JP2528819Y2 - 天井空調装置 - Google Patents
天井空調装置Info
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- JP2528819Y2 JP2528819Y2 JP1991058196U JP5819691U JP2528819Y2 JP 2528819 Y2 JP2528819 Y2 JP 2528819Y2 JP 1991058196 U JP1991058196 U JP 1991058196U JP 5819691 U JP5819691 U JP 5819691U JP 2528819 Y2 JP2528819 Y2 JP 2528819Y2
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- conditioning
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井表面材の裏面側に
空調路を備えた天井空調装置に関し、詳しくは天井に照
明器具や火災報知器などを設置するのに、これらが天井
表面材の裏面側の空調路の構成を妨げるのを回避しよう
とする技術に係るものである。
空調路を備えた天井空調装置に関し、詳しくは天井に照
明器具や火災報知器などを設置するのに、これらが天井
表面材の裏面側の空調路の構成を妨げるのを回避しよう
とする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井表面材1の裏面側に形成され
た空調路2に空調エアーを循環させることによる空調を
おこなう天井空調装置は、図4に示すように、天井の一
側端部において天井表面材1の裏面側に吹出側チャンバ
ー5が配設され、天井の他端部において天井表面材1の
裏面側に吸い込み側チャンバー7が配設され、これらチ
ャンバー5,7は空調路2にて連通されているものであ
る。
た空調路2に空調エアーを循環させることによる空調を
おこなう天井空調装置は、図4に示すように、天井の一
側端部において天井表面材1の裏面側に吹出側チャンバ
ー5が配設され、天井の他端部において天井表面材1の
裏面側に吸い込み側チャンバー7が配設され、これらチ
ャンバー5,7は空調路2にて連通されているものであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところがこのような構
成のものにおいては、天井に照明器具や火災報知器を設
置するのに、その設置箇所の空調路2に侵入し、その設
置工事が面倒になるとともに空調路2を減少し、更に、
天井表面材1の上方空間を天井の両端で充分にとれず、
天井ふところが狭くなるなどという問題があった。
成のものにおいては、天井に照明器具や火災報知器を設
置するのに、その設置箇所の空調路2に侵入し、その設
置工事が面倒になるとともに空調路2を減少し、更に、
天井表面材1の上方空間を天井の両端で充分にとれず、
天井ふところが狭くなるなどという問題があった。
【0004】本考案はこのような問題を解消しようとす
るものであり、その目的とするところは、照明器具や火
災報知器などの設置を天井表面材が邪魔にならずにおこ
なえ、空調装置の天井への設置の自由度も増すことがで
きる天井空調装置を提供するにある。
るものであり、その目的とするところは、照明器具や火
災報知器などの設置を天井表面材が邪魔にならずにおこ
なえ、空調装置の天井への設置の自由度も増すことがで
きる天井空調装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、天井表面材1
の裏面側に形成された空調路2に空調エアーを循環させ
ることによる空調をおこなう天井空調装置であって、空
調器3からの空調エアーを吹き出す吹出部4が吹出側チ
ャンバー5に接続され、空調器3に空調後のエアーを吸
い込み返流する吸い込み返流部6が、吹出側チャンバー
5とは独立して形成された吸い込み側チャンバー7に連
通され、吹出側チャンバー5は一方の天井表面材1側の
空調路2に連通され、吸い込み側チャンバー7は他の天
井表面材1側の空調路2に連通され、これら両天井表面
材1,1の他側の空調路2,2が、連結用ダクト8の空
調路8′を介して連通連結されて成るものである。
の裏面側に形成された空調路2に空調エアーを循環させ
ることによる空調をおこなう天井空調装置であって、空
調器3からの空調エアーを吹き出す吹出部4が吹出側チ
ャンバー5に接続され、空調器3に空調後のエアーを吸
い込み返流する吸い込み返流部6が、吹出側チャンバー
5とは独立して形成された吸い込み側チャンバー7に連
