JP3390105B2 - 反物引き裂き装置及び該装置を備えた結反装置 - Google Patents

反物引き裂き装置及び該装置を備えた結反装置

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JP3390105B2
JP3390105B2 JP11833495A JP11833495A JP3390105B2 JP 3390105 B2 JP3390105 B2 JP 3390105B2 JP 11833495 A JP11833495 A JP 11833495A JP 11833495 A JP11833495 A JP 11833495A JP 3390105 B2 JP3390105 B2 JP 3390105B2
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06HMARKING, INSPECTING, SEAMING OR SEVERING TEXTILE MATERIALS
    • D06H7/00Apparatus or processes for cutting, or otherwise severing, specially adapted for the cutting, or otherwise severing, of textile materials
    • D06H7/20Tearing

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反物の端部を引き裂く
ための反物引き裂き装置と、該引き裂き装置を備えた結
反装置に関し、特に、1つの反物後端部と今1つの反物
前端部とを重ね合わせてなる反物の一端部を反物巾方向
に同時に緯糸に沿って引き裂いて反物一端部のトリミン
グを行うための引き裂き装置と、該引き裂き装置を備え
た結反装置に関する。
【0002】
【従来の技術】織布工場で織られた一続き(たとえば1
00〜200m)の各反物は、一旦、所定の加工ロット
長さ(たとえば1,000〜10,000m)に接続つ
まり結反された後に織物の加工工程に送られて、染色
や、プリントや、コーティング等の加工が施こされる。
ここで、これらの各反物を結反する結反工程において、
1つの反物後端部と今1つの反物前端部とを互いに緯糸
に平行に結反しなければ、たとえば、反物に格子柄など
をプリント加工する場合に柄と糸目とが合わなくなった
りして、品質の低下を来すことになる。
【0003】そこで、このような不都合が生じないよう
に、つまり、作業者が上記結反作業を行う前に上記1つ
の反物後端部と今1つの反物前端部とを互いに確実に緯
糸方向に位置合わせできるように、反物端部を緯糸方向
に引き裂くための図12〜14に示す如く反物引き裂き
装置が従来より提供又は提案されている。
【0004】すなわち、図12,13は、1従来例に係
る引き裂き装置を示しており、図に示す如く、この引き
裂き装置は、作業テーブル510の両側に、駆動用第1
スプロケット502と従動用第2スプロケット504が
夫々回転自在に備えられており、該第1,2スプロケッ
ト502,504間にチェーン500が係合せしめられ
ている。図に示すように、この作業テーブル510の第
1スプロケット502側と、チェーン508には、夫
々、1対の反物の端部512を把持するための第1,2
固定チャック506,508が設けられている。
【0005】この引き裂き装置を用いて上記1対の反物
端部を引き裂くには、先ず、反物端部の前端514つま
り反物の緯糸がチェーン500と略平行になるように該
反物の前端514を作業テーブル510より正面側に若
干引き出した状態で反物端部を作業テーブル510上に
セットした後、図13に示す如く、第1スプロケット5
02側の反物の側縁部516を第1,2固定チャック5
06,508に固定する。
【0006】次いで、反物端部512を、作業テーブル
510のチェーン500側のエッジ518に略対応する
位置で若干切り裂いた後、図12に示す如く切り裂き装
置の操作盤520を操作して、チェーン500に固定さ
れた上記第2固定チャック508が第1スプロケット5
02から第2スプロケット504方向、つまり、図13
の矢印方向へ移動するように、第1スプロケット502
を駆動する。
【0007】このとき、上記反物前端部の裂き片は、第
2固定チャック508に把持された状態で、チェーン5
00と共に第1スプロケット502側から第2スプロケ
ット504側に移動して該第2スプロケット504の周
囲に案内された後、該第2スプロケット504側から第
1スプロケット502方向へ案内される。そして、第2
固定チャック508がチャック解放位置522に搬送さ
れたときに、上記裂き片は該第2固定チャック508か
ら解放される。このチャック解放装置522は、第2固
定チャック508が上記搬送経路を経て該チャック解放
装置522に達するまでに上記反物前端部が完全に引き
裂かれるような位置に設けられており、上記第2固定チ
ャック508が該チャック解放装置522に搬送された
とき、引き裂かれた反物前端部が第2固定チャックから
解放されて、下方に落下せしめられる。
【0008】ところで、この引き裂き装置は、上記の如
く、第2固定チャック508がチェーン500上に固定
されているため、上記反物前端部の裂き片又は引き裂き
片はこの第2固定チャック508と共にチェーン上に位
置した状態で上記搬送経路に案内されることになり、こ
の結果、この第2固定チャック508が上記第2スプロ
ケット504の外周に案内されたとき、この反物裂き片
又は引き裂き片の一部がチェーン500の振動等により
チェーン500と第2スプロケット504との間に挟ま
ったり絡まったりすることがある。
【0009】そこで、この問題点を解決するべく、図1
4に示すような反物巻き取り式引き裂き装置が提案され
ている。すなわち、この引き裂き装置は、図に示すよう
に、作業テーブル530の一端部側に1対の反物端部5
32を把持/固定するための固定チャック536が設け
られており、この作業テーブル530の正面側には、該
作業テーブル530の上面より下方に位置し上記1対の
反物端部532の反物前端部を把持しかつ巻き取るため
の移動式巻取り用ローラ538が備えられている。
【0010】この引き裂き装置を用いて上記1対の反物
端部532を裂くには、先ず、反物端部532が、上記
従来例で説明したのと同様に、反物の緯糸が作業テーブ
ル530の正面側エッジ540と略平行になるように反
物の前端534を作業テーブル530より正面側に若干
引き出した状態で反物端部532を作業テーブル530
上にセットした後、該反物端部532の側縁部を、作業
テーブル530に設けられた固定チャック536により
固定する。
【0011】次いで、反物端部532を作業テーブル5
30の上記正面側エッジ540に略対応する位置で若干
切り裂いた後、その切り裂き片を上記移動式巻取り用ロ
