低下する問題が
あった。
前述の被水などによる結露は、配電器をカバーで覆っ
てしまえば解決される。しかし、カバーの取り付けに煩
わしい手数を要する問題があり、車両の走行時の振動で
カバーが外れる危険もある。
てしまえば解決される。しかし、カバーの取り付けに煩
わしい手数を要する問題があり、車両の走行時の振動で
カバーが外れる危険もある。
本発明の第１の目的は、被水などが原因で配電器が急
冷されたときに発生する配電キャップの内壁への結露を
防止でき、しかもレイアウト上、汚水等を浴びる位置に
取り付けた場合でも、その汚水等が配電器内部まで浸入
することのない内燃機関用配電器を提供することにあ
る。
冷されたときに発生する配電キャップの内壁への結露を
防止でき、しかもレイアウト上、汚水等を浴びる位置に
取り付けた場合でも、その汚水等が配電器内部まで浸入
することのない内燃機関用配電器を提供することにあ
る。
また、本発明の第２の目的は、外力に対する強度およ
び電気絶縁性とも優れた信頼性の高い内燃機関用配電器
を提供することにある。
び電気絶縁性とも優れた信頼性の高い内燃機関用配電器
を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 前記の目的は、電極を内蔵し機械的強度の大きい樹脂
製の外側配電キャップと、電気絶縁性に優れた樹脂製の
内側配電キャップとを有し、前記外側発電キャップと内
側配電キャップとを両者間に全周に亘る空間層を設けて
一体に組立てるとともに、前記外側配電キャップと内側
配電キャップとをハウジングに同時に取り付ける構成を
具えて成ることにより、達成される。
製の外側配電キャップと、電気絶縁性に優れた樹脂製の
内側配電キャップとを有し、前記外側発電キャップと内
側配電キャップとを両者間に全周に亘る空間層を設けて
一体に組立てるとともに、前記外側配電キャップと内側
配電キャップとをハウジングに同時に取り付ける構成を
具えて成ることにより、達成される。
［作用］ 本発明では、配電キャップを外側配転キャップと内側
配電キャップとの二重構造とし、かつ外側配電キャップ
と内側配電キャップ間に、結露防止用の空間を設けてい
るので、被水などが原因で配電器が急冷されたときに、
配電キャップの内壁に生ずる結露を未然に防止すること
ができ、また配電器内部への汚水等の浸入を確実に防止
することができる。
配電キャップとの二重構造とし、かつ外側配電キャップ
と内側配電キャップ間に、結露防止用の空間を設けてい
るので、被水などが原因で配電器が急冷されたときに、
配電キャップの内壁に生ずる結露を未然に防止すること
ができ、また配電器内部への汚水等の浸入を確実に防止
することができる。
また、本発明では前記外側配電キャップを機械的強度
の大きい材料で形成し、前記内側配電キャップを電気絶
縁性の優れた材料で形成しており、外力に対する強度が
大きく、かつ電気絶縁性とも優れた機能を有する。
の大きい材料で形成し、前記内側配電キャップを電気絶
縁性の優れた材料で形成しており、外力に対する強度が
大きく、かつ電気絶縁性とも優れた機能を有する。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第１図は本発明の第１の実施例を示す縦断面図であ
る。
る。
この第１の実施例の内燃機関用配電器では、ハウジン
グ１と、これにベアリング２を介して回転可能に支持さ
れたシャフト３と、このシャフト３の一端部に取り付け
られたギヤ４と、ハウジング１の内部に設置された点火
進め装置５と、一次電流の断続装置６と、シャフト３の
他端部に取り付けられた配電ロータ11と、これに固定さ
れたロータ電極12と、配電キャップ13と、ハウジング１
の外側に設置された一次電流のコンデンサ22とを備えて
いる。
グ１と、これにベアリング２を介して回転可能に支持さ
れたシャフト３と、このシャフト３の一端部に取り付け
られたギヤ４と、ハウジング１の内部に設置された点火
進め装置５と、一次電流の断続装置６と、シャフト３の
他端部に取り付けられた配電ロータ11と、これに固定さ
れたロータ電極12と、配電キャップ13と、ハウジング１
の外側に設置された一次電流のコンデンサ22とを備えて
いる。
前記シャフト３に取り付けられたギヤ４は、エンジン
のカムシャフトに取り付けられたギヤ（いずれも図示せ
ず）に噛み合わされており、前記カムシャフトおよび互
いに噛み合わされたギヤから動力を受けて四サイクルエ
ンジンの場合、シャフト３はエンジンの回転数の二分の
一の回転数で回転するようになっている。
のカムシャフトに取り付けられたギヤ（いずれも図示せ
ず）に噛み合わされており、前記カムシャフトおよび互
いに噛み合わされたギヤから動力を受けて四サイクルエ
ンジンの場合、シャフト３はエンジンの回転数の二分の
一の回転数で回転するようになっている。
前記一次電流の断続装置６は、シャフト３に取り付け
られたシグナルロータ７と、このシグナルロータ７に対
向させかつハウジング１上に支持された界磁マグネット
８と、これに設けられた電極ピックアップコイル９と、
ハウジング１上に固定された点火増幅器10とを有して構
成されている。そして、この断続装置６では、シャフト
３と一緒にシグナルロータ７が回転すると、電磁ピック
アップコイル９に電圧が誘起され、この誘起された電圧
は点火増幅器６を介して点火コイルの一次コイル（図示
せず）からの通電を断続制御するようになっている。
られたシグナルロータ７と、このシグナルロータ７に対
向させかつハウジング１上に支持された界磁マグネット
８と、これに設けられた電極ピックアップコイル９と、
ハウジング１上に固定された点火増幅器10とを有して構
