JP2529086B2 - 耐圧試験装置 - Google Patents
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Description
良否を試験する耐圧試験装置に関するものである。
の電子部品である試料に対して高電圧を印加し、その試
料に耐圧不良や絶縁不良がないかを試験するものであ
り、その耐圧不良や絶縁不良などの異常は高電圧を印加
したときに試料に流れる電流から検出するようになって
いる。ここで、従来のこの種の耐圧試験装置では、不良
であると判断されたとき、試料に印加される高電圧を高
圧リレーなどを用いて切るようになっていた。
ように高圧リレーなどを用いて試料に印加されている高
電圧を切る方法では、高圧リレーの応答の遅れにより、
試料に大電流が流れる時間が長くなり、非破壊試験とし
ては適切ではなかった。また、この種の耐圧試験装置で
は、試験開始時に高圧リレーなどを投入し、所定電圧の
高電圧を試料に印加する場合が多い。しかし、このよう
に高圧リレーを用いて、試験開始時にいきなり高電圧を
試料に印加すると、試料が浮遊容量を有する場合、その
浮遊容量を充電する充電電流として大きな突入電流が流
れ、その充電電流のために正常な試料を不良と判断して
しまう恐れがあった。
流から試料の異常を判別する異常判別回路において、浮
遊容量を充電する充電電流に対しては不感動にすること
が考えられる。しかしながら、このようにすると、異常
判別回路で、微少な放電電流を検出できなくなり、耐圧
試験装置の異常検出性能が悪くなるという問題があっ
た。
で試料に印加された高電圧を切った後に、その試料を耐
圧試験装置から取り出す必要がある。しかし、上述のよ
うに浮遊容量を有する試料の場合、その浮遊容量に高圧
電荷が蓄積された状態にあるため、感電する恐れがあっ
た。本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、第
1の目的とするところは、試料を劣化させることなく、
耐圧試験を行えるようにするとともに浮遊容量を有する
試料であっても、試験開始時に突入電流が流れることが
ないようにすることにあり、第2の目的とするところ
は、試験終了後に試料に触れても感電の恐れがないよう
にすることにある。
第1の目的を達成するために、試料に印加される直流の
高電圧を発生する高電圧発生手段と、試料に印加される
高電圧の電圧値を検出する電圧検出手段と、試料に流れ
る電流を検出する電流検出手段と、試料に印加する高電
圧の値を設定する基準電圧を発生する基準電圧発生手段
と、この基準電圧発生手段の基準電圧と上記電圧検出手
段で検出された電圧値との差を求めその差を無くすよう
に高電圧発生手段から発生する高電圧の電圧値を制御す
る電圧制御手段と、上記電流検出手段で検出された電流
から試料の異常を検出する異常検出手段と、異常検出手
段で試料の異常が検出されたときオンとなり、試料に印
加された高電圧を瞬時に降圧するスイッチング素子とを
備え、上記基準電圧発生手段として、試験開始時点から
基準電圧の値を0Vから徐々に上昇させて適宜時間後に
試料に印加する高電圧の値を耐圧試験を行う規定値とす
るものを用いてある。
するために、試料に印加される直流の高電圧を発生する
高電圧発生手段と、試料に印加される高電圧の電圧値を
検出する電圧検出手段と、試料に流れる電流を検出する
電流検出手段と、試料に印加する高電圧の値を設定する
基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、この基準電圧
発生手段の基準電圧と上記電圧検出手段で検出された電
圧値との差を求めその差を無くすように高電圧発生手段
から発生する高電圧の電圧値を制御する電圧制御手段
と、上記電流検出手段で検出された電流から試料の異常
を検出する異常検出手段と、異常検出手段で試料の異常
が検出されたときオンとなり、試料に印加された高電圧
を瞬時に降圧するスイッチング素子とを備え、上記スイ
ッチング素子を試験終了時にもオンするようにしてあ
る。
高圧リレーなどの代わりに、応答性に優れたスイッチン