ーラ538の不図示の固定チャックにセットして装置を
作動させる。
【0012】このとき、この巻取り用ローラ538は、
上記裂き片を引き裂く方向に作業テーブル530に対し
て移動すると同時に自転せしめられ、引き裂かれた反物
引き裂き片をこの巻取りローラ538に順次巻き取って
いくようになっている。
【0013】このタイプの引き裂き装置は、上記従来例
に係る引き裂き装置と比較して、反物引き裂き片の巻取
り時におけるトラブルを効果的に低減することができる
ものの、上記巻き取りローラ538を巻き戻して一旦巻
き取った反物引き裂き片を該巻取りローラ538から強
制的に機械的に取り除くための回収機構が必要となり、
装置全体の機構を単純化することが困難である。
【0014】一方、上記1つの反物の後端部と、上記今
1つの反物の前端部とを互いに結反するたの結反装置と
して、図15,16に示す如く従来式結反装置が知られ
ている。
【0015】すなわち、この結反装置は、図15(G)
に示すように、固定テーブル側のフレーム600と、該
フレーム600に対して水平方向に移動自在に設けられ
た移動台606とを備えており、このフレーム600
は、水平な固定テーブル604と、該固定テーブル60
4上に引き出される上記1対の反物端部608を該固定
テーブル604に対して固定することができるように垂
直方向に移動自在に構成された布押さえ602とを有し
ている。
【0016】この結反装置を用いて、1対の反物の一端
部を互いに結反するには、先ず、図(G)に示す如く、
1対の反物の一端部608を固定テーブル604上正面
手前側に引き出して、図中、矢印で示す縫い終わり側の
端部を固定テーブル上の固定チャックに固定する。
【0017】次いで、図(H)で示す如く、図中、矢印
で示す縫い始め側の端部を固定テーブル上の固定チャッ
クに固定する。
【0018】次いで、不図示のフット・スイッチを踏ん
で装置を稼働させる。このとき、図(I)に示す如く、
上記布押さえ602が降下して、上記1対の反物の一端
部608を固定テーブル604に対して固定した後、フ
レーム600に対して縫い始め側で待機していた上記移
動台606が、フレーム600に対して縫い終わり側へ
移動しながら、上記1対の反物の一端部を縫合してい
く。
【0019】なお、縫合される上記1対の反物の一端部
は、ミシン糸が該一端部の緯糸方向エッジから所定間隔
隔てられた位置に設けられるように縫合される。従っ
て、この縫合ステップにおいて、上記反物の一端部は、
ミシン糸から所定間隔隔てられた位置で強制的にカッタ
により切断する切断作業が縫合作業と同時に実行される
ようになっている。図において、参照符号610は、こ
の縫合ステップにおいて、不図示のカッタにより切断さ
れていく反物の一端部のトリミング片を示している。
【0020】次いで、図(J)に示す如く、縫い終わり
側のミシン糸が切断された後、図(K)に示す如く、布
押さえ602が上昇して、ミシン走行台車606が本体
側フレーム600に対して縫い終わり側から縫い始め側
へ復帰する。
【0021】次いで、図(L)に示す如く、縫合が完了
した結反済み反物端部が作業テーブル604後方側に落
とされる。
【0022】ところで、図15(H)に示す如く、上記
1対の反物端部の縫い始め側の端部を作業テーブル上の
固定チャックに固定する作業は、前記の如く品質の低下
を防止する上から、結反されるべき上記1対の反物端部
が互いに緯糸に対して限りなく平行になるように実施さ
れる必要があるが、この従来式結反装置では、この作業
は作業者の目測とカンだけに頼ってなされるため、作業
者の技量や熟練の度合いにより、結反された反物の緯糸
方向の整合性にバラツキが生じていた。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
すべき主たる技術的課題は、反物巾方向に引き裂いた反
物引き裂き片の装置への絡まりが防止され、かつ、該引
き裂き片の回収が容易である自動反物引き裂き装置を提
供することである。
【0024】また、他の1つの技術的課題は、結反され
るべき1対の反物の一端部をミシン装置の往復動作を利
用して反物巾方向に引き裂くことができるようにした結
反装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記主たる
技術的課題を解決するために、本発明によれば、以下の
反物引き裂き装置が提供される。
【0026】すなわち、この引き裂き装置は、1枚もの
の反物の一端部や、緯糸つまり反物の巾方向に延在する
織り糸が互いに略平行になるように重ねられた2枚以上
の反物の一端重合部を巾方向に下面側から略水平に支持
するための固定テーブルと、上記反物の一端部の引き裂
き開始側側縁部を固定テーブルに固定するための固定装
置と、固定テーブルに対して巾方向に往復動自在な移動
台と、該移動台を固定テーブルに対して往復駆動するた
めの第1駆動装置とを備える。上記移動台は、下方所定
位置に設けられた1対のニップ・ローラであって上記反
物の一端部の引き裂き開始側側縁部を裂いてなる裂き片
を把持すると共に回転して下方向に連続的に引き下ろす
ための1対のニップ・ローラと、該ニップ・ローラを回
転駆動するための第2駆動装置とを備える。上記第2駆
動装置を作動させたとき、上記第1駆動装置が略同時に
作動して移動台が上記反物の一端部の引き裂き開始側側
縁から引き裂き終了側側縁方向へ移動せしめられ、反物
本体側の上記引き裂き開始側側縁部と上記裂き片とが固
定テーブルと協働する上記固定装置と、上記1対のニッ
プ・ローラとにより互いに離隔する方向に引っ張られ
て、上記反物の一端部が巾方向つまり反物の緯糸方向に
順次引き裂かれる。
【0027】この引き裂き装置を用いて、上記反物の一
端部や一端重合部を引き裂くには、上記反物本体側の上
記引き裂き開始側側縁部を固定装置により固定テーブル
に固定した後、上記裂き片を上記1対のニップ・ローラ
間に案内した状態で上記第2駆動装置を作動させる。
【0028】上記反物引き裂き工程は、通常、自動化さ
れる。
【0029】上記反物の一端部の引き裂き開始側側縁部
の上記裂き片は、たとえば、反物の該側縁部を手作業で
引き裂いたり、カッタ・ナイフで切り裂くことにより形
成される。
【0030】この構成によれば、反物の裂き片又は引き
裂き片がチェーンに固定された状態で強制的にチェーン
搬送経路に案内されることにより該裂き片又は引き裂き
片がチェーンと該チェーンの案内部材であるスプロケッ
トとの間等に絡まってトラブルを生じていた前記従来例
に係る反物引き裂き装置とは異なり、反物の裂き片及び
該裂き片が上記1対のニップ・ローラにより上記反物本
体側から順次引き裂かれてなる反物引き裂き片とは、1
対のニップ・ローラの下方に順次自然落下するため、反
物の裂き片及び反物引き裂き片の引き裂き装置に対する
絡まりの問題は、効果的に解消される。
【0031】また、この構成によれば、引き裂かれた反
物引き裂き片の回収に問題を有している前記反物巻き取