成されている。そして、この断続装置６では、シャフト
３と一緒にシグナルロータ７が回転すると、電磁ピック
アップコイル９に電圧が誘起され、この誘起された電圧
は点火増幅器６を介して点火コイルの一次コイル（図示
せず）からの通電を断続制御するようになっている。
前記配電キャップ13は、外側配電キャップ14と内側配
電キャップ15とを両者間に全周に亘る空間層20を設けて
一体に組み立てたことによる二重構造となっている。
電キャップ15とを両者間に全周に亘る空間層20を設けて
一体に組み立てたことによる二重構造となっている。
前記外側配電キャップ14は、機械的強度の大きい材
料、例えばポリブチレンテレクタレート（PBT）系樹脂
で形成されている。また、外側配電キャップ14には点火
コイル（図示せず）から高圧電流を取り入れる電極16
と、配電ロータ11およびロータ電極12を通じて分配され
た電圧を点火プラグ（図示せず）に送給する電極17と、
取り付け部に一体に固定されたブッシュ18とが設けられ
ている。
料、例えばポリブチレンテレクタレート（PBT）系樹脂
で形成されている。また、外側配電キャップ14には点火
コイル（図示せず）から高圧電流を取り入れる電極16
と、配電ロータ11およびロータ電極12を通じて分配され
た電圧を点火プラグ（図示せず）に送給する電極17と、
取り付け部に一体に固定されたブッシュ18とが設けられ
ている。
前記内側配電キャップ15は、電気絶縁性の優れた材
料、例えばポリプロピレン（PP）系樹脂で形成されてい
る。また、この内側配電キャップ15はハウジング１の上
方に設置されている部材を一括して覆い得る形状に形成
され、しかも前記外側配電キャップ14の内周面との間
に、結露防止用の全周に確保し得る形状に形成されてい
る。
料、例えばポリプロピレン（PP）系樹脂で形成されてい
る。また、この内側配電キャップ15はハウジング１の上
方に設置されている部材を一括して覆い得る形状に形成
され、しかも前記外側配電キャップ14の内周面との間
に、結露防止用の全周に確保し得る形状に形成されてい
る。
前記外側配電キャップ14と内側配電キャップ15間に
は、パッキン19が介装されている。また、前記外側配電
キャップ14に設けられたブッシュ18に取り付けねじ21を
挿通し、この取り付けねじ21をハウジング１に設けられ
た取り付け部に形成されためねじにねじ込むことによっ
て、ハウジング１に外側配電キャップ14が固定され、前
記パッキン19を介して内側配電キャップ15がハウジング
１側に圧迫され、これによりハウジング１に内側配電キ
ャップ15が固定されている。この状態で、外側配電キャ
ップ14と内側配電キャップ15間に、結露防止用の空間20
が設けられている。
は、パッキン19が介装されている。また、前記外側配電
キャップ14に設けられたブッシュ18に取り付けねじ21を
挿通し、この取り付けねじ21をハウジング１に設けられ
た取り付け部に形成されためねじにねじ込むことによっ
て、ハウジング１に外側配電キャップ14が固定され、前
記パッキン19を介して内側配電キャップ15がハウジング
１側に圧迫され、これによりハウジング１に内側配電キ
ャップ15が固定されている。この状態で、外側配電キャ
ップ14と内側配電キャップ15間に、結露防止用の空間20
が設けられている。
前記第１の実施例の内燃機関用配電器では、外側配電
キャップ14と内側配電キャップ15間に結露防止用の全周
に設けられているので、使用中に水等を浴びた場合で
も、内側配電キャップ15の内壁まで急冷されることがな
く、したがって被水などによる結露の付着、および結露
水の滴下による配電器の機能の低下を確実に防止するこ
とができる。
キャップ14と内側配電キャップ15間に結露防止用の全周
に設けられているので、使用中に水等を浴びた場合で
も、内側配電キャップ15の内壁まで急冷されることがな
く、したがって被水などによる結露の付着、および結露
水の滴下による配電器の機能の低下を確実に防止するこ
とができる。
また、エンジンルームのレイアウト上、配電器が汚水
等を浴びる危険性があっても、配電キャップ13が二重構
造となっているため、汚水等が内部までは浸入せず、し
たがって配電器全体を大型のカバーで覆う必要もない。
等を浴びる危険性があっても、配電キャップ13が二重構
造となっているため、汚水等が内部までは浸入せず、し
たがって配電器全体を大型のカバーで覆う必要もない。
しかも、この第１の実施例では外側配電キヤップ14を
ポリブチレンテレクタレート系樹脂等の機械的強度の大
きい材料で形成し、内側配電キャップ15をポリプロピレ
ン系樹脂等の電気絶縁性の優れた材料で形成しているの
で、外力に対する強度および電気絶縁性とも優れた機能
を備えている。
ポリブチレンテレクタレート系樹脂等の機械的強度の大
きい材料で形成し、内側配電キャップ15をポリプロピレ
ン系樹脂等の電気絶縁性の優れた材料で形成しているの
で、外力に対する強度および電気絶縁性とも優れた機能
を備えている。
次に、第２図は本発明の第２の実施例を示すもので、
配電キヤツプ部分の縦断面図である。
配電キヤツプ部分の縦断面図である。
この第２の実施例では、外側配電キヤツプ14の天井面
にＴ字型の突起23を複数個設け、この突起23を介して内
側配電キヤツプ15を溶着しており、その溶着部分を符号
24で示す。
にＴ字型の突起23を複数個設け、この突起23を介して内
側配電キヤツプ15を溶着しており、その溶着部分を符号
24で示す。
また、外側配電キャップ14と内側配電キャップ15の端
部に、共通の取り付け部25を形成し、この取り付け部25
にブッシュ26を一体に設けており、このブッシュ26に取