グ素子、例えばサイリスタなどを用いることにより、試
料が異常であると判断されたとき、スイッチング素子で
試料に印加された高電圧を瞬時に降圧し、これにより、
試料を劣化させることなく、耐圧試験を行えるようにす
るとともに、基準電圧発生手段として、試験開始時点か
ら基準電圧の値を0Vから徐々に上昇させて適宜時間後
に試料に印加する高電圧の値を耐圧試験を行う規定値と
するものを用いることにより、試料に印加される高電圧
を徐々に上昇させ、試料が浮遊容量を有するものであっ
ても、その浮遊容量に大きな充電電流が流れないように
する。つまりは、異常検出手段で異常と判断される電流
値よりも、浮遊容量を充電する充電電流の電流値を小さ
く抑え、耐圧試験装置の異常検出機能に影響を与えない
ようにする。
験終了時にもオンすることにより、試料が浮遊容量を有
するものである場合に、この浮遊容量に充電された電荷
を、試験終了時点でスイッチング素子を介して放電し、
試験終了後に試料に触れても感電することがないように
する。
その具体構成を図2に示す。本実施例の耐圧試験装置
は、基本的には、試料に印加される直流の高電圧を発生
する高電圧発生部1と、試料に印加される高電圧の電圧
値を検出する電圧検出部2と、試料に流れる電流を検出
する電流検出部3と、試料に印加する高電圧の値を設定
する基準電圧を発生する基準電圧発生部4と、この基準
電圧発生部4の基準電圧と上記電圧検出部2で検出され
た電圧値との差を求めその差を無くすように高電圧発生
部1から発生する高電圧の電圧値を制御する電圧制御部
5と、上記電流検出部3で検出された電流から試料の異
常を検出する異常検出部6と、試料に高電圧を印加する
時間、つまりは耐圧試験時間を計時する計時部7と、こ
の計時部7で設定された耐圧試験時間の終了時点、及び
上記異常検出部6で試料の異常が検出されたとき、試料
に印加された高電圧を瞬時に降圧する高電圧除去部8
と、耐圧試験の開始時及び終了時に各部に対して処理信
号を与える制御部9とで構成してある。
路11で発生する交流(正弦波)電圧をパワーアンプ1
2で増幅し、その増幅出力をさらに昇圧トランスT1 で
昇圧し、昇圧出力をダイオードブリッジDB1 及び平滑
コンデンサC1 で整流平滑して、直流の高電圧を得る構
成としてあり、平滑コンデンサC1 の両端に生じる高電
圧を試料に印加するようになっている。
にするために、試料に印加された電圧値を検出する電圧
検出部2と、試料に印加する高電圧の値、つまりは上記
規定値を設定する基準電圧を発生する基準電圧発生部4
と、この基準電圧発生部4の基準電圧と上記電圧検出部
2で検出された電圧値との差を求めその差を無くすよう
に高電圧発生部1から発生する高電圧の電圧値を制御す
る電圧制御部5とを備えている。
差動アンプ21で構成してあり、分圧抵抗R2 ,R3 の
分圧電圧と、この分圧抵抗R2 ,R3 の直列回路と後述
する電流検出回路3の電流検出抵抗R1 との分圧電圧と
の差分を差動アンプ21で増幅し、試料に印加された高
電圧に応じた電圧出力を得るようにしてある。基準電圧
発生部4は、詳細は後述するランプ(RAMP)波発生
回路40と、このランプ波発生回路40の出力電圧を元
にして基準電圧VREF を発生する可変抵抗VR1 とで構
成してある。
た検出電圧VVDと基準電圧VREF との誤差出力を発生す
る誤差アンプ51と、交流発生回路11とアンプ12と
の間に挿入され誤差アンプ51の出力に基づいて交流発
生回路11の出力を適宜減衰させるアッテネータ52と
で構成してある。上記各部2,4,5では、電圧検出部
2で検出された検出電圧VVDが基準電圧VREF に一致す
るように、誤差アンプ5の出力でアッテネータ2におけ
る減衰量を調節し、試料に印加される高電圧が基準電圧
VREF で決まる規定の電圧値となるようにフィードバッ
ク制御をかけるようになっている。
加する経路に挿入された電流検出抵抗R1 を用いてあ
る。ここで、電流検出抵抗R1 の両端にはリミッタ回路
31を接続してある。このリミッタ回路31は、万が一
電流検出抵抗R1 に異常に大きな電流が流れたときに
も、次に説明する異常検出部6の反転アンプ61に過大