り式引き裂き装置とは異なり、反物引き裂き片は反物本
体側から引き裂かれた後に上記の如く自動的に下方へ落
下するため、反物引き裂き片を強制的に機械的に回収す
るための回収機構をわざわざ設ける必要がなく、従っ
て、引き裂き装置全体の機構が単純化される。
【0032】上記構成において、上記移動台は、上記巾
方向に略平行な引き裂きエッジを有する移動テーブルを
備えることが好ましい。
【0033】この構成において、移動テーブルは移動台
に固定され、上記反物の一端部又は一端重合部の裂き片
の裂きエッジは移動テーブルの引き裂きエッジに位置合
わせされる。
【0034】この構成によれば、上記反物の一端部は、
上記反物引き裂き工程において、移動テーブルの引き裂
きエッジにより反物の緯糸方向に順次引き裂かれる。
【0035】上記各構成において、上記1対の各ニップ
・ローラは、上記反物の大略長手方向に位置する、つま
り、反物の経糸に略平行に位置する回転軸を備えること
が好ましい。この構成により、反物の上記裂き片は、1
対のニップ・ローラにより、経糸方向に、つまり、裂き
片の表裏面側から均一に把持される。
【0036】上記各構成において、上記1対のニップ・
ローラは、上記裂き片を把持する把持位置と、互いに離
隔して間に十分なギャップを形成する離隔位置との間で
移動自在に構成され、上記反物引き裂き装置は、さら
に、上記反物の一端部の上記引き裂き開始側側縁部に切
り込みを入れて上記裂き片を形成するためのカッタと、
上記1対のニップ・ローラを上記把持位置と上記離隔位
置との間で移動させるための第3駆動装置と、該第3駆
動装置により上記1対のニップ・ローラが上記把持位置
から上記離隔位置に移動せしめられたときに上記カッタ
により切り込みが形成された上記裂き片をニップ・ロー
ラのギャップ内に押し込む一方、第3駆動装置により上
記1対のニップ・ローラが上記離隔位置から上記把持位
置に移動せしめられるときにニップ・ローラのギャップ
から退避するようにした押し込み装置とを備えることが
好ましい。この構成により、反物の上記裂き片を1対の
ニップ・ローラ間のギャップへ押し込む作業が自動化さ
れる。
【0037】上記各構成において、上記反物引き裂き装
置は、さらに、上記1対のニップ・ローラの下方にニッ
プ・ローラにより引き裂かれた反物引き裂き片を排出す
るための排出シュートを備えることができる。この構成
において、たとえば、該排出シュートの下方に引き裂き
片収容部を設けることにより、排出シュートを通して落
下した反物引き裂き片を該収容部に収集することができ
る。
【0038】また、上記他の技術的課題を解決するため
に、本発明によれば、以下の結反装置が提供される。
【0039】すなわち、この結反装置は、1つの反物後
端部と今1つの反物前端部とを重ね合わせてなる反物の
一端重合部を巾方向に下面側から略水平に支持するため
の固定テーブルと、上記一端重合部の引き裂き開始側側
縁部を固定テーブルに固定するための固定装置と、固定
テーブルに対して巾方向に往復動自在な移動台と、移動
台を固定テーブルに対して往復駆動するための第1駆動
装置とを備える。上記移動台は、下方所定位置に設けら
れた1対のニップ・ローラであって上記反物の一端重合
部の引き裂き開始側側縁部を裂いてなる1対の引き裂き
片を把持すると共に回転して下方向に連続的に引き下ろ
すための1対のニップ・ローラと、該ニップ・ローラを
回転駆動するための第2駆動装置と、上記ニップ・ロー
ラにより引き裂かれてなる反物本体側の引き裂き完了エ
ッジ部を縫合するための縫合装置とを備え、上記第1駆
動装置が作動して移動台が上記引き裂き開始側側縁から
上記引き裂き終了側側縁方向へ移動するときに上記第2
駆動装置が略同時に作動して、上記反物本体側の上記引
き裂き開始側側縁部と上記裂き片とが固定テーブルと協
働する上記固定装置と、上記1対のニップ・ローラとに
より互いに離隔する方向に引っ張られて上記反物の一端
重合部が巾方向に順次引き裂かれ、一方、上記第1駆動
装置が作動して上記移動台が上記引き裂き終了側側縁か
ら上記引き裂き開始側側縁方向へ移動するときに上記縫
合装置が作動して、上記反物本体側の上記引き裂き完了
エッジ部が互いに縫合される。
【0040】この構成において、上記反物の引き裂き工
程と上記縫合工程は、通常、夫々、自動化され、上記縫
合作業完了後に、縫合糸は自動的に切断される。また、
この構成において、通常、上記反物の一端重合部の上記
引き裂き終了側側縁部を固定テーブルに固定するための
今1つの固定装置が備えられる。
【0041】この結反装置を用いて、上記反物の一端重
合部を引き裂いた後に該一端重合部を互いに縫合するに
は、先ず、上記1つの反物後端部と上記今1つの反物前
端部とを、該両端部の緯糸が互いに略平行になるように
固定テーブル上に互いに重ね合わせ、該反物の一端重合
部を上記固定装置により固定テーブルに固定する。
【0042】次いで、たとえば手作業やカッタ等により
反物本体側より裂いてなる1対の上記裂き片を共に上記
1対のニップ・ローラ間に案内する。
【0043】次いで、上記第1駆動装置を作動させる
と、上記第2駆動装置が略同時に作動して、上記の如く
反物の一端重合部が巾方向に順次引き裂かれる。
【0044】次いで、上記引き裂き作業完了後、反物本
体側の上記引き裂き完了エッジ部の両引き裂きエッジを
互いに位置合わせした状態で、反物本体側の上記引き裂
き終了側側縁部を上記今1つの固定装置により固定テー
ブルに固定する。このとき、反物本体側の上記引き裂き
開始側側縁部は一方の上記固定装置により固定テーブル
に固定されているため、この反物の一端重合部は、互い
に位置合わせされた状態で緯糸巾方向に固定テーブルに
固定されたことになる。つまり、このステップにおい
て、結反されるべき反物の一端重合部の縫合準備作業が
行われる。
【0045】次いで、上記第1駆動装置を作動させる
と、上記縫合装置が略同時に作動して、上記の如く縫合
作業が実行され該縫合作業完了後に縫合糸が切断され
る。
【0046】この結反装置の構成によれば、前記従来例
に係る反物結反装置の自動縫合装置の往復動作のうち縫
合作業に直接寄与しない一方向の動作を利用して反物の
引き裂き動作が実行され、自動縫合装置の往復動作と、
反物の引き裂き/縫合動作とのマッチングが実現され
る。
【0047】また、この構成によれば、1対の反物の上
記縫合準備作業における一端重合部の位置合わせは、上
記引き裂かれた1対の引き裂き完了エッジ部の両引き裂
きエッジを互いに位置合わせするだけで実現されるた
め、換言すれば、引き裂き完了後の反物本体側の緯糸巾
方向エッジは該緯糸巾方向に正確に引き裂かれているた
め該緯糸巾方向エッジを互いに位置合わせするだけで上
記一端重合部をなす1対の反物端部が全体的に相互に緯
糸巾方向に正確に位置合わせされたことになるため、こ
の反物端部の位置合わせ作業は、熟練者でなくても、誰
でも、容易に正確に行うことができる。
【0048】