り付けボルト（第２図中では省略）を挿通し、外側配電
キャップ14と内側配電キャップ15とをハウジング１に一
緒に締結するようにしている。
部に、共通の取り付け部25を形成し、この取り付け部25
にブッシュ26を一体に設けており、このブッシュ26に取
り付けボルト（第２図中では省略）を挿通し、外側配電
キャップ14と内側配電キャップ15とをハウジング１に一
緒に締結するようにしている。
その結果、この第２の実施例では、外側配電キャップ
14と内側配電キャップ15との相対位置を正確に保持して
構成でき、またハウジング１への取り付けを簡単に行う
ことができる。
14と内側配電キャップ15との相対位置を正確に保持して
構成でき、またハウジング１への取り付けを簡単に行う
ことができる。
この第２の実施例の他の構成，作用は、前記第１の実
施例と同様である。
施例と同様である。
なお、本発明では外側配電キャップ14と内側配電キャ
ップ15間にスペーサを挟み、結露防止用の空間20を確保
したうえで接着してもよく、外側配電キャップ14に金属
製のピンを鋳込んで取り付け、そのピンを内側配電キャ
ップ15の内側でかしめて結合してもよい。
ップ15間にスペーサを挟み、結露防止用の空間20を確保
したうえで接着してもよく、外側配電キャップ14に金属
製のピンを鋳込んで取り付け、そのピンを内側配電キャ
ップ15の内側でかしめて結合してもよい。
［発明の効果］ 以上説明した本発明によれば、配電キャップを外側配
電キャップと内側配電キャップとによる二重構造とし、
前記外側配電キャップと内側配電キャップ間に、結露防
止用の空間層を全周に設けるとともに、内，外側両配電
キャップをハウジングに一体に取り付けているので、被
水などが原因で配電器が急冷されたときに、配電キャッ
プの内壁に生ずる結露を未然に防止し得る効果があり、
結露水の滴下による配電器の機能低下を防止し得る効果
がある。さらに、本発明ではレイアウト上、汚水等が浴
びるような位置に設置しても、配電キャップが二重構造
となっているため、その汚水が内部まで浸入せず、した
がって汚水等を防止するための大型のカバーを被せるな
どの対策を省略し得る効果もある。
電キャップと内側配電キャップとによる二重構造とし、
前記外側配電キャップと内側配電キャップ間に、結露防
止用の空間層を全周に設けるとともに、内，外側両配電
キャップをハウジングに一体に取り付けているので、被
水などが原因で配電器が急冷されたときに、配電キャッ
プの内壁に生ずる結露を未然に防止し得る効果があり、
結露水の滴下による配電器の機能低下を防止し得る効果
がある。さらに、本発明ではレイアウト上、汚水等が浴
びるような位置に設置しても、配電キャップが二重構造
となっているため、その汚水が内部まで浸入せず、した
がって汚水等を防止するための大型のカバーを被せるな
どの対策を省略し得る効果もある。
また、本発明によれば、前記外側配電キャップと内側
配電キャップとを分離構造にして最適材料選択ができる
ようにし外側配電キャップを機械的強度の大きい材料で
形成し、前記内側配電キャップを電気絶縁性の優れた材
料で形成しているので、外力に対する強度が大きく、か
つ電気絶縁性とも優れた機能を発揮し得る効果がある。
配電キャップとを分離構造にして最適材料選択ができる
ようにし外側配電キャップを機械的強度の大きい材料で
形成し、前記内側配電キャップを電気絶縁性の優れた材
料で形成しているので、外力に対する強度が大きく、か
つ電気絶縁性とも優れた機能を発揮し得る効果がある。
第１図は本発明の第１の実施例を示す縦断面図、第２図
は本発明の第２の実施例を示すもので、配電キャップ部
分の縦断面図である。 １……ハウジング、３……シャフト、４……シャフトに
設けられたギヤ、５……点火進め装置、６……一次電流
の断続装置、11……配電ロータ、12……ロータ電極、14
……外側配電キャップ、15……内側配電キャップ、16,1
7……電極、20……結露防止用の空間、21……配電キャ
ップの取り付けねじ、22……一次電流のコンデンサ、23
……配電キャップ用のＴ字型の突起、24……溶着部、25
……配電キャップ用の取り付け部。
は本発明の第２の実施例を示すもので、配電キャップ部
分の縦断面図である。 １……ハウジング、３……シャフト、４……シャフトに
設けられたギヤ、５……点火進め装置、６……一次電流
の断続装置、11……配電ロータ、12……ロータ電極、14
……外側配電キャップ、15……内側配電キャップ、16,1
7……電極、20……結露防止用の空間、21……配電キャ
ップの取り付けねじ、22……一次電流のコンデンサ、23
……配電キャップ用のＴ字型の突起、24……溶着部、25
……配電キャップ用の取り付け部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 隆徳 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (56)参考文献 実開 昭54−30131（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−19634（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−102480（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】電極を内蔵し機械的強度の大きい樹脂製の
外側配電キャップと、電気絶縁性に優れた樹脂製の内側
配電キャップとを有し、前記外側配電キャップど前記内
側配電キャップとの間に全周に亘る空間層を設けて前記
外側配電キャップと前記内側配電キャップとを一体に組
