JP2529116Y2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

Info

Publication number
JP2529116Y2
JP2529116Y2 JP1990060649U JP6064990U JP2529116Y2 JP 2529116 Y2 JP2529116 Y2 JP 2529116Y2 JP 1990060649 U JP1990060649 U JP 1990060649U JP 6064990 U JP6064990 U JP 6064990U JP 2529116 Y2 JP2529116 Y2 JP 2529116Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detector
motor
case
rotation
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990060649U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0421180U (ja
Inventor
豊 唐沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP1990060649U priority Critical patent/JP2529116Y2/ja
Publication of JPH0421180U publication Critical patent/JPH0421180U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2529116Y2 publication Critical patent/JP2529116Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、ブラシレスモータに関し、特に、モータ部
を回転検出器にビルトイン状に設け、高精度の回転検出
信号を得ることによってモータ部の制御精度を向上させ
るための新規な改良に関する。
b.従来の技術 従来、用いられていたこの種のブラシレスモータとし
ては種々あるが、その中で代表的な構成について述べる
と、第2図に示す特開平1-55041号公報の構成を開示す
ることができる。
すなわち、第2図において符号1で示されるものはモ
ータ部1Aを構成するためのモータケースであり、このモ
ータケース1には、モータ用ステータ巻線2及びモータ
用ステータコア3からなるモータ用ステータ4が設けら
れている。
前記モータケース1の前蓋1a及びこのモータケース1
の後部に設けられた後蓋1bに設けられた一対の軸受5,6
には、モータ用ロータ7を有するモータ用回転軸8が回
転自在に設けられている。
前記モータ用回転軸8の突出軸部8aは、前記後蓋1bを
貫通しており、この突出軸部8aには、周知のエンコーダ
からなる回転検出器9が設けられている。
c.考案が解決しようとする課題 従来のブラシレスモータは、以上のように構成されて
いたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、モータ部の一対の軸受によって軸受された
モータ用回転軸の突出軸部に検出器用ロータが設けられ
ていたため、回転検出器に高精度が要求された場合、モ
ータ用回転軸の軸振れ等を高精度に抑えることは極めて
困難であった。
また、検出器用ロータが軸受から遠く離間しているた
め、わずかな軸振れでも検出器用ロータの軸振れを小さ
くすることができず、エンコーダやレゾルバ等の回転検
出器の精度を向上させることができなかった。
本考案は、以上のような課題を解決するためになされ
たもので、特に、モータ部を回転検出器にビルトイン状
に設け、高精度の回転検出信号を得ることによってモー
タ部の制御精度を向上させるようにしたブラシレスモー
タを提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案によるブラシレスモータは、回転検出器を有
し、前記回転検出器からの回転検出信号に基づいてモー
タ部の回転制御を行うようにしたブラシレスモータにお
いて、前記回転検出器の検出器用ケースに互いに間隔を
おいて設けられた一対の第1、第2軸受と、前記各軸受
に回転自在に設けられ前記検出器用ケースの検出器用ス
テータと対応して設けられると共に前記各軸受間に位置
する検出器用ロータを有する検出器用回転軸と、前記検
出器用回転軸上において前記検出器用ロータと前記第1
軸受との間に位置する回転トランス用ロータと、前記検
出器用ケースに設けられ前記回転トランス用ロータと対
応する回転トランス用ステータと、前記検出器用ケース
の後端に設けられモータ用ステータを有するモータケー
スと、前記モータ用ケース内に突出すると共に前記モー
タ用ケースには支持されない構成の前記検出器用回転軸
の突出軸部と、前記突出軸部に設けられたモータ用ロー
タとを備え、前記モータ用ケースの端部に形成され前記
モータ用ケースの外径よりも径が小さい小径部を前記検
出器用ケースの内径部に接合させた構成である。
e.作用 本考案によるブラシレスモータにおいては、回転検出
器の検出器用ケースに設けられた一対の軸受に検出器用
回転軸が回転自在に設けられ、モータ用ケースには支持
されない構成の検出器用回転軸の突出軸部にモータ用ロ
ータが設けられているため、モータ部が回転した場合、
モータ部で振動が発生しても回転検出器の検出器用回転
軸の軸振れは極めて小さく抑えることができ、その結
果、回転検出器から得られる回転検出信号は極めて高精
度とすることができる。従って、この高精度回転検出信
号を用いて回転制御をすることにより、ブラシレスモー
タの高精度回転を得ることができる。
f.実施例 以下、図面と共に本考案によるブラシレスモータの好
適な実施例について詳細に説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を用い