【実施例】以下に、本発明の1実施例に係る反物引き裂
き装置を備えた反物結反装置を、図1〜11を参照して
詳細に説明する。
【0049】図10,11は、この結反装置を正面側、
つまり、結反されるべき1対の反物端部が作業者の手に
よって引き出される該作業者の側、から示した図であ
る。図に示すように、この結反装置は、装置本体部40
0と、該装置本体部400に対して水平方向、つまり、
結反されるべき上記1対の反物端部の緯糸方向、に往復
移動自在の移動部1とを備えており、この反物引き裂き
装置は、装置本体部400と、移動部1の両部に構成さ
れている。先ず始めに、該各両部1,400の概略構成
を図1〜4を用いて説明する。
【0050】図1は上記移動部1を反物結反装置の正面
側から示した拡大図、図2は図1のII−II線断面図、図
3は図1のIII−III線断面図、そして、図4は図1に示
した移動部を上面から示した要部拡大図である。図1に
示すように、上記移動部1は、さらに、移動用ローラ1
02を備えたフレーム部100と、該フレーム部100
に設けられ図10(A)に示す如く反物結反装置の反物
の縫い終わり側側縁402に対応して設けられたミシン
機構部200と、該フレーム部100に設けられ図10
(A)に示す如く反物結反装置の反物の縫い始め側側縁
404に対応して設けられた引き裂き機構部300とを
備えている。
【0051】このミシン機構部200は、図1に示すよ
うに、ミシン本体部202と、該ミシン本体部202を
駆動するためのモータ204とを備えており、該モータ
204の駆動力は、ベルト206及びベルト車208,
210を通してミシン本体部202に伝達されるように
なっている。
【0052】一方、上記引き裂き機構部300は、図1
〜3に示す如く、引き裂かれるべき反物端部を上に載置
するための第1テーブル302と、該第1テーブル30
2から下方へ僅かに隔てられた位置に設けられ引き裂か
れるべき反物端部を把持するための1対のニップ・ロー
ラであって該移動部1の移動方向に略直角な方向つまり
結反されるべき上記1対の反物端部の経糸方向に夫々略
平行にかつ互いに平行に設けられた1対のニップ・ロー
ラ304,305と、第1テーブル302のミシン本体
部202側端部に該第1テーブル302に対して回動自
在に軸支された手動式カッタ・ナイフ306と、第1テ
ーブル302のミシン本体部202側端部に一端部が固
定されたL字型支持部材308の他端部に設けられた反
物押し込み用シリンダ310とを備えている。この1対
のニップ・ローラは、移動部1に対して装置本体部40
0の縫い始め側側縁404側に位置する駆動ローラ30
4と、移動部1に対して装置本体部400の縫い終わり
側側縁404側に位置する従動ローラ305とからな
る。
【0053】上記第1テーブル302は、図4に示すよ
うに、上記1対のニップ・ローラ304,305の一部
を遮蔽しないような平面視大略L字型部材として形成さ
れている。すなわち、図において、302aは、駆動ロ
ーラ304の外周面の正面視頂部に略対応する位置に設
けられかつ該駆動ローラ304の回転軸304a方向に
延在する該第1テーブル302の第1エッジ、302b
は、該第1エッジ302aに略直角に該第1テーブル3
02に形成された切り欠きであり、該切り欠き302b
内には、上記カッタ・ナイフ306と協働して反物端部
に切り込みを入れるための切り込み用第2エッジ312
aを有する切り裂き部材312が設けられている。図に
示すように、この切り裂き部材312の第2エッジ31
2aは、駆動ローラ304の上記回転軸に略直角に形成
されている。
【0054】一方、上記手動式カッタ・ナイフ306
は、図1に良く示すように、上記ミシン本体部202側
の軸支点306aと反対側の端部に、該カッタ・ナイフ
306を手動操作するためのグリップ部306bが設け
られている。このカッタ・ナイフ306の略中央部に
は、上記L字型支持部材308のコーナ部近傍に一端部
が接続されたスプリング部材309の他端部が固定され
ており、グリップ部306bが上方に常に付勢されるよ
うになっている。つまり、使用者が、カッタ・ナイフ3
06を図中、実線で示した初期位置P1から、図中、2
点鎖線で示した降下位置P2に回動させた後に手を離せ
ば、このスプリング部材309の付勢力により、カッタ
・ナイフ306が自動的に初期位置P1に復帰するよう
になっている。
【0055】一方、上記駆動ローラ304は、図2に示
す如く該駆動ローラ304と一体的に回転するスプロケ
ット304bを有しており、図1に示す如く駆動ローラ
304の下方所定位置に設けられたモータ314の回転
軸314aに固定されたスプロケット314bとの間に
係合するチェーン316により、モータ314の回転が
駆動ローラ304に伝えられるようになっている。
【0056】ところで、この駆動ローラ304と対にな
っている上記従動ローラ305は、駆動ローラ304に
対して、大略軸直角水平方向に移動できるように構成さ
れている。すなわち、図1,3に示す如く、上記1対の
ニップ・ローラ304,305の下方には、フレーム部
100に対して反物端部の大略緯糸方向に水平に往復移
動自在なピストン・ロッド322aを備えかつ該ピスト
ン・ロッド322aが上下方向に若干回動できるように
フレーム100に対してミシン本体部202の反対側の
軸支点322cで軸支された従動ローラ駆動用シリンダ
322が設けられる一方、上記従動ローラ305は、フ
レーム100に対して回動自在な軸支点320を有する
従動ローラ支持部材318の一端側に支持されている。
図3に良く示すように、この従動ローラ支持部材318
の他端部は開口318aを有しており、該従動ローラ支
持部材318と、ピストン・ロッド322aとは、該開
口318a内に回動自在に一端部が設けられかつ上記ピ
ストン・ロッド322aの先端部に該ピストン・ロッド
322aに略直角に固定されたジョイント部材322b
により互いに回動自在に接続されている。この構成によ
り、ピストン・ロッド322aが上記従動ローラ駆動用
シリンダ322により駆動されてピストン・ロッド32
2aがミシン本体部202側へ移動したとき、従動ロー
ラ支持部材318が回動して、従動ローラ305は、駆
動ローラ304に対して付勢される反物把持位置に移動
せしめられる。一方、ピストン・ロッド322aが上記
従動ローラ駆動用シリンダ322により駆動されてピス
トン・ロッド322aが反ミシン本体部202側へ移動
したとき、従動ローラ支持部材318が回動して、従動
ローラ305は、駆動ローラ304から所定位置隔てら
れる反物開放位置に移動せしめられる。
【0057】一方、上記反物押し込み用シリンダ310
は、その下方に、図1に示す如く該シリンダ310によ
り駆動されるピストン・ロッド310aの先端部に固定
された反物押し込み用ブレード310bを有している。
このブレード310bは、図4に示す如く上記第1作業
テーブル302の上記第1エッジ302aと、該作業テ