通され、吹出側チャンバー5は一方の天井表面材1側の
空調路2に連通され、吸い込み側チャンバー7は他の天
井表面材1側の空調路2に連通され、これら両天井表面
材1,1の他側の空調路2,2が、連結用ダクト8の空
調路8′を介して連通連結されて成るものである。
【0006】
【作用】次に本考案に係る天井空調装置の作用について
述べる。空調器3からの空調エアーは吹出部4及び吹出
側チャンバー5をへて一方の天井表面材1の内部の空調
路2に供給し、この空調路2から連結用ダクト8の空調
路8′をへて他の天井表面材1の内部の空調路2に供給
し、空調をおえたエアーは吸い込み側チャンバー7から
吸い込み返流部6をへて空調器3に返流される。 連結用
ダクト8の空調路8′を介して一方の天井表面材1の内
部の空調路2と他方の天井表面材1の内部の空調路2と
を連通していて、空調エアーの往路の天井表面材1と空
調エアーの復路の天井表面材1とを連結用ダクト8を介
して各々独立して設置しており、天井表面材1,1の内
部の空調路2,2と連結用ダクト8の内部の空調路8′
により形成される空気流通経路Mの配置を自由に変更し
て設定できることになり、吹出側チャンバー5と吸い込
み側チャンバー7の位置を自由に変更できて、例えば装
置を1階に設ける場合には空調器3を2階の押入れの内
部に設置するとともに、その押入れの床を2階の床から
少し上げることにより点検口とすることができ、天井ふ
ところが広くとれない家屋に設置する場合には好適であ
る。 さらに、天井表面材1,1の内部の空調路2,2と
連結用ダクト8の内部の空調路8′により形成される空
気流通経路Mは、その断面積が大きいために、空気を搬
送するための抵抗(圧力損失)は少なくてすみ、そのた
めに動力ファンの低騒音化、コンパクト化を図ることが
できる。 しかも、一方の天井表面材1と他方の天井表面
材1との間に、例えば設置スペースSを設定する場合に
は、この設置スペースS内において照明器具や火災報知
器などの機器Xを設置できて、その機器Xの設置に際し
て空調装置が邪魔になることがなく、連結用ダクト8の
配置によっては吹出側チャンバー5及び吸い込み側チャ
ンバー7を直線上に配置でき、他側にはチャンバー5,
7が存在しないので、この側において天井ふところを充
分に大きくできて空調装置を家屋の天井に容易に設置で
きる。
述べる。空調器3からの空調エアーは吹出部4及び吹出
側チャンバー5をへて一方の天井表面材1の内部の空調
路2に供給し、この空調路2から連結用ダクト8の空調
路8′をへて他の天井表面材1の内部の空調路2に供給
し、空調をおえたエアーは吸い込み側チャンバー7から
吸い込み返流部6をへて空調器3に返流される。 連結用
ダクト8の空調路8′を介して一方の天井表面材1の内
部の空調路2と他方の天井表面材1の内部の空調路2と
を連通していて、空調エアーの往路の天井表面材1と空
調エアーの復路の天井表面材1とを連結用ダクト8を介
して各々独立して設置しており、天井表面材1,1の内
部の空調路2,2と連結用ダクト8の内部の空調路8′
により形成される空気流通経路Mの配置を自由に変更し
て設定できることになり、吹出側チャンバー5と吸い込
み側チャンバー7の位置を自由に変更できて、例えば装
置を1階に設ける場合には空調器3を2階の押入れの内
部に設置するとともに、その押入れの床を2階の床から
少し上げることにより点検口とすることができ、天井ふ
ところが広くとれない家屋に設置する場合には好適であ
る。 さらに、天井表面材1,1の内部の空調路2,2と
連結用ダクト8の内部の空調路8′により形成される空
気流通経路Mは、その断面積が大きいために、空気を搬
送するための抵抗(圧力損失)は少なくてすみ、そのた
めに動力ファンの低騒音化、コンパクト化を図ることが
できる。 しかも、一方の天井表面材1と他方の天井表面
材1との間に、例えば設置スペースSを設定する場合に
は、この設置スペースS内において照明器具や火災報知
器などの機器Xを設置できて、その機器Xの設置に際し
て空調装置が邪魔になることがなく、連結用ダクト8の
配置によっては吹出側チャンバー5及び吸い込み側チャ
ンバー7を直線上に配置でき、他側にはチャンバー5,
7が存在しないので、この側において天井ふところを充
分に大きくできて空調装置を家屋の天井に容易に設置で
きる。
【0007】
【実施例】図1は全体図を示していて、空調器3からの
空調エアーを吹き出す吹出部4が吹出側チャンバー5に
接続されている。空調器3に空調後のエアーを吸い込み
返流する吸い込み返流部6が吹出側チャンバー5とは独
立して形成された吸い込み側チャンバー7に連通されて
いる。このような吹出側チャンバー5及び吸い込み側チ
ャンバー7は適宜間隔を隔てて略直線上に配設されてい