な入力信号が加わることを防止するために設けてある。
なお、本実施例では、抵抗で試料に流れる電流を検出す
るようにしてあるが、例えばカレントトランスなどを用
いてもよい。
に発生する電圧を増幅する反転アンプ61と、その増幅
出力から高周波成分を抽出するハイパスフィルタ62
と、上記増幅出力から低周波成分を抽出するローパスフ
ィルタ63と、ハイパスフィルタ62で抽出された高周
波成分が規定値以上であるか否かを判別するコンパレー
タCMP1 と、ローパスフィルタ63で抽出された低周
波成分が規定値以上であるか否かを判別するコンパレー
タCMP2 と、耐圧試験中であることを示す後述する制
御部9の制御回路94の出力QB と夫々のコンパレータ
CMP1 ,CMP 2 のアンドをとり、試験中にいずかの
コンパレータCMP1 ,CMP2 の出力がハイレベルと
なったときに、その出力がハイレベルとなるアンド回路
AND1 ,AND2 と、夫々のアンド回路AND1 ,A
ND2 の出力のいずれかがハイレベルであるときに、ロ
ーレベルの出力を発生するノア回路NOR1 と、ノア回
路NOR1 の出力でセットされるフリップフロップ64
とで構成してある。なお、各コンパレータCMP1 ,C
MP2 の基準電圧VREF3,VREF4は可変抵抗VR3 ,V
R4 で可変設定できるようになっている。
71と、このタイマ71の出力QTの立下りを検出する
立下り検出回路72とで構成してある。タイマ71は、
ランプ波発生回路40の出力*VTRIG(*はその信号あ
るいは入力端子がアクティブローであることを示す)で
計時動作を開始し、計時動作中はハイレベルの出力は発
生する。また、立下り検出回路72はタイマ71の立下
りを検出することにより、試験時間の終了時点を検出す
るものである。ここで、立下り検出回路72は、例え
ば、タイマ71の出力を微分する微分回路と、その微分
出力でトリガがかかるワンショットマルチバイブレータ
とで構成し、立下り検出時点で負のパルスを発生するよ
うにしてある。なお、以下に説明する立下り検出回路及
び立上り検出回路も同様の構成になっている。
ルスからなるスタート信号(START)により計時動作を開
始する遅延回路91と、遅延回路91の立上りを検出す
る立上り検出回路92と、遅延回路91の立下りを検出
する立下り検出回路93と、立下り検出回路93の出力
でセットされるフリップフロップからなる制御回路94
と、制御回路94の出力QB の出力の立下りを検出する
立下り検出回路95と、立下り検出回路95の出力が得
られたときに、ハイレベルの出力を発生するフリップフ
ロップからなる出力回路96とで構成してある。
的に終了させるための負のパルスからなるリセット信号
(RESET)が入力されたとき、異常検出部6のフリップフ
ロップ64で異常出力が得られたとき、タイマ71に設
定された試験動作時間が経過して立下り検出部72の出
力が入力されたときに、夫々リセットがかかるようにな
っている。
両端に抵抗R4 を介して並列に接続されたサイリスタ
(SCR)Q1 と、このサイリスタQ1 のゲートにパル
ストランスPT1 を介してトリガをかけるゲートトリガ
回路81とで構成してある。さらに、ゲートトリガ回路
81は、図2に示すように、制御部9の立上り検出回路
92の出力と、立下り検出回路95の出力と、リセット
信号(RESET)とのナンドをとり、いずれかの信号がロー
レベルとなったとき、出力がハイレベルとなるナンド回
路NAND1 と、このナンド回路NAND1 の出力でオ
ン,オフ制御されるトランジスタQ3 とで構成してあ
る。
電圧を切る手段として、サイリスタQ1 を用いてある点
に特徴がある。なお、サイリスタQ1 以外にも応答性の
優れたスイッチング素子、例えばSIサイリタを用いて
もよく、さらには耐圧を満足できれば、トランジスタ、
FETなどであってもよい。また、図2に示すように、
サイリスタQ1 の耐圧を高くするために、直列接続した
2個のサイリスタQ11,Q12を用いるようにしてもよ
い。
準電圧発生部4のランプ波発生部40について説明す
る。ランプ波発生回路40は、基本的には、図2に示す
ように、0Vから制御電源の電圧まで徐々に上昇する出
