JPH0518369Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0518369Y2
JPH0518369Y2 JP1987155600U JP15560087U JPH0518369Y2 JP H0518369 Y2 JPH0518369 Y2 JP H0518369Y2 JP 1987155600 U JP1987155600 U JP 1987155600U JP 15560087 U JP15560087 U JP 15560087U JP H0518369 Y2 JPH0518369 Y2 JP H0518369Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating
switch
controller
abnormality
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987155600U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0162288U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987155600U priority Critical patent/JPH0518369Y2/ja
Publication of JPH0162288U publication Critical patent/JPH0162288U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0518369Y2 publication Critical patent/JPH0518369Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、例えばクレーンや油圧シヨベル等の
建設機械に設置された油圧式アクチユエータを操
作する操作回路に係り、より詳しくは、操作レバ
ーの操作量に対応した電流を、前記アクチユエー
タ制御用電気油圧変換弁の操作コイルに流すコン
トローラと、該コントローラのバツクアツプとし
て設けられた異常時操作用スイツチとを有する操
作回路に関する。 (従来の技術) 第2図は建設機械における従来の操作回路を示
す。8は建設機械に設けられた油圧式アクチユエ
ータであり、本例は例えば多関節フロントの関節
部を回動させる油圧シリンダである場合について
示す。3a,3bは該アクチユエータ8のコント
ロール弁として設けられた電気油圧変換弁であ
る。1は前記アクチユエータ8制御用の電気式操
作レバーであり、例えばレバー本体1aの操作量
に対応した電圧を発生するポテンシヨメータを備
えたものである。2は操作レバー1の出力電気信
号に基づき、その電気信号に対応した電流値を演
算により求めて前記電気油圧変換弁3a,3bの
操作コイルに流すコントローラであり、演算の例
としては、低速の操作性と、高速性を兼ねさせる
関数変換や、レバー本体1aの操作量とシリンダ
速度等を比例させる速度変換等がある。4はコン
トローラ2に異常が発生した場合に電気油圧変換
弁3a,3bを直接オン、オフ駆動する異常時操
作用スイツチ、5は該異常時操作用スイツチ4と
コントローラ2のいずれかを選択して電気油圧変
換弁3a,3bの操作コイルに接続する選択スイ
ツチであり、これらのスイツチ4,5は手動スイ
ツチである。6,7は異常時操作用スイツチ4を
閉じる際に電気油圧変換弁3a,3bの操作コイ
ルに流れる電流を制限する抵抗器である。 この操作回路において、通常はオペレータが操
作レバー1を操作することによつてアクチユエー
タ8の作動制御を行なうが、コントローラ2が故
障した場合、選択スイツチ5を異常時操作用スイ
ツチ4側に切換え、オペレータが異常時操作用ス
イツチ4を操作することにより、アクチユエータ
8の作動制御を行なう。このような異常時操作用
スイツチ4の操作が必要となる具体例としては、
前記多関節フロントの先端より起振機を垂下し、
該起振機により杭や矢板の上端を把持して杭等の
打ち込み施工を行つている場合に、コントローラ
2の故障により操作レバー1の操作によつてはア
クチユエータ8、すなわち多関節フロントが動か
し得なくなつた場合、作業を途中で中止するため
に、(a)施工部材である杭等を前記起振機から外す
ため、前記異常時操作用スイツチ4を操作するこ
とによつて多関節フロントを動かす場合、(b)前記
起振機を多関節フロントから外す作業を行う場
合、(c)その後、この建設機械を輸送姿勢にするた
めに、多関節フロントを動かす場合等である。ま
た、前記杭打ち作業を中止させるわけには行か
ず、残りの作業を続行する場合にも、前記異常時
操作用スイツチ4の操作により作業を行う。 なお、このような異常時操作用スイツチ4によ
る作業を行う場合には、選択スイツチ5を必ず異
常時操作用スイツチ4側に切換えるので、該異常
時操作用スイツチ4の操作による信号は、当然の
ことながらコントローラ2を介しておらず、オ
ン、オフのみの信号が電気油圧変換弁3a,3b
に加えられるのであり、したがつて異常時操作用
スイツチ4のオン、オフ操作ににより電気油圧変
換弁3a,3bに加えられる信号は、最小限の動
作がミスなく行える程度のものである。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の操作回路において
は、異常時操作用スイツチ4は通常時に操作する
操作レバー1とは別の位置に設置されるため、ア
クチユエータ8の動きとの対応を間違えやすく、
また、手動スイツチであるため、操作性が悪いと
いう問題点がある。 また、異常時操作用スイツチ4を設けるための
スイツチボツクスまたはパネル面を運転者の前面
部に設ける必要があるが、一般に建設機械の狭い
運転室ではこれらを設置することが困難であると
いう問題点がある。 (問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するため、本考案による建
設機械の操作回路は、油圧式アクチユエータを制
御する電気油圧変換弁と、操作量に対応した電気
信号を発する電気式操作レバーと、該電気式操作
レバーからの信号に基づいて求めた電流を前記電
気油圧変換弁の操作コイルに通電するコントロー
ラと、該コントローラ故障時のバツクアツプとし
て設けられ、前記電気油圧変換弁を直接オン、オ
フ操作する異常時操作用スイツチと、該異常時操
作用スイツチと前記コントローラのいずれかを選
択的に前記電気油圧変換弁の操作コイルに接続す
る選択スイツチとを備えた建設機械の操作回路に
おいて、前記異常時操作用スイツチを、前記操作
レバーの操作により作動される部位に設けたこと
を特徴とする。 (実施例) 以下本考案の一実施例を第1図により説明す
る。第1図において、第2図と同じ符号は同じま
たは等価機能を有する構成部品を示す。4a,4
