JP2529105B2 - 丸巻布帛連続自動結反解反機における布帛耳揃え装置 - Google Patents

丸巻布帛連続自動結反解反機における布帛耳揃え装置

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JP2529105B2
JP2529105B2 JP62084575A JP8457587A JP2529105B2 JP 2529105 B2 JP2529105 B2 JP 2529105B2 JP 62084575 A JP62084575 A JP 62084575A JP 8457587 A JP8457587 A JP 8457587A JP 2529105 B2 JP2529105 B2 JP 2529105B2
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栄一 山本
吉男 小川
利則 竹沢
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セ−レン株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロール状に巻かれた複数本の布帛を順次連
続して加工するための装置に関し、特にこれら布帛のミ
シン掛け結反及び解反作業を、連続的かつ機械的に行う
丸巻布帛連続自動結反解反機におけるミシン縫合前作業
である布帛耳揃え作業を無人で行う装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来より布帛結反作業(布合わせ、耳揃え、ミシン掛
け、ミシン糸カツト、ミシン糸カツト端のほつれ止め
等)は殆ど人手にかかっているものであったが、本発明
者等は先にこれらの作業のほとんどを自動化した丸巻布
帛連続自動結反解反機を開発し、これを提案した。(特
願昭61−288907)。この装置は、布帛をロール状に巻い
た巻反を積載運搬し、1本づつ解反台へ自動供給する機
能を備えた巻反供給装置と主解反ロールと補助解反ロー
ルからなる解反台と、巻反のセンターリング機能と、解
反布帛の引き上げを行うためのロール群とを有する巻反
解反装置と、解反布帛の内巻反末部とこれから解反され
る布帛の外巻反末部の耳端を検知する機能と耳部を挾持
する機能と布帛のミシン掛け予定部を互いに密着させる
機能とを備えた布帛反末の耳揃え合わせ装置と、垂直に
垂れ下げられて耳揃え合わされた2枚の布帛反末をミシ
ン掛け結反するためにミシンヘッドを横方向に傾倒させ
て取り付けた走行ミシンと余分なミシン糸空環をカット
する機能を備えたミシン掛け結反装置とからなる。しか
してこの装置の利用において特に布帛反末生巾が異なる
(3〜7cm程度)場合、耳ぞれが発生し易いという欠点
がある。
(本発明が解決しようとする問題点) 上記した丸巻布帛連続自動結反解反機の布帛合わせ耳
揃れ装置は第1図に示すように布帛耳部挾持器1a,1b,
1c,1d、4個とプレスバー2および受け具3から構成さ
れている。第2図についてこの装置の問題点を説明する
と、2枚の布帛A,Bにおいて布帛反末生巾が異なる場
合、布帛耳部挾持器1a,b,1c,dの位置Cでは、両布帛の
耳部は完全に揃っているが、プレスバー2およびミシン
走行位置D,Eでは両布帛は耳ぞれF,Gを生じる。この状態
でミシンによる結反を行うと第3図のような結果となり
H,Iのような耳ぞれが生じる。
第3図のような状態で結反した布帛を染色仕上加工を
行うための後工程に送った場合ヒートセッター工程での
ピン外れ等の事故が発生し、布帛に損傷を与えることは
必至である。従って、これらの問題点の解決を図るのが
本発明の目的である。
(問題点を解決するための手段) 前述の問題点に対し、本発明は高周波による布帛溶着
技術に着眼し、上記の丸巻布帛連続自動結反解反機の該
布帛耳部挾持器を改良し、これに布帛耳部高周波溶着器
を付加し、2枚の布帛の耳部が揃った状態にて左右耳部
のスポット溶着による仮止めを行い、この仮止め部を結
ぶ線上をミシン縫合することで解決するものである。具
体的には結反しようとする2枚の布帛耳部それぞれを導
入するための布帛耳部ガイド板、その布帛耳端の折れ皺
を伸ばすためのエアーノズル、布帛耳端検知器、挾持さ
れた左右の布帛耳部それぞれを揃えるために左右一直線
上に接近開離可能な布帛耳部挾持器、布帛耳部が揃った
状態でスポット溶着仮止め可能で上述の耳部挾持器に追
従可能な布帛耳部高周波溶着器、耳揃えがなされた2枚
の布帛のミシン縫合時に於ける安定性を向上させるため
の前後上下に移動可能な布帛プレスバー及び受け具から
なる布帛耳揃え合わせ装置を提供するものである。
以下に本発明の実施例を図面に従って詳細に説明す
る。
先ず第4図に示すように、前記した丸巻布帛連続自動
結反解反機にて端出しされた2枚の布帛A,Bを布帛に対
して平行移動可能で4ケ所の耳部を各々独自に挾持でき
る2個の布帛耳部挾持器4a,4bと布帛A,Bの耳部を重ねス
ポット溶着可能な布帛耳部高周波溶着器5a,5bとが同時
に布帛耳部に向かって同速で動き、これが始動と同時に
布帛耳部ガイド板8a,8bおよびコ型中板8a′,8b′の先端
部より布帛耳部の両側へエアーが噴射し布帛耳部はその
折れ皺等を十分に伸ばされながら布帛耳部挾持器4a,4b
の内部へ入り込んでいく。これを第5図に示す。
次に第6図に示すように布帛耳部が布帛耳部挾持器
4a,4b内に設けられた布帛耳端検知器6a,6b,6c,6dに達す
ると、布帛耳部挾持器4a,4b内に設けられている布帛耳