る。そして、吹出側チャンバー5は一方の天井表面材1
の裏面に形成された空調路2に連通されている。空調路
2は天井表面材1の上方に間隔を隔てて断熱材9が沿設
されて独立して形成されている。吸い込み側チャンバー
7は上記一方の天井表面材1とは間隔を隔てて配設れた
他の天井表面材1の独立した空調路2に連通されてい
る。他方の天井表面材1の空調路2も天井表面材1に断
熱材9が間隔を隔てて沿設されて形成されている。そし
て、これら両天井表面材1の他側の空調路2が連結用ダ
クト8にて連通連結されている。
空調エアーを吹き出す吹出部4が吹出側チャンバー5に
接続されている。空調器3に空調後のエアーを吸い込み
返流する吸い込み返流部6が吹出側チャンバー5とは独
立して形成された吸い込み側チャンバー7に連通されて
いる。このような吹出側チャンバー5及び吸い込み側チ
ャンバー7は適宜間隔を隔てて略直線上に配設されてい
る。そして、吹出側チャンバー5は一方の天井表面材1
の裏面に形成された空調路2に連通されている。空調路
2は天井表面材1の上方に間隔を隔てて断熱材9が沿設
されて独立して形成されている。吸い込み側チャンバー
7は上記一方の天井表面材1とは間隔を隔てて配設れた
他の天井表面材1の独立した空調路2に連通されてい
る。他方の天井表面材1の空調路2も天井表面材1に断
熱材9が間隔を隔てて沿設されて形成されている。そし
て、これら両天井表面材1の他側の空調路2が連結用ダ
クト8にて連通連結されている。
【0008】このように、空調器3からの空調エアーは
吹出部4及び吹出側チャンバー5をへて一方の天井表面
材1の内部の空調路2に供給し、この空調路2から連結
用ダクト8の内部の空調路8′をへて他の天井表面材1
の内部の空調路2に供給し、空気流通経路Mを経由して
空調をおえた空調エアーは吸い込み側チャンバー7から
吸い込み返流部6をへて空調器3に返流される。 連結用
ダクト8の内部の空調路8′を介して一方の天井表面材
1の内部の空調路2と他方の天井表面材1の内部の空調
路2とを連通していて、空調エアーの往路の天井表面材
1と空調エアーの復路の天井表面材1とを、連結用ダク
ト8を介して各々独立して設置していて、天井表面材
1,1の内部の空調路2,2と連結用ダクト8の内部の
空調路8′により形成される空気流通経路Mの配置を自
由に変更して設定できることになり、吹出側チャンバー
5と吸い込み側チャンバー7の位置を自由に変更でき
て、例えば装置を1階に設ける場合には空調器3を2階
の押入れの内部に設置するとともに、その押入れの床を
2階の床から少し上げることにより点検口とすることが
でき、天井ふところが広くとれない家屋に設置する場合
に好適である。 さらに、天井表面材1,1の内部の空調
路2,2と連結用ダクト8の内部の空調路8′により形
成される空気流通経路Mは、その断面積が大きいため
に、空気を搬送するための抵抗(圧力損失)は少なくて
すみ、そのために動力ファンの低騒音化、コンパクト化
を図ることができる。 しかも、一方の天井表面材1と他
方の天井表面材1との間に、例えば設置スペースSを設
定する場合には、この設置スペースS内において照明器
具や火災報知器などの機器Xを設置できて、その機器X
の設置に際して空調装置が邪魔になることがなく、連結
用ダクト8の配置によっては吹出側チャンバー5及び吸
い込み側チャンバー7を直線上に配置でき、他側にはチ
ャンバー5,7が存在しないので、この側において天井
ふところを充分に大きくできて空調装置を家屋の天井に
容易に設置できる。
吹出部4及び吹出側チャンバー5をへて一方の天井表面
材1の内部の空調路2に供給し、この空調路2から連結
用ダクト8の内部の空調路8′をへて他の天井表面材1
の内部の空調路2に供給し、空気流通経路Mを経由して
空調をおえた空調エアーは吸い込み側チャンバー7から
吸い込み返流部6をへて空調器3に返流される。 連結用
ダクト8の内部の空調路8′を介して一方の天井表面材
1の内部の空調路2と他方の天井表面材1の内部の空調
路2とを連通していて、空調エアーの往路の天井表面材
1と空調エアーの復路の天井表面材1とを、連結用ダク
ト8を介して各々独立して設置していて、天井表面材
1,1の内部の空調路2,2と連結用ダクト8の内部の
空調路8′により形成される空気流通経路Mの配置を自
由に変更して設定できることになり、吹出側チャンバー
5と吸い込み側チャンバー7の位置を自由に変更でき
て、例えば装置を1階に設ける場合には空調器3を2階
の押入れの内部に設置するとともに、その押入れの床を
2階の床から少し上げることにより点検口とすることが
でき、天井ふところが広くとれない家屋に設置する場合