bはコントローラ2の故障時に使用するバツクア
ツプとして設けられた異常時操作用スイツチであ
り、本考案においては、該異常時操作用スイツチ
4a,4bを、操作レバー1のレバー本体1aを
それぞれ矢印a方向、b方向に操作した際に作動
するように、操作レバー1の操作によつて作動す
る部位に設ける。このように、操作レバー1に異
常時操作用スイツチ4a,4bを付帯させる構成
とする場合、当然のことながら、レバー本体1a
の操作方向に対するアクチユエータ8の作動方向
(シリンダの伸長、収縮)は、正常時(選択スイ
ツチ5を図示のようにコントローラ2側に接続し
ている時)も、異常時(コントローラ2の故障に
より選択スイツチ5を図示の状態から切換えて異
常時操作用スイツチ4a,4b側に接続している
時)も、同じになるように合わせられるから、オ
ペレータが誤操作するおそれがない。 本考案による場合と従来技術による場合の操作
手段と動作をまとめると、次のようになる。
【表】
【表】 上記説明は、アクチユエータが油圧シリンダで
ある場合について説明したが、油圧モータである
場合にも本考案を適用しうることは言うまでもな
く、さらにクレーンや油圧シヨベル以外の各種建
設機械に適用することができる。 (考案の効果) 以上述べたように、本考案においては、バツク
アツプとして設けられる異常時操作用スイツチ
を、操作レバーの操作により作動する部位に設け
たので、コントローラ正常時と異常時における操
作レバーの操作方向は全く同一となり、操作を間
違えることがなく、安全である。 また、コントローラ異常時に異常時操作用スイ
ツチを手で操作するのではなく、操作レバーで操
作するので、操作性が良い。 また、異常時操作用スイツチは操作レバーに付
帯して設けられるため、スイツチボツクスやパネ
ル面をオペレータの前面に設ける必要がなく、設
置が容易であり、視界も保たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による建設機械の操作回路の一
実施例を示す回路図、第2図は従来の建設機械の
操作回路を示す回路図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧式アクチユエータを制御する電気油圧変換
    弁と、操作量に対応した電気信号を発する電気式
    操作レバーと、該電気式操作レバーからの信号に
    基づいて求めた電流を前記電気油圧変換弁の操作
    コイルに通電するコントローラと、該コントロー
    ラ故障時のバツクアツプとして設けられ、前記電
    気油圧変換弁を直接オン、オフ操作する異常時操
    作用スイツチと、該異常時操作用スイツチと前記
    コントローラのいずれかを選択的に前記電気油圧
    変換弁の操作コイルに接続する選択スイツチとを
    備えた建設機械の操作回路において、前記異常時
    操作用スイツチを、前記操作レバーの操作により
    作動される部位に設けたことを特徴とする建設機
    械の操作回路。
JP1987155600U 1987-10-13 1987-10-13 Expired - Lifetime JPH0518369Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987155600U JPH0518369Y2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987155600U JPH0518369Y2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0162288U JPH0162288U (ja) 1989-04-20
JPH0518369Y2 true JPH0518369Y2 (ja) 1993-05-17

Family

ID=31433372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987155600U Expired - Lifetime JPH0518369Y2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0518369Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55546U (ja) * 1978-06-16 1980-01-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55546U (ja) * 1978-06-16 1980-01-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0162288U (ja) 1989-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7293625B2 (en) Operating lever device for construction machine and construction machine
JP3759961B2 (ja) 2ピースブーム式油圧ショベルの干渉防止装置
WO2010062222A1 (en) Method for calibrating an angle sensor and vehicle with an angle sensor
KR101791363B1 (ko) 하이브리드식 건설 기계
JPH0518369Y2 (ja)
JP3310783B2 (ja) 作業機の干渉防止装置
JP2013253409A (ja) 建設機械
JP7178768B2 (ja) ショベル
JPH02256722A (ja) バックホウ装置操作構造
JPH05222745A (ja) 建設機械の自動制御装置
JP2695335B2 (ja) 土工機における油圧アクチュエータ制御装置
JPS6011704A (ja) 油圧コントロ−ルバルブのスプ−ル制御装置
JPH0415805Y2 (ja)
JPH0730771Y2 (ja) 建設機械の操作装置
JPH0754813A (ja) 油圧アクチユエータ用のバルブ制御装置
JP2562026Y2 (ja) バックホーの操縦機構における安全装置
JPH04237724A (ja) 作業車の走行連係装置
JP3118787B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JP2007084288A (ja) 作業機械
JP2004137818A (ja) 作業機械の制御装置
JP3750764B2 (ja) 建設機械の旋回制御装置
JPS61233133A (ja) パワ−シヨベルの作業機制御装置
JP2000265497A (ja) 2ピースブーム型作業機械の操作駆動装置
KR200142286Y1 (ko) 중장비의 유압장치
JPH06346905A (ja) 油圧機械の駆動制御装置