JP2527221Y2 - 動力調節型自動車シート - Google Patents
動力調節型自動車シートInfo
- Publication number
- JP2527221Y2 JP2527221Y2 JP1990128086U JP12808690U JP2527221Y2 JP 2527221 Y2 JP2527221 Y2 JP 2527221Y2 JP 1990128086 U JP1990128086 U JP 1990128086U JP 12808690 U JP12808690 U JP 12808690U JP 2527221 Y2 JP2527221 Y2 JP 2527221Y2
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- JP
- Japan
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- brackets
- pair
- height
- seat
- microcomputer unit
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Description
【考案の詳細な説明】 考案の関係する分野 この考案は、動力調節型自動車シートに関する。
背景技術 通常、マイコン制御で動力調節される自動車シート、
所謂、パワー・シートでは、マイクロ・コンピュータ・
ユニットがシートに取り付けられてきた。そして、その
コンピュータ・ユニットがパッド内に埋め込まれるの
で、フィーリングが悪くなった。また、それを避けてそ
のコンピュータ・ユニットをボディに取り付けると、ワ
イヤ・ハーネスが長くなり、そして、そのワイヤ・ハー
ネスの取り回しが難しくなった。
所謂、パワー・シートでは、マイクロ・コンピュータ・
ユニットがシートに取り付けられてきた。そして、その
コンピュータ・ユニットがパッド内に埋め込まれるの
で、フィーリングが悪くなった。また、それを避けてそ
のコンピュータ・ユニットをボディに取り付けると、ワ
イヤ・ハーネスが長くなり、そして、そのワイヤ・ハー
ネスの取り回しが難しくなった。
考案の課題 この考案の課題は、フィーリングを確保し、モータお
よびリミット・スイッチにマイクロ・コンピュータ・ユ
ニットを近づけて配置可能にし、そして、それらの接続
に使用されるワイヤ・ハーネスを短かくするところの動
力調節型自動車シートの提供にある。
よびリミット・スイッチにマイクロ・コンピュータ・ユ
ニットを近づけて配置可能にし、そして、それらの接続
に使用されるワイヤ・ハーネスを短かくするところの動
力調節型自動車シートの提供にある。
具体例の説明 以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この
考案の動力調節型自動車シートを説明するに、図は、乗
用車のドライバ・シートに具体化されたところのこの考
案の動力調節型自動車シートの具体例10を部分的に示
し、このドライバ・シート10では、一対のブラケット2
3,24は、先端がハイト・アジャスタ12の一対のハイト・
ブラケット19,20よりも下方に伸長されて互いに離れて
向かい合わせられ、そして、根元がその対応するハイト
・ブラケット19,20にねじ止められるところでその一対
のハイト・ブラケット19,20に固定的に支持され、ま
た、マイクロ・コンピュータ・ユニット25が、その一対
のブラケット23,24間にねじ止められてそのブラケット2
3,24間に支持される。
考案の動力調節型自動車シートを説明するに、図は、乗
用車のドライバ・シートに具体化されたところのこの考
案の動力調節型自動車シートの具体例10を部分的に示
し、このドライバ・シート10では、一対のブラケット2
3,24は、先端がハイト・アジャスタ12の一対のハイト・
ブラケット19,20よりも下方に伸長されて互いに離れて
向かい合わせられ、そして、根元がその対応するハイト
・ブラケット19,20にねじ止められるところでその一対
のハイト・ブラケット19,20に固定的に支持され、ま
た、マイクロ・コンピュータ・ユニット25が、その一対
のブラケット23,24間にねじ止められてそのブラケット2
3,24間に支持される。
さらに具体的には、そのマイクロ・コンピュータ・ユ
ニット25は左右の足26,27をそのブラケット23,24の先端
にねじ止めされてそのブラケット23,24間に支持され、
そして、そのハイト・ブラケット19,20は、通常に、そ
のハイト・アジャスタ12のフロント・シャフト17および
リヤ・シャフト18にそれぞれリンク結合される。
ニット25は左右の足26,27をそのブラケット23,24の先端
にねじ止めされてそのブラケット23,24間に支持され、
そして、そのハイト・ブラケット19,20は、通常に、そ
のハイト・アジャスタ12のフロント・シャフト17および
リヤ・シャフト18にそれぞれリンク結合される。
また、このドライバ・シート10において、11はシート
・トラック、13はモータ、14は動力伝達シャフト、15,1
6はサイド・ブラケット、21はリクライニング・デバイ
ス、そして、22はプレートである。
・トラック、13はモータ、14は動力伝達シャフト、15,1
6はサイド・ブラケット、21はリクライニング・デバイ
ス、そして、22はプレートである。
したがって、そのようにその一対のブラケット2,24が
その先端をその一対のハイト・ブラケット19,20よりも
下方に伸長させるので、その先端はシート・クッション
(図示せず)の下面よりも下方に伸長されることになっ
てそのマイクロ・コンピュータ・ユニット25は、そのシ
ート・クッションの下面から下方に離れてそのシート・
クッションに配置され、そして、そのシート・クッショ
ンには、フィーリングが確保される。勿論、そのマイク
ロ・コンピュータ・ユニット25は、そのモータ13やリミ
ット・スイッチ(図示せず)に近付けられて配置される
ので、ワイヤ・ハーネスが短くなってそのワイヤ・ハー
ネスの取り回しが簡単になる。さらに、そのマイクロ・
コンピュータ・ユニット25は、そのシート・クッション
の下面から下方に離れて隠され、そして、乗員による当
りが避けられてその乗員の当りによるそのマイクロ・コ
ンピュータ・ユニット25の破損が未然に防止される。
その先端をその一対のハイト・ブラケット19,20よりも
下方に伸長させるので、その先端はシート・クッション
(図示せず)の下面よりも下方に伸長されることになっ
てそのマイクロ・コンピュータ・ユニット25は、そのシ
ート・クッションの下面から下方に離れてそのシート・
クッションに配置され、そして、そのシート・クッショ
ンには、フィーリングが確保される。勿論、そのマイク
ロ・コンピュータ・ユニット25は、そのモータ13やリミ
ット・スイッチ(図示せず)に近付けられて配置される
ので、ワイヤ・ハーネスが短くなってそのワイヤ・ハー
ネスの取り回しが簡単になる。さらに、そのマイクロ・
コンピュータ・ユニット25は、そのシート・クッション