に好適である。 さらに、天井表面材1,1の内部の空調
路2,2と連結用ダクト8の内部の空調路8′により形
成される空気流通経路Mは、その断面積が大きいため
に、空気を搬送するための抵抗(圧力損失)は少なくて
すみ、そのために動力ファンの低騒音化、コンパクト化
を図ることができる。 しかも、一方の天井表面材1と他
方の天井表面材1との間に、例えば設置スペースSを設
定する場合には、この設置スペースS内において照明器
具や火災報知器などの機器Xを設置できて、その機器X
の設置に際して空調装置が邪魔になることがなく、連結
用ダクト8の配置によっては吹出側チャンバー5及び吸
い込み側チャンバー7を直線上に配置でき、他側にはチ
ャンバー5,7が存在しないので、この側において天井
ふところを充分に大きくできて空調装置を家屋の天井に
容易に設置できる。
【0009】図3(a)(b)は他の配置例を示してい
て、吹出側チャンバー5と吸い込み側チャンバー7とを
背中合わせに配設し、連結用ダクト8を略コ字型に形成
して、両天井表面材1の裏面の空調路2を連通するよう
にしたものである。このような配置は天井の中央部上方
に充分な空所が存在する舟形天井に適したものとなる。
図3(c)は更に他の配置例を示していて、天井の両端
側に各々チャンバー5,7を配設するようにし、中央部
に連結用ダクト8を配置するようにしたものである。こ
のように、天井への設置の自由度を増すものである。
て、吹出側チャンバー5と吸い込み側チャンバー7とを
背中合わせに配設し、連結用ダクト8を略コ字型に形成
して、両天井表面材1の裏面の空調路2を連通するよう
にしたものである。このような配置は天井の中央部上方
に充分な空所が存在する舟形天井に適したものとなる。
図3(c)は更に他の配置例を示していて、天井の両端
側に各々チャンバー5,7を配設するようにし、中央部
に連結用ダクト8を配置するようにしたものである。こ
のように、天井への設置の自由度を増すものである。
【0010】
【考案の効果】本考案に係る天井空調装置によれば以下
のような効果を奏することができる。連結用ダクトの空
調路を介して一方の天井表面材の内部の空調路と他方の
天井表面材の内部の空調路とを連通していて、空調エア
ーの往路の天井表面材と空調エアーの復路の天井表面材
とを、連結用ダクトを介して各々独立して設置して、天
井表面材の内部の往路・復路の空調路と、連結用ダクト
の内部の空調路とにより形成される空気流通経路の配置
を自由に変更して設定できることになり、吹出側チャン
バーと吸い込み側チャンバーの位置を自由に変更でき
て、例えば装置を家屋の1階に設ける場合には、空調器
を2階の押入れの内部に設置するとともに、その押入れ
の床を2階の床から少し上げることにより点検口とする
ことができ、天井ふところが広くとれない家屋に設置す
る場合には好適である。 さらに、天井表面材の内部の空
調路と連結用ダクトの内部の空調路により形成される空
気流通経路は、その断面積が大きいために、空気を搬送
するための抵抗(圧力損失)が少なくてすみ、そのため
に動力ファンの低騒音化、コンパクト化を図ることがで
きる。 しかも、例えば一方の天井表面材と他方の天井表
面材との間に設置スペースを設定する場合には、この設
置スペース内において照明器具や火災報知器などの機器
を設置でき、その機器の設置に際して空調装置が邪魔に
なることがなく、連結用ダクトの配置によっては吹出側
チャンバー及び吸い込み側チャンバーを直線上に配置で
き、他側にはチャンバーが存在しないので、この側にお
いて天井ふところを充分に大きくできて、片流れ屋根、
陸屋根、寄棟屋根及び切妻屋根など色々な屋根形状を有
する家屋の天井に容易に設置できる。
のような効果を奏することができる。連結用ダクトの空
調路を介して一方の天井表面材の内部の空調路と他方の
天井表面材の内部の空調路とを連通していて、空調エア
ーの往路の天井表面材と空調エアーの復路の天井表面材
とを、連結用ダクトを介して各々独立して設置して、天
井表面材の内部の往路・復路の空調路と、連結用ダクト
の内部の空調路とにより形成される空気流通経路の配置
を自由に変更して設定できることになり、吹出側チャン
バーと吸い込み側チャンバーの位置を自由に変更でき
て、例えば装置を家屋の1階に設ける場合には、空調器
を2階の押入れの内部に設置するとともに、その押入れ
の床を2階の床から少し上げることにより点検口とする
ことができ、天井ふところが広くとれない家屋に設置す
る場合には好適である。 さらに、天井表面材の内部の空
調路と連結用ダクトの内部の空調路により形成される空
気流通経路は、その断面積が大きいために、空気を搬送
するための抵抗(圧力損失)が少なくてすみ、そのため