力を発生する積分回路41と、この積分回路41の出力
を基準電圧VREF を設定する可変抵抗VR1 に印加する
バッファB1 と、積分回路84の出力が所定電圧に達し
たことから試料に印加される高電圧が所定値に達する直
前の状態を検出するコンパレータCMP3 とで構成して
ある。
(g)に示すように、0Vから制御電源の電圧まで徐々
に上昇する。これにより、基準電圧VREF も同図(m)
に示すように0Vから所定値まで徐々に上昇する。この
積分回路41には、可変抵抗VR2 を介して入力電圧を
印加してあり、この入力電圧を調節することにより、積
分回路41の抵抗RI を介してコンデンサCI を充電す
る充電電流を可変し、出力電圧VC の上昇速度を変化さ
せることができるようにしてある。つまり、試料は形状
などによりその浮遊容量が異なるため、試料の種別など
に応じて適切に充電電流を小さい値に抑えるために、可
変抵抗VR2 を用いて入力電圧を調節できるようにして
ある。
オードZD1 を接続し、可変抵抗VR1 に印加される電
圧が必要以上に高くなることを防止してある。上記コン
パレータCMP3 ではその基準電圧を上記ツェナダイオ
ードZD1 のツェナ電圧EZよりも僅かに低い電圧(E
Z −ΔE)に設定し、積分回路41の出力がツェナ電圧
EZ に達する直前の状態を、試料に印加される高電圧が
所定値に達する直前の状態として判別するようにしてあ
る。このコンパレータCMP3 の出力には、立上り検出
部42を設け、コンパレータCMP3 の立上りを検出し
たときに、負のパルスを発生するようにしてある。な
お、この立上り検出部42の出力で計時部7のタイマ7
1が計時動作を開始する。つまり、本実施例の場合に
は、基準電圧VREF が規定電圧に達するまでに時間がか
かるので、上記コンパレータCMP3を設けて、規定の
高電圧が試料に印加される時点で試験時間を計時するタ
イマ71の動作を開始させるようにしてある。
オンとなり、可変抵抗VR2 から積分回路41に入力電
圧を印加できるようにするアナログスイッチSWD と、
非試験時にオンとなり、積分回路41の入力をグランド
に落とし積分回路41の動作を停止させるアナログスイ
ッチSWE と、放電抵抗RD を介してコンデンサCIの
両端に接続され、非試験時にオンとなり、コンデンサC
1 の充電電荷を放電するアナログスイッチSWF とを設
けてある。これらいずれのアナログスイッチSWD 〜S
WF も、基本的には、非試験時において積分回路41の
動作を完全に停止する状態に保つと共に、次回の測定を
行うために積分回路41を初期状態にするために設けて
ある。
他に、本実施例ではアナログスイッチSWA 〜SWC を
備えている。アナログスイッチSWA は、非試験時にオ
ンとなり、誤差アンプ5の基準電圧VREF の入力端子を
グランドに接続して、可変抵抗VR1 から基準電圧V
REF が印加されることを防止するものであり、また、ア
ナログスイッチSWB は、非試験時にオンとなり、アッ
テネータ2の制御入力をグランドに落として誤差アンプ
5の出力がアッテネータ2に入力されることを防止する
ものである。これらアナログスイッチSWA ,SWB は
非試験時にフィードバック制御ループを開いて耐圧試験
装置が誤動作を起こすことを防止するために設けてあ
る。
WD 〜SWF のオン,オフ制御は、上記制御部9の制御
回路94で行うようにしてある。つまりは、制御回路9
4の出力QB により、アナログスイッチSWD のオン,
オフ制御を行い、出力*QBでアナログスイッチS
WA ,SWB ,SWE ,SWF のオン,オフ制御を行う
ようにしてある。
aの出力に設け、その出力にコンデンサCH を接続し、
コンデンサCH の出力をバッファB2 を介して電圧計M
に出力するようにしてあり、これらアナログスイッチS
WC 、コンデンサCH 及びバッファB2 でサンプルホー
ルド回路を構成してある。つまりは、フリップフロップ
64の出力*QNGがハイレベルである期間には、アナロ
グスイッチSWC はオンとなり、この期間に差動アンプ
4aの出力がコンデンサCH に加えられるようにしてお
