JP2527439Y2 - コンセント - Google Patents

コンセント

Info

Publication number
JP2527439Y2
JP2527439Y2 JP4072191U JP4072191U JP2527439Y2 JP 2527439 Y2 JP2527439 Y2 JP 2527439Y2 JP 4072191 U JP4072191 U JP 4072191U JP 4072191 U JP4072191 U JP 4072191U JP 2527439 Y2 JP2527439 Y2 JP 2527439Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
door
cover
leaf spring
insertion port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4072191U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04133368U (ja
Inventor
全勝 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4072191U priority Critical patent/JP2527439Y2/ja
Publication of JPH04133368U publication Critical patent/JPH04133368U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2527439Y2 publication Critical patent/JP2527439Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、栓刃挿入口を電源プラ
グの不装着時に閉塞する構造を備えるコンセントに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】コンセントとしては、電源プラグの栓刃
を挿入する栓刃挿入口を電源プラグの不装着時に閉塞す
る構造を備え、電源プラグの不装着時に内部にごみやほ
こりが入り込むことを防止したものがある。この種のコ
ンセントの栓刃挿入口の閉塞構造を図5及び図6に基づ
いて説明する。なお、このコンセントでは、ハウジング
1がボディ2とカバー3とで構成され(図3参照)、カ
バー3に1対の栓刃挿入口12を2組形成してあり、栓
刃挿入口12に挿入される栓刃はハウジング1内部の刃
受ばね7で受ける構造となっている(図4(c)参
照)。
【0003】そして、1対の栓刃挿入口12を電源プラ
グの不装着時に閉塞するために、図5(a)の下側に示
すように、刃受ばね7と栓刃挿入口12との間に2つの
扉13を横方向に移動自在に配置し、これら扉13を板
ばね14で電源プラグの不装着時に栓刃挿入口12を閉
塞するように付勢してある。ここで、1つの扉13は、
栓刃挿入口12を閉塞する閉塞片15と、栓刃挿入口1
2から挿入される栓刃に当接する傾斜面を備える摺動片
16とからなる略コ字状に形成されている(図3参
照)。なお、摺動片16は夫々閉塞片15に対向する側
面を傾斜面としてある。
【0004】2つの扉13は図6(a)に示すように組
み合わせて、同図(b)に示すようにカバー3内に収め
る。つまり、夫々の閉塞片15及び摺動片16を対向さ
せ、互いの閉塞片15を摺動片16に重ね合わせる形で
略ロ字状に組み合わせている。なお、図5(a)及び図
6(b)には一方の組をなす扉13だけを収めた場合を
示す。また、カバー3には図5(a)に示すように中央
部に横向きに走る2条の隔壁31,32を形成し、この
隔壁31,32とカバー3の両端壁とで扉13の同図に
おける上下方向の移動を規制してある。つまり、この隔
31,32とカバー3の両端壁との間に形成される空
所を扉13を収める扉収納部としてある。
【0005】このコンセントの場合には、2つの板ばね
14を備え、カバー3の隔壁31,32の両側壁に交わ
る部分に夫々形成された溝39に夫々の板ばね14を挿
入して取り付けてある。この板ばね14は、両側部に夫
々押圧片40を形成し、カバー3の両端に夫々収められ
る2つの扉13の一方の摺動片16の外側面を内側に押
圧する。
【0006】いま、電源プラグをコンセントに装着した
とすると、この際に摺動片16の傾斜面に栓刃が当接
し、夫々の扉13を板ばね14のばね力に抗してカバー
3の両側壁側に摺動させることにより、閉塞片15の位
置が栓刃挿入口12からずれ、栓刃が刃受ばね7に圧入
され、刃受ばね7を通じて栓刃に給電される。そして、
電源プラグをコンセントから抜くと、栓刃による扉13
をカバー3の両側壁側に押す力が解除され、板ばね14
のばね力で夫々の扉13が内側に移動して、閉塞片15
で栓刃挿入口12を閉塞する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述したコ
ンセントの場合、板ばね14は隔壁31,32の両側部
に形成された溝39に挿入して取り付けており、この溝
39の幅が図5(b)に示すギャップGだけ板ばね14
の板厚よりも大きくなっていた。このため、図6(b)
に示すように、カバー3の一方の扉収納部に扉13を収
めた場合に、板ばね14の押圧片40が押し下げられ、
板ばね14の他端が浮き上がり、作業性が悪くなるとい
う問題があった。また、極端な場合には板ばね14が外
れてしまうこともあった
【0008】本考案は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、扉の組込み時に板ばね
が外れることがないコンセントを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、栓刃挿入口から挿入される電源プラグ
の栓刃を受ける刃受ばねと、刃受ばねと栓刃挿入口との
間に栓刃挿入方向に直交する方向に移動自在に配設され
栓刃の挿入により移動して栓刃挿入口を開放する扉と、
この扉を電源フラグの不装着時に栓刃挿入時と逆方向に
移動させて栓刃挿入口を閉塞させる板ばねとをハウジン
グ内部に備え、上記板ばねを圧入して取り付ける圧入溝
をハウジングに形成してある。
【0010】
【作用】本考案は、上述のように構成することにより、
板ばねを圧入溝に圧入して仮固定して、扉の装着時に板
ばねが外れないようにしたものである。
【0011】
【実施例】図1乃至図4に本考案の一実施例を示す。本
実施例のコンセントのハウジング1は、図3に示すよう
に、合成樹脂製のボデイ2とカバー3とで構成してあ
る。ボディ2は、上面が開口する箱状で、中央に長手方
向に沿って形成された隔壁4の両側に夫々端子板5が収
められる。これら端子板5は、導電性を有するばね材で
形成され、両端部に一対の刃受ばね7が形成され、刃受
ばね7を架橋する部分に2つの接触片8を形成してあ
る。そして、これら接触片8に夫々電源線の導体を圧接
する鎖錠ばね9と、幅方向において並設される鎖錠ばね
9による導体の接触片8への弾接状態を解除する解除釦
10とをボディ2内に収める。なお、解除釦10を収め
る部分の隔壁4は切欠してある。
【0012】このボデイ2の底部には上記電線の導体を
挿入する孔と、解除釦10を操作する図4(b)に示す
解除穴11を穿設してある。カバー3は、下方に開口す