ーブル302に隣接して設けられている上記切り裂き部
材312の第2エッジ312aとにより画定された上記
1対のニップ・ローラ304,305が遮蔽されない領
域内に設けられている。このブレード310bの先端部
は、ニップ・ローラ304,305の軸方向に大略平行
でありかつ該1対のニップ・ローラ304,305間に
位置する板状部材から形成されている。この構成によ
り、該1対のニップ・ローラ304,305が上記反物
開放位置に移動したときに、このブレード310bによ
り、反物を該1対のニップ・ローラのギャップ内に下方
向へ押し込むことができるようになっている。このブレ
ード310bは、上記反物押し込み用シリンダ310が
作動したときに、図1に示すように、該ブレード310
bの前端が第1作業テーブル302上方の退避位置P3
と、1対のニップ・ローラ304,305の上記反物把
持位置における係合面より下方に位置する反物押し込み
位置P4との間で移動自在に構成されている。
【0058】本実施例の結反装置では、上記従動ローラ
305が上記反物把持位置に位置しているときには、上
記押し込み用ブレード310bは退避位置P3に退避せ
しめられ、一方、従動ローラ305が上記反物開放位置
に位置しているときには、押し込み用ブレード310b
は反物押し込み位置P4に移動できるように自動制御さ
れている。
【0059】なお、図1,2において、参照符号324
は、後述する如く切り裂いた反物端部の切り裂き片を排
出するための排出シュートであり、一方、図4におい
て、参照符号212,214は、夫々、ミシン本体部2
02が備えているミシン針と自動式カッタを示してい
る。図に示すように、該ミシン針212と自動式カッタ
214とは、共に、切り裂き部材312の第2エッジ3
12a延長線に対して本結反装置の背面側に位置してお
り、自動式カッタ214は、ミシン針212に対して本
結反装置の正面側に位置している。そして、このミシン
針212は、装置本体部400の第2作動テーブル40
6の正面側エッジ406aよりも正面側に設けられてい
る。
【0060】以上、この結反装置の移動部1について、
その大略構成を説明したが、以下に、この結反装置の装
置本体部400の大略構成について説明する。
【0061】図1〜4において、406は上記移動部1
の第1作業テーブル302の上に位置する装置本体部4
00の第2作業テーブル、408は退避位置P7とプレ
ス位置P8との間で垂直方向に移動自在であり、反物端
部を幅方向に、つまり、緯糸方向に該第2作業テーブル
上に固定するための布プレス、そして、410はこの第
2作業テーブル406上に設けられた第1チャック・シ
リンダである。この第1チャック・シリンダ410は、
図に示すように、該第1チャック・シリンダ410によ
り駆動されるピストン・ロッド410aの下端側に布プ
レス部410bを備えており、該チャック・シリンダ4
10を作動させることにより、この布プレス部410b
が、退避位置P5とプレス位置P6との間で移動せしめ
られるようになっている。この第1チャック・シリンダ
410は、図5,6に示すように、操作レバー412a
を備えたチャック固定装置412を介して第2作業テー
ブル406上に取付けられており、これにより、第1チ
ャック・シリンダ410を第2作業テーブルの所望位置
に固定することができるようになっている。また、この
第2作業テーブル406の縫い始め側側縁404側に
は、図10に示すように、この第1チャック・シリンダ
410と類似に構成された第2チャック・シリンダ41
4が設けられている。
【0062】上記移動部1は、この構成の装置本体部4
00に対して、図10(A)に示す如く、上記縫い終わ
り側側縁402近傍に位置する第1位置P9と、上記縫
い始め側側縁404近傍に位置する第2位置P10との
間で移動できるようになっている。この移動部1が装置
本体部400に対して第1位置P9に位置しているとき
の該装置本体部400の上記第1チャック・シリンダ4
10の布プレス部410bの位置は、図4中、1点鎖線
で示しているように、従動ローラ305の回転軸の大略
延長線上における装置本体部400の第2作業テーブル
406側である。
【0063】なお、上記移動部1は、図10(A)に示
す如く装置本体部400側に設けられた走行レール42
2,424上を走行する上記移動用ローラ102によっ
て案内されるように構成されており、該移動部1は、該
装置本体部400の上記縫い始め側側縁404側所定位
置に設けられた移動部駆動用モータ416の回転軸に固
定された駆動スプロケット416aと、該装置本体部4
00の上記縫い終わり側側縁402側所定位置に回転自
在に設けられた従動スプロケット418との間に係合す
る駆動チェーン420の所定部位に固定されている。こ
の構成により、移動部駆動用モータ416を作動させる
ことにより、該移動部1を第1位置P9と第2位置P1
0との間で移動させることができるようになっている。
さて、このように移動部1と装置本体部400とからな
る本実施例の結反装置により実行される反物端部の引き
裂き/結反作業の一連の工程を、作業工程図5〜11を
主に参照しながら以下に説明する。
【0064】図5,6は、反物端部の引き裂き/結反作
業工程を装置本体部400の第2作業テーブル406の
正面側から夫々示した図、図7〜9は、該反物端部の引
き裂き/結反作業工程を移動部1の正面側から夫々示し
た図であり、図10(A)〜(C)及び図11(D)〜
(F)は、該作業工程をこの結反装置の正面側から,夫
々示した図である。この結反装置の稼働前の初期状態に
おいて、移動部1は、図10(A)に示す如く第1位置
P9に位置しており、装置本体部400の第1,2チャ
ック・シリンダ410,414の布プレス部410b及
び布プレス408は、図5及び図10(A)に示す退避
位置P5,P7に夫々退避している。
【0065】この初期状態において、作業者は、先ず、
図5及び図10(A)に示すように、結反されるべき2
枚の反物の端部、つまり、1つの反物後端部70と、今
1つの反物前端部72とを、本結反装置の背面側に位置
する反物収納部(不図示)から装置本体部400の第2
作業テーブル406上に正面手前側に引き揃えるように
取り出し、該引き揃えられた1対の反物前端部74を、
該前端部74が移動部1の引き裂き機構部300の上記
第1作業テーブル302と切り裂き部材312とにより
遮蔽されていない1対のニップ・ローラ304,305
上に位置するように、移動部1の第1作業テーブル30
2上に案内する。このとき、該1対の反物前端部74
は、装置本体部400の縫い終わり側側縁402側の側
端縁74aが図1に示す如く手動式カッタ・ナイフ30
6の軸支点306aに対して従動ローラ305側に位置
するようにセットされかつ図4に示す如く第1チャック
・シリンダ410の上記布プレス部410bよりもミシ
ン本体部202側にセットされ、同時に、該反物前端部
74の前端縁74bが上記切り裂き部材312の第2エ