て説明する。
第1図は本考案によるブラシレスモータを示す断面図
である。
図において符号10で示されるものは、前蓋11を一体に
有し回転検出器9を構成するための検出器用ケースであ
り、この検出器用ケース10の内壁10aには、検出器用ス
テータ巻線12及び検出器用ステータコア13からなる検出
器用ステータ14及び回転トランス用ステータ15が互いに
間隔をおいて設けられている。
前記検出器用ケース10の後部の開口10bに設けられた
後蓋16に固定された第1軸受17及び前記前蓋11に前記第
1軸受17とは間隔をおいて設けられた第2軸受18には、
検出器用ロータ巻線19及び検出器用ロータコア20からな
り検出器用ステータ14と対応する検出器用ロータ21及び
回転トランス用ステータ15に対応する回転トランス用ロ
ータ15Aを有する検出器用回転軸22が回転自在に設けら
れている。前記検出器用ロータ21は前記各軸受17,18間
に位置すると共に、前記回転トランス用ロータ15Aは検
出器用ロータ21と第1軸受17との間に位置している。
前記検出器用回転軸22の突出軸部22aは、前記第1軸
受17を貫通して後方に突出し、この突出軸部22aは、前
記モータ用ケース1には支持されない状態で構成されて
いると共に、モータ用ロータ7がこの突出軸部22aに設
けられている。
前記後蓋16及び検出器用ケース10の後部には、モータ
部1Aを構成するためのモータケース1が固定されてお
り、このモータケース1の内壁1aには、モータ用ステー
タ巻線2及びモータ用ステータコア3からなるモータ用
ステータ4が取付けられている。また、前記モータ用ケ
ース1の端部すなわち第1軸受17側には、前記モータ用
ケース1の外径よりも径が小さい小径部1bが形成され、
この小径部1bは検出器用ケース10の内径部10cに接合さ
れて、各ケース1,10が同芯状に構成されている。
従って、前述の構成において前記回転検出器9から得
られる回転検出信号をモータ部1Aの制御回路部(図示せ
ず)に入力することにより、このモータ部1Aのモータ用
ステータ巻線2の各相が順次切換わり、所定の回転を得
ることができる。また、回転検出器9が一対の軸受17,1
8によって安定した状態で回転自在に支持されているた
め、モータ部1Aで発生した振動は回転検出器9側には影
響が及びにくく、安定した精度の回転検出信号を得るこ
とができる。
g.考案の効果 本考案によるブラシレスモータは、以上のように構成
されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、検出器用ケースに設けられた一対の軸受に
検出器用回転軸が設けられ、この検出器用回転軸の突出
軸部にモータ用ロータが設けられているため、モータ部
側から発生する振動による回転検出器の検出器用回転軸
の軸振れを極小に抑えることができ、極めて高精度の回
転検出信号に基づく高精度なモータの回転を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるブラシレスモータを示す断面
図、第2図は従来のブラシレスモータを示す断面図であ
る。 1はモータケース、1Aはモータ部、4はモータ用ステー
タ、7はモータ用ロータ、9は回転検出器、10は検出器
用ケース、14は検出器用ステータ、17,18は軸受、21は
検出器用ロータ、22は検出器用回転軸、22aは突出軸部
である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転検出器(9)を有し、前記回転検出器
    (9)からの回転検出信号に基づいてモータ部(1A)の
    回転制御を行うようにしたブラシレスモータにおいて、 前記回転検出器(9)の検出器用ケース(10)に互いに
    間隔をおいて設けられた一対の第1、第2軸受(17,1
    8)と、前記各軸受(17,18)に回転自在に設けられ前記
    検出器用ケース(10)の検出器用ステータ(14)と対応
    して設けられると共に前記各軸受(17,18)間に位置す
    る検出器用ロータ(21)を有する検出器用回転軸(22)
    と、前記検出器用回転軸(22)上において前記検出器用
    ロータ(21)と前記第1軸受(17)との間に位置する回
    転トランス用ロータ(15A)と、前記検出器用ケース(1
    0)に設けられ前記回転トランス用ロータ(15A)と対応
    する回転トランス用ステータ(15)と、前記検出器用ケ
    ース(10)の後端に設けられモータ用ステータ(4)を
    有するモータケース(1)と、前記モータ用ケース
    (1)内に突出すると共に前記モータ用ケース(1)に
    は支持されない構成の前記検出器用回転軸(22)の突出
    軸部(22a)と、前記突出軸部(22a)に設けられたモー
    タ用ロータ(7)とを備え、前記モータ用ケース(1)
    の端部に形成され前記モータ用ケース(1)の外径より
    も径が小さい小径部を前記検出器用ケース(10)の内径
    部に接合させた構成よりなることを特徴とするブラシレ
    スモータ。
JP1990060649U 1990-06-11 1990-06-11 ブラシレスモータ Expired - Lifetime JP2529116Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990060649U JP2529116Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990060649U JP2529116Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 ブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0421180U JPH0421180U (ja) 1992-02-21
JP2529116Y2 true JP2529116Y2 (ja) 1997-03-19