る箱状で、上記刃受ばね7に対応する1対の栓刃挿入口
12を2組上面に形成してあり、このカバー3内に扉1
3及び板ばね14が収められる。
【0013】1つの扉13は、栓刃挿入口12を閉塞す
る閉塞片15と、栓刃挿入口12から挿入される栓刃に
当接する傾斜面を備える摺動片16とからなる略コ字状
に形成されている。なお、摺動片16は夫々閉塞片15
に対向する側面を傾斜面としてある。また、板ばね14
は両側部を内側に折り曲げて押圧片40を形成してあ
り、カバー3の両端に夫々収められる2つの扉13の一
方を内側に押圧する。
【0014】カバー3の上底面の中央部には、横向きに
走る2条の隔壁31,32を形成し、この隔壁31,
2とカバー3の両端壁とで扉13の同図における上下方
向の移動を規制してある。つまり、この隔壁31,32
とカバー3の両端壁との間に形成される空所を扉13を
収める扉収納部としてある。これら隔壁31,32の中
央には凸部30と凹部29とを形成してある。そして、
隔壁31,32の両側壁に交わる部分に板ばね14を取
り付ける溝39を夫々形成してある。
【0015】また、この上底面における一対の栓刃挿入
口12の間には電源プラグの栓刃を刃受ばね7に導くH
字状のリブ35を形成してある。ここで、このリブ35
は、栓刃挿入方向と直交する方向に扉13をガイドし、
電源プラグの不装着時に栓刃挿入時と逆方向に扉13を
移動させて栓刃挿入口12を閉塞させる際の摺動片16
のストッパとしても働く。このカバー3の下面開口は押
さえ板17で閉塞する。この嵌着される押さえ板17に
て、扉13が脱落しないようになっている。押さえ板1
7の端面に突設した係止爪18をカバー3の内側面に形
成してある係止部33に係止することで、押さえ板17
がカバー3に取り付けられる。また、押さえ板17の中
央線上には突起19と凹部20とを形成してある。この
突起19及び凹部20はカバー3の隔壁31,32に形
成してある凸部30と凹部29に夫々嵌まり、押さえ板
17のカバー3への逆組を防止してある。なお、この押
さえ板17の両側には栓刃が挿通する穴21が夫々穿孔
してある。
【0016】カバー3への扉13及び板ばね14の取付
について説明する。この取付に際しては、まず図2
(a)に示すように板ばね14を溝39に挿入して板ば
ね14を取り付ける。ここで、本実施例の場合には溝3
9の幅を板ばね14の板厚よりも狭く形成してある。つ
まり、図1(b)のOで示す幅だけオーバラップするよ
うにしてある。このため、板ばね14が溝39に圧入さ
れ、仮固定される。
【0017】次に、 2つの扉13は図2(a)に示す
ように組み合わせて、同図(b)に示すようにカバー3
内に収める。つまり、夫々の閉塞片15及び摺動片16
を対向させ、互いの閉塞片15を摺動片16に重ね合わ
せる形で略ロ字状に組み合わせて行う。なお、図1
(a)及び図2(b)には一方の組をなす扉13だけを
収めた場合を示す。
【0018】この際に従来のコンセントの場合には、板
ばね14が仮固定されていないために、他端側が浮き上
がる問題があったが、本実施例では板ばね14が仮固定
されているので、上記他端側の浮き上がりを生じない。
最後に、ボデイ2とカバー3との組立について説明す
る。ここで、上記組立を行うために、ボデイ2とカバー
3との側面には対応する形で凸部22,23が夫々形成
してある。そして、ボデイ2の凸部22の下面には係止
凹所24を形成し、カバー3の凸部23には傾斜した上
面に係止凹部25を形成してある。
【0019】組立に際しては、壁面内に埋設されている
埋込ボックス等にねじ止めして取り付けられる金属製の
取付枠26を用いて行う。この取付枠26の両側片には
コ字型の係止片27を形成してあり、この係止片27の
形成部の基端からはカバー3の凸部23に形成された係
止凹部25に係止する突起28を突設してある。押さえ
板17を装着したカバー3とボデイ2とを合わせて、凸
部22,23を取付枠26の係止片27に嵌めると共
に、突起28を係止凹部25に係止する。そして、図4
(b)に示すように取付枠26の係止片27の下部をか
しめて凸部22の係止凹所24に係合することで、取付
枠26によりボデイ2とカバー3とを組合わせる。
【0020】
【考案の効果】本考案は上述のように、栓刃挿入口から
挿入される電源プラグの栓刃を受ける刃受ばねと、刃受
ばねと栓刃挿入口との間に栓刃挿入方向に直交する方向
に移動自在に配設され栓刃の挿入により移動して栓刃挿
入口を開放する扉と、この扉を電源フラグの不装着時に
栓刃挿入時と逆方向に移動させて栓刃挿入口を閉塞させ
る板ばねとをハウジング内部に備え、上記板ばねを圧入
して取り付ける圧入溝をハウジングに形成してあるの
で、板ばねを圧入溝に圧入して仮固定することができ、
扉の装着時に板ばねが外れることがない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の一実施例のカバーの構造を示
す平面図である。 (b)は同図(a)のa−a’線断面図である。
【図2】(a),(b)は板ばね及び扉の装着状態を示
す説明図である。
【図3】全体構成を示す分解斜視図である。
【図4】(a)〜(c)は組立後のコンセントの平面
図、一部を破断した側面図及び一部を破断した正面図で
ある。
【図5】(a)は従来のコンセントのカバーの構造を示
す平面図である。 (b)は同図(a)のb−b’線断面図である。
【図6】(a),(b)は扉の装着時の問題点の説明図
である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ボディ 3 カバー 7 刃受ばね 12 栓刃挿入口 13 扉 14 板ばね 39 溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栓刃挿入口から挿入される電源プラグの
    栓刃を受ける刃受ばねと、刃受ばねと栓刃挿入口との間
    に栓刃挿入方向に直交する方向に移動自在に配設され栓
    刃の挿入により移動して栓刃挿入口を開放する扉と、こ
    の扉を電源フラグの不装着時に栓刃挿入時と逆方向に移
    動させて栓刃挿入口を閉塞させる板ばねとをハウジング
    内部に備え、上記板ばねを圧入して取り付ける圧入溝を
    ハウジングに形成して成ることを特徴とするコンセン
    ト。
JP4072191U 1991-05-31 1991-05-31 コンセント Expired - Lifetime JP2527439Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4072191U JP2527439Y2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 コンセント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4072191U JP2527439Y2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 コンセント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04133368U JPH04133368U (ja) 1992-12-11
JP2527439Y2 true JP2527439Y2 (ja) 1997-02-26