ッジ312aよりも正面側に位置するように第1作業テ
ーブル302上に位置決めされる。
【0066】次いで、この結反装置が有する不図示のフ
ット・スイッチを操作することにより、図6に示す如
く、第1チャック・シリンダ410が作動して布プレス
部410bが下降し、1対の反物前端部74の上記側端
縁74a側の部分が装置本体部400の第2作業テーブ
ル406上に固定される。
【0067】次いで、図7に示す如く、手動式カッタ・
ナイフ306のグリップ部306bを操作し、該カッタ
・ナイフ306を初期位置P1から降下位置P2へ移動
させて1対の反物前端部74に緯糸方向に切り込みを入
れる。
【0068】次いで、不図示の引き裂きスタート・ボタ
ンを操作すると、切り裂き機構部300の上記従動ロー
ラ駆動用シリンダ322が作動して、従動ローラ305
が上記反物把持位置から上記反物解放位置へ移動すると
共に、引き裂き機構300の反物押し込み用シリンダ3
10が作動して、反物押し込み用ブレード310bが図
7に示す退避位置P3から図8に示す反物押し込み位置
P4へ移動して、上記切り込みの入った1対の反物前端
部切り込み片76が従動ローラ305と駆動ローラ30
4間に形成されたギャップに押し込まれる。
【0069】次いで、図9に示すように、上記反物押し
込み用シリンダ310が再度作動して反物押し込み用ブ
レード310bの先端が反物押し込み位置P4から退避
位置P3に復帰した後、モータ314が作動して駆動ロ
ーラ304が、図中、矢印で示す如く従動ローラ305
と協働して上記反物前端部切り込み片76を該1対のロ
ーラ304,305間を下方へ巻き込む方向に回転を始
める。
【0070】次いで、この引き裂き機構300の上記従
動ローラ駆動用シリンダ322が作動して従動ローラ3
05が反物解放位置から反物把持位置へ移動せしめら
れ、反物前端部切り込み片76は、該1対のニップ・ロ
ーラ304,305間に把持される。これと同時に、図
10(A)に示す如く装置本体部400の上記移動部駆
動用モータ416が作動して、移動部1は、図10
(B)に示す如く装置本体部400に対して上記第1位
置P9から上記第2位置P10へ所定の速度、つまり、
以下に述べる反物端部の引き裂き動作を効果的に実行で
きるような速度、で移動を開始する。このとき、上記反
物前端部切り込み片76は、上記1対のニップ・ローラ
304,305の各外周面と、移動部1の第1作業テー
ブル302の第1エッジ302a、又は/及び切り裂き
部材312の第2エッジ312aとの間で引っ張られる
ことになり、この張力により、該反物前端部切り込み片
76は、上記手動式カッタ・ナイフ306により形成さ
れた切り込みエッジを起点として、かつ、切り裂き部材
312の第2エッジ312aと、第1作業テーブル30
2の第1エッジ302aとに補助されながら、反物前端
部74の本体部側に対して反物の緯糸方向沿いに正確に
引き裂かれていく。図10(B)は、移動部1が、装置
本体部400に対して第1位置P9から第2位置P10
方向へ移動しながら、1対の反物前端部74を引き裂い
ている状態を示している。
【0071】この駆動ローラ304のの外周面回転速度
は、装置本体部400に対する移動部1の移動速度より
も若干大きくなるように設定されており、これにより、
移動部1が装置本体部400に対して移動している間
に、上記反物前端部切り込み片76に対して、上記1対
のニップ・ローラ304,305の外周面と、移動部1
の第1作業テーブル302の第1エッジ302aと切り
裂き部材312の第2エッジ312aとの間で所定の張
力を作用させることができるようになっている。移動部
1が第1位置P9から第2位置P10へ移動中に上記反
物前端部切り込み片76は反物前端部74の他の部分か
ら切り離され、該切り離された切り込み片76は、図
1,2に示す排出シュート324内に排出される。
【0072】次いで、図10(C)に示すように、移動
部1が装置本体部400に対して第1位置P9から第2
位置P10方向へ移動するにつれて上記反物前端部切り
込み片76は反物の緯糸方向に沿って切り裂かれてゆ
く。そして、移動部1が、第2位置まで移動したとき、
上記1対の反物前端部74のもう一方の側縁部、つま
り、装置本体部400の縫い始め側側縁404側に位置
する側縁部74cを正面手前側に僅かに引き出し、次い
で、装置本体部400の第2作業テーブル406に設け
られている上記第2チャック・シリンダ414を作動さ
せて該反物前端部74の側縁部74cを第2作業テーブ
ル406上に固定する。ここで、1対の反物前端部74
は、いずれも、上記の如く反物の緯糸方向に正確に引き
裂かれているため、反物後端部70の前端縁74bと反
物前端部72の前端縁74bとを互いに一致させた状態
で該1対の反物前端部74を装置本体部400の第2テ
ーブル406の正面側エッジ406aから本結反装置の
正面側に全幅にわたって一定長さ引き出すだけで、該1
対の反物前端部74を互いに装置本体部400aの第2
作業テーブル406に対して緯糸方向に正確に位置決め
することができる。つまり、このステップで、1対の反
物前端部74の縫合準備がなされる。
【0073】次いで、フット・スイッチを操作すると、
図11(D)に示す如く、退避位置P7にあった布プレ
ス408がプレス位置P8に移動して、上記1対の反物
前端部74を装置本体部400の第2作業テーブル40
6に対して幅方向に固定した後、移動部1が装置本体部
400に対して第2位置P10から第1位置P9方向へ
移動しながら上記ミシン本体部202により上記1対の
反物前端部74が自動的にミシン縫いされていく。上記
の如く、本実施例のミシン本体部202は自動式カッタ
214(図4参照)を備えており、該縫合ステップにお
いて、縫合作業と同時に反物前端部の一部がトリミング
片として自動的に順次切断されるようになっている。つ
まり、反物端部の該トリミング作業により、縫合完了後
における1対の反物前端部の縫合部が、反物前端部の前
端縁から一定間隔隔てられた位置に設けられるようにな
っている。図中、このトリミング片は、参照符号78で
示している。なお、本ステップにおいて、上記の如く、
1対の反物前端部74は、上記布プレス408により第
2作業テーブル406上に幅方向に固定されているた
め、縫合時における1対の反物前端部74の第2作業テ
ーブル406に対するズレは確実に防止される。
【0074】次いで、図11(E)に示す如く、この移
動部1が第1位置P9へ復帰したとき、ミシン本体部2
02が備える自動糸きり装置が作動して、上記1対の反
物前端部74を互いに縫合する糸が切断される。
【0075】次いで、図11(F)に示す如く、装置本
体部400の布プレス408がプレス位置P8から退避
位置P7に移動すると共に、図5に示す如く上記第1チ
ャック・シリンダー410の布プレス410bがプレス
位置P6から退避位置P5に移動して、互いに結反され
た反物が装置背面側に設けられている上記反物収納部内
