JP2528316Y2 - 高所作業車の故障表示機構 - Google Patents

高所作業車の故障表示機構

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JP2528316Y2
JP2528316Y2 JP1180591U JP1180591U JP2528316Y2 JP 2528316 Y2 JP2528316 Y2 JP 2528316Y2 JP 1180591 U JP1180591 U JP 1180591U JP 1180591 U JP1180591 U JP 1180591U JP 2528316 Y2 JP2528316 Y2 JP 2528316Y2
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steering
work vehicle
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operation box
lever
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JP1180591U
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英明 野口
悦郎 大西
雄次 井上
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高所作業車において、
操向レバーと昇降レバーの操作通りに、操向操作と昇降
操作が出来なくなった場合における、不良箇所を迅速に
発見する為の装置である。
【0002】
【従来の技術】作業走行車において、四輪の対角する二
輪を操向駆動輪とし、他の対角する二輪を従動キャスタ
ー輪とする技術は公知とされているのである。特開昭6
1−169329号公報に記載の技術の如くである。ま
た走行作業車において異常が発生した場合に、異常状態
を表示する機構に関しても、特公平2−25817号公
報に記載の如き技術が公知とされているのである。
【0003】
【考案が解決すべき課題】高所作業車においては、上部
操作ボックスや下部操作ボックスに設けた操向レバーと
昇降レバーによる発生する電気信号を送信して、アクチ
ュエータを伸縮し操向駆動輪を回動したり、昇降シリン
ダを伸縮したりして操作するのであるが、該操作ボック
スから、走行台車のアクチュエータまでの間は離れてお
り、種々の雑音信号が混入する恐れがあり、操向レバー
や昇降レバーにより操作しても、所望の操作が出来なく
なる場合があるのである。この場合において、どこに不
良箇所があるのかを、一目瞭然に判断可能としたもので
ある。
【0004】
【課題を解決する手段】本考案の解決すべき課題は以上
の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明する。
走行台車Aと作業台車Dの間にシザースリンク機構Sを
介装し、走行と作業台車Dの昇降とを可能とした高所作
業車において、操作ボックスに設けた操向レバー9や昇
降レバー10により、走行台車Aの操向と作業台車Dの
昇降操作を可能とし、該操向レバー9及び昇降レバー1
0により構成した操作部に不良が発生した場合におい
て、該不良箇所を表示する故障箇所表示ランプを、操作
ボックスの近傍に配置したものである。
【0005】
【作用】次に本考案の作用を説明する。操作ボックス
B,Eの表面に表示調整パネル33が設けられており、
該部分に表示セグメント8が設けられている。該表示セ
グメント8には1〜9の数字が表示可能とされており、
該数字により、高所作業車の機種と、操作部の不具合箇
所が表示可能とされているのである。即ち、機種表示ス
イッチ6を押すと、「3」「4」「6」のどれかが表示
され、これが高所作業車の機種のどれであるかを表示す
るのである。また故障表示スイッチ7を押すと「1」
「2」「5」「7」「8」「9」のどれかが表示される
ので、この番号によりどの部分に不具合が発生している
かを知ることが出来るのである。
【0006】
【実施例】次に本考案の実施例を説明する。図1は作業
台車Dを上昇した状態の高所作業車の側面図、図2は作
業台車Dを下降して格納した状態の側面図、図3は同じ
く後面図、図4は同じく走行台車Aの部分の平面図、図
5は操作ボックスB,Eの平面図、図6は各部のセンサ
ーの位置を示す平面図、図7は表示調整パネル33の平