Family

ID=31921702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4072191U Expired - Lifetime JP2527439Y2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 コンセント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2527439Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04133368U (ja) 1992-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2567133Y2 (ja) シールドコネクタ
JPH0676899A (ja) ジョイントコネクタ
JP2527439Y2 (ja) コンセント
JPS6224486U (ja)
JP3721809B2 (ja) 扉付きコンセント
JPH0314946Y2 (ja)
JP2919455B2 (ja) コンセント
JP2919426B2 (ja) コンセント
JP2573909Y2 (ja) Fpc接続コネクタ
JP2875794B2 (ja) 抜け止めコンセント
US4845968A (en) Combination lock
JP4122979B2 (ja) スイッチ
JPS6328552Y2 (ja)
JP4204036B2 (ja) スイッチ装置の取付構造
JPH0541468Y2 (ja)
JP2834904B2 (ja) コンセント
JPS5846547Y2 (ja) ジヤツク
JPH08148243A (ja) ジョイントコネクタ
JP4151535B2 (ja) 露出形モジュラジャック
JPH0537430Y2 (ja)
JPH0528658Y2 (ja)
JPH0590821U (ja) 速結端子装置
JPH0537429Y2 (ja)
JPS5915422Y2 (ja) コンセント
JPS59161687U (ja) 電気器具取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961008

EXPY Cancellation because of completion of term