JP2528723Y2 - 作業車におけるpto操作装置 - Google Patents

作業車におけるpto操作装置

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JP2528723Y2
JP2528723Y2 JP1990114861U JP11486190U JP2528723Y2 JP 2528723 Y2 JP2528723 Y2 JP 2528723Y2 JP 1990114861 U JP1990114861 U JP 1990114861U JP 11486190 U JP11486190 U JP 11486190U JP 2528723 Y2 JP2528723 Y2 JP 2528723Y2
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Japan
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pto
rotation speed
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engine
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幸輝 西岡
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 接断作動するPTOを介して取出した車両走行用のエン
ジンの動力で作業機を駆動するようにしてなる作業車に
おけるPTO操作アクチュエータの制御手段に関するもの
である。
(従来の技術) 第2図に基いて説明する。
実用新案登録請求の範囲でいうところの制御手段は電
磁弁11、制御手段により駆動制御されるアクチュエータ
はシリンダ9、回転数制限手段はレバー7として説明す
る。
車両走行用のエンジン1のガバナ2のレバー6をアク
セルペダル5の踏込みに連動して回動することによって
エンジン1の回転数が自在に変えられる。PTO4は変速機
3に取付いており、レバー8を接位置Cへ回動すること
によりエンジン1の動力を取出すことができる。
通常走行時にはPTOスイッチ13が開になっており、電
磁弁11,12、シリンダ9,10およびレバー6,8はそれぞれ第
2図のような位置であり、レバー7は解除位置Aにレバ
ー8は断位置Dにある。PTO4は作動せず、オペレータは
アクセルペダル5の踏込みによりエンジン1を車両走行
時のエンジン1の最高回転数まで支障なく回すことがで
き、通常走行ができる。
オペレータが作業のためにPTO4を接にするにはPTOス
イッチ13を閉にする。PTOスイッチ13が閉になると、電
磁弁12が切換わり空気タンク14の空気圧によってシリン
ダ10のロッドを伸長する。伸長したシリンダ10のロッド
がレバー8を接位置Cまで回動し、PTO4が接になる。同
時にPTOスイッチ13の回路は電磁弁11にも接続されてい
るので、電磁弁11が切換わり空気タンク14の空気圧によ
ってシリンダ9のロッドを縮小する。縮小したシリンダ
9のロッドはレバー7を縮小以前の解除位置Aから制限
位置Bまで回動する。レバー7はレバー6に対してエン
ジン1の高回転数側を制限するストッパとして機能する
ようになっており、オペレータがアクセルペダル5を踏
込んだとき、制限位置Bではレバー6の回動角度を制限
して油圧機器を保護するため油圧機器の許容値から決定
される車両走行時のエンジン1の最高回転数より低い最
高回転数にエンジン1の回転数を制限する。
作業が終わっての車両の走行にあたっては、オペレー
タはPTOスイッチ13を開に戻せばよい。
(従来技術の問題点) PTOスイッチ13を閉にした際に、空気圧の不足や電磁
弁11のごみづまり等のなんらかの支障によってレバー7
が制限位置Bにならなくとも、レバー8が接位置Cまで
回動することによりPTO4が接になれば作業機が使える。
ところがレバー7が制限位置Bになっていないため、
エンジンの最高回転数は油圧機器の許容値から決定され
る所定の最高回転数より高い最高回転数まで回転させる
ことができるので、油圧機器の破損をまねくことにな
る。
(問題点を解決するための手段) 制御手段により駆動制御されるアクチュエータを備え
る回転数制限手段であって、前記アクチュエータにより
エンジンの最高回転数を、車両走行時のそれよりも低い
所定の最高回転数に制限する制限位置と制限解除する解
除位置に位置変更可能なよう、前記エンジンのアクセル
制御系に関連配置した回転数制限手段を備えたPTO操作
アクチュエータにより接断作動するPTOを介して取出し
た車両走行用のエンジンの動力で作業機を駆動するよう
にしてなる作業車において、 前記回転数制限手段が制限位置にあることを直接また
は間接的に検出する制限状態検出手段を設け、この制限
状態検出手段が回転数制限手段の制限位置を検出したと
きのみ前記PTO操作アクチュエータの接位置への駆動が
可能なよう、PTO操作アクチュエータの操作回路に前記
制限状態検出手段の検出結果で制御されるリレースイッ
チを介装するのである。
(作用) 作業機で作業するためにPTOスイッチを接操作する
と、回転数制限手段が制限位置になったことを制限状態
検出手段が検出したのちにPTO操作アクチュエータが接
位置へ駆動される。
(実施例) 第1図に基いて説明する。
従来の技術として第2図に用い説明した符号1〜6、
8〜14およびA〜Dは同義であるから説明を省き用い
