JP2527654Y2 - 原稿読取り装置 - Google Patents

原稿読取り装置

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JP2527654Y2
JP2527654Y2 JP1988089847U JP8984788U JP2527654Y2 JP 2527654 Y2 JP2527654 Y2 JP 2527654Y2 JP 1988089847 U JP1988089847 U JP 1988089847U JP 8984788 U JP8984788 U JP 8984788U JP 2527654 Y2 JP2527654 Y2 JP 2527654Y2
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康弘 小川
栄一 太田
知広 山田
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Brother Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばファクシミリ装置に備えられる原稿
読取り装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、密着型イメージセンサを用いた原稿読取り機構
においては、第2図に示されるように、原稿を密着型イ
メージセンサ11に密着させ送るための丸プラテン8と、
密着型イメージセンサ11を原稿を介して丸プラテン1に
圧着させるための図示しない圧着バネを備えている。そ
して、密着型イメージセンサ11の内部は、一般的な密着
型イメージセンサ同様に発光素子21と受光素子23とセル
フォクレンズ22とを内蔵している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の密着型イメージセンサ11を用い
た原稿読取り部は、丸プラテン8に密着型イメージセン
サを圧着するというように構成されていたので、読取り
部の大きさがプラテン径の大きさに比例するため薄型化
に限度がある。又、密着型イメージセンサ11の圧着面と
丸プラテンとの摩擦係数は圧着面と原稿とのそれより大
きいため、原稿送り以外の場合に大きい駆動力を必要と
し丸プラテン8を回動するためのモータの負荷も大きく
変動するという問題点があった。又、丸プラテン8によ
って原稿は送られるため、丸プラテン8を駆動する機構
を操作パネル1の中に設ける必要があった。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、読取り装置を薄型にし、操作パネル内に原
稿送り駆動機構を設けることなく、更に原稿送り用のモ
ータの負荷変動を小さくした原稿読取り装置を提供する
ことを目的としている。
また、イメージセンサへの原稿の挿入を確実に行うこ
とができる原稿読取り装置を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本考案の原稿読取り装置
は、搬送経路に沿って原稿を搬送するための搬送手段中
に配置されたイメージセンサを備えており、そのイメー
ジセンサに対向配置され、該イメージセンサの読取り面
と対向する位置に、原稿をイメージセンサの読取り面に
圧接するための平面部とその平面部から連続して原稿挿
入側に形成され原稿を平面部へと案内するために原稿の
搬送方向と逆の方向に向かって徐々に搬送経路を拡張す
る傾斜面部とが形成された原稿押え部材と、該原稿押え
部材の動作方向を規制する規制手段と、該規制手段に従
って、前記原稿押え部材の平面部をイメージセンサの読
取り面に対して押圧するための押圧手段とを備えてい
る。
[作用] 上記の構成を有する本考案によれば、搬送手段により
搬送経路に沿って搬送された原稿は、イメージセンサの
読取り面と対向する位置で、原稿押え部材の傾斜面部に
より案内されると共に、原稿押え部材の平面部において
押圧手段によりイメージセンサの読取り面に押圧され、
原稿の挿入及び読取りが確実になされる。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。第1図は、原稿を読取る読取り装置の概略断
面図であり、読取本体装置10の中央上方には、操作パネ
ル1が配設され、その操作パネル1上には複数の操作キ
ー(図示しない)が配設されている。その操作パネル1
の下方には複数の操作キーに電気的に接続される電子部
品(図示せず)を備える基板2が配設されている。
その操作パネル1の右側端部の位置には、操作パネル
1を上方へ回動させるために、読取本体装置10の上方に
取り付けられた軸3が配設されており、読取本体装置10
に対して操作パネル1は、軸3を回転中心として回転す
る。その操作パネル1の中央下方には、後述する密着型
イメージセンサ11に向かって押圧する押え部材4が配設
されている。
その原稿押え部材4は断面略コ字型に形成され、その
下面の原稿挿入側には原稿の挿入を案内するための傾斜
面部4aが形成され、その傾斜面部4aに連続して平面部4b
が形成されている。その傾斜面部4a及び平面部4bはいず
れも密着型イメージセンサ11の上面と対向した位置に配
置され、密着型イメージセンサ11上に挿入された原稿の
先端が原稿押え部材4につかえることなくその読取り位
置に確実に案内される。
その押え部材4は、その押え部材を囲む支持部材1aに
保持されながら支持部材1aと押え部材4との間に挟着さ
れるバネ5により下方へ押圧される。従って、原稿押え
部材4の動作は支持部材1aにより上下方向に規制される
ので、原稿押え部材4の平面部4bは原稿を密着型イメー
ジセンサ11の読取り面に平面的に付勢するように構成さ
れている。