の下面から下方に離れて隠され、そして、乗員による当
りが避けられてその乗員の当りによるそのマイクロ・コ
ンピュータ・ユニット25の破損が未然に防止される。
先に図面を参照して説明されたところのこの考案の特
定された具体例から明らかであるように、この考案の属
する技術の分野における通常の知識を有する者にとっ
て、この考案の内容は、その考案の性質(nature)およ
び本質(substance)に由来し、そして、それらを内在
させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化さ
れる。勿論、この考案の内容は、その考案の課題に相応
し(be commensurate with)、そして、その考案の成立
に必須である。
定された具体例から明らかであるように、この考案の属
する技術の分野における通常の知識を有する者にとっ
て、この考案の内容は、その考案の性質(nature)およ
び本質(substance)に由来し、そして、それらを内在
させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化さ
れる。勿論、この考案の内容は、その考案の課題に相応
し(be commensurate with)、そして、その考案の成立
に必須である。
考案の便益 上述から理解されるように、この考案の動力調節型自
動車シートは、先端が、ハイト・アジャスタの一対のハ
イト・ブラケットよりも下方に伸長されて互いに離れて
向かい合わせられ、そして、根元が、その対応するハイ
ト・ブラケットに固定的に取り付けられる一対のブラケ
ットと、シート・クッションの下面から下方に離れてそ
の一対のブラケット間に支持されるマイクロ・コンピュ
ータ・ユニットとを備えるので、この考案の動力調節型
自動車シートでは、そのマイクロ・コンピュータ・ユニ
ットがそのシート・クッションの下面から下方に離れて
そのシート・クッションに配置可能になってそのシート
・クッションにはフィーリングが確保され、また、マイ
クロ・コンピュータ・ユニットがモータやリミット・ス
イッチに近付けて配置可能になってそれらの接続に使用
されるワイヤ・ハーネスが短くでき、それに伴ってその
ワイヤ・ハーネスの取り回しが簡単になり、さらに、そ
のマイクロ・コンピュータ・ユニットがそのシート・ク
ッションの下面から下方に離れて隠され、そして、乗員
による当りが避けられてその乗員の当りによるそのマイ
クロ・コンピュータ・ユニットの破損が未然に防止さ
れ、その結果、実用的になる。
動車シートは、先端が、ハイト・アジャスタの一対のハ
イト・ブラケットよりも下方に伸長されて互いに離れて
向かい合わせられ、そして、根元が、その対応するハイ
ト・ブラケットに固定的に取り付けられる一対のブラケ
ットと、シート・クッションの下面から下方に離れてそ
の一対のブラケット間に支持されるマイクロ・コンピュ
ータ・ユニットとを備えるので、この考案の動力調節型
自動車シートでは、そのマイクロ・コンピュータ・ユニ
ットがそのシート・クッションの下面から下方に離れて
そのシート・クッションに配置可能になってそのシート
・クッションにはフィーリングが確保され、また、マイ
クロ・コンピュータ・ユニットがモータやリミット・ス
イッチに近付けて配置可能になってそれらの接続に使用
されるワイヤ・ハーネスが短くでき、それに伴ってその
ワイヤ・ハーネスの取り回しが簡単になり、さらに、そ
のマイクロ・コンピュータ・ユニットがそのシート・ク
ッションの下面から下方に離れて隠され、そして、乗員
による当りが避けられてその乗員の当りによるそのマイ
クロ・コンピュータ・ユニットの破損が未然に防止さ
れ、その結果、実用的になる。
図は、乗用車のドライバ・シートに具体化されたところ
のこの考案の動力調節型自動車シートの部分分解斜視図
である。 23,24……一対のブラケット、25……マイクロ・コンピ
ュータ・ユニット。
のこの考案の動力調節型自動車シートの部分分解斜視図
である。 23,24……一対のブラケット、25……マイクロ・コンピ
ュータ・ユニット。
Claims (1)
- 【請求項1】先端が、ハイト・アジャスタの一対のハイ
ト・ブラケットよりも下方に伸長されて互いに離れて向
かい合わせられ、そして、根元が、その対応するハイト
・ブラケットに固定的に取り付けられる一対のブラケッ
トと、 シート・クッションの下面から下方に離れてその一対の
ブラケット間に支持されるマイクロ・コンピュータ・ユ
ニット とを備える動力調節型自動車シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990128086U JP2527221Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 動力調節型自動車シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990128086U JP2527221Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 動力調節型自動車シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483932U JPH0483932U (ja) | 1992-07-21 |
JP2527221Y2 true JP2527221Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31875561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990128086U Expired - Fee Related JP2527221Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 動力調節型自動車シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527221Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS608144U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-21 | 三菱自動車工業株式会社 | パワ−シ−ト装置 |
JP2547062B2 (ja) * | 1988-03-19 | 1996-10-23 | 関東自動車工業株式会社 | 車両用パワーシートのロック装置 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP1990128086U patent/JP2527221Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0483932U (ja) | 1992-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |