JP2508103Y2 - 作業車の稼働停止装置の解除装置 - Google Patents

作業車の稼働停止装置の解除装置

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JP2508103Y2 JP5379190U JP5379190U JP2508103Y2 JP 2508103 Y2 JP2508103 Y2 JP 2508103Y2 JP 5379190 U JP5379190 U JP 5379190U JP 5379190 U JP5379190 U JP 5379190U JP 2508103 Y2 JP2508103 Y2 JP 2508103Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、作業車の稼働停止装置の解除装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来この種の作業車として、クレーン車や高所作業車
等がある。以下従来の技術として、高所作業車を例に第
5図及び第6図に図示し説明する。第5図において、高
所作業車Aは、車両1上に旋回自在に旋回台2を設け、
この旋回台2にその基端部を枢支され油圧シリンダ3に
より起伏自在にブーム4を設けるとともに、ブーム4の
先端に作業者搭乗のバケット5を備えている。すなわち
第6図に図示する如く、車両1上に備えた走行用エンジ
ンにて駆動される油圧ポンプ6からの油圧を切換弁7,8
からなる操作手段10を操作することで、旋回台2の旋回
駆動用油圧モータ11ならびにブーム4の起伏駆動用油圧
シリンダ12を適宜駆動して、バケット5を目的の高所位
置に位置せしめて高所作業ができるようになっている。
そしてこのような高所作業車Aは、地上からバケット5
に作業者が乗り込む時、あるいはバケット5に作業用工
具等を地上から運び入れる時に、バケット5を地上付近
に位置せしめるために適宜ブーム4を旋回ならびに倒伏
させる。ところがバケット5を地上付近に位置せしめる
にあたって、ブーム4を旋回ならびに倒伏させる位置に
よつては、車両1上に備えた道具箱13にブーム4を干渉
させてしまうことから、次のような作業車の稼働停止装
置(以下ブーム関連動停止装置として説明する。)を備
えている。すなわち、ブーム4が道具箱13に干渉するよ
うな状態になる時のブーム4の旋回角並びに起伏角を予
め記憶しておき、現在のブーム4の旋回角並びに起伏角
が前期記憶値に近づき、ブーム4が稼働限界に達したこ
とを検出する作業車の稼働限界検出手段14(以下ブーム
稼働限界検出手段として説明する。)と、ブーム稼働限
界検出手段14がブーム4の稼働限界を検出したとき、停
止手段15(ここではアンロード弁で構成しており、以下
の説明ではアンロード弁15として説明する。)に停止信
号を入力してブーム4の関連動を停止させるように構成
している。ここでは、ブーム稼働限界検出手段14が、ブ
ーム4の稼働限界を検出したときその回路を開とし、ア
ンロード弁15への通電を切り、このアンロード弁15によ
り油圧ポンプ6からの圧油をタンク16に帰還させ、操作
手段10で操作してもブーム4の関連動を停止させるよう
にしている。またブーム稼働限界検出手段14が、ブーム
4の稼働限界を検出していないときその回路を閉とし、
アンロード弁15へ通電してこのアンロード弁15をオンロ
ード状態とし、操作手段10で操作してもブーム4の関連
動を停止することはない。このようなブーム関連動停止
装置を備えた高所作業車にあっては、ブーム稼働限界検
出手段14により検出されるブーム4の稼働限界をその安
全性を見込み余裕を持つてブーム4の関連動を停止する
ことができるように設定されている。例えば、ブーム4
を倒伏操作していてブーム4が稼働限界に達する場合、
ブーム4の倒伏操作のスピードを早くした場合と遅くし
た場合とでは、ブーム4の停止位置が異なる。従ってブ
ーム4の関連操作を早くした場合であっても、ブーム4
と道具箱13が干渉しない位置でブーム稼働限界を検出で
きるようにしている。そこでブーム4の関連動を遅くし
ていくブーム4の稼働限界に達すると、実際には、ブー
ム4と道具箱13間が相当離間しているのにもかかわらず
ブーム4の関連操作が停止してしまうことから、手動式
の停止解除スイッチ17を前記ブーム稼働限界検出手段14
に並列を設け、前記アンロード弁15の通電を人為的に行
えるようにし、アンロード弁15をオンロード状態とし
て、停止を解除できるようになっている。従って手動式
の停止解除スイッチ17を押しながら操作手段10を操作す
ることで、ブーム4が稼働限界に達した後にも手動で操
作できるようにしている。
(考案が解決しょうとする問題点) ところが上述の如く構成されたブーム関連動停止装置
を備えた高所作業車を操作する際、作業者はブーム4の
稼働限界に達していないにも関わらず前記停止解除スイ
ッチ17を操作したままブーム4を駆動操作することがあ
った。この場合作業者が気付かないままブーム4を稼働
限界を超えて駆動操作してしまい、ブーム4または道具
箱13を損傷してしまうことがあった。
本考案は、上記問題点を解決した新規な作業車の稼働
停止装置の解除装置を提供することを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案の作業車の稼働停止
装置の解除装置は、 作業車の稼働限界検出手段が作業車の稼働限界を検出
したとき、停止手段に停止信号を入力して作業車の稼働
を停止させるよう構成すると共に、手動式の停止解除ス
イッチにより、前期停止手段への停止信号の入力を人為
的に消滅して停止解除するよう構成した作業車の稼働停
止装置の解除装置において、 前記作業車の稼働限界検出手段が作業車の稼働限界を
検出する前から前記停止解除スイッチが操作されている
時には、停止解除スイッチによる停止解除を不能とする
よう構成してあることを特徴するものである。
(作用) 上記の如く構成した本考案の作業車の稼働停止装置の
解除装置は、停止手段により作業車の稼働を停止したの
ち初めてその停止を解除できるので、例え作業者が停止
解除スイッチを操作したまま作業車を稼働していて、作
業車の稼働限界検出手段が作業車の稼働限界を検出した
とき作業車の稼働を停止させることができ、作業者が稼
働限界に達していることを充分認識して停止解除スイッ
チを操作することができる。
(実施例) 以下本考案の作業車の稼働停止装置の解除装置におい
て、第1図及び第2図に基づいて説明する。なお本考案
の作業車の稼働停止装置の解除装置を説明するにあた
り、第6図に図示し従来の技術で説明した高所作業車の
ブーム関連動停止装置に実施した場合について以下に説
明する。従って第6図に図示し従来の技術で説明したも
のと、アンロード弁15に通電する回路のみが異なってお
り、他の部分については同じであるので、アンロード弁
15に通電する回路のみを第1図及び第2図に図示し他の
部分については図示を略する。また第6図に図示し説明
した符号は以下の説明でも同じものであるので、同符号
を用い説明を略する。第1図において、Rは、リレーで
あって、a接点Raとb接点Rbを備えており、ブーム稼働
限界検出手段14とアンロード弁15の接続点からダイオー
ド18を介して接続されている。b接点Rbと停止解除スイ
ッチ17とは直列に接続され、ブーム稼働限界検出手段14
と並列に接続されている。リレーRは、b接点Rbと停止
解除スイッチ17の接続点からa接点Raを介して接続され
ている。なお前記ダイオード18は、停止解除スイッチ17
とa接点Raを経過してアンロード弁15に通電するのを阻
止し、ブームイ稼働限界検出手段14からリレーRを作動
させることを許容するために用いたものである。
このように構成された高所作業車のブーム関連動停止
装置は、次の用に作用するものである。すなわちブーム
稼働限界検出手段14がブームの稼働限界を検出していな
い時には、ブーム稼働限界検出手段14によりアンロード
弁15を通電し、アンロード弁15をオンロード状態とす
る。またこの時ブーム稼働限界検出手段14によりダイオ
ード18を介してリレーRを作動させる。従って停止解除
スイッチ17を操作していてもb接点Rbが開となって停止
解除スイッチ17を介してアンロード弁15を通電すること
はない。次にブーム稼働限界検出手段14がブームの稼働
限界を検出した時には、ブーム稼働限界検出手段14によ
りアンロード弁15を通電しないので、アンロード弁15は
アンロード状態となってブーム4の関連操作を停止させ
る。そしてリレーRは作動しない。よつてこの時に停止
解除スイッチ17を操作すると、b接点Rbを介してアンロ
