JPS6319637Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319637Y2 JPS6319637Y2 JP1981191315U JP19131581U JPS6319637Y2 JP S6319637 Y2 JPS6319637 Y2 JP S6319637Y2 JP 1981191315 U JP1981191315 U JP 1981191315U JP 19131581 U JP19131581 U JP 19131581U JP S6319637 Y2 JPS6319637 Y2 JP S6319637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caliper
- boss
- outer periphery
- support device
- slide pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はキヤリパ滑動支持装置のブーツ保護構
造に関するものである。
造に関するものである。
一般に、ピンタイプデイスクブレーキは、周状
の開口とスライドピンの滑合面をキヤリパ摺動面
とするため、その軸方向開口端部においてできる
両者の外部（外気）への開放部分が蛇腹状ゴムブ
ーツの架設等によつて簡易に封止できるという特
徴をもつものとして知られている。
の開口とスライドピンの滑合面をキヤリパ摺動面
とするため、その軸方向開口端部においてできる
両者の外部（外気）への開放部分が蛇腹状ゴムブ
ーツの架設等によつて簡易に封止できるという特
徴をもつものとして知られている。
しかしこのような構成においても、車両ブレー
キ装置は全体として外部に晒され、特にその装着
部が車両足回り部分であることから、車両走行時
に飛石等を受けて破損される危険性も高く、この
ような破損の発生があると摺動部への雨水の侵入
によつて摺動不良を招致することになるため、こ
のブーツの破損防止を図る工夫が従来より種々提
供されている。
キ装置は全体として外部に晒され、特にその装着
部が車両足回り部分であることから、車両走行時
に飛石等を受けて破損される危険性も高く、この
ような破損の発生があると摺動部への雨水の侵入
によつて摺動不良を招致することになるため、こ
のブーツの破損防止を図る工夫が従来より種々提
供されている。
その一つが、ブーツの外周部を囲うように剛性
スリーブを組付ける方式のものである。
スリーブを組付ける方式のものである。
しかしこの方式はスリーブの組付けのために、
このスリーブの支持構造をキヤリパ、固定支持体
等のいずれかの部分に形成することが必要とな
り、加工工数が増すという不具合を生ずると共
に、既存のブレーキ装置には直接使用できないと
いう問題もあつた。
このスリーブの支持構造をキヤリパ、固定支持体
等のいずれかの部分に形成することが必要とな
り、加工工数が増すという不具合を生ずると共
に、既存のブレーキ装置には直接使用できないと
いう問題もあつた。
本考案はこのような問題点を解消するためにな
されたものであり、従来構成のピンタイプデイス
クブレーキの形状をそのまま利用して装着できる
クリツプ形式のブーツ保護構造を提供せんとする
ものである。
されたものであり、従来構成のピンタイプデイス
クブレーキの形状をそのまま利用して装着できる
クリツプ形式のブーツ保護構造を提供せんとする
ものである。
而してかかる目的を実現するためになされた本
考案よりなるキヤリパ滑動支持装置のブーツ保護
構造の特徴は、ローターを跨ぐように配設された
キヤリパを、スライドピンが開口に滑動的に滑合
する形式のキヤリパ滑動支持装置を介して固定支
持体によりローター軸方向移動可能に支持するキ
ヤリパ滑動支持装置において、前記キヤリパ又は
固定支持体のいずれか一方に、これらのいずれか
他方に固定したスライドピンと滑合するように厚
肉筒状の開口ボス部を形成して、このボス部の軸
方向両端部それぞれからスライドピン外周に渡り
防塵用ゴムブーツを架設し、前記ボス部の外周に
はループ状に彎曲形成した板バネクリツプを嵌着
させ、このボス部に嵌着した板バネクリツプの該
嵌着部分からボス部の軸方向両側に延出して前記
両側のブーツ外周を覆装保護する延出部を設けた
という構成をなすところにある。
考案よりなるキヤリパ滑動支持装置のブーツ保護
構造の特徴は、ローターを跨ぐように配設された
キヤリパを、スライドピンが開口に滑動的に滑合
する形式のキヤリパ滑動支持装置を介して固定支
持体によりローター軸方向移動可能に支持するキ
ヤリパ滑動支持装置において、前記キヤリパ又は
固定支持体のいずれか一方に、これらのいずれか
他方に固定したスライドピンと滑合するように厚
肉筒状の開口ボス部を形成して、このボス部の軸
方向両端部それぞれからスライドピン外周に渡り
防塵用ゴムブーツを架設し、前記ボス部の外周に
はループ状に彎曲形成した板バネクリツプを嵌着
させ、このボス部に嵌着した板バネクリツプの該
嵌着部分からボス部の軸方向両側に延出して前記
両側のブーツ外周を覆装保護する延出部を設けた
という構成をなすところにある。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
する。
図において、１はキヤリパ（図示せず）の本体
からローター周方向に突設された腕部であり、そ
の先端には厚肉筒状のボス部２が形成されてい
る。３はその開口であり、本実施例ではボス部２
を軸方向に貫通するように形成されているが、こ
れは一端開放・他端閉塞型のものでもよい。
からローター周方向に突設された腕部であり、そ
の先端には厚肉筒状のボス部２が形成されてい
る。３はその開口であり、本実施例ではボス部２
を軸方向に貫通するように形成されているが、こ
れは一端開放・他端閉塞型のものでもよい。
そして、このボス部２には、その軸方向の両端
縁から、開口３に貫通滑合するスライドピン（図
示せず）の外周に渡り、滑合摺動部の防塵用ゴム
ブーツ４，４が架設される。
縁から、開口３に貫通滑合するスライドピン（図
示せず）の外周に渡り、滑合摺動部の防塵用ゴム
ブーツ４，４が架設される。
５は本考案の特徴部分である板バネクリツプで
あり、本実施例では、ループ状に彎曲された板バ
ネ材の中央部分に、ボス部２の外周に弾性的に嵌
着するよう形成されたボス部への嵌着部分である
挾持部（板バネクリツプ）５ａと、この挾持部５
ａの両側に前記ゴムブーツ４，４の外周を囲むよ
うに設けられた延出部５ｂ，５ｂとを備えるよう
に設けられている。そしてこの板バネクリツプ５