き、そして異常が検出され、上記フリップフロップ64
の出力がローレベルとなったとき、アナログスイッチS
WC がオフとなり、異常検知時点における差動アンプ4
aの出力電圧状態をコンデンサCH で保持し、その値を
電圧計Mで表示し、異常検知時の試料に印加された高電
圧の値を確認できるようにしてある。
お、まず試料を装着していないいわゆる無負荷運転の場
合について説明する。耐圧試験を開始する場合には、開
始スイッチなどの操作に応じて負のパルスのスタート信
号が入力される(図3(a))。このスタート信号は遅
延回路91に入力される。遅延回路91では、図3
(b)に示すようにスタート信号の立上りによりトリガ
され、一定時間(遅延時間)だけハイレベルとなる出力
QD を発生する。
出部92及び立下り検出部93に入力される。ここで、
図3(c)に示す立上り検出部92の出力*CLR2 で
出力回路96がリセットされる。これにより、出力回路
96に保持された前回の試験結果を示す出力状態がクリ
アされる。また、この立上り検出部92の出力*CLR
2 は、高電圧遮断部8にも入力される。このとき、立上
り検出部92の出力で、ナンド回路NAND1 の出力が
ハイレベルとなり、トランジスタQ3 がオンとなり、サ
イリスタQ1 のゲートをトリガしてオンとする。このよ
うに、試験を開始する前に、サイリスタQ1 をオンとす
ることで、例えば平滑コンデンサC1 の充電電荷を放出
することで、適切に試験が行えるようにする。つまり
は、以上の動作により試験開始に際しての前処理を行
う。遅延回路91は、この前処理のための時間を設定す
るために設けてある。
(d)に示す立上り検出部93の出力*BSET が出力さ
れ、制御回路94が試験状態にセットされる。このと
き、制御回路94の出力QB がハイレベルとなり、出力
*QB がローレベルとなる。制御回路94の出力QB に
より、アナログスイッチSWD がオンとなり、積分回路
41に入力電圧が印加される。これにより、積分回路4
1の出力電圧VC は、図3(g)に示すように、0Vか
ら抵抗RI 及びコンデンサCI の時定数に応じて徐々に
上昇する。そして、その積分回路41の出力VC がツェ
ナダイオードZD 1 のツェナ電圧EZ に達した時点以降
は、出力VC はツェナ電圧EZ に保たれる。ツェナダイ
オードZD1 の両端電圧Vaを図3(h)に示す。
圧の規定値に設定する可変抵抗VR 1 に印加される。こ
こで、基準電圧VREF は、バッファB1 の出力電圧の上
昇に伴い徐々に上昇し、バッファB1 の入力電圧Vaが
ツェナ電圧EZ に達したときに、試料に規定の高電圧が
印加される状態となる。上記基準電圧VREF が誤差アン
プ51に入力されることにより、試験開始直後にその減
衰量をアッテネータ52は最大とし、徐々に減衰量を小
さくするように制御される。このときのパワーアンプ1
2の出力VPAを図3(n)に示し、平滑コンデンサC1
の両端電圧VC1を同図(p)、試料に印加される高電圧
HVを同図(g)に示す。
入力される。ここで、このコンパレータCMP3 の基準
電圧は、図3(h)に示すようにツェナダイオードZD
1 のツェナ電圧よりも若干低い電圧(Ez−ΔE)に設
定してあり、このコンパレータCMP3 により試料に所
定の高電圧が印加される状態になった直前の時点である
ことが検知される。なお、コンパレータCMP3 の基準
電圧は極力ツェナ電圧に近い方が試験時間を一定にでき
るのであるが、ツェナ電圧にはばらつきを生じた場合に
タイマ71が計時動作を開始しない恐れがある。そこ
で、これを防止するために、基準電圧をツェナ電圧より
も若干低い電圧(Ez−ΔE)に設定してある。
(i)に示す)の立上りは立上り検出部72で検出す
る。この立上り検出部72からは図3(j)に示す負の
パルスからなる出力*VTRIGが出力され、それにより試
験時間を計時するタイマ71が計時動作を開始する。つ
まりは、試料が良品である場合には、試料にはこのタイ
マ71の計時時間(図3(k)に示すハイレベル期間)
だけ高電圧が印加される。なお、無負荷状態である場合
にも、試料が良品である場合と同様に、タイマ71に設