ード弁15に通電してブーム4の関連駆動停止を解除する
ことができる。またブーム稼働限界検出手段14がブーム
の稼働限界を検出する前から停止解除スイッチ17を操作
している時には、ブーム稼働限界検出手段14がブームの
稼働限界を検出した時に、リレーRは、ブーム稼働限界
検出手段14を介して信号を供給されなくなるが、停止解
除スイッチ17とa接点Raを介して作動(自己保持)す
る。よってb接点Rbは、開となっており停止解除スイッ
チ17を操作していても、アンロード弁15を通電すること
はなく、ブーム4の関連操作を停止させる。この場合一
旦停止解除スイッチ17の操作を取り止め再び操作するこ
とでブーム4の関連駆動停止を解除することができる。
すなわち一旦停止解除スイッチ17の操作を取り止めるこ
とで、リレーRの自己保持を解除することになり、b接
点Rbを閉じ、停止解除スイッチ17とb接点Rbを介してア
ンロード弁15に通電できるようにするものである。
このように作用するものであるから、アンロード弁15に
よりブーム4の関連動が停止したのち初めてその停止を
解除できるので、例え作業者が停止解除スイッチ17を操
作したままブーム4を駆動操作しても、ブーム稼働限界
検出手段14がブーム4の稼働限界を検出したときブーム
4の関連動を停止させることができ、作業者が稼働限界
に達していることを充分認識して停止解除スイッチ17を
操作することができる。
次に本考案の他の実施例について第2図に図示し以下
に説明する。第2図に図示するものは、第1図に図示し
たものと、つぎの点のみが相違しているものである。す
なわち、切換弁7の操作時に閉とし、切換弁7を中立位
置にした時開とする起伏操作検出スイッチ7′と、切換
弁8の操作時に閉とし、切換弁8を中立位置にした時開
とする旋回操作検出スイッチ8′とからなり、起伏操作
検出スイッチ7′と旋回操作検出スイッチ8′を並列に
接続した切換弁操作検出手段19を第1図に図示した停止
解除スイッチ17に換えて配置し、この切換弁操作検出手
段19とa接点Raの接続点からb接点Rbに至る間に停止解
除スイッチ17を配置している。
このように構成したこの実施例にあっては、次のよう
に作用する点が第1図に図示したものと相違している。
すなわちブーム稼働限界検出手段14がブームの稼働限界
を検出した時に、停止解除スイッチ17を操作しても、ブ
ーム4の関連動を停止させることができないようにし、
一旦切換弁7,8を中立位置に操作しなければ、停止解除
スイッチ17が機能しないようにしたものである。いいか
えれば、ブーム稼働限界検出手段14がブームの稼働限界
を検出した時に作動したリレーRの自己保持作用の解除
を、一旦切換弁7,8を中立位置に操作して行うようにし
たものである。このように構成すれば、ブーム稼働限界
検出手段14がブームの稼働限界を検出してブーム4の関
連動が停止した時、一旦切換弁7,8を中立位置に操作し
た後、停止解除スイッチ17を操作して再び切換弁7,8を
中立位置から操作してブーム4の関連動を行うもので、
停止解除操作する時に切換弁7,8の操作量を最初から多
くしてブーム4の関連動を急激に操作することを防止で
き、停止解除操作を慎重に行うようにすることができ
る。なおこの実施例にあっても、ブーム稼働限界検出手
段14がブームの稼働限界を検出する前から停止解除スイ
ッチ17を操作していても,ブーム稼働限界検出手段14が
ブームの稼働限界を検出した時に、リレーRは、切換弁
操作検出手段19によって自己保持されb接点Rbを開にす
るから、ブーム稼働限界検出手段14がブームの稼働限界
を検出した時には、ブーム4の関連動を停止することが
できる。以上の実施例では、アンロード弁15を通電でオ
ンロード状態、非通電でアンロード状態とするものを用
いて説明したが、通電でアンロード状態、非通電でオン
ロード状態とするアンロード弁15′を用いた場合の実施
例を以下第3図及び第4図に図示し説明する。従って第
3図及び第4図に図示するブーム稼働限界検出手段14′
と停止解除スイッチ17′は、第1図及び第2図に図示す
るものとは、次の様に逆に作用する点で異なっている。
すなわち、ブーム稼働限界検出手段14′は、ブーム稼働
限界検出手段14′がブーム4の稼働限界を検出したとき
その回路を閉とし、アンロード弁15′へ通電するように