面図、図8は表示調整パネル33の部分の電気回路図、
図9はセグメント表示ランプによる故障箇所の表示状態
を示す図面である。
【0007】図1・図2において、走行台車Aと作業台
車Dの間にシザースリンク機構Sを配置している。該シ
ザースリンク機構Sはクロスリンク13a・13b・1
3cにより3段に構成されており、昇降シリンダ14に
より伸縮操作されるクロスリンク13aの1本の端部は
ローラフレーム12に枢支されており、他端はローラを
介してローラフレーム12の上を移動可能としている。
またクロスリンク13cの一本の端部はローラフレーム
11に枢支されており、他方の状態はローラフレーム1
1内をローラにより移動可能としている。作業台車Dに
は上部操作ボックスBとフットスイッチ5が配置されて
いる。また走行台車Aは四輪により支持されており、対
角する二輪は操向駆動輪2・3であり、他の対角する2
輪は従動キャスター輪1・4である。
【0008】走行台車Aの下方に下部操作ボックスEが
配置されている。故にオペレーターが作業台車Dに乗っ
て上昇している場合には、上部操作ボックスBを操作
し、上部操作ボックスBが下方に配置されている場合
や、上部操作ボックスBが上昇している場合にも、走行
台車Aの部分で下部操作ボックスEを操作することによ
り、操向レバー9と昇降レバー10の操作が可能とされ
ている。図3と図4において説明する。従動キャスター
輪1・4は操向駆動輪2・3の操向回動に追随するだけ
である。操向駆動輪2・3は油圧モータM・Mにより駆
動されている。そして前輪の操向駆動輪2は枢支軸16
を中心に操向シリンダ15の伸縮により左右に操向可能
とされている。また操向駆動輪3は枢支軸18を中心
に、操向シリンダ17により左右に回動可能とされてい
る。Cは充電器である。
【0009】次に図5において、操作ボックスB,Eの
操作面について説明する。該上部操作ボックスBの操作
面には、表示調整パネル33が設けられている。また該
操作面に操向レバー9と昇降レバー10が突設されてい
る。また高所作業車は、「前輪操向」と、「斜行操向」
と、「横S字操向」の3系統の異なる操向を可能として
いるので、これらの切換スイッチ21・22・23が配
置されている。また上部操作ボックスBと下部操作ボッ
クスEとの切換を行う上下操作切換スイッチ24も配置
されている。そして本考案の表示調整パネル33の部分
が配置されている。該表示調整パネル33の部分に表示
セグメント8が設けられている。また表示セグメント8
の側方には、「前輪操向」と「斜行操向」と「横S字操
向」の場合において、最初の操向駆動輪2・3の設定位
置を調節する車輪位置調節可変抵抗25〜32が設けら
れている。車輪位置調節可変抵抗25・26・27・2
8はそれぞれ、操向駆動輪2が、前進と、右90度と、
左90度と、「横S字操向」の角度規制位置の4位置に
おいて、正常な位置となるように調節する為のものであ
る。また車輪位置調節可変抵抗29・30・31・32
は、操向駆動輪3が前進と、右90度と、左90度と、
「横S字操向」の角度規制位置の4位置において正常な
位置に調節する為のものである。
【0010】次に図6において説明する。該走行台車A
において、操向駆動輪2が操向の為に回動した角度を検
出する回動角センサ35が設けられており、同様に操向
駆動輪3の操向回動角を検出する回動角センサ36が付
設されている。そしてこれらのセンサからの信号に際し
て、オペレーターが所望の回動角を設定する設定器が設
けられている。下部操作ボックスEには前輪回動角設定
器39と後輪角度設定器40が、上部操作ボックスBに
は前輪角度設定器41と後輪角度設定器42が設けられ
ている。また下部操作ボックスEには高さ設定器37
が、上部操作ボックスBにも高さ設定器38が配置され
ている。この高さ設定器に対して昇降シリンダ14の部
分に高さセンサーが配置されている。
【0011】そして該車輪位置調節可変抵抗25〜32
の側方の位置に、表示セグメント8を設けて、該表示セ
グメント8により1から9までの数字を表示可能として
いる。そして該数字は、「3」「4」「6」が高所作業
車の機種を表示すべく構成しており、「1」「2」
「5」「7」「8」「9」がそれぞれの操作部分の不良
箇所を表示すべく構成している。該機種表示は、操作ボ
ックスB,Eと制御回路を3機種において共通に使用可
能としており、各機種毎に異なる設定抵抗値を与えるこ
