JP2528650Y2 - 自動二輪車のブレーキキャリパーガード - Google Patents

自動二輪車のブレーキキャリパーガード

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JP2528650Y2
JP2528650Y2 JP12031890U JP12031890U JP2528650Y2 JP 2528650 Y2 JP2528650 Y2 JP 2528650Y2 JP 12031890 U JP12031890 U JP 12031890U JP 12031890 U JP12031890 U JP 12031890U JP 2528650 Y2 JP2528650 Y2 JP 2528650Y2
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brake caliper
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崇好 薗田
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動二輪車のブレーキキャリパーガード
の改良に関する。
(従来の技術) 自動二輪車では、ホークの先端に車軸で回転自在に支
承した車輪に、ブレーキディスクを固定し、ホークに取
付けたブレーキキャリパーをブレーキディスクに跨が
せ、ブレーキキャリパーのブレーキパッドを両側からブ
レーキディスクに押付けて制動するディスクブレーキが
装着されることがある。そして、ブレーキキャリパーの
外側をガードで覆って、ブレーキキャリパーに飛石など
が当って損傷するのを防止している。ガードは、軽合金
板を用いて型成形したり、ナイロンやポリプロピレンな
どの軟質の熱可塑性合成樹脂を用いて型成形したものを
用いている。例えば、実開平2−7086号公報参照。
(考案が解決しようとする課題) 軽合金板によるガードは剛性があるが、大きい弾性限
界を越える外力が加わると、変形して元に戻ることがな
く、機能しなくなり、新しいものと交換することにな
る。軟質の熱可塑性合成樹脂によるガードは、小さい外
力を受けても変形するが、外力がなくなれば、元に戻る
ことができる。しかし、外力がガードの変形を通してブ
レーキキャリパーに加わり、ガードの機能としては低
い。
この考案は、かかる点に鑑み、剛性が高くて高いガー
ド機能を有し、しかも大きい外力を受けても変形破損し
難い自動二輪車のブレーキキャリパーガードを得ること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案の自動二輪車の
ブレーキキャリパーガードは、カーボン繊維などで補強
した硬質合成樹脂の芯板を設け、該芯板の外側を軟質の
熱可塑性合成樹脂で覆ったガードを設け、該ガードをホ
ークに取付けて、ブレーキキャリパーの外側を覆うよう
にしたことにある。
(作用) 芯板は硬質合成樹脂でできているので、硬度が高く、
変形を防止できる。又、芯板の外側を軟質の熱可塑性合
成樹脂で覆っているのて、外力を弾力で受止め、芯板の
割れ破損を防ぐことができる。こうして、変形し難く破
損が少くて、ブレーキキャリパーを外力から保護でき
る。
(実施例) ホーク1の先端には、車軸2で車輪3を回転自在に支
承してあり、車輪3の一側にブレーキディスク4が取付
けてある。ホーク1には、ブレーキキャリパー5を取付
けて、ブレーキキャリパー5をブレーキディスク4に跨
せてあり、油圧でブレーキキャリパー5内のブレーキパ
ッドをブレーキディスク4に押付けて制動するようにな
っている。ブレーキキャリパーガードは、第1図に示す
ように、剛性が高いFRPや、カーボン繊維で補強した硬
質合成樹脂の芯板6を設け、この芯板6を内側にインサ
ートさせて、第2図及び第3図に示すように、外側をポ
リプロピレンやナイロンなどの軟質の熱可塑性合成樹脂
で覆って型成形してガード7とする。ガード7は、ホー
ク1にボルトで取付けて、ホーク1に取付けたブレーキ
キャリパー5の外側を覆う。
芯板6は、硬質合成樹脂で、飛石などの大きい外力を
受けても変形しない。そして芯板6は、外側に軟質の熱
可塑性合成樹脂で覆ってガード7にしてあり、弾力で外
力の衝撃を減衰し、芯板6が直接外力を受けて、破損す
るのを防止する。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案は、上述のように構成
したので、芯板で剛性を高くして変形を防止し、芯板の
外側を覆った軟質の熱可塑性合成樹脂が有する弾力で、
外力の衝撃を減衰して芯板が直接外力を受けて割れて破
損するのを防止できる。こうして、ブレーキキャリパー
を保護する高い機能を有し、外力を受けても破損し難い
ガードにできる。又、ガードの表面などに、適宜リブを
一体成形することができて、耐久性を増すことができ、
リブがデザイン的効果にもできる。又、塗料などを混入
することによって、着色することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、 第1図は芯板の斜視図、 第2図はガードの斜視図、 第3図は同縦断面図、 第4図はホークにガードを取付けた側面図、 第5図はホーク全体の側面図、 第6図は全体側面図、 である。 1…ホーク、5…ブレーキキャリパー、6…芯板、7…
ガード。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーボン繊維などで補強した硬質合成樹脂
    の芯板を設け、該芯板の外側を軟質の熱可塑性合成樹脂
    で覆ったガードを設け、該ガードをホークに取付けて、
    ブレーキキャリパーの外側を覆うようにしたことを特徴
    とする自動二輪車のブレーキキャリパーガード。
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