している。また、停止解除スイッチ17′は、操作するこ
とによりその回路を開とするようにしている。第3図に
おいて、ブーム稼働限界検出手段14′からの信号は、停
止解除スイッチ17′とダイオード20を介してアンロード
弁15′に供給できるようになっている。リレーRは、停
止解除スイッチ17′とダイオード20の接続点からダイオ
ード21を介して接続されている。ブーム稼働限界検出手
段14′と停止解除スイッチ17′の接続点とダイオード21
とリレーRの接続点間には、リレーRのa接点Raを接続
している。停止解除スイッチ17′とダイオード20の直列
回路と並列にリレーRのb接点Rbを接続し、ブーム稼働
限界検出手段14′からの信号を直接アンード弁15′に供
給するようにしている。なお、ダイオード20は、b接点
Rbを介してリレーRを作動させないようにするものであ
る。また、ダイオード21は、a接点Raを介してアンロー
ド弁15′を通電しないようにするものである。このよう
に構成した高所作業車のブーム関連動停止装置は、次の
様に作用する。すなわち、ブーム稼働限界検出手段14′
がブーム4の稼働限界を検出したとき、ブーム稼働限界
検出手段14′からの信号は、停止解除スイッチ17′とダ
イオード21を介してリレーRを作動させる。するとリレ
ーRは、a接点Raを閉としてリレーRを自己保持させる
とともに、b接点Rbを開とする。よって、ブーム4の稼
働限界を検出したとき、ブーム稼働限界検出手段14′か
らの信号は、停止解除スイッチ17′とダイオード20を介
してアンロード弁15′に供給され、ブーム4の関連動を
停止させる。この時停止解除スイッチ17′を操作するこ
とで、ブーム稼働限界検出手段14′からの信号をアンロ
ード弁15′に供給するのを阻止することにより、ブーム
4の関連動の停止を解除できるようになっている。ま
た、ブーム稼働限界検出手段14′がブーム4の稼働限界
を検出する前から停止解除スイッチ17′が操作されてい
る時は、ブーム稼働限界検出手段14′がブーム4の稼働
限界を検出して信号を出力しても、停止解除スイッチ1
7′を操作しているものであるから、リレーRは作動し
ない。よって、ブーム稼働限界検出手段14′からの信号
は、b接点Rbを介してアンロード弁15′に供給され、ブ
ーム4の関連動を停止する。この時ブーム4の関連動の
停止を解除する場合は、一旦停止解除スイッチ17′の操
作を取り止めた後再度操作すればよい。すなわち、一旦
停止解除スイッチ17′の操作を取り止めることで、リレ
ーRを作動させb接点Rbを開とし、停止解除スイッチ1
7′を介してブーム稼働限界検出手段14′からの信号を
アンロード弁15′に供給するようにするものであるか
ら、再度停止解除スイッチ17′を操作することでブーム
4の関連動の停止を解除できるようになっている。
次に第4図に図示するものは、ブーム稼働限界検出手
段14′がブーム4の稼働限界を検出して信号を出力して
ブーム4の関連動が停止した時、切換弁7,8を一旦中立
位置にしないと、停止解除スイッチ17′が機能しないよ
うにしたものである。すなわち、この回路は次のように
構成している。停止解除スイッチ17′とリレーRのb接
点Rbを並列接続し、ブーム稼働限界検出手段14′からの
信号を停止解除スイッチ17′とリレーRのb接点Rbを介
してアンロード弁15′に供給するようにしてある。ま
た、切換弁7を中立位置に操作した時に閉とする起伏操
作検出スイッチ7″と、切換弁8を中立位置に操作した
時に閉とする旋回操作検出スイッチ8″を直列に配置し
た切換弁操作検出手段19′を備え、ブーム稼働限界検出
手段14′とリレーRをこの切換弁操作検出手段19′で接
続し、これら各切換弁7,8を中立位置にしたとき、ブー
ム働限界検出手段14′からの信号により、リレーRが作
動するようにしている。また、切換弁操作検出手段19′
と並列にリレーRのa接点Raを接続し、リレーRの自己
保持回路を形成している。このように構成した作業車の
ブーム関連動停止装置は、次の様に作用する。すなわ
ち、ブーム稼働限界検出手段14′がブーム4の稼働限界
を検出したとき、ブーム稼働限界検出手段14′からの信
号は、停止解除スイッチ17′とb接点Rbを介してアンロ
ード弁15′に供給し、ブーム4の関連動を停止させる。