とにより、共通使用が可能となっているのである。故
に、該設定抵抗値を間違えて設定した状態で、他の機種
に組み込んだ場合には大きな誤操作の可能性が発生する
ので、これを明確にする為に、「3」「4」「6」にて
機種を表示すべく構成しているのである。
【0012】また「1」「2」「5」「7」「8」
「9」は、「1」が操向駆動輪2のセンサーである回動
角センサ35の異常を表示している。また「2」は操向
駆動輪3のセンサである回動角センサ36の異常を表示
している。「5」は下部操作ボックスEの前輪回動角設
定器39又は後輪角度設定器40の異常を表示してい
る。「8」は同じく上部操作ボックスBの後輪角度設定
器40又は前輪角度設定器41の異常を表示している。
「7」は下部操作ボックスEの高さ設定器37の異常を
表示しており、「9」は上部操作ボックスBの高さ設定
器38の異常を表示している。
【0013】そして表示セグメント8の近傍に、機種表
示スイッチ6と故障表示スイッチ7が配置されている。
そして該機種表示スイッチ6を押すと、表示セグメント
8の「3」「4」「6」のどれかが表示される。また故
障表示スイッチ7を押すと、故障箇所がある場合には、
該故障箇所が「1」「2」「5」「7」「8」「9」の
中の数字にて表示される。故障箇所が複数ある場合に
は、点滅しながら複数の数字が表示されるように構成さ
れている。
【0014】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。即ち、機種表示スイッ
チ6を押すことより表示セグメント8に機種番号が表示
されるので、組立時のミスを防止することが出来るので
ある。また故障表示スイッチ7を押すことにより、セン
サーや設定器の不具合の部分が表示されるので、異常箇
所の特定と修理をすぐに行うことが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業台車Dを上昇した状態の高所作業車の側面
図である。
【図2】作業台車Dを下降して格納した状態の側面図で
ある。
【図3】同じく後面図である。
【図4】同じく走行台車Aの部分の平面図である。
【図5】操作ボックスB,Eの平面図である。
【図6】各部のセンサーの位置を示す平面図である。
【図7】表示調整パネル33の平面図である。
【図8】表示調整パネル33の部分の電気回路図であ
る。
【図9】セグメント表示ランプによる故障箇所の表示状
態を示す図面である。
【符号の説明】
1,4 従動キャスター輪 2,3 操向駆動輪 5 フットスイッチ 6 機種表示スイッチ 7 故障表示スイッチ 8 表示セグメント 9 操向レバー 10 昇降レバー 11,12 ローラフレーム A 走行台車 B 上部操作ボックス E 下部操作ボックス D 作業台車 S シザースリンク機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 井上 雄次 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−63697(JP,A) 特表 平4−503341(JP,A) 実開 昭60−128440(JP,U) 実開 昭56−51401(JP,U) 実開 昭54−67415(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行台車Aと作業台車Dの間にシザース
    リンク機構Sを介装し、走行と作業台車Dの昇降とを可
    能とした高所作業車において、操作ボックスに設けた操
    向レバー9や昇降レバー10により、走行台車Aの操向
    と作業台車Dの昇降操作を可能とし、該操向レバー9及
    び昇降レバー10により構成した操作部に不良が発生し
    た場合に、該不良箇所を表示する故障箇所表示ランプ
    を、操作ボックスの近傍に配置したことを特徴とする高
    所作業車の故障表示機構。
JP1180591U 1991-03-06 1991-03-06 高所作業車の故障表示機構 Expired - Lifetime JP2528316Y2 (ja)

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JPH04110000U JPH04110000U (ja) 1992-09-24
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