JPH053418Y2 - - Google Patents

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JPH053418Y2
JPH053418Y2 JP1985022888U JP2288885U JPH053418Y2 JP H053418 Y2 JPH053418 Y2 JP H053418Y2 JP 1985022888 U JP1985022888 U JP 1985022888U JP 2288885 U JP2288885 U JP 2288885U JP H053418 Y2 JPH053418 Y2 JP H053418Y2
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JP
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knee pad
instrument panel
absorbing material
knee
bracket
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のニーパツド取付構造に関
するものである。
(従来技術) ニーパツドは乗員の膝に対向して位置するが、
従来のものはインストルメントパネルとは別体に
その下方に設けられる。(たとえば実開昭58−
160854号公報参照) 第3図は、従来例の構造を示すもので、インス
トルメントパネル1を保持するインストルメント
パネル本体2は、車体部材3に結合され、乗員に
向うようにして位置する。そしてニーパツド5
は、インストルメントパネル1(および本体2)
とは別体に、その下方に乗員の膝に対向して設け
られ、ブラケツト6を介して、車体ピラー8ある
いはフロアのトンネル部(図示しない)等に固着
される。
すなわち衝撃時においてニーパツドに掛かる荷
重は、車体側(ピラーあるいはフロア)で直接に
受止めるようになつているので、衝撃荷重吸収の
安全規格(米国等の規格)に対して問題点があ
り、また車室内の居住性、インストルメントパネ
ルの造形自由度およびパネルまわりのスペース、
製造費、構成部品の重量等においても満足できる
ものではないという問題点があつた。
(考案の目的) この考案は、前記の種々の問題点に対し、これ
らの解消を図つたニーパツド取付構造を提供する
ようにしたものである。
(考案の構成) この考案は、インストルメントパネル本体を下
方へ延長し、内部にウレタンあるいは発泡樹脂か
らなるエネルギ吸収材を組込んでニーパツド部と
し、該吸収材の内方を、ステアリングシヤフトの
支承部材に固着したブラケツトで抑えるようにし
てなる自動車のニーパツド取付構造である。
(実施例) この考案の詳細を、第1図、第2図に示す実施
例によつて説明すると、次の通りである。
インストルメントパネル10を保持するインス
トルメントパネル本体12は、車体部材3に結合
され、乗員に向うようにして位置する。そしてイ
ンストルメントパネル本体12を下方へ延長し、
乗員の膝に対向するようにニーパツド部12aを
形成し、その内部に、ウレタンあるいは発泡樹脂
からなるエネルギ吸収材14を組込む。
一方、ステアリングシヤフト16の支承部材1
7が、ブラケツト18を介して車体部材3に結合
してある。そして支承部材17にブラケツト20
を固着し、このブラケツト20をもつて、エネル
ギ吸収材14を内方から抑えるように形成する。
(考案の効果) この考案は、前述のようになつていて、ニーパ
ツド部12aはインストルメントパネル本体12
と一体に形成してあり、またニーパツド部12a
の内部に組込んだエネルギ吸収材14を、ステア
リングシヤフト16の支承部材17に固着したブ
ラケツト20で内方から抑えるように形成してあ
る。従って衝撃時にニーパツド部12aに掛かる
荷重は、エネルギ吸収材14に吸収され、さらに
ブラケツト20を介し、支承部材17、ブラケツ
ト18を経て、車体部材3に吸収され、またニー
パツド部12aに掛かる荷重の一部は、前記とは
異なる系路、すなわちインストルメントパネル本
体12を経て、車体部材3に吸収される。
すなわちこのように衝撃時の荷重を分散させて
吸収するので、エネルギの吸収効率がよく、衝撃
荷重吸収の安全規格に適合するものになる。そし
て車室内の居住性を損わず、インストルメントパ
ネルの造形自由度およびパネルまわりのスペース
の拡大を図ることができる。
さらにエネルギ吸収材14を、インストルメン
トパネル本体12を延長したニーパツド部12a
で覆うようにしたから、ニーパツド専用の表皮カ
バーが不用になり、部品点数が減るので、ニーパ
ツド構造は軽量にして安価になる。またブラケツ
ト20をエネルギ吸収材14に当接させるから、
支承部材17を介してステアリングシヤフト16
の後方突出を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例によるニーパツド取
付構造の説明図、第2図は第1図A方向から見た
説明図、第3図は従来例のニーパツド取付構造を
示す説明図である。 10……インストルメントパネル、12……イ
ンストルメントパネル本体、12a……ニーパツ
ド部、14……エネルギ吸収材、16……ステア
リングシヤフト、17……支承部材、20……ブ
ラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インストルメントパネル本体を下方へ延長し、
    内部にウレタンあるいは発泡樹脂からなるエネル
    ギ吸収材を組込んでニーパツド部とし、該吸収材
    の内方を、ステアリングシヤフトの支承部材に固
    着したブラケツトで抑えるようにしたことを特徴
    とする自動車のニーパツド取付構造。
JP1985022888U 1985-02-20 1985-02-20 Expired - Lifetime JPH053418Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5389628B2 (ja) * 2009-12-10 2014-01-15 本田技研工業株式会社 車両用ニーパッド構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330219A (en) * 1976-09-02 1978-03-22 Mitsubishi Electric Corp Misconvergence correction unit

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JPS5330219A (en) * 1976-09-02 1978-03-22 Mitsubishi Electric Corp Misconvergence correction unit

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