に落とされる。
【0076】さて、本発明の1実施例に係る結反装置に
ついて詳述してきたが、この結反装置を構成する種々の
上記装置や機構に代えて、以下に示すような変形例に係
る装置や機構を適用することが可能である。
【0077】たとえば上記1対の反物前端部切り込み片
76を引き裂くための第2エッジ312aを本実施例の
如く移動部1側に備えられた移動式エッジとして構成す
る代わりに、第一作業テーブル302を設けずに、1対
の反物前端部切り込み片を装置本体部400の第2作業
テーブル406の正面側エッジ406aにより引き裂く
ように引き裂き機構部300を構成することができる。
この場合上記ミシン針212と自動式カッタ214と
は、第2作業テーブル406の正面側エッジ406aよ
りも本結反装置の正面側に設けられ、上記1対のニップ
・ローラは、該正面側エッジ406aの下方から本結反
装置の正面側に延在するように構成されることになる。
因に、この変形例に係る引き裂き機構と、本実施例の引
き裂き機構とを比較した場合には、本実施例の引き裂き
機構の方が変形例の引き裂き機構よりも効果的に反物前
端部切り込み片の引き裂き動作を実現できることが知見
されている。
【0078】また、たとえば、上記実施例又は上記変形
例の1対のニップ・ローラ304,305は、各外周面
に、反物端部を構成する繊維材料に対して摩擦係数が比
較的大きい合成樹脂等からなる被膜面を備えることがで
きる。
【0079】この構成により、1対の反物端部の上記引
き裂きステップにおいて、引き裂き機構部300の従動
ローラが上記反物把持位置に位置しているときに、上記
1対の反物端部に対する駆動ローラのスベリが効果的に
押さえられ、従って、上記1対の反物端部の引き裂き作
業をより確実に実行することができる。
【0080】また、たとえば、上記実施例又は上記各変
形例の1対のニップ・ローラの一方又は両方に、外周壁
面全面(上記被膜面を備える場合には、被膜面を含む外
周壁面全面)に所定数の貫通穴を備えた中空ローラを使
用し、該ニップ・ローラの中空部に周知のブロア装置よ
り所定圧力の空気を圧送するようにすることができる。
【0081】この構成により、1対の反物端部の上記引
き裂きステップにおいて、1対のニップ・ローラに把持
された上記1対の反物端部の引き裂き片の該把持部より
下方に位置する部分の該ニップ・ローラに対する離れが
改善され、ニップ・ローラに対する反物端部の巻き付き
に起因するトラブルが効果的に防止される。
【0082】また、たとえば、上記実施例又は上記各変
形例における1対のニップ・ローラを平面視90°回転
させた状態に設置して、上記反物前端部の反物前端部切
り込み片又は切り裂き片を該分離片のエッジ方向に把持
するようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に係る反物引き裂き装置を
備えた結反装置の要部正面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 図1の結反装置の引き裂き機構部を示す上面
拡大図である。
【図5】 図1の結反装置の第1チャック・シリンダの
初期位置を装置本体部正面側から示した説明図である。
【図6】 図1の結反装置の第1チャック・シリンダが
降下して結反されるべき1対の反物が第2作業がテーブ
ル上に固定された状態を示す説明図である。
【図7】 図1の結反装置の手動式カッタ・ナイフによ
り、テーブル上に固定された1対の反物の端部に切り込
みを入れる作業を装置正面側から示した説明図である。
【図8】 図1の引き裂き機構部の押し込み用ブレード
が降下して、1対の反物の切り込み片が、所定間隔開い
た1対の引き裂き用ニップ・ローラ間に押し込まれた状
態を示す説明図である。
【図9】 図8の押し込み用ブレードが上昇して押し込
み用ニップ・ローラが1対の反物の切り込み片を把持し
た後、該ニップ・ローラが回転しながら縫い始め側へ移
動することにより、1対の反物切り込み片を引き裂いて
いく状態を示した説明図である。
【図10】 (A)〜(B)は、図1の結反装置の引き
裂き/結反工程を示す工程図である。
【図11】 (D)〜(E)は、図1の結反装置の引き
裂き/結反工程を示す工程図である。
【図12】 1従来例に係る引き裂き装置の正面図であ
る。
【図13】 図12の引き裂き装置の要部を拡大して示
した説明図である。
【図14】 1提案例に係る引き裂き装置の要部を示す
説明図である。
【図15】 (G)〜(I)は、1従来例に係る結反装
置の結反作業を示す工程図である。
【図16】 (J)〜(L)は、図15の結反装置の結
反作業を示す工程図である。
【符号の説明】
1 移動部 70 1つの反物後端部 72 今1つの反物前端部 74 1対の反物前端部 74a 側端縁 74b 前端縁 74c 側縁部 76 反物前端部切り込み片 78 トリミング片 100 フレーム部 102 移動用ローラ 200 ミシン機構部 202 ミシン本体部 204 ミシン駆動用モータ 206 ベルト 208 ベルト車 210 ベルト車 212 ミシン針 214 自動式カッタ 300 引き裂き機構部 302 第1作業テーブル 302a 第1エッジ 302b 切り欠き 304 駆動ローラ 304b スプロケット 305 従動ローラ 306 手動式カッタ・ナイフ 306a 軸支点 306b グリップ部 308 L字型支持部材 309 スプリング部材 310 反物押し込み用シリンダ 310a ピストン・ロッド 310b 反物押し込み用ブレード 312 切り裂き部材 312a 第2エッジ 314 駆動ローラ駆動用モータ 314a 回転軸 314b スプロケット 316 チェーン 318 従動ローラ支持部材 318a 開口 320 軸支点 322 従動ローラ駆動用シリンダ 322a ピストン・ロッド 322b ジョイント部材 322c 軸支点 324 排出シュート 400 装置本体部 402 縫い終わり側側縁 404 縫い始め側側縁 406 第2作業テーブル 406a 正面側エッジ 408 布プレス 410 第1チャック・シリンダ 410a ピストン・ロッド 410b 布プレス部 412 チャック固定装置 412a 操作レバー 414 第2チャック・シリンダ 416 移動部駆動用モータ 416a 駆動スプロケット 418 従動スプロケット 420 駆動チェーン 422 走行レール 424 走行レール P1 手動式カッタ・ナイフの上昇位置 P2 手動式カッタ・ナイフの降下位置 P3 押し込み用ブレードの先端の退避位置 P4 押し込み用ブレードの先端の反物押し込み位置 P5 布プレス部の退避位置 P6 布プレス部のプレス位置 P7 布プレスの退避位置 P8 布プレスのプレス位置 P9 移動部の第1位置 P10 移動部の第2位置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反物の一端部(70,72,74)を巾