は、金属板材のプレス・彎曲加工により形成して
もよく、またプラスチツク材によつて形成しても
よいものであり、要するに飛石等が当たつてもゴ
ムブーツ４，４の破損を防止できる剛性を備えた
ものであればよい。
あり、本実施例では、ループ状に彎曲された板バ
ネ材の中央部分に、ボス部２の外周に弾性的に嵌
着するよう形成されたボス部への嵌着部分である
挾持部（板バネクリツプ）５ａと、この挾持部５
ａの両側に前記ゴムブーツ４，４の外周を囲むよ
うに設けられた延出部５ｂ，５ｂとを備えるよう
に設けられている。そしてこの板バネクリツプ５
は、金属板材のプレス・彎曲加工により形成して
もよく、またプラスチツク材によつて形成しても
よいものであり、要するに飛石等が当たつてもゴ
ムブーツ４，４の破損を防止できる剛性を備えた
ものであればよい。
このような構成のブーツ保護構造においては、
所定のボス部、ブーツの形状に合せて作製した板
バネクリツプ５を、単にボス部外周に嵌着させる
のみでその構成が終了するため、極めて簡単な作
業性によつて効果的にブーツ保護を行なうことが
できると共に、更に既存のデイスクブレーキにも
そのまま適用できるという優れた汎用性をもつも
のと言える。なお、ボス部外周の軸方向に関する
凹凸形状を列用して、軸方向のズレ止めをつける
ことが実用上は望ましいものとなる。
所定のボス部、ブーツの形状に合せて作製した板
バネクリツプ５を、単にボス部外周に嵌着させる
のみでその構成が終了するため、極めて簡単な作
業性によつて効果的にブーツ保護を行なうことが
できると共に、更に既存のデイスクブレーキにも
そのまま適用できるという優れた汎用性をもつも
のと言える。なお、ボス部外周の軸方向に関する
凹凸形状を列用して、軸方向のズレ止めをつける
ことが実用上は望ましいものとなる。
以上述べた如く、本考案よりなるキヤリパ滑動
支持装置のブーツ保護構造は、比較的簡単なる構
成によつて、極めて効果的な利益を得ることがで
き、その実用上の有効性は大なるものである。
支持装置のブーツ保護構造は、比較的簡単なる構
成によつて、極めて効果的な利益を得ることがで
き、その実用上の有効性は大なるものである。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
１図はブーツ保護構造の部分装着関係を示すため
の図、第２図は装着後の側面図である。 １……腕部、２……ボス部、３……開口、４…
…ゴムブーツ、５……板バネクリツプ、５ａ……
嵌着部、５ｂ……延出部。
１図はブーツ保護構造の部分装着関係を示すため
の図、第２図は装着後の側面図である。 １……腕部、２……ボス部、３……開口、４…
…ゴムブーツ、５……板バネクリツプ、５ａ……
嵌着部、５ｂ……延出部。
Claims (1)
- ローターを跨ぐように配設されたキヤリパを、
スライドピンが開口に滑動的に滑合する形式のキ
ヤリパ滑動支持装置を介して固定支持体によりロ
ーター軸方向移動可能に支持するキヤリパ滑動支
持装置において、前記キヤリパ又は固定支持体の
いずれか一方に、これらのいずれか他方に固定し
たスライドピンと滑合するように厚肉筒状の開口
ボス部を形成して、このボス部の軸方向両端部そ
れぞれからスライドピン外周に渡り防塵用ゴムブ
ーツを架設し、前記ボス部の外周にはループ状に
彎曲形成した板バネクリツプを嵌着させ、このボ
ス部に嵌着した板バネクリツプの該嵌着部分から
ボス部の軸方向両側に延出して前記両側のブーツ
外周を覆装保護する延出部を設けたことを特徴と
するキヤリパ滑動支持装置のブーツ保護構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19131581U JPS5896139U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | キヤリパ滑動支持装置のブ−ツ保護構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19131581U JPS5896139U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | キヤリパ滑動支持装置のブ−ツ保護構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5896139U JPS5896139U (ja) | 1983-06-30 |
| JPS6319637Y2 true JPS6319637Y2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=30104786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19131581U Granted JPS5896139U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | キヤリパ滑動支持装置のブ−ツ保護構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5896139U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS562431B2 (ja) * | 1972-03-09 | 1981-01-20 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55113837U (ja) * | 1979-02-05 | 1980-08-11 | ||
| JPS6021555Y2 (ja) * | 1979-06-20 | 1985-06-27 | トキコ株式会社 | デイスクブレ−キ |
| JPS56131037U (ja) * | 1980-03-08 | 1981-10-05 |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP19131581U patent/JPS5896139U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS562431B2 (ja) * | 1972-03-09 | 1981-01-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5896139U (ja) | 1983-06-30 |
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