その押え部材4に対向する密着型イメージセンサ11は
装置本体10に固定支持される支持部材12に取り付けられ
るL字型取付部材13を介して螺着されている。
その密着型イメージセンサ11は従来と同様な機構を有
し、紙面の手前側から奥に向かって原稿幅(例えばA4サ
イズ)の長さを有する。そのセンサ11の近傍には、その
原稿幅の方向に直行する方向に原稿が搬送されるように
送りローラ14,15がセンサ11と平行に配設されている。
そして操作パネル1におけるその送りローラ14,15に対
向する位置には夫々送りローラ16,17が配設されてい
る。ここで送りローラ14,16が原稿送りローラを構成
し、送りローラ15,17が原稿排出ローラを構成する。
前記支持部材1aは送りローラ16,17に向かって延びる
ガイド部材1b,1cを備えており、そのガイド部材1b,1cに
対向する位置には密着型イメージセンサ11を挟んでガイ
ド部材18,19が配設されている。
次に、この読取り装置の読取り動作を説明すると、原
稿6が左方より搬送されると、原稿送りローラ14により
密着型イメージセンサ11へ搬送される。原稿押え部材4
と密着イメージセンサ11との間に挿入された原稿は、傾
斜面部4aにより案内されて平面部4bに挿入される。この
原稿押さえ部材4は支持部材1aにより上下方向にその動
作を規制されているので、平面部4bは原稿を密着型イメ
ージセンサ11の読取り面に平面的に付勢する。そしてそ
の原稿上の画像は密着型イメージセンサ11により読取ら
れる。画像が読み取られると、原稿送りローラ14、16に
より更に原稿が送られ、順次、次のラインの読取りが行
なわれる。そして、原稿6が更に原稿排出ローラ5に当
接し、原稿6は原稿排出ローラ15、17により送られる。
原稿上の画像の読取りが終了すると、原稿排出ローラ1
5、17により原稿は排出される。
本考案は、上述した実施例に限定される訳ではなく種
々の変更が可能である。
[考案の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本考案によれ
ば、平面部を有する原稿押え部材が規制手段によりその
動作方向を規制されているため、原稿部材の平面部は原
稿をイメージセンサの読取り面に平面的に付勢している
ので、丸プラテンを使用した読み取り装置に比べ読取り
装置が薄型化し、原稿送り機構を本体側に配置でき、更
に原稿送り用のモータの負荷変動も小さくなる。
また、イメージセンサと対向する位置で原稿押えの原
稿挿入側に傾斜面部が形成されているので、イメージセ
ンサへの原稿の挿入が確実に行われる。
また、原稿押え部材をバネにより押圧することによっ
て、原稿の読取りセンサへの圧接をより確実に行うこと
ができる。
さらに、イメージセンサを密着型イメージセンサとす
ることによって、全体の構成を薄型化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を具体化した実施例を示すもので、本
実施例の原稿読取り装置の断面図であり、第2図は、密
着型イメージセンサを用いた従来の読取り装置の概略側
面図である。 図中、4は原稿押え部材、5はバネ、11は密着型イメー
ジセンサ、14,16は原稿送りローラ、15,17は原稿排出ロ
ーラである。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送経路に沿って原稿を搬送するための搬
    送手段中に配置されたイメージセンサを備えた原稿読取
    り装置において、 そのイメージセンサに対向配置され、該イメージセンサ
    の読取り面と対向する位置に、原稿をイメージセンサの
    読取り面に圧接するための平面部とその平面部から連続
    して原稿挿入側に形成され原稿を平面部へと案内するた
    めに原稿の搬送方向と逆の方向に向かって徐々に搬送経
    路を拡張する傾斜面部とが形成された原稿押え部材と、 該原稿押え部材の動作方向を規制する規制手段と、 該規制手段に従って、前記原稿押え部材の平面部をイメ
    ージセンサの読取り面に対して押圧するための押圧手段
    と を備えたことを特徴とする原稿読取り装置。
  2. 【請求項2】前記押圧手段が、バネであることを特徴と
    する請求項1記載の原稿読取り装置。
  3. 【請求項3】前記イメージセンサが、密着型イメージセ
    ンサであることを特徴とする請求項1記載の原稿読取り
    装置。
JP1988089847U 1988-07-06 1988-07-06 原稿読取り装置 Expired - Lifetime JP2527654Y2 (ja)

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JP1988089847U JP2527654Y2 (ja) 1988-07-06 1988-07-06 原稿読取り装置

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JPH0213354U JPH0213354U (ja) 1990-01-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6082872U (ja) * 1983-11-09 1985-06-08 株式会社写真工業 走査装置に於ける原稿移送装置
JPH0422601Y2 (ja) * 1985-10-29 1992-05-25

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JPH0213354U (ja) 1990-01-26

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