定された試験時間には高電圧が印加される。
立下り検出部72で検出する。そのとき、立下り検出部
72からは図4(l)に示す信号*CLR4 が出力さ
れ、制御回路94がリセットされる。このとき、制御回
路94の出力QB がローレベルとなり、立下り検出回路
95から図3(v)に示す負のパルス信号*ESET が出
力される。これにより、出力回路96の出力QE がハイ
レベルとなる。この出力QE は試験が終了したことを示
すために用いられる。
高電圧遮断部8にも同時に入力され、これにより試験開
始時と同様にして、図3(o)に示すようにサイリスタ
Q1のゲートにトリガをかけてオンとする。このように
サイリスタQ1 がオンすることにより、平滑コンデンサ
C1 の充電電荷を抵抗R4 を介して放電し、次の試験に
備える。
ーレベルとなることにより、アナログスイッチSWD が
オフとなり、出力*QB がハイレベルとなることによ
り、アナログスイッチSWA ,SWB ,SWE ,SWF
が夫々オンとなり、積分回路51の出力が生じないよう
にすると共に、電圧制御部5の制御がかからない状態に
保つ。
は電流検出抵抗R1 に電流が流れることはなく、反転ア
ンプ61の出力Viも図3(r)に示すように生じな
い。従って、異常検出部6のフリップフロップ64の出
力*QNGはハイレベル状態に維持される。よって、アナ
ログスイッチSWC が常時オンの状態に保持され、電圧
計Mには図3(s)に示す差動アンプ21の出力VVDに
応じた電圧が表示される。
について説明する。この場合も上記無負荷と殆ど同じに
動作する。ここで、良品の試料が浮遊容量を有する場
合、その浮遊容量が充電される場合の充電電流が流れ
る。しかし、本実施例では、無負荷時の動作で説明した
ように、試験開始時点から基準電圧VREF を0Vから徐
々に増加させ、試料に印加される高電圧も0Vから徐々
に上昇するようにしてあるので、試料が浮遊容量を有す
る場合であっても、図4(j)に示すように浮遊容量に
流れる電流は小さく抑えられる。このため、規定値の高
電圧を試験開始と同時に印加した場合のように、突入電
流が流れることがない。なお、このようにして充電電流
が小さく抑えてあるので、異常検出部6で異常検出され
ることはない。
をオンすることにより、試料の浮遊容量に蓄積された電
荷を、抵抗R5 ,抵抗R1 を介して放電する。このよう
にすれば、試験後に試料に触れても感電する恐れがな
い。なお、この試験終了時点では、無負荷時と同様に、
平滑コンデンサC1 の充電電荷も放電される。試料が耐
圧不良のものである場合は、図5(f)に示すように、
電流検出抵抗R1 に試料を介して電流が流れる。この電
流により電流検出抵抗R1 の両端に生じる電圧が反転ア
ンプ61で増幅され、ローパスフィルタ62及びハイパ
スフィルタ63に入力される。ここで、この場合には試
料が耐圧不良を起こしているので、試料には高周波的な
電流が流れる。なお、ここでいう高周波とは、絶縁不良
の際に流れる電流成分の周波数に対して高周波的という
意味である。このように耐圧不良の場合には、高周波的
な電流が流れるので、この場合の電流に応じた反転アン
プ61の出力はハイパスフィルタ62を通して、コンパ
レータCMP2 に入力される。ここで、この反転アンプ
61の出力が可変抵抗VR4 で設定された基準電圧V
REF4を越える場合、コンパレータCMP2 の出力がハイ
レベルとなる。この場合には制御回路94の出力QB が
ハイレベルであるので、アンド回路AND1 の出力がハ
イレベルとなり、ノア回路NOR1 の出力がローレベル
となる。フリップフロップ64ではそのノア回路NOR
1 の出力を受けて出力QNGが図6(h)に示すようにロ
ーレベルになる。このローレベル出力は制御回路94の
クリア入力*CLR3 に入力される。これにより制御回
路94の出力がローレベルになり、立下り検出部95の
出力で負のパルス信号*ESET が生じ、出力回路96の
出力QE がハイレベルとなる。この出力回路96の出力
で試験が終了したことを示す。なお、フリップフロップ
64の出力*QNGががローレベルとなることにより、そ