る。
15は、レバーであり、実用新案登録請求の範囲でいう
ところの回転数制限手段として説明する。16は、制限状
態検出手段であり、17は、リレースイッチである。
レバー15は、従来の技術におけるレバー7に制限状態
検出手段16との当接部を追加したものである。制限状態
検出手段16は、レバー15が制限位置にあるときにレバー
15に当接するよう配置されている。リレースイッチ17
は、レバー15が制限位置にあることを制限状態検出手段
16が検出したときその接点が閉になるようPTOスイッチ1
3と電磁弁12の間に設けている。
作動について説明する。
通常走行時にはPTOスイッチ13が開になっており、電
磁弁11,12、シリンダ9,10およびレバー6,8はそれぞれ第
1図のような位置であり、レバー15は解除位置Aにレバ
ー8は断位置Dにある。PTO4は作動せず、オペレータは
アクセルペダル5の踏込みによりエンジン1を車両走行
時のエンジン1の最高回転数まで支障なく回すことがで
き、通常走行ができるのは、従来の技術と同様である。
オペレータが作業のためにPTOスイッチ13を閉にする
と、電磁弁11が切換わり空気タンク14の空気圧によって
シリンダ9のロッドを縮小する。縮小したシリンダ9の
ロッドはレバー15を縮小以前の解除位置Aから制限位置
Bまで回動する。
レバー15が制限位置Bまで回動すると制限状態検出手
段16に当接し、レバー15が制限位置Bにあることを制限
状態検出手段16が検出する。レバー15が制限位置Bにあ
ることを制限状態検出手段16が検出すると、リレースイ
ッチ17の接点が閉になり、電磁弁12が切換わり空気タン
ク14の空気圧によってシリンダ10のロッドを伸長する。
伸長したシリンダ10のロッドがレバー8を接位置Cまで
回動し、PTO4が接になる。
レバー15はレバー6に対してエンジン1の高回転数側
を制限するストッパとして機能するようになっているの
で、オペレータがアクセルペダル5を踏込んだとき、制
限位置Bではレバー6の回動角度を制限して油圧機器を
保護するため油圧機器の許容値から決定される車両走行
時のエンジン1の最高回転数より低い最高回転数にエン
ジン1の回転数を制限する。
エンジン1の最高回転数を制限するレバー15が制限位
置Bにあることを制限状態検出手段16が検出しないとPT
O4が接にならないため、油圧機器の許容値を越えるエン
ジンの最高回転数にならず油圧機器が破損することがな
いのである。
作業が終わっての車両の走行にあたっては、オペレー
タはPTOスイッチ13を開に戻せばよい。
制限状態検出手段16は、レバー15が制限位置Bにある
ことを直接的に検出するものとして説明したが、シリン
ダ9を含む電磁弁11以降の回路の空気圧を検出するとい
うような間接的なものでもよい。
また空気圧のかわりに油圧を用いてもよい。
(効果) 制限状態検出手段を設けることにより簡単に油圧機器
の保護ができるので安全な作業が保障され、産業上の効
果の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の作業車におけるPTO操作装置を示す
説明図である。 第2図は、従来の作業車におけるPTO操作装置を示す説
明図である。 4;PTO、7,15;レバー(回転数制限手段)、10;シリンダ
(PTO操作アクチュエータ)、16;制限状態検出手段、1
7;リレースイッチ、A;解除位置、B;制限位置、C;接位
置、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両上にクレーン等のブームを有する作業
    機を搭載し、前記作業機を、PTO操作アクチュエータに
    より接断作動するPTOを介して取出した車両走行用のエ
    ンジンの動力で駆動するようにしてなる作業車、とく
    に、 制御手段により駆動制御されるアクチュエータを備える
    回転数制限手段であって、前記アクチュエータによりエ
    ンジンの最高回転数を、車両走行時のそれよりも低い所
    定の最高回転数に制限する制限位置と制限解除する解除
    位置に位置変更可能なよう、前記エンジンのアクセル制
    御系に関連配置した回転数制限手段を備えたものにおい
    て、 前記回転数制限手段が制限位置にあることを直接または
    間接的に検出する制限状態検出手段を設け、この制限状
    態検出手段が回転数制限手段の制限位置を検出したとき
    のみ前記PTO操作アクチュエータの接位置への駆動が可
    能なよう、PTO操作アクチュエータの操作回路に前記制
    限状態検出手段の検出結果で制御されるリレースイッチ
    を介装したことを特徴とする作業車におけるPTO操作装
    置。
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JPH0471321U JPH0471321U (ja) 1992-06-24
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JP5160490B2 (ja) * 2009-03-26 2013-03-13 新明和工業株式会社 特装車の操作装置
JP5702100B2 (ja) * 2010-09-30 2015-04-15 株式会社クボタ 作業車の制御システム

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