に動力ファンの低騒音化、コンパクト化を図ることがで
きる。 しかも、例えば一方の天井表面材と他方の天井表
面材との間に設置スペースを設定する場合には、この設
置スペース内において照明器具や火災報知器などの機器
を設置でき、その機器の設置に際して空調装置が邪魔に
なることがなく、連結用ダクトの配置によっては吹出側
チャンバー及び吸い込み側チャンバーを直線上に配置で
き、他側にはチャンバーが存在しないので、この側にお
いて天井ふところを充分に大きくできて、片流れ屋根、
陸屋根、寄棟屋根及び切妻屋根など色々な屋根形状を有
する家屋の天井に容易に設置できる。
【図1】(a)は本考案の一実施例の斜視図、(b)は
図1(a)のA−A′線断面図である。
図1(a)のA−A′線断面図である。
【図2】同上の設置状態を示す概略底面図である。
【図3】(a)(b)は同上の他の設置例をを示す概略
底面図、側面図、(c)は更に他の施工状態の側面図で
ある。
底面図、側面図、(c)は更に他の施工状態の側面図で
ある。
【図4】従来例の断面図である。
1 天井表面材 2 空調路 3 空調器 4 吹出部 5 吹出側のチャンバー 6 吸い込み返流部 7 吸い込みチャンバー 8 連結用ダクト8′連結用ダクトの空調路
Claims (1)
- 【請求項1】 天井表面材の裏面側に形成された空調路
に空調エアーを循環させることによる空調をおこなう天
井空調装置であって、空調器からの空調エアーを吹き出
す吹出部が吹出側チャンバーに接続され、空調器に空調
後のエアーを吸い込み返流する吸い込み返流部が、吹出
側チャンバーとは独立して形成された吸い込み側チャン
バーに連通され、吹出側チャンバーは一方の天井表面材
側の空調路に連通され、吸い込み側チャンバーは他の天
井表面材側の空調路に連通され、これら両天井表面材の
他側の空調路が、連結用ダクトの空調路を介して連通連
結されて成る天井空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991058196U JP2528819Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 天井空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991058196U JP2528819Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 天井空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0510920U JPH0510920U (ja) | 1993-02-12 |
JP2528819Y2 true JP2528819Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=13077275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991058196U Expired - Lifetime JP2528819Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 天井空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528819Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3290007B2 (ja) * | 1993-10-26 | 2002-06-10 | 松下電工株式会社 | 空調システム |
JP3306641B2 (ja) * | 1994-11-28 | 2002-07-24 | 清水建設株式会社 | 全面床吹出し方式空調設備 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04143534A (ja) * | 1990-10-04 | 1992-05-18 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 天井パネル型冷暖房装置 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP1991058196U patent/JP2528819Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0510920U (ja) | 1993-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961022 |