    方向に下面側から略水平に支持するための固定テーブル
    (406)と、 上記反物の一端部(70,72,74)の引き裂き開始
    側側縁部を固定テーブル(406)に固定するための固
    定装置(410,410a,410b)と、 固定テーブル(406)に対して巾方向に往復動自在な
    移動台(1)と、 移動台(1)を固定テーブル(406)に対して往復駆
    動するための第1駆動装置(416,416a,41
    8,420)とを備え、 上記移動台(1)は、下方所定位置に設けられた1対の
    ニップ・ローラであって上記反物の一端部(70,7
    2,74)の引き裂き開始側側縁部を裂いてなる裂き片
    (76)を把持すると共に回転して下方向に連続的に引
    き下ろすための1対のニップ・ローラ(304,30
    5)と、該ニップ・ローラ(304,305)を回転駆
    動するための第2駆動装置(314,314a,314
    b,316)とを備え、 上記第2駆動装置(314,314a,314b,31
    6)を作動させたとき、上記第1駆動装置(416,4
    16a,418,420)が略同時に作動して移動台
    (1)が上記反物の一端部(70,72,74)の引き
    裂き開始側側縁から引き裂き終了側側縁方向へ移動せし
    められ、反物本体側の上記引き裂き開始側側縁部と上記
    裂き片(76)とが固定テーブル(406)と協動する
    上記固定装置(410,410a,410b)と、上記
    1対のニップ・ローラ(304,305)とにより互い
    に離隔する方向に引っ張られて、上記反物の一端部(7
    0,72,74)が巾方向に順次引き裂かれるようにし
    たことを特徴とする反物引き裂き装置。
  2. 【請求項2】 上記移動台(1)は、上記巾方向に略平
    行な引き裂きエッジ(312a)を有する移動テーブル
    (302)を備えたことを特徴とする請求項1記載の反
    物引き裂き装置。
  3. 【請求項3】 上記1対の各ニップ・ローラ(304,
    305)は、上記反物の大略長手方向に位置する回転軸
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の反物引
    き裂き装置。
  4. 【請求項4】 上記1対のニップ・ローラ(304,3
    05)は、上記裂き片(76)を把持する把持位置と、
    互いに離隔して間に十分なギャップを形成する離隔位置
    との間で移動自在に構成され、 上記反物引き裂き装置は、さらに、上記反物の一端部
    (70,72,74)の上記引き裂き開始側側縁部に切
    り込みを入れて上記裂き片(76)を形成するためのカ
    ッタ(306)と、 上記1対のニップ・ローラ(304,305)を上記把
    持位置と上記離隔位置との間で移動させるための第3駆
    動装置(318,318a,320,322,322
    a,322b,322c)と、 該第3駆動装置(318,318a,320,322,
    322a,322b,322c)により上記1対のニッ
    プ・ローラ(304,305)が上記把持位置から上記
    離隔位置に移動せしめられたときに上記カッタ(30
    6)により切り込みが形成された上記裂き片(76)を
    ニップ・ローラ(304,305)のギャップ内に押し
    込む一方、第3駆動装置(318,318a,320,
    322,322a,322b,322c)により上記1
    対のニップ・ローラ(304,305)が上記離隔位置
    から上記把持位置に移動せしめられるときにニップ・ロ
    ーラ(304,305)のギャップから退避するように
    した押し込み装置(308,310,310a,310
    b)とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の反物引き裂き装置。
  5. 【請求項5】 上記反物引き裂き装置は、さらに、上記
    1対のニップ・ローラ(304,305)の下方にニッ
    プ・ローラ(304,305)により引き裂かれた反物
    引き裂き片を排出するための排出シュート(324)を
    備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の反物引き裂き装置。
  6. 【請求項6】 1つの反物後端部(70)と今1つの反
    物前端部(72)とを重ね合わせてなる反物の一端重合
    部(74)を巾方向に下面側から略水平に支持するため
    の固定テーブル(406)と、 上記一端重合部(74)の引き裂き開始側側縁部を固定
    テーブル(406)に固定するための固定装置(41
    0,410a,410b)と、 固定テーブル(406)に対して巾方向に往復動自在な
    移動台(1)と、 移動台(1)を固定テーブル(406)に対して往復駆
    動するための第1駆動装置(416,416a,41
    8,420)とを備え、 上記移動台(1)は、下方所定位置に設けられた1対の
    ニップ・ローラであって上記反物の一端重合部(74)
    の引き裂き開始側側縁部を裂いてなる1対の引き裂き片
    (76)を把持すると共に回転して下方向に連続的に引
    き下ろすための1対のニップ・ローラ(304,30
    5)と、該ニップ・ローラ(304,305)を回転駆
    動するための第2駆動装置(314,314a,314
    b,316)と、上記ニップ・ローラ(304,30
    5)により引き裂かれてなる反物本体側の引き裂き完了
    エッジ部を縫合するための縫合装置(200)とを備
    え、 上記第1駆動装置(416,416a,418,42
    0)が作動して移動台(1)が上記引き裂き開始側側縁
    から上記引き裂き終了側側縁方向へ移動するときに上記
    第2駆動装置(314,314a,314b,316)
    が略同時に作動して、上記反物本体側の上記引き裂き開
    始側側縁部と上記裂き片(76)とが固定テーブル(4
    06)と協動する上記固定装置(410,410a,4
    10b)と、上記1対のニップ・ローラ(304,30
    5)とにより互いに離隔する方向に引っ張られて上記反
    物の一端重合部(74)が巾方向に順次引き裂かれ、一
    方、上記第1駆動装置(416,416a,418,4
    20)が作動して上記移動台(1)が上記引き裂き終了
    側側縁から上記引き裂き開始側側縁方向へ移動するとき
    に上記縫合装置(200)が作動して、上記反物本体側
    の上記引き裂き完了エッジ部が互いに緯糸に平行に縫合
    されるようにした結反装置。
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