立てるとともに、前記外側配電キャップと前記内側配電
キャップとをハウジングに同時に取り付ける構成を具え
て成ることを特徴とする内燃機関用配電器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1237244A JP2529409B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 内燃機関用配電器 |
| US07/578,203 US5057652A (en) | 1989-09-14 | 1990-09-06 | Distributor for an internal combustion engine |
| KR1019900014127A KR950000234B1 (ko) | 1989-09-14 | 1990-09-07 | 내연기관용 배전기 |
| DE4028739A DE4028739A1 (de) | 1989-09-14 | 1990-09-10 | Verteiler fuer verbrennungsmotor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1237244A JP2529409B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 内燃機関用配電器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03105066A JPH03105066A (ja) | 1991-05-01 |
| JP2529409B2 true JP2529409B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=17012536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1237244A Expired - Lifetime JP2529409B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 内燃機関用配電器 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5057652A (ja) |
| JP (1) | JP2529409B2 (ja) |
| KR (1) | KR950000234B1 (ja) |
| DE (1) | DE4028739A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3179762B2 (ja) | 1998-12-25 | 2001-06-25 | 松下電送システム株式会社 | ファクシミリ装置 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1932127A1 (de) * | 1969-06-25 | 1971-01-21 | Daimler Benz Ag | Zuendverteiler an insbesondere Kraftfahrzeug-Brennkraftmaschinen |
| US3745271A (en) * | 1972-01-31 | 1973-07-10 | Stokowski E | Distributor cap and ignition system protection means |
| DE2244583C3 (de) * | 1972-09-12 | 1979-11-29 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Kappe aus elektrischem Isolierstoff zum Abdecken eines Zündverteilerbzw. Zündspulengehäuses |
| JPS5319634U (ja) * | 1976-07-29 | 1978-02-20 | ||
| JPS5430131U (ja) * | 1977-08-01 | 1979-02-27 | ||
| DE2930771A1 (de) * | 1979-07-28 | 1981-02-19 | Zizala Metallwaren Karl | Rueckblickspiegel, insbesondere fuer motorraeder, mofas o.dgl. |
| US4409444A (en) * | 1980-12-09 | 1983-10-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Circuit breaker |
| JPS58143170A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の雑音電波抑止用配電器 |
| KR900002525Y1 (ko) * | 1984-07-11 | 1990-03-30 | 알프스덴기 가부시기 가이샤 | 푸시 버튼 스위치 |
| JPH01102480U (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-11 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1237244A patent/JP2529409B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
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