この時停止解除スイッチ17′を操作してブーム4の関連
動の停止を解除しょうとしても、b接点Rbが閉としてい
るか、ブーム4の関連動の停止を解除できない。そして
ブーム4の関連動の停止を解除する場合は、切換弁7,8
を一旦中立位置にし停止解除スイッチ17′を操作すれば
よい。すなわち、切換弁7,8を一旦中立位置にすれば、
リレーRを作動させ、a接点Raにより自己保持する。す
るとb接点Rbが開となって、ブーム稼働限界検出手段1
4′からの信号は、停止解除スイッチ17′を介してのみ
アンロード弁15′に供給するようになるものであるか
ら、停止解除スイッチ17′を操作すればブーム4の関連
動の停止を解除できる。なおこの実施例にあっても、ブ
ーム稼働限界検出手段14′がブームの稼働限界を検出す
る前から停止解除スイッチ17′を操作していても,ブー
ム稼働限界検出手段14′がブームの稼働限界を検出した
時に、b接点Rbによりブーム稼働限界検出手段14′から
の信号は、アンロード弁15′に供給するものであるか
ら、この場合ブーム4の関連動が停止する。これを解除
する時は、一旦切換弁7,8を中立位置にして停止解除ス
イッチ17′を操作すればよい。
以上のように上記いずれの実施例の場合においても、
アンロード弁15(15′)によりブーム4の関連動が停止
したのち初めてその停止を解除できるので、例え作業者
が停止解除スイッチ17(17′)を操作したままブーム4
を駆動操作しても、ブーム稼働限界検出手段14(14′)
がブーム4の稼働限界を検出したときブーム4の関連動
を停止させることができ、作業者が稼働限界に達してい
ることを充分認識して停止解除スイッチ17(17′)を操
作することができる。
なお、上記実施例では、高所作業車のブーム関連動停
止装置の解除装置として説明したが、クレーン、穴掘建
車等のブーム関連動停止装置の解除装置として使用して
もよい。また、作業車のブーム関連動停止装置の解除装
置としてでなく、作業車には種々のの安全装置を備えて
おり、この安全装置によつて作業車の稼働限界を検出し
て作業車の稼働を停止させるようにした作業車の稼働停
止装置の解除装置に使用してもよい。
(考案の効果) 本考案は、以上の如く構成し作用するものであるか
ら、停止手段により作業車の稼働を停止したのち初めて
その停止を解除できるので、例え作業者が停止解除スイ
ッチを操作したまま作業車を稼働していて、作業車の稼
働限界検出手段が作業車の稼働限界を検出したとき作業
車の稼働を停止させることができ、作業者が稼働限界に
達していることを充分認識して停止解除スイッチを操作
することができる。このように安全に作業車の稼働をす
ることを可能とし、その効果大とすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案に係る作業車の稼働停止装置の解除装
置の説明図、第2図、第3図及び第4図は、本考案に係
る作業車の稼働停止装置の解除装置の他の実施例の説明
図、第5図は、作業車の一例として高所作業車を説明す
る説明図、第6図は、従来の作業車の稼働停止装置の解
除装置の説明図である。 14,14′;稼働限界手段(ブーム稼働限界手段)、15,1
5′;停止手段(アンロード弁)、17、17′;停止解除
スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業車の稼働限界検出手段が作業車の稼働
    限界を検出したとき、停止手段に停止信号を入力して作
    業車の稼働を停止させるよう構成すると共に、手動式の
    停止解除スイッチにより、前期停止手段への停止信号の
    入力を人為的に消滅して停止解除するよう構成した作業
    車の稼働停止装置の解除装置において、 前記作業車の稼働限界検出手段が作業車の稼働限界を検
    出する前から前記停止解除スイッチが操作されている時
    には、停止解除スイッチによる停止解除を不能とするよ
    う構成してあることを特徴とする作業車の稼働停止装置
    の解除装置。
JP5379190U 1990-05-22 1990-05-22 作業車の稼働停止装置の解除装置 Expired - Lifetime JP2508103Y2 (ja)

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