部挾持具7a,7a′,7b,7b′が作動して布帛耳部を挾持し
この耳部挾持具7a,7a′,7b,7b′が全部作動し終わると
エアー噴射を停止する。次に布帛耳部挾持器4a,4bがそ
れぞれの布帛耳部を挾持して互いに接近すること等によ
って生じた布帛の巾方向の折皺をなくすために、布帛耳
部挾持器4a,4bは布帛耳部を挾持しながら同時同速にて
後退する。この後退動作中に布帛耳部挾持器4a,4bの耳
部挾持具7a,7a′,7b,7b′付近に設けられた布帛耳部高
周波溶着器5a,5bが作動し、布帛耳部を両耳揃った状態
で溶着する。この間、布帛耳部挾持器4a,4bおよび布帛
耳部高周波溶着器5a,5bの後退動作が続いて布帛のたる
みや折れ皺が伸ばされるが布帛耳部挾持器4a,4bに挾持
している布帛の張力が作用し始めると駆動装置内に設け
られたスプリング付リミットスイッチ9a,9bが作動し後
退動作が停止する。
次に第7図(第4図の左側布帛耳部挾持器付近の拡大
図)の布帛耳部高周波溶着器5aは高周波発振体10a、こ
れを前後に作動させ布帛に押圧させるための押圧具11a
および該高周波発振体の受台となる前後に作動可能な受
け具12aとから成っており、布帛A,Bの各々の耳部が高周
波発振体と受け具との間に位置すると、布帛耳端検知器
6a,6bが各々の布帛耳部を検知し耳部挾持具7a,7a′を作
動させる信号を出力する。この耳部挾持具は各々上下2
ケ所、合計4ケ所にて布帛耳部を布帛耳部挾持器4aに設
けられているコ型中板8bの板面に押し付けて固定する。
次に布帛耳部固定点K,Lの中間点Mにて高周波発振体
および受け具を同時に相対して前進移動させることによ
り布帛の耳部を挾み込んだ後、圧力をかけると同時に高
周波を発振させ、約1秒間この状態を維持し、摩擦熱に
よる布帛の溶着を行う。
次に第8図及び第9図に示すようにミシン縫合の準備
として縫合操作時の安定性を向上し仮止めとしての両溶
着部N,Oを結ぶ線上をミシンが完全に走行して縫合する
ようにするために押圧具14a,14bによりプレスバー14お
よびプレスバー受け具15を作動させて2枚の布帛の布合
わせを行って固定し、更に、押圧具16a,16bにより2枚
の布帛を合わせた状態で両溶着部N,Oをミシン縫合位置
Jまで該プレスバー14およびプレスバー受け具15を下降
させる。次に横型の自動走行ミシンが縫合を開始する
が、ミシン糸のカットおよびカット端のホツレ止め等の
動作をしながら縫合を終了すると同時に該プレスバーお
よび受け具の動作は解除され、元点に戻る。以後丸巻布
帛の解反が行われ、次の結反準備動作へと移る。
(発明の効果) 本発明によれば2枚の布帛の両耳部を揃えて耳部挾持
器にて保持した状態で両布帛耳部を高周波溶着具てスポ
ット溶着による仮止めを行った後、2点の溶着部を結ぶ
線上をミシンが走行して縫合するため従来の機械装置で
は2枚の布帛の耳を揃えて縫合することが不可能であっ
た布帛反末生巾の異なる場合でも確実な耳揃えと精度の
良い結反ができ、従って、染色仕上工程における布帛結
反部の耳不揃いによる布帛破損事故損失を未然に防止す
ることができ品質の安定化と結反解反作業の自動化に多
大の効果をもたらし、その工業的価値は大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は先に提案した丸巻布帛連続自動結反解反機(特
願昭61−288907)の布帛合わせ耳揃え装置を示す概略
図、第2図は該耳揃え装置に反末生巾の異なる布帛を通
した場合の状態を示す斜視図、第3図は同装置にてミシ
ン縫合された布帛の縫合状態を示す正面図および第4図
〜第9図はそれぞれ本発明による布帛耳揃え装置の実施
態様を示す部分状態図である。 1a,1b,1c,1d……布帛耳部挾持器、2……プレスバー、
3……受け具、4a,4b……布帛耳部挾持器、5a,5b……布
帛耳部高周波溶着器、6a,6b,6c,6d……布帛耳端検知
器、7a,7a′,7b,7b′……布帛耳部挾持具、8a,8b,8a′,
8b′……布帛耳部ガイド板、9a,9b……スプリング付リ
ミットスイッチ、10a……高周波発振体、11a……押圧
具、12a……受け具、13a,13b……押圧具、14……プレス
バー、15……プレスバー受け具、16a,16b……押圧具、
A,B……布帛。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に巻かれた布帛を順次連続して解
    反しミシン掛け結反する丸巻布帛連続自動結反解反機に
    おけるミシン掛け結反前工程に配する布帛耳揃え装置で
    あって、該装置が結反しようとする2枚の布帛耳部それ
    ぞれを導入するための布帛耳部ガイド板、該布帛耳部の
    折れ皺を伸ばすためのエアーノズル、布帛耳端検知器、
    挾持された左右の布帛耳部それぞれを揃えるために左右
    一直線上に接近開離可能な布帛耳部挾持器、布帛耳部が
    揃った状態でスポット溶着仮止め可能で上述耳部挾持器
    に追従可能な布帛耳部高周波溶着器、耳揃えがなされた
    2枚の布帛のミシン縫合時における安定性を向上するた
    めの前後上下に移動可能な布帛プレスバー及び受け具か
    ら成ることを特徴とする布帛耳揃え装置。
JP62084575A 1987-04-08 1987-04-08 丸巻布帛連続自動結反解反機における布帛耳揃え装置 Expired - Lifetime JP2529105B2 (ja)

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