Family

ID=31588202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990060649U Expired - Lifetime JP2529116Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2529116Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5927891B2 (ja) * 2011-12-15 2016-06-01 シンフォニアテクノロジー株式会社 回転角度検出装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1563229A (en) * 1975-07-24 1980-03-19 Papst Motoren Kg Electric motors

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0421180U (ja) 1992-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4692923B2 (ja) レゾルバ装置及びレゾルバ装置を搭載したモータ装置
JPH1155902A (ja) センサ組み込みモータの構造
JP2529116Y2 (ja) ブラシレスモータ
JP2000014115A (ja) 回転・直動複合型モータの動作検出装置
US6969936B2 (en) Rotational position detecting sensor-equipped motor and biaxial motor
JP3007926U (ja) 中空軸モータ
JP2007215321A (ja) 薄型レゾルバ構造
JPH08168210A (ja) エンコーダーユニット、制御モーター、制御モーターの組立方法
JP2548475Y2 (ja) アウターロータ型の密閉型ブラシレスモータ
JPH0670526A (ja) ブラシレスモータ
JPH03128654A (ja) ブラシレスモータのロータマグネット
JPH09215273A (ja) 角度検出センサ付モータ及び角度検出センサ内蔵型軸受並びに角度検出方法
JP2000009192A (ja) 原点位置検出機能付き駆動ユニット
JPH082161B2 (ja) 複合サ−ボモ−タ
JP2560533Y2 (ja) モータ装置
JP2979083B2 (ja) 回転検出器における回転トランス構造
JP3548480B2 (ja) モータ及び単軸ロボット
JP2000046513A (ja) 回転センサ
JPH0116368Y2 (ja)
JPH1169697A (ja) アキシャルギャップモータ
JPH0833274A (ja) ギアドモータ
JP2001309630A (ja) 角度検出器構造
JPH0382359A (ja) エンコーダ付ブラシレス直流モートル
JPH08275462A (ja) 速度検出器付電動機
JPH0237252Y2 (ja)