れまでオン状態にあったアナログスイッチSWC がオフ
され、電圧計Mで異常が検出された時点において試料に
印加されていた高電圧の値を表示する。試験者は上記電
圧計Mの表示から試料が異常であることを確認する。
である場合について説明する。なお、この場合にも基本
的には試料が耐圧不良のものである場合と同様にして異
常が検出されるので、絶縁不良の場合に異なる動作につ
いてのみ説明する。このような絶縁不良を起こしている
試料には、高電圧を印加すると、低周波的な電流が流れ
る。この絶縁不良の場合に検出された電流の反転アンプ
61の出力Viは、ローパスフィルタ63を通してコン
パレータCMP1 に入力される。このときの反転アンプ
61の出力が図6(g)に示すように可変抵抗VR3 で
設定された基準電圧VREF3よりも大きい場合に、コンパ
レータCMP3 の出力がハイレベルとなり、アンド回路
AND1 の出力がハイレベル、ノア回路NOR1 の出力
がローレベルとなって、その出力でフリップフロップ6
4の出力*QNGが図6(h)に示すようにローレベルと
なる。これにより、電圧計MにアナログスイッチSWC
がオフとなったときの高電圧の値が表示され、それによ
り試料の異常を判別することができる。
異常を表示するようにしたが、アンド回路AND1 ,A
ND2 の出力を異常検出出力とすることも可能であり、
この倍には耐圧不良と絶縁不良とを識別することができ
る。
印加される直流の高電圧を発生する高電圧発生手段と、
試料に印加される高電圧の電圧値を検出する電圧検出手
段と、試料に流れる電流を検出する電流検出手段と、試
料に印加する高電圧の値を設定する基準電圧を発生する
基準電圧発生手段と、この基準電圧発生手段の基準電圧
と上記電圧検出手段で検出された電圧値との差を求めそ
の差を無くすように高電圧発生手段から発生する高電圧
の電圧値を制御する電圧制御手段と、上記電流検出手段
で検出された電流から試料の異常を検出する異常検出手
段と、異常検出手段で試料の異常が検出されたときオン
となり、試料に印加された高電圧を瞬時に降圧するスイ
ッチング素子とを備え、上記基準電圧発生手段として、
試験開始時点から基準電圧の値を0Vから徐々に上昇さ
せて適宜時間後に試料に印加する高電圧の値を耐圧試験
を行う規定値とするものを用いて成るものであり、応答
性の遅い高圧リレーなどの代わりに、応答性に優れたス
イッチング素子、例えばサイリスタなどを用いることに
より、試料が異常であると判断されたとき、スイッチン
グ素子で試料に印加された高電圧を瞬時に降圧すること
ができ、このため試料を劣化させることなく、耐圧試験
を行うことができるとともに、基準電圧発生手段とし
て、試験開始時点から基準電圧の値を0Vから徐々に上
昇させて適宜時間後に試料に印加する高電圧の値を耐圧
試験を行う規定値とするものを用いてあるので、試料に
印加される高電圧を徐々に上昇させ、試料が浮遊容量を
有するものであっても、その浮遊容量に大きな充電電流
が流れないようにでき、これにより異常検出手段で異常
と判断される電流値よりも、浮遊容量を充電する充電電
流の電流値を小さく抑えて、耐圧試験装置の異常検出機
能に影響を与えないようにすることができる。
の高電圧を発生する高電圧発生手段と、試料に印加され
る高電圧の電圧値を検出する電圧検出手段と、試料に流
れる電流を検出する電流検出手段と、試料に印加する高
電圧の値を設定する基準電圧を発生する基準電圧発生手
段と、この基準電圧発生手段の基準電圧と上記電圧検出
手段で検出された電圧値との差を求めその差を無くすよ
うに高電圧発生手段から発生する高電圧の電圧値を制御
する電圧制御手段と、上記電流検出手段で検出された電
流から試料の異常を検出する異常検出手段と、異常検出
手段で試料の異常が検出されたときオンとなり、試料に
印加された高電圧を瞬時に降圧するスイッチング素子と
を備え、上記スイッチング素子を試験終了時にもオンす
るようにしてあるので、試料が浮遊容量を有するもので
ある場合に、この浮遊容量に充電された電荷を、試験終
了時点でスイッチング素子を介して放電することがで
き、試験終了後に試料に触れても感電することがない。
である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 試料に印加される直流の高電圧を発生す
る高電圧発生手段と、試料に印加される高電圧の電圧値
を検出する電圧検出手段と、試料に流れる電流を検出す
る電流検出手段と、試料に印加する高電圧の値を設定す
る基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、この基準電
圧発生手段の基準電圧と上記電圧検出手段で検出された
電圧値との差を求めその差を無くすように高電圧発生手
段から発生する高電圧の電圧値を制御する電圧制御手段
と、上記電流検出手段で検出された電流から試料の異常
を検出する異常検出手段と、異常検出手段で試料の異常
が検出されたときオンとなり、試料に印加された高電圧
を瞬時に降圧するスイッチング素子とを備え、上記基準
電圧発生手段として、試験開始時点から基準電圧の値を
0Vから徐々に上昇させて適宜時間後に試料に印加する
高電圧の値を耐圧試験を行う規定値とするものを用いて
成ることを特徴とする耐圧試験装置。 - 【請求項2】 試料に印加される直流の高電圧を発生す
る高電圧発生手段と、試料に印加される高電圧の電圧値
を検出する電圧検出手段と、試料に流れる電流を検出す
る電流検出手段と、試料に印加する高電圧の値を設定す
る基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、この基準電
圧発生手段の基準電圧と上記電圧検出手段で検出された
電圧値との差を求めその差を無くすように高電圧発生手
段から発生する高電圧の電圧値を制御する電圧制御手段
と、上記電流検出手段で検出された電流から試料の異常
を検出する異常検出手段と、異常検出手段で試料の異常
が検出されたときオンとなり、試料に印加された高電圧
を瞬時に降圧するスイッチング素子とを備え、上記スイ
ッチング素子を試験終了時にもオンすることを特徴とす
る耐圧試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5297883A JP2529086B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 耐圧試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5297883A JP2529086B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 耐圧試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07151820A JPH07151820A (ja) | 1995-06-16 |
JP2529086B2 true JP2529086B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=17852347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5297883A Expired - Lifetime JP2529086B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 耐圧試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2529086B2 (ja) |
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JPH03218482A (ja) * | 1990-01-24 | 1991-09-26 | Fujitsu Ltd | 絶縁抵抗・耐電圧の同時測定装置 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP5297883A patent/JP2529086B2/ja not_active Expired - Lifetime
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